アートフレーム「Oak round frame」の企画経緯と
コンセプト設計についてお話します。
こんにちは。ヤマモトです。
みなさんは、お部屋にアートを飾っていますか?
「アート? 飾るの難しそう。」
「アートって、めちゃ高いんじゃないの?」
「選び方が分からず、欲しいけど買ってない。」
そんな声が聞こえてきそうです。
漠然と「アート = 高額」というイメージがあったり、
選び方が分からなかったり、そもそもどこで買ったら
いいかが分からなかったりと、インテリアがお好きな
方でも、アート選びには二の足を踏むことも多いでしょう。
ですから、今回リセノでは、手軽にアートを導入して
いただくために、新たにアートフレームを開発し、
手軽に購入しやすいアートもセレクトしました。
今回のマガジンでは、アートをお部屋に取り入れる事
のメリットや実践方法を解説するとともに、アートフ
レームの開発と、アートの仕入れの経緯なども含めた
コンセプト設計もあわせて紐解いていこうと思います。
はじめに断言しておきますが、アートを飾ることによる
「部屋のクオリティアップ」は、費用体効果抜群です!
アートを飾ると、お部屋があかぬける。
手軽にはじめる「アートのススメ」
「フォーカルポイント」という言葉をご存じでしょうか。
フォーカルポイントとは、
お部屋で最も目に入りやすい場所 = お部屋の印象を大きく左右する「重要な場所」
のことを指します。
多くのお家では、リビングであったり、ダイニングで
あったりといった、日々の暮らしの中心的となる場所
が、フォーカルポイントになることが多いです。
ですから、フォーカルポイントをしっかりと作り込む
ことは「素敵なお部屋づくりの最初の一歩」です。
【動画】センスのいらないインテリア|「フォーカルポイント」を学びましょう。
そして、この「フォーカルポイント」づくりに、力を
発揮するのが、アートです。
いくつかのお部屋を例にとり、Before/After形式で
フォーカルポイントにおけるアートの影響について
見ていきましょう。
リビングのBefore/After
Before
After
まずは、お部屋のなかでもっともフォーカルポイント
になりやすい「リビング」の事例です。
リビングにはソファーを置くことが多いと思いますが、
大抵の場合、ソファー後ろの壁には、大きな余白が
できます。
目線の高さに存在するものがないため、より寂しさを
感じやすいのです。
この壁に「アート」を飾ってみます。
寂しかった白壁にアートが入ることで、空白が埋まり、
お部屋が一気に華やぐことがお分かりでしょう。
リビングのBefore/After(2)
Before
After
続いて、もうひとつリビングの事例を見ていきましょう。
こちらは、リビングにサイドボードのある事例です。
腰高くらいのサイドボードは、フォーカルポイントと
してのグルーピングステージ(土台)の役割を果たし
ますので、アクセントアイテムを配するのにも、良い
役割を担ってくれます。
ここにアートを加えることで、より注視点となり、
リビングをさらに鮮やかに彩ってくれます。
Before/Afterを見比べると、Beforeも悪くないのです
が、Afterの方が、よりリビングとしての完成度が
上がっているのが分かりますね。
続いて、ダイニングシーンを見ていきましょう。
ダイニング Before/After
Before
After
続いては、ダイニングシーンでのアートです。
ダイニング横の壁も、たいていの場合は余白となり、
ぽっかりと空いてしまいがちです。
そこにアートを飾ることで、フォーカルポイントとして
華やかな印象を与えてくれます。
ダイニング Before/After(2)
before
after
ダイニングシーンでのアートをもうひとつ。
こちらも白い壁が空いてしまうところに、アートを
加えることで、印象的なダイニングシーンにすること
に成功しています。
寝室・ワンルーム Before/After
Before
After
最後に、寝室やワンルームでのフォーカルポイントです。
寝室やワンルームなどのベッドのあるシーンでは、
ベッドが目線よりもかなり低い為、壁の余白が大きく
空きがちです。
そこにアートを飾ることで、お部屋に彩りを与える
ことができます。
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いかがでしょうか?
フォーカルポイントにアートを入れる事で、いかに
お部屋に彩りが加わるかをご理解いただけたと思います。
さらにアートの良さが伝わる様に、
もうすこしシーン別に見ていきましょう。
アートは、家の中のさまざまなシーンで活躍してくれます。
せっかくですから、リセノスタッフの自宅などを参考
に、シーン別にもうすこし事例をご紹介します。
リビング
窓の位置を活かして、大きなアートを縦に飾った例です。
お部屋に映えますね。
3人掛けソファーなどの横幅の広いソファー上には、
横向きのアートを飾ると、良い具合のバランスで飾る
ことができます。
ダイニング
ダイニング横のすこし空いてしまっている壁にアート
を飾ることで、うまく注視点を埋めたり、
窓際にサイドボードを置き、その上にアートを置く事
で、素敵なフォーカルポイントになります。
ワンルーム
ワンルームなどの小さなお部屋でも、目線の先にアート
を取り入れることで、素敵に仕上げることができます。
一人暮らしの小さなカフェスペースでも。
テーブルとチェアだけでは物足りないスペースに、
アートを掛けることで、華やかなカフェのような
スペースに仕上がります。
玄関
玄関も毎日必ず見る場所なので、フォーカルポイント
ともいえます。
靴箱の上などに飾ることで、軽やかな気持ちで外出できそうです。
寝室
こちらは、ベッド上の余白にアートを飾った例です。
バランスよく飾ることで、寂しくなりがちな寝室に
うまく彩りをプラスできています。
さきほどはベッド上に飾ったシーンをご紹介しました
が、ベッドサイドの床に置くだけでも、インテリアに
素敵な印象を与えてくれます。
書斎
書斎などのちょっとした休憩スペースのあしらいと
しても、アートは活きてきます。
ふと目に入る場所にアートがあるといいですね。
アートの難しさは「価格」と「選択」。
はじめの一歩は、軽やかに。
さて、お部屋を素敵に作る際に、アートが大きな影響を
与えることは、少しずつご理解いただけたと思います。
ただ、分かっていても「アート選びは難しい」という
方も多いことでしょう。
難しい理由は
・どこで買ったらいいか分からない
・価格が高いものが多い
・お部屋に合うものが分からない
・自分の好みが分からない
・飾り方が分からない
などなど、多岐に渡るのではないでしょうか。
価格の点では、アーティストが書いた「一点物」や、
ヴィンテージのアートなどは、数十万円するものも
ざらです。
また、アート自体はいわゆる「紙」であり、それを
額に入れて飾る必要があります。
一点物やヴィンテージ物のアートポスターは、サイズ
もまちまちなことが多く、だいたいが「額装」と呼ば
れる専用の額作りも行わなくてはなりません。
この「額装」も簡易なものであっても、数万円程度は
するため、さらに価格は上がってしまいます。
お部屋に合うかも分からず、自分の好みかもわからない
ものに、高額な投資はしづらいですよね。
ですから「憧れはするけれど、選べず」となり、結局
そのまま時間が過ぎていく... というパターンが多い
のです。
(リセノスタッフでも、このパターンはとても多いです。)
そんな「難しい」というアート選びの「不」を解消す
るために、僕なりの最適解をご提案すべく作ったのが
今回ご紹介する「フレーム」と「アート」です。
順番に説明していきます。
アートは、北欧の2ブランドをセレクト。
価格とクオリティのバランスがとても良いです。
まずは、アートについて紐解いていきましょう。
アートはオリジナルではなく、北欧・デンマークの
2つの人気アートブランドをセレクトしました。
・ATELIER CPH(アトリエシーピーエイチ)
・the poster club(ザ ポスタークラブ)
という2つのブランドです。
これら2つのブランドのアートの特徴は、いわゆる作家
の一点物ではなく、印刷技術を使った量産品という点です。
量産品がゆえに価格が安く、1万円ほどから手に入ります。
また、量産品でありながら、アート性は実に高く、
お部屋に飾った姿が、とても美しいのです。
この2つのブランドからセレクトしたアートは、リセノ
が提唱する「ナチュラルヴィンテージ」のお部屋作り
とも相性がよく、美しくフィットします。
前述のとおり、アートの難しさは、価格と選択。
ですから、まずは気軽にアートの良さを、暮らしの中
で感じていただくために、クオリティの高い量産品と
いうアプローチを用意したというわけです。
安価ながらも、たしかなクオリティを持つ2ブランドと
直接交渉し、直輸入することでコストを抑えて、みな
さんのご家庭にお届けしたいと思います。
ATELIER CPH
2012年にトレンド予測者のSara Ingemannと、アート
ディレクターのMandy Repによって設立されたコペン
ハーゲンを拠点とするデザインスタジオです。
このブランドのアートを選んだのは、個性を主張しす
ぎない「抽象性」のすばらしさです。
ファブリックを張り合わせた抽象度の高いアートが
多く、シンプルでありながら、お部屋に複雑性を
与えてくれます。
ファブリックは高精度の印刷技術によって、遠くから
見ると、本物の布が張り合わされているように見え、
安価でありながら、高級感を感じさせてくれます。
僕もとても好きなブランドです。
ATELIER CPH
the poster club
the poster clubは、デンマーク・コペンハーゲンに
拠点を置くポスター専門店です。
新進気鋭のアーティストから、有名デザイナーまで
独自にセレクトしたポスターやアートプリントを展開
しています。
女性モチーフを中心として、1枚でお部屋にインパクト
を与えるアートが多く、価格も安いことから、最初の
一歩として使いやすいブランドだと思います。
the poster club
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この2ブランドの取り扱いをしていきます。
初回は、全19種類の取り扱いからスタートします。
アートフレームは、オリジナルで企画・開発。
細やかな工夫をたくさん入れています。
さて、アートについてのご紹介に続いて、オリジナル
で開発したアートフレームについて紐解いていきます。
アートフレームの企画にあたっては、さまざまな工夫
を盛り込みましたので、ひとつずつ丁寧にお話してい
こうと思います。
シンプルなアートにも、趣きをプラス。
背板に「シーグラス」を仕込みました。
まず、意匠デザインの大きなポイントからです。
ご覧のとおり、フレームの背板(アートの後ろ)には
「シーグラス」という雑材を敷いています。
「シーグラス」は、いぐさに似た天然水草の一種で、
編み込むことで、自然素材特有の複雑性が重なり合い
豊かな表情を生みます。
額装した場合や、通常サイズのフレームの場合、
アートが額にぴったりと収まるサイズになりますので
背板は見えません。
その点、今回開発したフレーム(のうち一シリーズ)
は、あえて一般サイズよりもひとまわり大きなサイズ
で作っています。
ですので、一般的なサイズのアートポスターを入れる
ことで、全体に余白が出来て、シーグラスが見える様
にデザインしています。
量産のアートポスターは、作家の一点物やヴィンテージ
物と比べると、どうしても画力は弱くなりがちです。
その差を埋める意味でも、フレーム自体に自然素材の
複雑性を持たせることで、アート性をアシストする様
な工夫を入れたわけです。
また、アートをお部屋に飾って暮らしていく中で、
よりこだわった高額なアートを欲しくなるタイミング
が来るかもしれません。
そんな時にも、フレームを買い直す必要はありません。
アートにフィットさせるために新たに高額な額装をし
なくとも、このフレームよりも小さなサイズであれば
そのまま使うことができます。
上の画像の様に、サイズが中途半端なアートであって
も、シーグラスが余白を埋めてくれるので、フィット
感を感じさせてくれます。
アートに複雑性を与えるアシストをできると同時に、
さまざまなサイズのアートにも使えるという可変性を
持たせたわけです。
多様なアートサイズに対応する工夫をいれたことで、
このフレームは、一生ものとして捨てることなく、
お使いいただけることと思います。
お部屋の心理的な緊張感を和らげる。
「角に丸み」を持たせたデザイン
また、もうひとつ細やかな意匠デザインとして、
フレームの角に丸みを持たせています。
一般的なフレームは、角は「直角」です。
それに対し、今回の製品は、角に丸みを持たせること
により、壁にかけた際の柔らかさを表現しました。
ドアや窓、キッチンなどの住宅設備。
また、テーブルやソファーなどの家具。
ラグマットなどのインテリアアイテム。
家にあるものは、基本的に四角い形をしています。
円形と比べて、四角は面積を最大限に活かせるため、
必然的に家の中のアイテムは、四角形が多くなるのです。
ただ、四角形というのは、スペースを有効活用出来て、
整然とした印象を与えられる一方で、緊張感も与えます。
ですので、リセノではテーブルなどをはじめとして、
できるだけ円形を取り入れることで、緊張感を和らげ
る提案をしています。
アートフレームの角という、ごくごく小さな一部分で
はありますが、少しでも空間に柔らかさをプラスした
いという志を入れたデザインでもあります。
いつまでも美しく使い続けるために。
フレーム強化の工夫も入れています。
僕の経験上ですが、アートフレームというものは、
案外壊れやすいです。
大きなポスターになればなるほど、自重による
負荷がかかり、時間とともに角が割けてしまうのです。
僕も何度もこのような割れが起こり、L字クランプを
使って、補修に悪戦苦闘したもので、結構苦い経験
だったりします。
ですから、今回開発したフレームには、負荷対策を
施して、割れない様に設計をしています。
1つは、角の仕上げに「フィンガージョイント」という
技術を採用していることです。
指を交差させるように組み合わせる木工技術によって、
通常の接着よりも強固につなぎ合わせることができます。
これにより、負荷に負けないように仕上げています。
また「70cm×100cm」の大きなサイズのフレームには
背面に「アイアンパーツ」を配しています。
アートフレームは「壁に紐で吊るす」という特性上、
どうしても、フレームの中央に負荷がかかります。
フレーム全体が「くの字」にたわむ負荷です。
特に大きなサイズのフレームは、この負荷によって、
フレーム全体が曲がってきてしまいます。
この負荷に耐えられるように、中央背面にアイアンの
パーツを一本通しました。
このパーツがフレーム全体をしっかりとホールドし、
フレームが「くの字」にたわもうとするのを防ぐ役割
を果たしています。
「フィンガージョイント」と「アイアンパーツ」。
この2つの負荷対策によって、より長く安心してお使い
いただけます。
また、フレームは無垢のオーク材を使用しています。
安価なフレームには、表情のない安価な木材が使われ
る事が多いですが、その点においても、高級感のある
表情をお楽しみいただけます。
「PET樹脂」を採用し、アートを紫外線から守ります。
もう1点の工夫として、前面の透明板には「PET樹脂」
を採用しています。
アートフレームには、ガラスやアクリル板が使用され
ることも多いですが、それらに比べてPET樹脂は強度
が高く、ガラスの様に割れる心配もありません。
また、紫外線にも強いため、アートの変色を防ぐ効果
もあります。
お子様のいらっしゃるご家庭などでも、安全かつ安心
に、長くお使いいただけると思います。
カラーは、3種類をご用意しました。
「ナチュラル/ブラウン/ヴィンテージレッド」
カラーは、3種類をご用意しました。
ナチュラルカラー
ブラウンカラー
ヴィンテージレッドカラー
の3カラーです。
それぞれのカラーは、背板のシーグラスもフレームの
カラーに合わせて染めた、こだわりの仕様です。
お部屋のカラーや、お好みに合わせてお選びいただけ
ればと思います。
サイズは、4サイズをご用意。
「ジャストサイズ」と「余白サイズ」があります。
サイズは、4サイズ作りました。
・50cm×70cm
・50cm×70cm+α
・70cm×100cm
・70cm×100cm+α
です。
一般サイズで多い「50cm×70cm」のアートをベース
にしたジャストサイズと、余白サイズです。
もうひとつ一般サイズで多い「70cm×100cm」の
アート用サイズで、ジャストサイズと余白サイズです。
50cm×70cm/70cm×100cmともに「余白サイズ」が
アートよりも一回り大きいサイズですので、そちらを
お選びいただくと、背面のシーグラスが見えます。
逆にジャストサイズは、取り扱うアートがぴったりと
収まるため、シーグラスは見えません。
飾りたい場所に合わせてサイズをお選びいただき、
お好みに合わせてジャスト/余白をお選びください。
最後に「飾り方のポイント」について
簡単にご説明しておきます。
さて、ここまで
・アートがお部屋にある美しさ
・アートの難しさを超える第一歩
・セレクトしたアートブランド
・オリジナルフレームのこだわり
と、順番にひも解いてきました。
最後に、アートを飾る一歩目を、より軽やかに踏み出
していただける様に、飾り方について簡単に触れて
おこうと思います。
「大きさ」の選び方について
まず、大きさについてです。
アートには複数を並べたり、均等配置で飾ったりと、
さまざまな飾り方があります。
が、リセノでおすすめするのは、もっとも簡単な
「大きいサイズを、ひとつのシーンに、ひとつだけ飾る」
という手法です。
小さなサイズを複数並べたりする方法は、インテリア
的にインパクトが弱く、大きな印象を与えません。
また、複数を組み合わせる難しさがあります。
ですので「大きいサイズを、ひとつだけ」飾ることで
インパクトを感じられるとともに、選びやすさも格段
に簡単になります。
ですので、まずは大きいサイズをひとつ選んで、飾る
ことをおすすめしています。
飾る「高さ」について
飾る高さは
「アートの中心部が、床から145cmに来るように」
これだけです。
これだけ守れば、最適な高さに飾ることができます。
【動画】センスのいらないインテリア|お部屋にアートを飾ってみましょう。
「壁のフック」について
賃貸などでは、壁に穴があいてしまうのが嫌で、
アートの導入をためらう方もいらっしゃるでしょう。
でも、問題ありません。
Amazonなどで売っている「ホッチキスで留めるフック」
を個人的におすすめしています。
ホッチキスで留めることで、高い強度を得る事が出来て
跡もほとんど残りません。
大きなアートでも問題なく壁にしっかりと掛けられます
ので、壁の問題でためらっている方には、ぜひとも
お試しいただければと思います。
価格も数百円程度です。
こだわりを詰め込んだ「Oak round frame」と「アート」
2023年1月30日より順次発売します。
というわけで、新たに発売するアートとフレームに
ついて紐解いてきました。
冒頭でも書いた通り、アートをお部屋に導入すること
の費用対効果はとても高いです。
初めてアートを飾るという方は、あまり気負いすぎず
に、軽やかに一度飾ってみることをおすすめします。
家の中には「空白の壁面」は、意外と多くありますの
で、予定していた場所に飾ってみて、思ったよりも
しっくりこなければ、他の場所に飾るという選択肢も
あるものです。
また、アートに慣れ親しんでいるという方にとっても
シーグラスの背面加工であったり、角を丸くした意匠
デザインは、他に類を見ないと思います。
お気に入りの作家物や、ヴィンテージアートを飾るの
にも最適なフレームだと思いますので、ぜひ検討いた
だければ嬉しいなと思います。
アート・フレーム 取り扱い一覧