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東京都 K様 邸
お客様からいただいたご要望
家族構成 | 一人暮らし | ご予算 | 未定 |
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購入予定時期 | すぐにでも | 提案希望のお部屋 | リビングルーム ベッドルーム |
床の色 | 床:ミドルブラウン | ドアの色 | ドア:ミドルブラウン |
スタイリングイメージ | ヴィンテージ、落ち着いた、かっこいい、アイアン、ブラック | ご希望の生活スタイル | リビングで過ごす時間が長い リモートワークをしている |
ご希望のアイテム | 【アイテムおまかせ】 | ||
提案に含めて欲しい商品 | 読書に向いたソファを提案に含めて欲しいです。 (御社に興味を持ったきっかけも、下記ページでculum unit sofaが紹介されていたからでした。 https://recenoprdb.powercms.hosting/pen/ps/u32/2022-11-15.php) |
お持ち(予定)のアイテム | 仕事用の椅子と机(110cm×60cm)を持っています。 40インチ程度のテレビを今後買おうと思っています。 |
現在のお悩みを教えてください。 | 睡眠・食事・仕事・趣味(カラオケ)の全てを防音室の中で行なっており、家具もほとんど買い揃えられていないので、リビングの空間を有効活用できていません。 できれば仕事のとき以外は仕事用デスクに座らずに済むようにしたいです。 本を読んだりゴロゴロしたりするための場所がないことも悩みです。 |
理想の暮らしを教えてください。どんなお部屋で、どんな風に過ごしたいですか? | 今契約している部屋は、都内にありながら山や川などの自然が部屋から感じられることに魅力を感じて選びました。 なので、部屋の雰囲気もそれに調和したものでありつつ、落ち着いたイメージになってくれると嬉しいです。 趣味の読書とカラオケをリラックスした状態ででき、たまにのんびり外を眺めてまったりするような生活ができればいいなと思っています。 |
伝えたい内容など | ・家具をしっかり買い揃えるのが初めてで、相場がわからなかったため予算は未定にしています。 ・床の色はライトブラウンかミドルブラウンで迷いました。写真を参考にしていただけると幸いです。 ・ドアの色について、防音室のドアの色は床の色に近い色ですが、玄関とキッチンの間のドアやトイレのドアはホワイトです。 どんなご提案をいただけるか、とても楽しみにしています!よろしくお願いいたします!! |
ご提案のポイント解説
コーディネート概要
LDK空間は、リモートワーク以外の、プライベートの時間をいかに心地よくお過ごしいただけるかを意識して、コーディネートいたしました。
リビングでは、ご趣味の読書を心ゆくまで満喫できるよう、読書におすすめの【 カウチソファー culum unit sofa/BR 】を中心にレイアウトしています。
落ち着いた印象のブラウンカラーをベースとした「ヴィンテージテイスト」で仕上げていますが、自然素材とあたたかみのあるカラーを用いることで、自然豊かな環境とも調和するような、リラックスムードも感じていただけます。
今回は、LDKのレイアウトが異なるプランを2種類、ご提案させていただきます。
【 Plan-A 】レイアウト
こちらのプランでは、【 カウチソファー culum unit sofa/BR 】をTVボードの対面に据えた形でレイアウトし、リビングスペースを広く確保いたしました。
防音室のドアを挟んで、リビング側には幅120cmのTVボード、キッチン側に幅88cmのキャビネットを設置し、リビングとダイニングキッチンの両方に収納スペースを設けています。
お食事用のスペースには、直径70cmの円形テーブルと、ハーフアーム付きのダイニングチェアーでカフェ風のしつらいに。
ソファー隣にレイアウトしていますので、お食事しながらTV視聴もしやすくなっています。
こちらのレイアウトのメリットは、以下が挙げられます。
1)くつろぐためのリビングスペースが広い
2)ソファーと対面でTVを配置でき、ソファー前にテーブルも置くことができる
3)掃出し窓への動線が確保出来ているので、バルコニーへの出入りがしやすい
デメリットもございます。
1)TV配線位置からコードを伸長する必要がある
2)TVボードは大きめのサイズは置くことが出来ない
3)収納量は【 Plan-B 】には劣る
この後ご紹介いたしますもう一種類のプランと、メリット・デメリットが異なりますので、ぜひ比較してご検討ください。
【 Plan-B 】レイアウト
【 Plan-A 】とはソファーと収納家具の位置を反転させたプランです。
こちらのプランの場合は、TV配線位置がTVボード裏になるので、配線コードが邪魔になる懸念はありませんが、扉位置の関係上、ソファーをTVボードと平行に設置することはできません。
そのため、ソファーで常に脚を伸ばす形でお座りいただくレイアウトになります。
ドアがある方の壁面は、設置できる家具のサイズに限りがありますが、対面の壁面は広くございますので、TVボードやユニットシェルフは【 Plan-A 】よりも大きいサイズをお選びしています。
こちらのレイアウトのメリットは、以下が挙げられます。
1)収納家具は大きいサイズを設置できる
2)TV配線がしやすい
3)窓に近いため、外の風景を眺めやすい
デメリットは以下でございます。
1)【 Plan-A 】よりもリビングスペースが狭い
2)リビングにテーブルを設置できない
3)掃出し窓の前にソファーを設置するため、バルコニーへの出入りが少ししにくい
それでは、それぞれのプランを次の項目から具体的にご説明いたします。
【 Plan-A 】TVを見たり、読書を愉しんだり。
くつろぎスペースを広く取った、リラックスプラン
この度は、当店のWEBマガジンを御覧いただき、【 culum unit sofa 】にご興味をお持ちいただいたとのこと、誠にありがとうございます。
culumシリーズは当店のソファーの中でも、座り心地が最も「硬め」のソファーです。
沈み込みがほとんど起こらず、その座り心地はまるで畳で過ごしているような感覚。
「硬い」ということは、体の軸がブレずに姿勢を保ちやすい、ということになります。
柔らかいソファーで過ごす心地よさはとは異なりますが、「硬い」ソファーは長時間過ごしても、体が痛くなったり疲れたりしにくいというのが大きなメリットで、その点こそが「読書におすすめ」の理由です。
culumシリーズには一人掛けから大きなカウチセットまで、幅広いサイズ展開がございますが、今回ご提案いたしますのは【 カウチソファー culum unit sofa/BR 】です。
WEBマガジンでもご紹介しておりますが、シリーズの中でもアーム(肘掛け)があるのがこちらのタイプで、読書の時間にはアームレストがあると、より姿勢が安定しやすいのです。
【 Plan-A 】では2人掛けソファーのように、長手方向がTVと対面になるようにレイアウトしています。
TVを視聴する際はTVを正面にして、通常のソファーのように腰掛けていただけますし、アーム部分を枕に横になりながらお過ごしいただくのもおすすめです。
ご来客の際にも、お二人横並びにお座りいただくことができます。
TVボードは、137cmの壁面スペースに対して、【 TVボード LINE 幅120cmタイプ 】をレイアウトいたしました。
TVボードは、TVを置いた時に三角形になる見え方がバランスが良く、左右に10~30cmの余白が生まれるサイズのものがおすすめです。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|「テレビボード」の最適な大きさを知りましょう。
デメリットとしてお伝えしましたが、【 Plan-B 】と比較すると、というお話なので、40インチのサイズであれば、左右に約16cmの余白ができますので、問題なくご利用いただけます。
【 TVボード LINE 】は、前面が格子状となっており、シンプルながらさりげないアクセントを効かせたデザインが特徴です。
脚の高さは「4cm」「14cm」「22cm」の3種類、カラーは「ナチュラル」「ミドルブラウン」の2種類ございますが、今回ご提案いたしますのは「14cm・ミドルブラウン」です。
また、リビングにおすすめのアイテムとして、ラグマットとテーブルもご紹介いたします。
【 Plan-A 】でおすすめのラグマットは、140cm×200cmの【 ラグマット WOOL MOSAIC RUG 】です。
インドの職人さんが1点1点丁寧に手で織られており、少しゆらぎのあるひし形模様とウール・コットンの天然素材が、なんともあたたかみを感じさせます。
グレーのグラデーションカラーが、スタイリッシュな印象も醸し出し、ヴィンテージテイストの世界観をより深めてくれます。
薄手のタイプにはなりますので、もし床でもお過ごしになる予定がございます場合は、【 滑り止め+クッション SOFT SUPPORT RUG 】を挟んでご使用いただくことをおすすめいたします。
▼ 【動画】ラグが快適に生まれ変わる滑り止め + クッション。|あったら、いいもの。ソフトサポートラグ編
【 Plan-A 】のメリットとして、リビングスペースが広く取れ、ソファー前にもテーブルを置ける点がございます。
お食事スペースはしっかり確保出来ていますので、そこまで大きいテーブルは必要ないかもしれませんが、読書のお供のドリンクやおやつ、スマホなど、ちょっとした物を置けるスペースがあると便利です。
そこでおすすめいたしますのが【 ネストテーブル RattanMix/BR 】です。
大小のサイズを組み合わせたテーブルで、コンパクトでとても軽量な造りです。
ソファーサイドやソファー前、しいては別のお部屋への移動もしやすく、使い勝手の良さが光ります。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|リビングテーブルは、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
充実したリビングスペースを確保しながらも、しっかりとお食事スペースもご用意しています。
テーブルにご提案いたしますのは、直径70cmの【 カフェテーブル WIRY/BR 円形 】です。
オーク無垢材を使用した味わいのある天板に、スラッと伸びた1本脚。
コンパクトサイズだからこそ実現できるこのフォルムは、まるでカフェで過ごしている気分を味わえます。
1本脚かつ円形なので、チェアーの納まりを気にする必要がなく、自由なレイアウトが叶う点も、メリットのひとつです。
▼ 【動画】お家でもカフェのような空間を。1人暮らしから2人暮らしにおすすめなカフェテーブル
チェアーにも同じくオーク材を使用した【 ダイニングチェア folk round arm/BR 】がおすすめです。
座面には「ペーパーコード」という、樹脂を含ませて撚った紙ひもを丁寧に編み上げているので、適度な弾力とフィット感があり、耐久性の高さにも定評のある素材です。
背もたれと一体になったハーフアームは、自然な体勢で肘置きとして使えて、曲線部分がゆるやかに体にフィットしますので、ダイニングスペースでもリラックスしてお過ごしいただけます。
高さも抑えた造りで、お部屋に圧迫感を感じさせません。
▼ 【わたしの愛用品】ダイニングチェアに黒がおすすめな理由。モダンデザインから感じる名作椅子のエッセンス
キッチン後方・防音扉の脇のスペースには、【 R.U.S ラタンキャビネット/ミッドブラウン】をレイアウトいたしました。
こちらのスペースにはインターホンや電気スイッチがあり、行き来の頻度が高い場所でもあるので、腰高の高さのアイテムを選びました。
【 ネストテーブル RattanMix/BR 】と同様、前扉はラタンの意匠をあしらっており、デザイン性とともに通気性が良い利点もございます。
高さは抑えながらも、その収納力は抜群です。
内部には棚板が3枚付いていますが、3cm刻みで高さの調節が可能です。
天板部分も、水や汚れに強い「ウレタン塗装」を施しておりますので、キッチン周りのアイテムも心配なくご使用がいただけます。
▼ 【お家で使ってみた。】リセノスタッフ2名が新作の「R.U.S ラタンキャビネット」をレビューします。
【 Plan-B 】壁面収納で収納力アップ。
「収納力」を重視した、機能的なプラン
リビングについて、ソファーは【 Plan-A 】と同じですが、TVボードとラグマットは、設置スペースに合わせたサイズのアイテムに変更しております。
ソファーの位置が窓に近いため、外の風景を眺めやすいのは、こちらのレイアウトかと存じます。
【 カウチソファー culum unit sofa/BR 】は、【 Plan-A 】と違って短手方向がTVボードと対面となりますので、基本的にはソファーで脚を伸ばしてお過ごしいただくイメージです。
こちらのソファーも高さを抑えた造りですが、壁付けで設置の場合は、このように背クッションをアームに載せて、ハイバックソファーのようにくつろいでいただくことも可能です。
リビングスペースがややコンパクトですが、アーム部分に取り付けることができる【 culum unit sofa専用 アームテーブル 】も、オプションでご用意がございますので、リビングテーブル代わりにご使用いただけます。
TVボードは、【 Plan-A 】でご提案したものよりも幅が30cm大きい【 TVボード WIRY/BR 幅150cmタイプ 】をレイアウトいたしました。
40インチのTVを置いた場合でも、左右に約30cm程度スペースができるので、三角形のバランスも良く、サイドスペースでディスプレイをお楽しみいただくこともできます。
ダイニングのカフェテーブルと同じシリーズで、オーク材 × 艶消しアイアン × 真鍮パーツと、異素材を組み合わせた、スタイリッシュなデザインが特徴です。
TVボードは特に、前面にあしらった真鍮の取手が、高級感を演出してくれます。
▼ WOOD×IRONのオリジナル家具「WIRYシリーズ」の魅力をひも解きます。
ラグマットは、大きいサイズを敷くこともできますが、防音室扉前の通行がしやすいように、【 Plan-A 】よりも小さい100㎝×150㎝サイズの【 ラグマット BOHO/サンド×ブラウン 】を合わせました。
サイズは小さいながらも、手書き調のやわらかなデザイン、サイドに施されたフリンジ、ふっくらと厚みのある素材感と、ソファーを引き立てる存在感があります。
ダイニングセットは、同じ商品でレイアウトしています。
こちらのプランでも、TVは問題なくご視聴いただけるかと存じます。
こちらのレイアウトの場合は、少し奥まった部分の壁面になるので、背の高い収納を設置しても圧迫感を感じにくく、邪魔にならないため、収納力を重視する場合はこちらのプランがおすすめです。
【 R.U.S ユニットシェルフ 】は、さまざまなサイズのパーツを自由に組み合わせることができる、機能的なシェルフです。
今回レイアウトした【 R.U.S 基本セット 高さ165cm×幅92cm(ウッドキャビネット) 】は、上部がオープン収納、下部がキャビネット収納と、「見せる」と「隠す」両方の収納が叶うアイテムです。
カラーは、「ブラック×ミッドブラウン」の組み合わせが、他のアイテムともカラーやイメージの統一が叶います。
▼ 【動画】バイヤーおすすめアイテム |ユニットシェルフR.U.Sに合わせて使いたい、収納バスケット
お部屋をより魅力的に引き立てる、プラスワンアイテムのご紹介
最後になりますが、お部屋の魅力がより高まる、おすすめのインテリアアイテムをご紹介いたします。
心地よいお部屋作りに欠かせないのは、『照明』です。
照明は、生活になくてはならないものですが、当店が推奨しておりますのは、「あたたかみのある光」を「複数用いる」ことです。
▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。
LDKスペースは、主にお仕事以外の時間を過ごすためのスペースかと存じますので、オレンジ色のぬくもり感じる光が、副交感神経が刺激し、リラックス効果を高めてくれます。
天井照明は、お部屋の雰囲気に合わせたスポットライトタイプの【 天井照明 HARMONY CIELING LAMP 】を取り付けています。
当店では、1畳あたり『 15~20W 』の明るさを推奨しているので、天井照明だけでも十分明るさは確保できるかと思います。
しかし、1方向のみの光より、光源が複数あることで光の陰影ができ、リラックス効果が高まります。
特におすすめしたいのがフロアライトです。
【 フロアライト GRASP 】は、光を灯していない時も、彫刻のような支柱や自然素材を用いたシェードが、そこにあるだけでも美しい佇まいです。
【 テーブルライト SIENI 】は、USB充電式コードレスタイプの間接照明です。
キャビネット上やダイニングテーブルなど、気軽に場所を移動してお使いいただけます。
映画鑑賞や晩酌タイムなど、ちょっと落ち着いた時間を過ごしたい時には、天井照明を消して、フロアライトやテーブルライトなど間接照明だけにすると、ムーディーなリラックス空間となります。
今回ご提案した家具は、比較的高さを抑えたアイテムが多めです。
家具の高さが低いと、お部屋で感じる圧迫感を軽減することができる一方で、白い壁がなんだか寂しさを感じさせることも。
そこでおすすめしたいインテリアアイテムが、『アート』です。
『アート』というと、なんだか難しそう...と思われるかもしれませんが、当店では「大きなサイズを」「ひとつだけ」導入することをご提案しているので、手軽に取り入れていただけます。
こちらのページで、選び方や飾り方をご案内しておりますので、ぜひご参考ください。
ソファーには、クッションもいくつか置いていただくと、お部屋が華やいだ印象になります。
見た目はもちろんですが、【 culumソファー 】は硬めの座り心地なので、シリコンフィルを含んだクッションを背に当てると、やわらかな背あたりとなります。
TV鑑賞の時は枕にしたり抱きかかえたり、読書の時には膝に載せて高さ調整ができたりと、機能面でもさまざまなシーンでご活用いただけます。
▼ 【動画】快適もおしゃれも手軽に叶えるインテリアアイテム|【あったら、いいもの。クッション編】
お部屋で過ごす時間をより心地よくするアイテムも、ぜひ併せてご検討をいただけますと幸いでございます。