愛知県　I様 邸

コーディネート概要

この度は、ご新居へのお引越しに際しまして、当店へご相談をいただき誠にありがとうございます。

上質で落ち着いた印象の内装にマッチするよう、ナチュラルカラーの家具に、ブラックやホワイト、グレーなど、無彩色のファブリックを合わせ、ナチュラルモダンテイストのお部屋にコーディネートいたしました。

▼ 【動画】コーディネートレッスン53｜無彩色とナチュラル家具でつくる 爽やかなリビングダイニング
▼ 【動画】コーディネートレッスン31｜ブラックカラーでほどよく引き締めた、ナチュラルリビング

スッキリとした空間で、家族全員がゆったりと寛げる暮らしをご提案いたします。

レイアウト

ダイニングスペースは、ダクトレールの位置に合わせて、キッチン横に【 伸長式ダイニングテーブル folk/NA 】を配置いたしました。

人1人が通行するのに必要なスペースは「60cm」と言われています。

ご使用時以外、チェアーをダイニング下に収めていただければ、キッチンカウンターまでの動線も「60cm」を確保でき、スムーズな行き来が叶います。

▼ 伸長式ダイニングテーブルfolkを購入する前に。「生活動線」を含んだ設置スペースを確認してみよう。

お悩みに感じておられたリビングは、間接照明下に幅180cmのTVボードを、その正面に【 SIEVE rect unit sofa カウチセット Aタイプ 】を配しました。

ソファーセットについて、間取りに対して幅が合わないかもしれないとご相談いただいておりましたが、問題なく配置でき、各動線も60cm以上を確保できておりますため、ご安心いただければと存じます。

また、ソファーとTVボードの間には、十分な広さがございますので、プーフを置いてスツールのようにお使いいただくことができます。

なお、【 rect 】は、背もたれが低く設計されておりますため、お部屋の中央に置いても空間を遮らず、ダイニングとリビングの一体感を感じることができます。

ちなみに、TVボードはスタンドも検討されておりましたが、見た目の安定感や空間における余白のバランスを鑑みると、もとよりご検討いただいておりましたTVボードをお選びいただく方が、理想のイメージに近づきやすいかと存じます。

リビングスペースの入り口側には、広い空間を活かして【 ラウンジチェア Nychair X＋オットマン 】を配し、ここからもテレビを見ながらお寛ぎいただけるようにいたしました。

家族全員が好きな場所で自由に腰かけながら、テレビを囲んでゆったりと寛げる空間となっております。

また、仏間スペースにはデスクを、すぐそばの壁際には、絵本や図鑑などを収納できるよう、キャビネットをレイアウトしております。

さらに各所に高さ150cm以上の「シンボルツリー」を配置することで、お部屋を華やかで開放的な雰囲気に仕上げています。

▼ 【動画】インテリアが変わる大きな観葉植物おすすめのシンボルツリー3選｜植物と暮らす。
▼ 【動画】お部屋をぐっとセンス良く見せる「シンボルツリー」の飾り方

モダンな内装を活かしたスタイリッシュなダイニング

内装やお持ちのペンダントライトに合わせ、ブラックカラーを基調としたスタイリッシュな空間となるようコーディネートいたしました。

木目の表情が美しいオーク材を使用した【 伸長式ダイニングテーブル folk/NA 】。

角のないフォルムと爽やかなナチュラルカラーで、モダンテイストの空間に柔らかさやあたたかみをプラスします。

伸長時は幅170cm、奥行き110cmと贅沢なサイズ感。

ちなみに、通常のダイニングは奥行き80cmが一般的です。

奥行きを広めに取ることで、1人あたりのスペースをゆったりと持つことができるため、よりリラックスしてお食事をお楽しみいただけます。

伸長板との継ぎ目部分は、1~2mmほどの隙間があり、意識して触れると、確かに隙間の存在を感じます。

ただ、私も毎日オフィスで休憩の際に、こちらのテーブルを使用しておりますが、継ぎ目の肌あたりに違和感を覚えたことは、今までございませんでした。

気になる感覚は人それぞれかと存じますため、確実なご案内がいたしかね恐縮ですが、ご参考にいただけますと幸いです。

▼ 【わたしの愛用品】一緒に年を重ねたいダイニングテーブル。リアルな使い心地をご紹介します◎

チェアーは【 ダイニングチェアー Henry 】の「チャコールグレー」をセレクトいたしました。

※画像は「ライトグレー」です。

天然木のアッシュ材と落ち着いた色合いのファブリック生地が、お部屋を上質な印象に仕上げてくれます。

座面は程よく弾力があり、長時間座っていても疲れにくい仕様となっています。

アーム部分は、画像のようにテーブルに引っ掛けることができ、お掃除掛けがしやすいのも嬉しいポイント。

高さ72cmのダイニングテーブルと合わせていただければ、チェアーと床の間に10cmほどの空間ができますので、お掃除ロボットも無理なく通れます。

座面のファブリックは、ブラックカラーに近い「チャコールグレー」をお選びいただくことで、レピテーション効果が生まれ、統一感のあるすっきりとした空間に仕上がります。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜「レピテーション（繰り返し）」を学びましょう。

3Dデータのご用意がなく、お写真でのご紹介となりますが、【 ダイニングチェア folk round arm 】の「ブラックカラー」もおすすめです。

座面にペーパーコードを用いた上質な意匠とフレームのブラックカラーが空間を引き締めます。

▼ 【わたしの愛用品】「folk round arm / ブラック」を取り入れたダイニングコーディネートのコツをご紹介します。
▼ 【わたしの愛用品】ダイニングチェアに黒がおすすめな理由。モダンデザインから感じる名作椅子のエッセンス

ゆったりがちょうどいい。至福の寛ぎ時間を叶えるリビング

ダイニングとの統一感を意識し、あたたかみを感じられつつも引き締まった空間となるよう、ナチュラルカラーの家具と無彩色のファブリックをミックスいたしました。

ラグマットやクッションカバーだけでなく、時計やアート、雑貨などにも「ブラックカラー」をレピテーションすることで、キリっとしたモダンな世界観が深まります。

お部屋の主役となるソファーには、ご検討いただいておりました【 SIEVE rect unit sofa カウチセット Aタイプ 】の「ベージュカラー」をセレクト。

シンプルでスッキリとした直線的なフォルムは、モダンな印象のお部屋とも相性抜群。

幅240cmのリッチなサイズ感は見た目にも華やかで、2～3人でお座りいただく際にもゆとりをもって腰かけていただけます。

また、ひじ掛けのクッションは、自由に動かすことができます。

膝の上に置いてパソコン作業をしたり、寝転ぶ際の枕にしたり。

お座りいただく方によって、自由な過ごし方が叶います。

カバーは取り外しができ、手洗いとドライクリーニングでのお手入れが可能。

ソファーは毎日のように使うものですので、簡単にお手入れができるのは大きな魅力です。

また、【 ユニタス テキスタイルケアキット 】をお使いいただくことで、汚れを付きにくく、そして落としやすくすることができます。

お手入れがぐんと楽になるアイテムですので、ぜひ合わせてご検討くださいませ。

▼ 【動画】家具を汚れから守るテキスタイルプロテクターについてご紹介します。

ソファー横のスペースには、【 ラウンジチェア Nychair X＋オットマン 】をレイアウト。

カラーは「ナチュラルフレーム×ホワイト生地」をセレクトいたしました。

人間工学を基に計算された座り心地は、その心地良さについつい離れがたくなるほど。

頭と首をしっかりと支えてくれるので、思い切り体を預けてお寛ぎいただけます。

▼ 【動画】ひとつあると便利なインテリア｜あったら、いいもの。NychairX編
▼ 【動画】体をやさしく包み込む、日本の名作チェア。50年愛され続ける「Nychair X」を紐解きます。

PC作業やお子様のお絵描き・工作には【 デスク WIRY／NA 】と【 オフィスチェア WIRY／NA 】をご提案いたします。

デスク天板は幅120cm、奥行き72.5cmとゆとりのあるサイズ感ですので、デスクトップPCを置きながら、お絵描きや工作のスペースも、十分にお取りいただけます。

背面にルーターやコンセントを隠すポケットがあるのも嬉しいポイント。

このポケットがあることで、デスク上や足元が配線でごちゃつく心配もなく、スッキリと見せることができ、お掃除もスムーズです。

チェアーのカバーには「コーデュロイ生地：オリーブ」を選びました。

畝幅1cmの太畝でざっくりとあたたかい雰囲気を持ちながら、独特の深みと味わいがある色味で、お部屋を上質な印象に仕上げます。

また、こちらのチェアーは「高さ調節」の機能があります。

家族の誰が使ってもフィットするよう、座面高を調整いただけるフレキシブルさも魅力です。

絵本や図鑑の収納には【 3ドアサイドボード silta 】をご提案いたします。

奥行33cmと、浅めの設計で、動線を妨げません。

それでいて、生活感のあるものをすっぽりと隠してくれるため、片付けることが苦手でもお部屋をすっきりと整えることができます。

▼ 「見せる収納」と「隠す収納」の違いを理解して、お部屋をきれいに片づけましょう。
▼ 本の収納で印象が変わる！生活感を抑える2つのヒント
▼ 【お家で使ってみた。】リセノスタッフ3名が、新作「silta cabinet」をレビューします。

また、キャビネット上は、大中小と高さの異なるアイテムを組み合わせる「三角形飾り」や、トレー・ファブリックなどをステージに見立て、小物をまとめる「ステージグルーピング」などのテクニックを用いると、誰でも簡単にディスプレイができます。

ぜひ、お試しくださいませ。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜「ステージグルーピング」を学びましょう。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜「均等配置」を学びましょう。

担当：プロサポート　嶋本