【リセノのあの人】生産管理チームの清水さんへ
インタビューしました。
こんにちは。
撮影チームの辻口です。
リセノで働く、インテリアに熱いスタッフたち。
インテリアが好きで、暮らしを楽しんでいる
リセノスタッフなら、誰もが素敵でおしゃれな
暮らしのヒントを持っているはず。
そんな、ちょっと気になる「リセノのあの人」たちに
インテリアのカメラマン暦5年、リセノ暦2年の
僕からインタビュー。リセノの裏側や暮らしに
まつわるお話を伺っていきたいと思います。
「生産管理」と「クリエイティブ」を
兼任するスタッフ・清水さん
第9回目の今回は、2018年にリセノへ
入社された清水さんです。
学生アルバイトとしてスタートし、現在では
「生産管理」と、Vlogなどの動画を発信する
「動画制作チーム」を兼任され、ちょっと変わった
働き方で活躍されている清水さん。
そこに至った経緯や、知られざる「生産管理」という
お仕事、素敵なご自宅やVlog制作にまつわるお話を
たくさんお伺いすることができました。
「韓国」と「カフェ」が導いた
インテリアの世界
辻口:
今日は清水さんのご自宅で
Youtubeの「ルームツアー」が撮影されるということ
ですが、便乗してインタビューにやってきました。
清水:
緊張しています笑
辻口:
緊張されているところ申し訳ないのですが、
ちょっと変わった働き方をされている
清水さんなので、容赦なく色んなことを
聞かせていただければと思います笑
清水:
ぜんぜん大丈夫です!笑
よろしくお願いします〜!
辻口:
ありがとうございます!
よろしくお願いします。
早速なんですが、清水さんは2018年に
学生アルバイトとしてリセノへ入社されていますよね。
当時は大学生でしょうか?
清水:
そうです!
大学4回生のころ、就職活動の中で
インテリアの会社を探していて。
当時はアルバイトで通っていた「京都」のことも
好きだったので、その2つの条件が揃っている
リセノを見つけたときに「ここだ!」と思って
すぐに応募しました。
辻口:
なるほど。
インテリアには元々興味があったのでしょうか?
清水:
そうですねぇ...。
深く考えたことはなかったのですが、
わたし、韓国とカフェインテリアがすごく好きで。
カフェに行って、写真撮って、コーヒーを飲んで...。
そんなことをずっとやっていました笑
韓国のカフェって、すごくお金をかけて
世界観が作り込まれているんですよね。
今思えば、カフェにはあまり置かないような
名作の家具が当たり前みたいに置かれていたり、
そういう空間がすごく好きでした。
辻口:
韓国にはよく通われていたんですか?
清水:
もう、韓国に行くために日本で
働いていました笑
インスタで韓国のおしゃれなアカウントも
いっぱいフォローしたり。
辻口:
まさに女子大生という感じですね笑
今は「韓国インテリア」というスタイルも
確立されていて、北欧をベースにしたトレンド感の
ある雰囲気が魅力的ですよね。
清水:
韓国の方って流行りに敏感で、
良いものはすぐに取り入れるんですよね。
なので、韓国に行くとみんな同じ髪型や服装に
なっていたりするんですけど笑
韓国インテリアのトレンド感が強いのは、
そういう理由もあるかもしれませんね。
ちょっと変わった出会いから、
正社員の道へ。
辻口:
ちょっと韓国へ寄り道してしまいましたが...
入社の経緯はどういったものだったのでしょうか?
清水:
わたし、大人数の会社説明会みたいなものに
参加したりするのがちょっと苦手で笑
「Wantedly」というツールを使って
就職先を探す中で、リセノに出会ったんです。
辻口:
Wantedlyというと、企業と
直接やり取りできるSNSですよね?
どちらかというと、中途採用などで
使われるイメージですが...
清水:
わたしも特殊ですが、当時のリセノも
特殊な使い方をしていたんだと思います笑
そこで、代表の山本さんと直接メッセージの
やり取りをして「アルバイトからでよければ
募集してるよ」って教えていただいて。
辻口:
それ、緊張しますね笑
清水:
今は、怖くてそのメッセージを見返せないです笑
そんな経緯で、リセノへ入社させていただきました。
辻口:
なるほど。
学生アルバイトとして入社されて、
どんなお仕事から始められたんでしょうか?
清水:
最初は、当時人手が足りていなかった
「撮影アシスタント」と「在庫管理」を
主な仕事としてやらせていただいていました。
在庫の管理にまつわる業務を教えてもらいながら、
たまに商品撮影のアシストやモデルとして
参加させていただいたり。
そうやって、週に2~3日ほどアルバイトを
させていただいていました。
辻口:
ちなみに、就職活動は継続されていたんでしょうか?
清水:
実は、他のインテリア会社で内定を
いただいたタイミングもあったのですが笑
「インテリアテスト」に合格したら、
ぜひリセノで正社員として働いてほしいという
嬉しいお言葉もいただいていて。
なので、就職活動は一旦やめて、
インテリアテストに合格することを
目指していました。
辻口:
インテリアテストというのは、リセノ社内で
定期的に行われている、インテリア知識の向上を
目的とした取り組みのことですね。
清水:
そうです。
12月には合格することができていて、
4月の卒業と同時に、正社員として
お仕事をさせてもらえることになりました。
必要なときに、お客さまの元へ。
生産管理というお仕事
商品部のみなさま
辻口:
結構難しいテストなのですが、流石です。
正社員になられてからは、どんな
お仕事をされるようになったのでしょうか?
清水:
アルバイトのころから取り組んでいた、在庫管理を
含む「生産管理」のお仕事をさせていただくように
なりました。
辻口:
ちなみに、生産管理というのは
どういったお仕事になるでしょうか?
清水:
簡単に説明すると「お客さまの必要としているものが
ほしいときに手元へ届く」ように、製品の流れを
コントロールするお仕事ですね。
自分たちで作っている製品については、
海外への発注や入庫の処理、製品がお客さまへ
送られるまでの在庫の保管・管理が主になります。
仕入れている商品については、メーカー様と
連携しながら在庫を管理しています。
辻口:
普段、なかなか知る機会のないお仕事ですが、
どんなところが大変でしょうか?
清水:
そうですねぇ。
もちろん、在庫をたくさん持っていれば
お客さまにはいつでもお届けできるのですが、
在庫というのはある意味、先行投資なんですよね。
在庫の量を間違えると、会社が危険な状態に
なってしまうので、どれくらいお客さまが
お求めになるかを予測して、必要な分だけ
用意する必要があるんです。
辻口:
多すぎると保管場所がなくなり、少なすぎると
お客さまが必要なタイミングにお届けできなくなる、
ということですね。
清水:
そうです。
それから、海外へ発注して製品が日本に到着するのは、
発注してから2〜3ヶ月、コロナ情勢になってからは
半年くらい時間が掛かるようになりました。
なので、すごく先のことを考えながら
発注を考えるんです。
辻口:
なるほど。
もちろん、お客さまがどれくらいの数を
注文されるか、ということも
時期や状況によって変わるわけですよね。
清水:
そうなんです。
なので、色んなデータを分析して、適切な
発注量を考えるのが難しいポイントですね。
辻口:
見えない数字を追う、大変なお仕事です。
クリエイティブに憧れて。
動画制作チームのはじまり
辻口:
さて、清水さんは「生産管理」という緻密なお仕事に
取り組みながら「動画制作チーム」にも所属し、
クリエイティブ方面でも活躍されています。
リセノには2つの異なる仕事に取り組む「兼任」
という制度がありますが、その中でもさらに
特殊な働き方をされているように思うのですが...
清水:
言われてみると、そうかもしれません笑
辻口:
これは、どういう経緯だったのでしょう?
清水:
動画チームが始まったのは、
生産管理のお仕事を始めてから
2年ほど経ってからのことで。
クリエイティブのお仕事にはずっと憧れが
あったのですが、兼任となったきっかけは
岩部さんかもしれません。
年齢と入社時期の近い岩部さんとは仲が良くて、
趣味が近かったりとか、Youtubeで見る動画も
同じものが多くて。
いつか、一緒になにかできたらいいねという
話をずっとしていたんです。
辻口:
岩部さんは、現在福岡でお仕事されている
制作チームのスタッフですね。
清水:
そうです。
クリエイティブに挑戦したいということは
会社にも相談していたのですが、岩部さんとの
コソコソ話も、届いていたのかもしれません笑
そんなことで、2年目にチャレンジさせて
いただけることになりました。
辻口:
僕も撮影とライターの役割を兼任をしていたり、
他にも兼任を実施しているスタッフは多いですが、
内容の振れ幅が一番大きいのは
清水さんかもしれませんね。
清水:
そうなのでしょうか笑
でも、全く違う仕事へチャレンジさせて
もらえたことは、本当に貴重で
ありがたいことだと思っています。
基礎を学んで楽しくなった
インテリアの世界
辻口:
一番最初の動画チームでは、見事に
岩部さんと組まれていますよね。
清水:
そうですね!
本当に嬉しかったです。
辻口:
岩部さん&清水さんのチームといえば、岩部さんの
日常を切り取ったVlog「日々うらら」が印象的です。
清水さんが出演されている回もあります。
清水:
懐かしいですね笑
岩部さんとやりたいことを話し合ったときに、
Vlogを作るという意見はすぐに一致しました。
辻口:
今では、いろんなスタッフの日常が
垣間見れるVlogがずいぶんと増えました。
今までは生産管理のお仕事に取り組まれて
きたわけですが、新しく始まった動画の取り組みに
苦労したところはなかったでしょうか?
清水:
めちゃくちゃ、ありました笑
もう、最初は本当になにもできなくて。
Vlogだけじゃなくて、インテリアスタイリングを
解説する「コーディネートレッスン」という動画も
制作していたのですが...。
コーディネートはもちろん、分かりやすく解説する
ための文章を書くということも初めてで。
制作の経験が豊富な岩部さんに
たくさん助けてもらった部分があります。
辻口:
動画を作るということは、インテリアスタイリングの
知識はもちろん、脚本を書いたりと、幅広い能力が
必要ですよね。
清水:
そうなんです。
なので、もう泣きながら色々と勉強しました笑
辻口:
今では、インテリアのスタイリングも
ストーリーの表現も巧みに活躍されています。
清水:
コーディネートについては、ベースになっている
ルールさえ理解すれば、意外と分かりやすくて。
最初は戸惑いましたが、動画制作を繰り返す中で
苦手意識がなくなって、よりインテリアを
楽しめるようになりました。
「にわかに、暮せば。」
辻口:
なるほど。
現在は、制作スタッフの大場さん・岡さんと
チームを組まれて、「にわかに、暮せば。」という
ご自身のVlogも制作されていますよね。
なんだか変わったタイトルですが、
どういった意味が込められているのでしょうか?
清水:
わたしたちは今、3人でチームを組んでいて
それぞれの暮らしを切り取った
Vlogを制作しているのですが...。
古いものが好きな大場さん、料理が好きな岡さん
というふうに、その人の個性がしっかりある中で、
わたしは「これが好き!」といえるものがなく。
チームでミーティングをしたときに、
清水さんって新しいものをいち早く取り入れたり、
名作家具も好きだよねという話が出て。
冗談で「にわかファンみたい!」という
感じで盛り上がったんです笑
Vlogを制作する清水さんチーム
辻口:
なるほど笑
なんとなく、先ほどの韓国のお話も思い出されます。
清水:
その影響もあるかもしれません笑
でも、そうやって新しいものをたくさん
取り入れて、どんどん暮らしが変わっていく様子を
楽しんでもらえるんじゃないかなと思って。
なので、あえて「にわか」という
言葉を使ったタイトルにしました。
辻口:
すごく赤裸々というか、暮らしや仕事について
等身大で発信している感じが素敵で、おじさんで
ある僕ですら共感してしまう部分があります笑
清水:
ありがとうございます笑
ミーハーではありますが、若い子には若い子
なりに考えていることがあるというか。
「わたしは今こういうことを考えているんだ、次の
瞬間には忘れてしまうかもしれないけれど」みたいな
ことを残したり、表現できたら良いなと思っています。
インテリアの基本に、
暮らしの心地よさを乗せる。
辻口:
さて、そんな「にわか」の舞台でもある
清水さんのご自宅にお邪魔しているわけですが...
にわかだなんてとんでもなく、すごく
素敵なお部屋になっていますね。
清水:
ありがとうございます!
辻口:
清水さんはどんなことを意識して
お部屋づくりをされているんでしょうか。
清水:
そうですねぇ...。
「暮らしの中で心地よさを感じる瞬間」が
ベースになっているかもしれません。
例えば、夕方に灯りをつけたとき、ふとその光に
癒やされたりすると、照明を探し始めたり。
朝起きたときに、飾っているお花がすごく素敵に
感じて、いつも飾るようになったり。
そういった「暮らしの中で癒やされる瞬間」から
お部屋に置くものを探すことが多いと思います。
辻口:
なるほど。
気持ちからスタートするお部屋づくりということ
だと思うのですが、インテリア全体を通して
すごく統一感がありますよね。
なにかコツがあるのでしょうか?
清水:
うーん、自分が美しいと感じるものをセレクト
しているんですが、今まで迎え入れてみてお部屋に
合わなかった、ということはあまりないですね。
辻口:
それは、天才です笑
動画作りの中で学んだコーディネート術なども、
活かされていたりしますか?
清水:
あ、そうですね!
すごく無意識だったので、気づかなかったですが...。
「素材を合わせて統一感を出す」というのは、
自分が好きなものを集めていることもあって、
自然とそうなるというところもありますね。
他には、ナチュラルカラーが多くなって、お部屋が
ボヤケてしまうのが気になることもあったのですが。
意識的にブラックカラーを取り入れることで
お部屋の雰囲気を引き締める、といったテクニックを
使ったら、自分好みに仕上げることができました。
辻口:
なるほど。
普遍的なコーディネートテクニックを
ベースに、暮らしの心地よさを取り入れた
お部屋づくりということですね。
「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」
辻口:
さて、清水さんが幅広く活躍されているので、
インタビューも長くなってしまいました。
「生産管理」と「クリエイティブ」の兼任は
大変ではないですか?
清水:
わたしは、兼任を楽しめるタイプだと
いうことが、やってみてわかりました。
気づきの幅が2倍になるというところに、
すごく充実感があるというか。
どちらかだけだったら、絶対に学べなかったことを
発見できるので、やっていてよかったなと感じます。
辻口:
「気づきの幅が2倍になる」というのは、
素敵な表現です。
日々進化されている清水さんですが、
今後リセノの中でどのように活躍されたいですか?
清水:
わたしもインテリアに関しては0から始まって、
仕事を通して基礎を学ぶ中で、インテリアを
より楽しめるようになりました。
なので、ひとつはインテリアが楽しくなるような
インテリアの基礎や知識を、動画や
マガジンで引き続き発信していきたいです。
そして、基礎の上には自分が
「なんかいいよね」って思えるものが乗せられると
インテリアはもっと楽しくなると思うんです。
そんな暮らしのヒントを、Vlogで表現
していけたらいいなと思っています。
辻口:
ご自身が体験したことを、お客さまにも
届けたいということですね。
今後清水さんが発信されることだけでなく、
この後に撮影されるルームツアーの公開も楽しみです。
撮影、頑張って下さい!
清水:
緊張しますが、頑張ります〜!
辻口:
今日はお忙しいところ、
たくさんお話をお聞かせいただいて
ありがとうございました!
清水:
とんでもないです!
ありがとうございました。