FEATUREおすすめポイント
ハーフだけど「少しだけ長め」のひじ掛け。
無理なく肘を乗せられて、出入りも楽々です。
今回のチェアの一番の特徴は、背もたれと一体化したハーフサイズのひじ掛けです。
ひじ掛けのあるチェアは、自然な体勢で肘置きとして使えて、長く座っている中で、体勢を崩して座ることが出来るので、使いはじめると癖になる良さがあります。
片方に体重をかけてもたれても楽ですし、
きちんと座って、読書するのにも、腕を支えることができて、楽に過ごすことができます。
また、立ち上がる際には、ひじ部分を支点にして立ち上がる事ができるので、体重の重い方や、足腰が弱い方にとっては、生活の助けにもなります。
反面、ひじ掛けのあるチェアの弱点としては、アーム部分が体の左右に存在しますので、全体的に幅が大きくなってしまって、小さなダイニングには合わなかったり、座っている時には、閉塞感を少し感じてしまうこともあります。
また、アーム部分のでっぱりの分、チェアをテーブルに入れ込めないので、場所を大きくとってしまうのも弱点といえるでしょう。
つまりは、アームのあり・なしは、一長一短と言えると思います。
今回のチェアは「ハーフ」のラウンドアーム型の意匠で、通常の半分くらいの奥行きのアームを、円状に丸くしたデザインです。
アームがチェアの前面まで来ているものに比べて、出入りもしやすく、また、圧迫感も感じない様にハーフまでにとどめています。
また、ハーフアームのチェアというと、実際には、「肘を置くには、短すぎる」という場合もあったりします。
その点も考慮し、今回のチェアは、当店の人気商品である「Henryチェア」を参考に、それよりも少しアームを長くしています。
「Henryチェア」で少しだけ足りなかったアームを伸ばすことで、自然に肘を置ける位置までアームがある状態を作り、それでいながらも、全体幅を広げすぎず、また、出入りもしやすいチェアに設計をしました。
全高は低めの「64cm」で、
テーブルの下に収納できます。
今回のチェアのもうひとつの特徴が「背が低い」という点です。
全高は低めの「64cm」で、一般的なチェアよりも約10cmほど低く設計しています。
背を低く設計したのは、肘の位置を座った時に最も楽な高さにすることが、もっとも大きな理由です。
ただ、その副次的効果として全高が低くなり、結果として、ダイニングの下に潜り込ませて収納することができました。
当店の人気商品である「folkダイニング」であれば、こんな風にほぼ全体が隠れるほどに収まります。
folkダイニングは、高さが68cmのテーブルなので、「ほぼ」全体が隠れる感じですが、一般的なテーブルの高さである72cmのものであれば、全体がすっぽりと収まります。
8月末から「folkダイニングテーブルの72cm ver.」をプロパーで販売開始しますので、そちらであれば、まさにすっぽりテーブルの天板下に収まります。
チェアがダイニングの下に収まることで、小さめのダイニングでも、広く導線を確保できるので、食事の時以外は、家事に忙しいお母さんも、お部屋を走りまわりたいお子様も、とっても快適に過ごせるようになると思います。
毎日の掃除機も、とっても楽々。
テーブルに引っ掛けられます。
「家事に忙しいお母さん」という事で、ふと思い出しましたが、ハーフアームには、もうひとつ生活の「不」を解消できるポイントがあります。
それは、チェアをテーブルに引っ掛けられるという点です。
チェアは4脚並べたりすると、床の上には脚だらけ。掃除機をかける時に、結構邪魔だったりします。
このチェアは、ハーフアームをテーブルに引っ掛けられますので、掃除機がぐんと楽になります。
また、脚が多いと引っ掛かって止まってしまいがちなルンバも、楽々するりとすり抜けていきますから、掃除の途中に息絶えているルンバを見る機会も、もう無くなることでしょう。
このチェアを快適に使うコツをひとつ。
それは「深めに座ること」
さて、良い点をたくさん書いてきましたが、弱点といいますか、このチェアの使い方のコツをひとつご紹介しておきます。
このチェアは、ひじ掛けと背もたれが一体化している意匠ですので、必然的に背もたれも低い位置に来ます。
背もたれは高ければ高いほど、体全体を広く受け止めてくれますから、背もたれが低いということは、体を受け止める範囲が狭くなります。
背が低いチェアと高いチェアのメリット・デメリットは、相反関係にありますから、しょうがなくもあります。
このチェアの場合、浅く腰掛けて背もたれにもたれると、背もたれの背中へのアタリが若干強く感じるかもしれません。
なので、おすすめの座り方は「深めに腰掛ける」ことです。
深めに座ると、背もたれがちょうど良い位置で、腰をサポートしてくれる感覚があり、背中も伸びる感じで非常に快適です。
「腰をサポートする」という感覚は、普通の高さのチェアの背もたれではない感覚ですので、その点は非常に良いポイントです。
深く座って、姿勢がしんどいかというと、わりとその様な感覚はなく、ひじ掛けもあることで、リラックスした印象を僕は受けます。
ペーパーコードのしっかりとした硬さの座面と相まって、リモートワークや勉強など、良い姿勢で過ごすのにちょうど良いとも言えます。
食事などのオフタイム、仕事や勉強などのオンタイム。いずれにしても「深く腰掛ける」というのが、このチェアの使い方のコツで、そうすることで、快適に長く愛用いただけるんじゃないかなと思います。
ちなみに座面奥行きも広いので、あぐらも個人的にはやっちゃいがちで、とても快適です。
ゆとりのある幅50cmサイズと、
体にフィットする角度と曲線設計
使い心地としてこだわった点として、座面幅を通常のチェアよりもかなりゆとりのある<50cm>に設計し、体の大きな男性でもゆったりと座っていただける様に配慮しました。
座面も中央に向けて自然なカーブをつけることで、太もも裏が痛くなりづらい仕様にしています。
シンプルな意匠ながらも、サイズ、曲線、角度を絶妙に調整することで、座り心地の良いチェアに設計しました。
使うほどに味わいが深まる「チーク材」
このチェアは「チーク」の無垢材を使用しています。
チークは、世界三代銘木の一つに数えられる高級材で油分を多く含んでいるため水分や湿気に強く、かつては、船の甲板材としても使用されていたほど耐久性に優れた素材です。
木目は緻密で美しく、しっとりとした感触は、ながく使っていくほどに深い味わいを増していきます。
チェアは長く使っていくものですから、使うほどに愛着のある1脚になると思います。
意外と強くて、安心です。
ペーパーコードの「お手入れと張り替え」について
座面のペーパーコードは「防水・防汚加工」を施してたものを採用しています。ある程度の水分や汚れに対しての耐性を備えています。
完全に水をはじく仕様ではありませんので、コーヒーやお醤油などの液体をこぼした時は、色素がペーパーコードに染み込んでしまう前に、軽く濡らした布で叩くようにして、吸い込ませて、汚れを取り除きましょう。
布で擦ってしまうと染み込みの原因となるので、しない様にしてください。
また、買った直後に「ユニタス テキスタイルプロテクター」を振りかけていただければ、さらに汚れが落ちやすくなるので、万が一飲み物などをこぼしてしまった 場合にも安心です。
1本あれば、4脚を1年以上保護できますので、ぜひご一緒にお買い求めいただくことをおすすめします。
また、ペーパーコードは10年~20年くらいを目安に、張替えをおすすめします。
張替えの際は、当店にご相談いただければ、有料とはなりますが、専門業者と連携のうえ、新しいペーパーコードに張り替えいたします。
落ち着きを感じさせる
ブラウンカラーもございます。
ナチュラルカラーと同様にチーク材を使用し、味わいある空気感に仕上げたブラウンカラーもございます 。
爽やかな印象のナチュラルカラーに比べ、ブラウンカラーは落ち着いた印象に。 どこか懐かしさを感じさせる、ナチュラルヴィンテージテイストにぴったりな仕上がりになっています。
「心地」を備えた
Re:CENOの暮らしに寄り添う家具づくり
Re:CENOの人気シリーズとなっている「folk」「WIRY」「R.U.S」「NOANA」「AGRAソファー」「WICKER」、もちろんこの「PAPERCORD」も、このコンセプトのもと開発されました。材質や色、生地など、細部にまで想いを込めたこれらのアイテムは、形こそ違えど常にリンクし合っています。
一つの空間にコーディネートされた時、見た目のかっこよさや統一感だけでなく、「心地」を備えたディテールや機能性をきっと感じていただけるはずです。
軽いイスを探してるときにちょうどいいのに出会えました。
実際使ってみると座り心地も良くて、部屋にあるテーブルにもちょうどサイズも合いかけれるので、掃除がより楽にもなりました! 見た目もかわいいので満足です。