VIDEO魅力を紐解く動画
FEATUREおすすめポイント
50~75型に最適な幅200cmのTVボード。
ディスプレイも楽しめる大型タイプです。
TVボードを検討する際に気になるのは、テレビとのバランス。TVボードの両サイドに10~30cm、ディスプレイを楽しみたい方は30cm以上のスペースを空けておくとバランス良く置くことができます。
「WIRY(ワイリー) 幅200cmタイプ」は、50~75型ほどの大型テレビに最適なTVボード。左右に広いスペースが作れるので、本格的なサウンドシステムを置いたりと「映画などを存分に楽しみたい」という方におすすめなサイズ感です。
また、あえて小さめのテレビを置いて、ディスプレイを楽しむ方法も。
例えば43型を置くと、左右に約50cmずつのスペースができるので、雑貨や植物を飾るディスプレイ台として活躍してくれます。画像のようにテレビをどちらかに寄せると、大きめのアートを置くこともできますね。
テレビは自然と目線の集まる場所ですから、お気に入りのインテリアを飾ることで気持ちも高まります。
テレビとのバランスも重要ですが、大きなサイズの家具に合わせやすいのも魅力のひとつ。ソファーとTVボードを同じぐらいの幅で配置すると、お部屋全体がバランス良くまとまります。
例えば、広々としたリビングに大きなカウチソファーを置いているという方は、TVボードの幅が小さいと、チグハグでなんだかもったいない印象に。
TVボードも大きなものを選ぶことで、高級感のあるゆったりとした雰囲気に仕上げることができます。
技術革新によるテレビ本体と周辺機器の変化
近年の技術革新やインフラの整備にともなって、テレビは薄型/大型が主流となりました。
かつてはテレビとは別に用意した機器で行っていた録画はテレビに内蔵され、DVDやBlu-rayもディスクを必要としない小型のストリーミングデバイスひとつで手軽に見られるようになりました。
このようにテレビ本体および周辺機器は、技術革新とともに大きく変化しました。ところが、実はテレビボード自体はその形やサイズ自体に大きな変化はありません。
このような現代生活の中で、はたして昔のような「収納という役割を大きく担うテレビボードは、もはや不要なのかも?」と考えたのが、WIRYの企画のはじまりです。
お部屋の有効スペースをより広く取るために、
テレビボードは「低く、薄く」に。
以前の様にテレビと周辺機器が不要になる中で、AV機器以外にも、DVDやTVゲームのパッケージもテレビ周りから姿を消しています。
ひと昔前は、子供たちが大好きなアンパンマンや、ジブリ作品のDVDが、テレビボードの中にぎっしりと入っているという家庭も多かったと思いますが、今はすべてTVの中のストリーミングサービスに変わりつつあります。
つまりはテレビボードにおいて「収納」という役割はかつてほど重要ではなくなったのです。
WIRYは「収納」という役割を担う必要がなくなったことにより、奥行きは通常のテレビボードよりも7cmほど短く、また高さは10cmほど低く設計しています。
奥行きが7cmほど短くなったことで、リビングの有効寸法は広くなります。たかが7cmと思うかもしれませんが、リビングでの7cmの縮小は、割とインパクトがあります。
また、高さが10cm低くなったことにより、圧迫感がずいぶんと無くなり、目線に入りづらくなったことで心理的にもお部屋を広く感じさせる効果があります。
テレビボードの画一的なサイズを、役割の変化とともにリサイズしたことにより、より広く・開放的に感じるリビングづくりの一助になると思います。
また、インテリアコーディネートからの視点でも、テレビは実はなかなかのやっかいもので、黒い四角い物体は、インテリアの統一感を崩してしまうため、できる限りその存在感を消したいものです。
このテレビボードにより存在感を縮小することで、お部屋のコーディネートの完成度も上がることを期待しています。
低くしたことで、より楽な姿勢での
テレビ視聴が可能になります。
テレビ視聴に適した姿勢は「首が10~15度下を向く姿勢」と言われています。
ソファーに座って、テレビを少し見下げる感じの角度が、長時間見ていても、肩が凝りづらいそうです。通常のソファーの「座面高」は、だいたい38~40cmくらいです。
そこから身長170cmほどの人の座高を足すと、目線の高さは、だいたい床から85cmくらいになります。女性だともうすこし低い80cmくらいでしょう。子供なら、もっと低い50~70cmですね。
「最適な角度」と「テレビまでの距離」が分かれば、sin(サイン)・cos(コサイン)・tan(タンジェント)でおなじみの三角関数を用いれば、最適な「テレビの高さ」が算出できますが、ここではややこしいので、割愛します。
ただ、ざっくりと説明すると、女性で例えるならば、テレビ画面の中心部が、目線の高さである80cmよりも低くなっていると、疲れづらいわけです。
32インチのテレビならば、テレビ本体の高さが約45cm。画面中心部までの高さは、約22.5cmです。
(目線高)80cm - (画面中心)22.5cm = 57.5cm
ということで、テレビボードの高さが57.5cmで、目線とテレビの中心が平行となります。そこから10~15度目線を低くするためには、57.5cmよりも低いテレビボードを選ぶのが最適となります。
そして、このテレビボードの低さが真価を発揮するのが大型テレビを合わせた時です。同じ式にあてはめると、55インチは高さが80cmほどですので、
(目線高)80cm - (画面中心)40cm = 40cm
40cmよりも低いテレビボードが最適です。
少しややこしい話になってきましたが、女性や子供たちのことを考えると、テレビボードは出来る限り低い方がより快適に見られると思われます。
市販のテレビボードは、高さ40cm前後のものが多いので、より女性や子供に焦点を当てたプロダクトとして設計したのが、今回のテレビボードで採用している高さ「35cm」です。
「大型テレビ」を「女性や子供」が、自然な角度で見られるという解決を入れ込んだわけです。
テレビボードを選ぶときには、横幅やデザインから選ばれる方も多いと思いますが、この「高さ」に着目すると、普段の肩こりも軽減されるかもしれません。
また、ソファーに寝ころんでテレビを見るという方も多いと思いますが、寝ころんだ時の目線の高さは、床から約50cmです。
WIRYに60インチのテレビを置いて、いつも寝ころんで見ているというスタッフがいますが、かなり楽な気がするとのこと。「寝ころんで視聴派」の方には、低いテレビボードを強くお勧めします。
余計を省いた美しいデザイン。
木目の美しい「オーク材」で、上質な印象に。
現代生活においてのテレビボードの役割の変化からのアプローチとして、ここまで様々書いてきました。次は、意匠としてのデザイン面のお話を少し。このテレビボードは、オーク材の突板を前面に配したシンプルなデザインです。
テレビボードとして美しいのは、極めてシンプルなデザインと考え、オークの突板を用い板目・柾目をバランスよく配した削ぎ落とした意匠に仕上げています。
カラーは、クリアラッカー塗装で爽やかな印象に仕上げたナチュラルと、ラッカー塗装で落ち着きのある色合いに仕上げたミッドブラウンの2色展開。
オーク材の美しい木目は、お部屋に温もりをプラスし、ぐんと上質な雰囲気に彩ってくれます。
一般的なテレビボードの中には、収納しているものが見える「オープン収納」もありますが、どうしても散らかっているように見えてしまうのがデメリット。
それに比べて、WIRYは扉が付いている「隠す収納」なので、画像のようにスッキリと整った印象に。リビングに置いておきたいリモコンや配線類、書類などの雑多な生活用品をしっかりと隠すことができます。
使うほどに、味わい深く。
細部に施した特注の真鍮パーツ
さらに、もう一つアクセントを加えました。WIRYシリーズに共通してアクセントとして入れている「真鍮」パーツです。
同じWIRYシリーズの真鍮パーツを製造してもらっている工場に依頼し、専用で特注の真鍮取っ手を一から成型して、作ってもらいました。
国産なら真鍮の取っ手は1つあたり4,000~5,000円ほどしますから、これだけでもかなりの高級品です。今回はWIRYの工場に製造を依頼していますから、価格はもちろんかなり下がっています。
ソリッドの真鍮なので、使っていく中で経年変化をしていきますので、長く使えば使うほど、より味わいを増していきます。
脚を取り外せば、より低くも使えます。
また、脚を外して低く使うこともできるように追加設計しました。脚を外して、アジャスターを付け替えることで、約11cm低くなります。
和室での利用や、こたつに入って使う時には、この低いスタイルが良いと思います。
ワンルームからファミリーまで。
150cmタイプ、180cmタイプもあります。
WIRYのテレビボードは、ライフスタイルに合わせてお選びいただける3サイズ展開です。
こちらは、一番小さな150cmタイプ。ワンルームからリビングまで取り入れやすく、32型~50型のテレビがバランス良く置ける使い勝手の良いサイズ感。
2人掛け~3人掛けのソファーとバランスが取りやすい大きさです。
こちらは、180cmタイプ。「リビングで大画面のテレビを楽しみたい」という方におすすめで、43型~65型のテレビがバランス良く置けます。
大型テレビを置いてもまだ少し余裕があり、本格的なサウンドシステムを設置することも。
3人掛けのソファーとバランスが良く、リビングにまとまりが生まれます。
「心地」を備えた、
Re:CENOの暮らしに寄り添う家具づくり
「Good feeling design(心地のいいデザイン)」「Long life devise(長く使える工夫)」は、Re:CENO productが掲げるコンセプト。
Re:CENOの人気シリーズ「NOANA」「folk」「R.U.S」「AGRA」「culum」「FAM」と同じく「WIRY」もこのコンセプトのもと開発されました。材質や色、生地など、細部にまで想いを込めたこれらのアイテムは、形こそ違えど常にリンクし合っています。
一つの空間にコーディネートされた時、見た目のかっこよさや統一感だけでなく、「心地」を備えたディテールや機能性をきっと感じていただけるはずです。