リアルショップでは、「商品」「スタッフの雰囲気」「ナチュラルヴィンテージの世界観」をぜひご体感ください。
https://www.receno.com/pen/work/u31/2022-04-08.php公開日 2025年12月19日(金)
インテリアに関わるお仕事がしたいなら?
リセノのお仕事を例に解説します。
こんにちは、編集部の辻口です。
インテリアの業界でお仕事をしていると、
「私もインテリアに関わる仕事がしてみたい!」
と、友人やお客さまからご相談を
いただくことがあります。
そうした方のお話を聞いてみると、
- どんな仕事があるの?
- 必要なスキルは?
- どうやって勉強すればいいの?
- 未経験でもできる仕事?
といった疑問を持たれていることが、
とても多いと感じます。
今回は、そうしたお悩みを持つ方に向けて、
「インテリア業界ってどんなところ?」という
基本的なお話と、リセノの仕事を例にしながら、
インテリアに関わる仕事や、必要なスキル、
学び方についてご紹介します。
この記事を通して、
インテリアの世界を一緒に盛り上げてくれる
仲間が増えたら、とても嬉しいです。
「インテリア」ってどんな業界?
インテリアのお仕事というと、
「建築」や「内装工事」をイメージ
される方も多いかもしれません。
ですが、一般的にインテリア業界と
呼ばれる仕事の多くは、建物が完成したあとの
空間に使う家具や雑貨を制作したり、それらを
使って整えていく仕事が多いです。
ソファーやテーブル、照明、ラグ、カーテン。
住む人の「理想の空間」や「暮らしやすさ」を
どう組み合わせれば実現できるか。
そうした「お部屋の中のこと」を考えるのが、
インテリアの仕事の中心になります。
日本では、現在のようなLDKを中心とした
暮らし方が一般的になってから、まだ
50年ほどしか経っていません。
そのため、インテリアは海外と比べると、
文化としても、仕事としても、
まだ発展途上の分野です。
だからこそ、
「学びながら成長できる余地が大きい業界」
とも言えるのが、インテリアの世界です。
インテリア業界にはどんな仕事があるの?

インテリア業界には、さまざまな仕事があります。
ひとつの空間や暮らしを支えるために、
役割や専門性ごとに仕事が分かれているのが特徴です。
ここでは、インテリア業界の中にある
代表的なお仕事を全体像として見てみます。
① 家具や雑貨をデザインし、制作する「メーカー業」

メーカー業は、
家具や雑貨などのインテリアアイテムを企画し、
形にして世の中に送り出す役割を担います。
素材や構造、サイズ感、使い心地などを考えながら、
暮らしの中で使われるプロダクトを
生み出していく仕事です。
インテリア業界の中でも、
「ものづくり」の起点となる役割と言えます。
② 店舗やECを通して、アイテムを届ける「小売業」
小売業は、
完成した家具や雑貨を、店舗やECサイトを通して
お客さまに届ける役割を担います。
商品そのものだけでなく、
使い方や選び方、暮らしへの取り入れ方といった情報を
あわせて伝えることも、この仕事の大切な要素です。
お客さまとインテリアをつなぐ、
接点となる役割を果たしています。
③ コーディネートを提案する「スタイリング業」
スタイリング業は、
住まいや暮らし方に合わせて、
インテリアのコーディネートを提案する仕事です。
家具の配置やバランス、動線などを考慮しながら、
空間全体を整えるための考え方を、
具体的な形で届けていきます。
インテリアの知識を、
実際の暮らしに落とし込む役割を担っています。
④ インテリアの情報を発信する「メディア業」
メディア業は、
インテリアに関する知識や考え方、楽しさを、
記事や動画などを通して発信する仕事です。
インテリアを「選ぶ前」に学ぶ機会をつくることで、
暮らしや空間づくりの土台を支える役割があります。
業界全体の理解や文化を広げていく
存在とも言えるかもしれませんね。
このように、インテリア業界は
「お部屋づくり」や「暮らし」を軸に、
さまざまな仕事が連なって成り立っています。
それぞれの役割がつながることで、
ひとつの空間や体験が形づくられていく。
それが、インテリア業界の大きな特徴です。
インテリアのお仕事で必要なスキルって?
インテリアの仕事に必要なスキルは、
担当する職種によって細かく異なりますが、
共通して大切になるベーシックな知識もあります。
たとえば、家具や雑貨を幅広く知っているかどうかや、
素材や構造、使い方、耐久性などを理解すること。
間取りの特徴や生活動線、家族構成による違いなど、
日本の住宅事情や暮らしの知識。
インテリアスタイルにはどのような種類があり、
そういったスタイルを作るにはどんな要素が必要か
という、コーディネート・スタイリングの考え方。
そして、そうした知識を製品や接客、発信を通して
分かりやすく説明する力。
インテリアの仕事は「センスがあればできる」
というものではありませんが、言い換えれば
正しい知識と経験を身につければ、誰でも
インテリアに関わるお仕事に携わることができます。
ここから先は、リセノでのお仕事を例に、
どんなお仕事があるのか、必要なスキルや
身につく経験について詳しく見ていきます。
「インテリアEC」のリセノにあるお仕事
リセノは、
- 家具や雑貨などの制作・バイイング
- EC・店舗を通じたご案内と提案
- 動画やWebマガジンといったインテリア情報の発信
といったように「メーカー業」「スタイリング業」
「メディア業」と、インテリア業界に
幅広く関わっています。
ですので、リセノのお仕事について
知っていただくことで、インテリア業界のお仕事に
ついても分かりやすくご理解いただけると思います。
① お客さまと関わるお仕事
お客さまと関わる仕事は、いわばインテリアと
お客さまを繋ぐ架け橋のような存在。
ベーシックで幅広い知識と、それを分かりやすく
言葉で伝える知識が必要ですが、暮らしの困りごとを
リアルに掴む経験を多くつむことができます。
店舗スタッフ

店舗スタッフは、
実際にお店でお客さまと直接
やり取りをするお仕事です。
商品知識はもちろん、
お客さまの住宅事情や暮らし方を想像しながら、
インテリアの提案を行う力が求められます。
「この家具は、どんな暮らしに合うのか」
「なぜこの組み合わせがおすすめなのか」
そうしたことを、
分かりやすく伝えられることが大切です。
カスタマーサポートスタッフ
リセノのカスタマーサポートは、
いわゆる問い合わせ対応にとどまらず、
お客さまの理想の暮らしを実現する
ことを目指す役割です。
お電話やメールを通して、
お客さまのお悩みを丁寧に伺い、
インテリアの視点から最適な選択をサポートします。
店舗スタッフと同じように、
インテリアの知識やスタイリングの考え方が
求められるお仕事です。
暮らしに寄り添う「カスタマーサポート」のお仕事についてご紹介します。
https://www.receno.com/pen/work/u92/2025-08-28.phpプロサポートスタッフ
プロサポートスタッフは、
3Dツールを使ってお客さまのご自宅を再現し、
より踏み込んだコーディネート提案を行うチームです。
空間全体を俯瞰しながら、
家具のサイズ感や配置、動線まで含めて考えるため、
より専門的なインテリアの知識と提案力が
求められます。
お部屋づくりを成功に導く「3Dシミュレーター」について紐解きます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-03-14.php② 商品やプロダクトに関わるお仕事
リセノでは、お客さまからいただいたお悩みを、
「家具や雑貨を通して解決すること」にも
挑戦しています。
そうしたアイテムが世の中にないか探したり、
なければ自分たちで作り出すのが、この仕事の役割。
素材やデザイン、市場の知識など、より
アイテムについての専門的な知識が必要で、
クリエイティブな経験を積むことができる仕事です。
バイヤー・プロダクト制作スタッフ
バイヤーやプロダクト制作スタッフは、
お客さまの暮らしの中にある「不便」や
「こうだったらいいのに」という声に向き合い、
それを解決する家具や雑貨を形にするお仕事です。
数多くの選択肢の中から商品を選び抜いたり、
ときにはゼロからプロダクトを開発したりします。
インテリアの知識に加えて、
暮らしを深く想像する力が求められます。
国内外からナチュラルヴィンテージアイテムを仕入れる、バイヤーチームをご紹介!
https://www.receno.com/pen/work/u54/2024-02-15.php品質・生産管理スタッフ
生産管理スタッフは、
開発・バイイングされたプロダクトを、
安定してお客さまに届けるためのお仕事です。
品質や納期、生産体制を管理しながら、
「安心して使っていただける状態」を支えます。
アイテムの梱包や品質といった専門的な知識と、
裏側を支える視点の両方が必要な役割です。
リセノの品質管理チームの様子をご紹介します!
https://www.receno.com/pen/work/u54/2024-05-10.php③ ECやSNSの発信に関わるお仕事
このお仕事は、家具や雑貨といったアイテムや、
動画やマガジンといったコンテンツを、
広く、分かりやすく伝えるのが役割です。
インテリアのベーシックな知識にくわえて、
Webサイトを作る知識や、写真や文章を通して
情報を整理する力が求められたり、そうした経験を
たくさんつむことができます。
EC制作スタッフ
EC制作スタッフは、
インターネット上でのお店づくりを担います。
商品や情報を、
お客さまがストレスなく探し、理解できるように、
ページ構成や表現を考えるお仕事です。
インテリアの知識だけでなく、サイト制作や
ユーザーのリアルな目線で考える力が身につきます。
撮影スタッフ
撮影スタッフは、
商品やお部屋の魅力が一目で伝わるように、
写真や動画の撮影・コーディネートを行います。
「この写真を見て、暮らしが想像できるか」
という視点が、とても大切。
家具と雑貨を使って毎日スタイリングを行うので、
コーディネートについてたくさん学ぶことができます。
撮影アシスタントを募集しています。
https://www.receno.com/pen/work/u92/2025-09-29.phpメディアスタッフ
メディアスタッフは、
インテリアの知識や考え方を、
分かりやすく、楽しく届けるお仕事です。
記事や動画、SNSなどを通して、
多くの人にインテリアの楽しさを伝え、
学びのきっかけをつくります。
企画を考えたり、文章や画像を扱う
クリエイティブの幅広い経験と知識を
得ることができます。
自社メディア「Re:CENO Mag」の企画や管理を行う、リセノ編集課のお仕事風景をご紹介!
https://www.receno.com/pen/work/u54/2024-01-16.php④ 会社の運営に関わるお仕事
その他にも、会社の運営を支える「人事部」や
「総務部」といった一般企業と同じ職種が
リセノにもあります。
こうした職種は「バックオフィス」と呼ばれることも
ありますが、リセノでは、しっかりとインテリアに
関わることの多い役割でもあります。
人事部

「採用」に関わるイメージの強い人事部ですが、
リセノの人事部では、新しく入社された方への
インテリア研修を行うなど、しっかりと
インテリアに関する知識を備える必要があります。
人事の職務経験と、インテリアの知識が同時に
身につけられる貴重な役割です。
総務部
会社運営の基盤を支える総務部。
リセノでは、総務のお仕事に加えて、
「社内美観」を整える役割があります。
来客の際にも驚いていただけるように、
インテリアブランドとして恥ずかしくない
スタイリングをオフィスに施すので、スタイリングや
コーディネートの経験と知識が身につきます。
インテリアって、どうやって勉強すればいいの?

インテリアのお仕事には、どの職種においても
インテリアの基本的な知識が必要となるのが
お分かりいただけたかと思います。
「じゃあ、どうやって勉強すればいいの?」
とお悩みの方も多いと思いますので、
インテリアの知識を身につける方法を
いくつかご紹介したいと思います。
① 資格を取得する
インテリアに関わる仕事を目指すうえで、
資格の取得は、基礎知識を体系的に学ぶための
ひとつの手段になります。
代表的な資格としては、
- 住空間全体の考え方を幅広く学べる「インテリアコーディネーター」
- 空間設計やプランニング寄りの知識を深める「インテリアプランナー」
- 建物や構造、法規の理解につながる関連資格としての「建築士」
などがあります。
これらの資格を通して、
インテリアに関する共通言語や考え方を
整理できる点は大きなメリットです。
ただし「調理師免許」だけで美味しい料理が
作れるわけではないのと同じで、
インテリアの仕事においても、
実践を通した経験や理解が欠かせません。
資格はゴールではなく、
仕事や学びを深めていくための「入り口」として
捉えていただくのが良いと思います。
② 専門学校に通う
インテリアを専門的に学べる学校は、
他の業界と比べると数は多くありませんが、
基礎を体系的に学べる場として一定の
役割を担っています。
図面の読み方や色彩、素材の知識、
空間の捉え方などをカリキュラムに沿って学べるため、
インテリア全体の輪郭を
掴む入り口としては有効です。
一方で、インテリア業界は職種の幅が広く、
実際の仕事で求められるスキルも多岐にわたるため、
学校での学びだけで完結するケースは多くありません。
③ 働きながら学ぶ
「働きながら学ぶ」というのは、インテリアの
知識と経験を同時に得ることができる方法です。
企業や職種によっては、未経験からの
採用を行っているところもあります。
リセノでも、「インテリアが好き」という
気持ちがあれば、未経験から挑戦できる
職種が多くあります。
また、リセノでは実務の中で得られた知識や
経験を「インテリアのセオリー」として体系化
していて、社内研修でも活用しているほど
「学ぶ / 育てる」ことに力を入れています。
④ 書籍を活用する
「未経験とはいえ、最低限の知識は学んでおきたい」
といった方には「インテリアの知識が体系的に
まとめられた書籍」も、とても有効な学習手段です。
リセノでも、インテリアのセオリーを1本の形に
まとめ、体系的に学べるツールとして、
研修や学びのベースとして活用しています。
⑤ 動画・アプリを活用する

最近では、動画やアプリを使って
インテリアを学べる環境も増えてきました。
ただし、発信することがとても簡単になった時代、
情報の正確さよりも「見てもらうこと」に
偏ったものが多いのも事実。
解説されている情報が正確か、実際の経験に
基づいたものか、ということを
見極めることも大切です。
リセノでも、20年近くインテリアブランドとして
活動してきた経験や知識をもとにして、
動画やアプリといった形で
インテリアが学べる情報を発信しています。
「少し自信をつけてから、インテリアの世界に
挑戦してみたい」という方にも、
お役立ていただける学習方法です。
「インテリアに関わるお仕事」の背中を押せたら。
いかがだったでしょうか。
今回は「インテリア業界とお仕事」について、
内側から見た世界についてお届けしてきました。
好きなことを仕事にするのは楽しいことですし、
「インテリアの楽しさを伝えたい」という
想いを持つブランドとして、一緒に
盛り上げてくれる方の背中を押せたら嬉しいです。
リセノでは、一緒にブランドを作ってくださる方を
募集していますので、ご興味があれば採用ページも
ご覧くださいね。
▼採用サイト
https://www.flavor-inc.co.jp/recruit/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










人事部 上辻
元編集部 岩部
元京都店 榎本
人事部 相馬
リセノ制作部