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表情豊かな、Re:CENO productオリジナル「Oak round frame(オークラウンドフレーム)」。背板に仕込んだ自然素材のシーグラスが、シンプルなアートにも趣をプラスします。
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シンプルなアートに趣きを。
シーグラスを取り入れたアートフレーム
今回リセノでは、手軽にアートを導入していただくために、新たにアートフレームを発売いたします。
漠然と「アート = 高額」というイメージがあったり、選び方が分からなかったり、そもそもどこで買ったらいいかが分からなかったりと、インテリアがお好きな方でも、アート選びには二の足を踏むことも多いでしょう。
ですが、アートを飾ることによる「部屋のクオリティアップ」は、費用体効果抜群です。
今回発売する「Oak round frame(オークラウンドフレーム)」は、敷居が高いと思う方も取り入れやすい工夫をしています。
まず、意匠デザインの大きなポイントからです。
ご覧のとおり、フレームの背板(アートの後ろ)には、「シーグラス」という雑材を敷いています。
「シーグラス」は、いぐさに似た天然水草の一種で、編み込むことで、自然素材特有の複雑性が重なり合い豊かな表情を生みます。
額装した場合や、通常サイズのフレームの場合、アートが額にぴったりと収まるサイズになりますので背板は見えません。
その点、今回開発したフレームのうち2タイプは、あえて一般サイズよりもひとまわり大きなサイズで作っています。
ですので、一般的なサイズのアートポスターを入れることで、全体に余白が出来て、シーグラスが見える様にデザインしています。
量産のアートポスターは、作家の一点物やヴィンテージ物と比べると、どうしても画力は弱くなりがちです。
その差を埋める意味でも、フレーム自体に自然素材の複雑性を持たせることで、アート性をアシストする様な工夫を入れたわけです。
また、アートをお部屋に飾って暮らしていく中で、よりこだわった高額なアートを欲しくなるタイミングが来るかもしれません。
そんな時にも、フレームを買い直す必要はありません。
アートにフィットさせるために新たに高額な額装をしなくとも、このフレームよりも小さなサイズであればそのまま使うことができます。
左の画像の様に、サイズが中途半端なアートであっても、シーグラスが余白を埋めてくれるので、フィット感を感じさせてくれます。
アートに複雑性を与えるアシストをできると同時に、さまざまなサイズのアートにも使えるという可変性を持たせたわけです。
多様なアートサイズに対応する工夫をいれたことで、このフレームは、一生ものとして捨てることなく、お使いいただけることと思います。
お部屋の心理的な緊張感を和らげる。
「角に丸み」を持たせたデザイン
また、もうひとつ細やかな意匠デザインとして、フレームの角に丸みを持たせています。
一般的なフレームは、角は「直角」です。
それに対し、今回の製品は、角に丸みを持たせることにより、壁にかけた際の柔らかさを表現しました。
ドアや窓、キッチンなどの住宅設備。
また、テーブルやソファーなどの家具。ラグマットなどのインテリアアイテム。
家にあるものは、基本的に四角い形をしています。
円形と比べて、四角は面積を最大限に活かせるため、必然的に家の中のアイテムは、四角形が多くなるのです。
ただ、四角形というのは、スペースを有効活用出来て、整然とした印象を与えられる一方で、緊張感も与えます。
ですので、リセノではテーブルなどをはじめとして、できるだけ円形を取り入れることで、緊張感を和らげる提案をしています。
アートフレームの角という、ごくごく小さな一部分ではありますが、少しでも空間に柔らかさをプラスしたいという志を入れたデザインでもあります。
いつまでも美しく使い続けるために。
フレーム強化の工夫も入れています。
僕の経験上ですが、アートフレームというものは、案外壊れやすいです。
大きなポスターになればなるほど、自重による負荷がかかり、時間とともに角が割けてしまうのです。
僕も何度もこのような割れが起こり、L字クランプを使って、補修に悪戦苦闘したもので、結構苦い経験だったりします。
ですから、今回開発したフレームには、負荷対策を施して、割れない様に設計をしています。
1つは、角の仕上げに「フィンガージョイント」という技術を採用していることです。
指を交差させるように組み合わせる木工技術によって、通常の接着よりも強固につなぎ合わせることができます。
これにより、負荷に負けないように仕上げています。
また「70cm×100cm」の大きなサイズのフレームには、背面に「アイアンパーツ」を配しています。
アートフレームは「壁に紐で吊るす」という特性上、どうしても、フレームの中央に負荷がかかります。
フレーム全体が「くの字」にたわむ負荷です。
特に大きなサイズのフレームは、この負荷によって、フレーム全体が曲がってきてしまいます。
この負荷に耐えられるように、中央背面にアイアンのパーツを一本通しました。
このパーツがフレーム全体をしっかりとホールドし、フレームが「くの字」にたわもうとするのを防ぐ役割を果たしています。
「フィンガージョイント」と「アイアンパーツ」。
この2つの負荷対策によって、より長く安心してお使いいただけます。
また、フレームは無垢のオーク材を使用しています。
安価なフレームには、表情のない安価な木材が使われる事が多いですが、その点においても、高級感のある表情をお楽しみいただけます。
「PET樹脂」を採用し、
アートを紫外線から守ります。
もう1点の工夫として、前面の透明板には「PET樹脂」を採用しています。
アートフレームには、ガラスやアクリル板が使用されることも多いですが、それらに比べてPET樹脂は強度が高く、ガラスの様に割れる心配もありません。
また、紫外線にも強いため、アートの変色を防ぐ効果もあります。
お子様のいらっしゃるご家庭などでも、安全かつ安心に、長くお使いいただけると思います。
カラーは、3種類をご用意しました。
「ナチュラル/ブラウン/ヴィンテージレッド」
カラーは、3種類をご用意しました。
やさしい印象のナチュラルカラーは、同じナチュラル色の家具と合わせれば、お部屋にそっと馴染む色合い。空間を明るく爽やかな印象にしてくれます。
ブラウンカラーは、爽やかなナチュラルに比べて、落ち着いた色合い。
ナチュラルヴィンテージテイストにぴったりで、取り入れれば、アクセントとしてインテリアを程よく引き締めてくれます。
味わい感じるヴィンテージレッドカラー。
深い色合いがヴィンテージ家具との相性抜群で、お部屋をより上質な空間へと昇華してくれます。
それぞれのカラーは、背板のシーグラスもフレームのカラーに合わせて染めた、こだわりの仕様です。
お部屋のカラーや、お好みに合わせてお選びいただければと思います。
サイズは、4サイズをご用意。
「ジャストサイズ」と「余白サイズ」があります。
サイズは、4サイズ作りました。
・50cm×70cm
・50cm×70cm+α
・70cm×100cm
・70cm×100cm+α
です。
一般サイズで多い「50cm×70cm」のアートをベースにしたジャストサイズと、余白サイズです。
もうひとつ一般サイズで多い「70cm×100cm」のアート用サイズで、ジャストサイズと余白サイズです。
50cm×70cm/70cm×100cmともに「余白サイズ」がアートよりも一回り大きいサイズですので、そちらをお選びいただくと、背面のシーグラスが見えます。
逆にジャストサイズは、取り扱うアートがぴったりと収まるため、シーグラスは見えません。
飾りたい場所に合わせてサイズをお選びいただき、お好みに合わせてジャスト/余白をお選びください。
リビングダイニングに映画ポスターを掛けるのに使っています。
ダイニングテーブルとフレームの色味がぴったり合っていて、まとまりのある空間になりました。
ポスターの周りに余白ができるのもおしゃれで気に入っています!
ただ、一つわがままを言うなら、光の反射/写り込みがもう少し目立たないと良かったなと思います。仕方ないことなのかもしれませんが…。