FEATUREおすすめポイント
個性的なフォルムと
独特な輝きが目を引くペンダントライト
部屋の真ん中にあって宙に浮いている照明は、それだけで目立つ存在。ですので、ここには一番こだわるべきだと思います。こだわり方は人それぞれで、照明の存在感をあえて消すこだわり方と、デザインを魅せるこだわり方があります。
天井照明「dareels CONE(コーン)」は後者を求める方におすすめ。名前の通り、コーンをイメージする独特なフォルムと、チェーンで吊るされたマットな質感のブラック、キラリと光る内側の輝きが特徴的です。
中をのぞき込むと内側はこんな感じ。魚のウロコのような模様が入っているのが見えます。
これは薄く平らな銅板をお皿状の形にするために、職人がひとつひとつ木製ハンマーで叩いた跡。真っ赤になるまで熱した銅板を何度も何度も叩くことで、平らだった銅板が立体的な形へと変化します。
人の手によって作られたシェードは、同じものはふたつとしてありません。そしてランダムにできた銅板の凹凸に光が乱反射して、なんとも不思議な輝きを放つのです。
昼も夜も魅せる姿は、
暮らしに色を添えてくれます。
昼の印象的なシルエットとは違い、夜にはまた別の表情を見せます。
明かりをつけることで内側の銅板の輝きがより際立ち、幻想的な雰囲気に。明るくするという照明としての機能だけでなく、照明そのものが一種のアートのような存在として、暮らしに色を添えてくれます。
dareels CONEは昼も夜も主役になる、魅せる照明です。
見た目のインパクトはそのままに、
大小2サイズをご用意しました。
サイズはSMALLとLARGEの2パターン展開。アイアンやブラックカラーを使った濃いめのアイテムや、異素材である木目を活かした家具とも相性が良いです。
SMALLは直径30cm。やや小ぶりですが、広めのリビングでも存在感があり、空間がグッと引き締まります。
LARGEは直径50cmで、かなりインパクトのあるサイズ感。大胆で重厚感のあるコーディネートに仕上がります。
ダイニングテーブルの上で、少し低い位置に取り付けるのがおすすめ。テーブルの上だけが照らされ、周辺が暗くなることで、上質でリッチな空間に。
複数の照明を組み合わせて
光の奥行きを楽しむ多灯スタイル
日本ではひとつの明るい主照明で部屋全体を照らす、一室一灯スタイルが多いのが現状です。そこでおすすめしたいのが、主照明の他に補助灯となるテーブルライトやスタンドライトを組み合わせた、一室多灯スタイル。
複数の照明があることで、ソファーでは本を読みやすく、シェルフ上は間接照明として雰囲気を出すなど、場所別にどんな風に照らすかという照明計画ができます。
また、光と影のムラを作ることでコントラストができ、インテリアにも陰影ができるので、昼間とは違った表情を楽しむことができます。
IEDヨーロッパデザイン研究所で
製品開発の研究を重ねた「デビッド・ジョフラ」
デザイナーはスペイン人の「デビッド・ジョフラ」。高い感性の持ち主で、家具だけでなくライフスタイル全般のプロダクトを幅広く手がけているほど、インテリアをこよなく愛しています。
その裏側には、1966年に創立されたヨーロッパでも有数のデザイン校「IEDヨーロッパデザイン研究所」での熱心な研究精神とともに、そこで磨かれた確かなデザイン能力と人間工学の技術がプロダクトの隅々まで行き届いています。
伝統と革新が織り混ざった
独自の世界観を持つ「dareels」
2012年に誕生した「dareels(ダリールズ)」は、30年以上続いているスペインの伝統的な家具店を基盤とし、デザイナーの「デビッド・ジョフラ」の手で創出されたブランドです。
使っている素材は、インドネシアのジャワ島の古い建物や倉庫で使用されていたチーク材を再利用したもの。デザイン、アート、サステナビリティ(環境の持続)をフィロソフィに、職人が手仕事で丁寧に生産しています。
デビッド・ジョフラの持つインテリアデザインの知識と、自然素材が持つ本来の美しさが掛け合わさり、伝統とトレンドが織り混ざった新たな世界観を発信しています。
新築のダイニングに 探していたペンダント。
なかなか思うものがなく、最後にたどり着いたのがこのライトでした。
下げるまでは大きすぎかなと心配していましたが、初めから決められていたかのようにハマりました。
昼はカフェのように、夜はゆっくりワインの似合うダイニングになりました。