VIDEO魅力を紐解く動画
フラスコを連想させるデザインが印象的な「CHEMEX Coffeemaker」。イームズ夫妻や柳宗理といった一流デザイナーも愛用していたことで知られています。
おすすめポイントを動画でご覧ください。FEATUREおすすめポイント
世界中で愛用されている
「CHEMEX Coffeemaker(ケメックス コーヒーメーカー)」
美味しくコーヒーを淹れるための器具は世の中にたくさんありますが、コーヒーを淹れる時間そのものを楽しんだり、豊かにしてくれるような心が踊るコーヒー器具はそう多くありません。
持ち手のウッドを触った時の感覚、ガラスを通してコーヒーがポタポタと抽出されていく様子。そして、暮らしに長く寄り添うことで変化していく風合いは、コーヒーを淹れることの楽しさを教えてくれます。
ケメックスのコーヒーメーカーを使っていると「なんだか素敵な暮らし」と、思わず微笑んでしまいます。
理科学用品を思わせるデザインは、実際に博士が実験室に転がっているフラスコをコーヒーメーカーとして代用していた体験を元に、製作されています。
イームズチェアなどで知られるイームズ夫妻や、バタフライスツールで有名な柳宗理といった一流デザイナーも、ケメックスのコーヒーメーカーを愛用していたことで知られています。コーヒー好きに愛好家が多く、歴史あるプロダクトとして、長らく世界中で愛されているロングセラー商品です。
また完成されたデザインが高く評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクション(永久収蔵品)に認定されています。
リセノが提案する「ナチュラルヴィンテージ」との相性もよく、ウッドとレザー、ガラスを組み合わせた温もりを感じる佇まいは、キッチンの収納棚についつい飾ってしまいたくなる美しさです。
雑味のないクリアな味わいを引き出す
円錐フィルター
ケメックスというと、味について語られることはあまりないなという印象ですが、抽出されるコーヒーは、雑味が少なく透明感のある甘みが特徴で、僕はすごく好みな味です。
価格は少々高めではありますが、この味を知ってしまうと、他の器具にはなかなか移れません。
その美味しさの秘密は、ケメックスの形状と専用のフィルターにあります。
コーヒーが均一に流れ落ちる円錐形で、成分をムラなく抽出することができるんです。さらに厚みのある専用フィルターを使うことで、雑味を省いてクリアな味わいに仕上がります。
コーヒー好きのスタッフ曰く、「ケメックスで淹れるコーヒーが一番好きです」とのこと。デザインだけでなく味わいにも満足いただけると思います。
使い方のちょっとしたコツをひとつ。
注ぐ時は「傾けすぎない」こと
ここまで魅力をお伝えしてきましたが、気になる点といいますか、注ぎ方のコツをご紹介しておきます。
慣れてくれば問題はないのですが、思っているより勢いよく出てくるので、注ぐ際は傾けすぎないことと、カップの中心ではなく、少し手前にずらした位置から注ぐのがポイントです。
また、この溝があることによって上手く注げる設計になっていますが、逆に溝からズレてしまうとこぼれることがあるので、お気をつけください。
初めて注ぐ時に気をつけていただきたいという程度なので、日常使いで不満になることはないと思います。
3カップは実容量450ml。
1〜2人に最適なコンパクトサイズです。
3カップは直径8.5cm×高さ21cm。実容量は約450mlです。ちなみに、ガラス下部のぷくっと玉状に膨らんでいるポッチが、370mlの目盛りになっています。
計量器がない場合でも、こちらを目安にしていただければ、安心して抽出をおこなうことができます。
抽出の目安は、お湯150mlに対して、中挽きの豆約10g。分量に合わせて、お好みの味になるように調整していただければと思います。
3カップは、1人であれば、たっぷり飲めるサイズで、2人の場合カップアンドソーサーなど少し小さめのカップで2杯分。
サイズに対応した専用ペーパーがそれぞれ必要となりますので、3カップを購入の際はこちらのペーパーをご使用ください。
6カップは実容量900ml。
大人数にも対応できるサイズです。
6カップは直径14cm×高さ21.5cm。実容量約900ml。目安となる目盛りは510mlです。
2人で使用する場合だと、おかわりできるくらいたっぷり味わうことができますし、来客時など、大人数にも対応できるサイズです。
容量もたくさん入りますし、中身が見えるので、お食事の際のデカンタとしても素敵にお使いいただけると思います。
6カップを購入の際はこちらのペーパーをご使用ください。
保温や保管時の埃防止に。
ガラス蓋をご用意しております。
テーブルにケメックスがあるだけで、普段の食卓が華やいでくれるので、コーヒーを多めに淹れてテーブルにセット、という使い方をよくしています。
長時間コーヒーを入れっぱなしということもあるので、埃を防いだり保温も兼ねて蓋をセットしておくと安心です。
もちろん、飲む分だけを淹れるという方は不必要かと思いますが、気になる方もいると思うので、別途購入していただけるようご用意致しました。
収納時にも埃の混入を防いでくれたり、何かと重宝するとは思いますので、ぜひご検討いただければと思います。
日常のお手入れはさっと洗うだけ。
洗いにくさは感じません。
ケメックスでよく聞くのは、持ち手がウッドとレザーであることと、中央が窪んでいることでお手入れがしにくいという話。
確かに、日常的に使うものでお手入れに手間がかかると購入の際の懸念点になるのは、機能重視でものをセレクトする僕自身も感じる点です。
実際に長らくケメックスの3カップを愛用していますが、普段のお手入れで特段洗いにくいとか、難しいと感じることはほとんどありません。
というのも、普段のお手入れは、持ち手のウッドもレザーも付けたまま、内側に少しの洗剤とお湯を入れてくるくる回してゆすぐ程度。外側の汚れは布巾でさっと拭くだけ。
この作業で、十分にコーヒーの油分や汚れは落ちてくれます。
汚れが気になったり「今日こそはしっかり洗おう」と気分が乗った時に、ブラシを使って内側を丁寧に洗ったり、持ち手部分を外し、外側もしっかり洗剤でゴシゴシ洗ってあげるくらいの、ラフなペースで十分だと思います。
持ち手を外した際には、ウッド部分を輪ゴムで留めた状態でレザーの紐を結ぶと取り付けやすくなります。
また、通常のコーヒー器具というと、ドリッパーとサーバーが別々になっているものがほとんどなので、一体型のケメックスは、むしろ洗い物が増えずに済んで、乾かすスペースもとりません。これはキッチンが狭い方にとっては案外嬉しいポイントです。
なにより、器具を丁寧に扱うことで愛着も湧いてきますし、手間をかけている時間でさえ豊かに感じられます。
暮らしに長く寄り添ってくれるケメックスと、素敵なコーヒータイムをお楽しみください。
購入したのは1年以上前ですが…
ずぼらな性格の私ですが、気になっておそるおそる購入しました。(めんどくさくなって使わなくなったら嫌だなぁ…と)
結果、理科の実験みたいでコーヒーを入れるのがとても楽しかったのです。今も飽きずに1年以上使っています。
ガラスなので、割れるまでの付き合いでしょうが、これからも使っていきたいです。割れても同じものを買うと思います。
それぐらい気に入ってます(^^)
写真は生活感が溢れていて、魅力があまり伝わりませんが、おすすめです!