【リセノのあの人】プロサポートチームの中島さんへ
インタビューしました。
こんにちは。
撮影チームの辻口です。
リセノでは、インテリアの魅力を
リアルな暮らしの中でお客さまに
感じてもらえるよう、写真の中にモデルとして、
スタッフたち自らが登場しています。
インテリアが好きで、暮らしを楽しんでいる
リセノスタッフなら、誰もが素敵でおしゃれな
暮らしのヒントを持っているはず。
そんな、ちょっと気になる「リセノのあの人」たちに
インテリアのカメラマン暦5年、リセノ暦2年の
僕からインタビュー。リセノの裏側や暮らしに
まつわるお話を伺っていきたいと思います。
4つの部署を経験された、
ベテランスタッフの中島さん
第8回目の今回は、2013年に応対チームへと
入社された、ベテランスタッフの中島さんです。
応対サポートや発注チーム、コントラクト、
プロサポートチームなど、色んな部署を
経験されてきた中島さん。
昔のリセノの様子や、本社移転の裏側など、
9年間勤められてきた中島さんだからこそ
聞けるお話を、たくさんお伺いすることが出来ました。
やっぱり忘れられなかった、
インテリアの世界
辻口:
中島さんは、今入社されて
どれくらい経つのでしょうか?
中島:
えーっと、7、8、9...。
気がついたら、9年目ですね。
リセノの社歴でいうと、上から数えて3番目か
4番目くらいになってしまいました笑
辻口:
大ベテランです笑
今日は移転したばかりの本社へと、
お話を伺いにやってきました。
普段はあまりお話する機会がないので、
どんなことが聞けるのか楽しみです。
よろしくお願いします!
中島:
こちらこそ、よろしくお願いします!
辻口:
さて、中島さんは2013年の入社となっていますが、
前職ではどんなことをされていたのでしょうか?
中島:
一つ前はお菓子を販売している会社で
営業事務をしていました。
営業事務の会社に入る以前は、
ずっとインテリアのショップスタッフとして
仕事をしていました。
辻口:
なるほど。
つまり、一度インテリアの世界から離れて、
リセノへの入社をきっかけに、もう一度
インテリアのお仕事に戻ってこられたと。
これは、何か理由があったのでしょうか?
中島:
長くショップスタッフを勤める中で、
体力面やライフスタイルについて、
厳しいなと感じることがありまして。
そういう理由で、お休みが安定している
営業事務へ転職してみたんです。
辻口:
でも、インテリアの世界に戻ってこられたと笑
中島:
はい笑
一度離れてみてわかったんですが、私はやっぱり
インテリアが好きなんだなって思いました。
一日8時間働くことを考えたときに、
やっぱり好きなことを仕事にしたいと思ったのが、
リセノに入社するきっかけでした。
辻口:
なるほど。
インテリアは、昔から好きだったのでしょうか?
中島:
そうですねぇ。
小学生の時、戸建てへ引っ越すことになったんですが、
家探しで訪れるモデルハウスや、モデルルームの
感じがすごく好きで、全部ついていってたんです。
高校生のころは、インテリアの学校に行くか迷って、
結局大学へ通ったけど、その後に専門学校に
行くことにしたり笑
そんな感じで、インテリアは昔から好きでした。
チームで、みんなで。
「初めて」を支える力
辻口:
なかなかのインテリア愛です。
リセノのことは、元々ご存知だったのでしょうか?
中島:
いえ、知りませんでした笑
求人誌の中で、たまたまリセノの募集を
見かけたんです。
ネットショップか、面白そうだなと思って
応募しました。
辻口:
ショップスタッフを長く経験されてきた
中島さんですが、リセノでは
応対チームへと入社されています。
お客さまと対面での応対から、電話や
メールでのやり取りに変わったことで、
苦労はなかったでしょうか?
中島:
正直、とっても苦労しました笑
対面だとお客さまの温度感が分かりやすいのですが、
電話やメール越しだと、やっぱりお気持ちを
汲み取り切れないことがよくあって。
それから、電話をしながらPCでたくさんの
商品を同時に調べたりしなければいけないので、
慣れるまでが大変でした。
辻口:
初めてのお仕事でいろいろ苦労
されたようですが、続けられるか不安に
なったことはなかったのでしょうか?
中島:
これは今もそうなんですが、
私が続けてこられたのは、一緒に働いている
みなさんのおかげというか。
リセノって、本当に良い人ばかりなんですよね。
チームで、みんなで頑張ろうよという会社なので、
そこに救われた部分が大きいです。
辻口:
そこは、今も昔も変わらないんですね。
応対と発注。
「お客さまへ届ける」の裏側
辻口:
さて、中島さんはその後応対チームから
発注チームへと異動されています。
これは、どういった経緯だったのでしょうか?
中島:
元々は、応対チームの中で発注という業務を
手分けしていたのですが、チームを分けたほうが
良いねという話になって。
新しいチームを作る中で、
そっちでどうかな?というふうに
お声がけいただきました。
辻口:
ちなみに、発注というのはどういった
お仕事になるでしょうか?
中島:
発注というのは、お客さまからいただいたご注文を
受けて、メーカー様へ出荷依頼をし、メーカー様から
ご返答いただいた出荷日や伝票番号をお客さまへ
お伝えする、というお仕事ですね。
辻口:
リセノでは毎日数百件のご注文をいただいていますが、
これをすべて対応していくということでしょうか?
中島:
そうですね。
メーカー様によって受付時間がそれぞれ
決まっているので、お客さまの希望日に添えるよう、
チームでスピーディーに処理していきます。
辻口:
とても大変なお仕事です...!
中島:
応対チームはお客さま一人ひとりと向き合いますが、
発注チームは、膨大な数と時間との戦いでしたね。
おかげで、チームワークも高まったと思います笑
企業の看板を背負う
コントラクトチームへ。
辻口:
まさに、縁の下の力持ちです。
発注チームを経験された後は、さらに
コントラクトチームへと異動されています。
これは、何がきっかけだったのでしょうか?
中島:
コントラクトチームは、発注をやりつつお手伝い
させていただいていたのですが、部署を本格化させる
タイミングで、正式に異動となりました。
辻口:
コントラクトというのは、法人のお客さまに対して、
モデルルームや飲食店、公共施設の空間の
内装や、導入する家具の提案やプロデュースを
させていただくお仕事ですね。
今までは個人のお客さまの応対をされることが
多かったと思うのですが、対企業になったことで
戸惑いはなかったのでしょうか?
中島:
意外と、そこには違和感は感じなくて。
ただ、会社と会社のことなので、企業の看板を
背負うつもりでチャレンジしていました。
あとは、個人のお客さまと違って、予算がしっかりと
決まっているので、枠の中にしっかり収めながら
ベストを探る、というところが難しいところでした。
辻口:
インテリアには、無数の選択肢があります。
中島:
そうなんです。
案件によっては、雑貨も含めたトータルで
選ばなければいけなくて、いいものを選べば
もちろん完成度はあがるんですが...
常に電卓をたたきながら、ベストな提案を
探っていました。
辻口:
なるほど。
何か、記憶に残っている事例などはあるでしょうか?
中島:
コントラクトの期間も長かったので、
いろいろやらせていただいたなぁと
いう感じなのですが...
「イニシア桂大橋」という新築分譲
マンションの、モデルルームをコーディネート
させていただいたことは、よく覚えています。
最初は一室のみのご依頼だったのですが、ご好評
いただいたのか、ほかのお部屋や、
系列の建物のお部屋についてもご依頼いただいて。
とても嬉しかったのを覚えています。
辻口:
信頼していただけるのは、嬉しいですよね。
中島:
そうですね。
それぞれお部屋の間取りが違うので、
難しさもあったのですが、その分
とてもやりがいがありました。
見えるところから見えないところまで。
本社移転の裏側
新しい本社のキッチン
辻口:
ありがとうございます。
幅広いお客さまに対応されてきた中島さんですが、
今日お邪魔している真新しい本社の移転についても、
中島さんが関わられているのだとか。
中島:
そうですね。
以前の本社からほど近い場所に、ちょうどよい
ビルの空き室が見つかったので、リノベーションを
して移転することになったんです。
デザインや内装については、代表の山本さんや
ひめさんが主体となられて、私も打ち合わせや移転に
まつわる業務に参加させていただきました。
辻口:
「会社を移転する」という作業はなかなか関わる
ことのない業務ですが、何だかすごく大変そう
なのは想像できます。
中島:
これも、大変でした笑
デザインや内装といった目に見える部分は
もちろんですが、電話やインターネットの回線を
切り替えたり、オフィス家具の移動を手配したり...
「こんなところまで!」
という案件がたくさんありました。
辻口:
ちなみに、一番「こんなところまで!」
と思ったところはなんでしょうか?笑
中島:
そうですねぇ...。
この本社が入っているビルは、少し古くて。
天井裏に渡している配線が、結構すごいことに
なっていたんです笑
あとは、壁を取っ払ってみると
すごくデコボコしていたり...。
工期が決まっている中で、こういうことを
どうしていくか決めないと先に進めないので、
そういう宿題をたくさん抱えていました。
お気に入りの場所だという、ミーティングルーム
辻口:
目に見えない部分もたくさんあるんですね。
知識が伴うことも多そうです。
中島:
「みんな想像つかないだろうね」ということを
施工中はよく話していました笑
初めて出くわすことも多いので、その都度調べながら
進めたり、施工業者の方にフォローしていただいたり、
たくさん勉強させていただきました。
インテリアの「分からない」に
寄り添うプロサポート
辻口:
ありがとうございます。
現在は、コントラクトチームから
プロサポートチームへと異動されている
中島さんですが、「プロサポート」とは
どういったお仕事なのでしょうか?
中島:
プロサポートというのは、注文を
される前のお客さまをオンラインで
サポートするサービスです。
つまり「お部屋がどうすれば良くなるか分からない」
というお悩みを持つお客さまと、理想のお部屋づくり
について、一緒に考えて答えを見つけるということですね。
辻口:
なるほど。
オンラインでということなのですが、
どういった方法でお客さまと
やりとりされるんでしょうか?
中島:
主には、LINE・ビデオ通話・3Dコーディネート
サービスというものを使ってお客さまを
ご案内しています。
辻口:
3Dコーディネートというのは、データ上に
お客さまのお部屋を再現して、コーディネートを
試すことができるというサービスですね。
ビデオ通話は何となく対面の接客に
近そうですが、LINEでのやりとりというのは、
何だか難しそうに感じます。
中島:
実は、そうでもないんです。
LINEって、普段から使っているツールなので、
お客さまも変に緊張されずに、くだけた感じで
相談してきてくださって。
お互い、良いリラックス感でお話できるんです。
辻口:
確かに、メールだとカッチリしたやりとりに
なりがちですが、LINEだと気軽に相談できそうです。
中島:
そうなんです。
もちろん、文字のやりとりという情報の制限は
ありますが、簡単な3Dコーディネートや参考画像を
お送りして、視覚的な分かりやすさも心がけています。
あとは、リセノはインテリアのお悩みについて書いた
Webマガジンをたくさん出しているので、お客さまに
合ったページをご案内することもあります。
辻口:
LINEの気軽さは活かしつつ、欠点は他のツールや
情報で補っているということですね。
印象に残っているお客さまはおられるでしょうか?
中島:
もう、みなさん印象深いですが...笑
でも、こちらが3Dで提案した形の通りに注文
いただくお客さまがおられると、すごく嬉しい反面、
責任の重大さを感じますね。
辻口:
こちらの提案が、お客さまが実際に日々
暮らしていくお部屋になるということですもんね。
中島:
そうです。
なので、ご相談を受ける際は、お客さまがどんな
暮らしをされていて、どんなことにお悩みなのか、
しっかりとヒアリングするように心がけています。
「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」
辻口:
ありがとうございます。
中島さんが色んな経験をされてきたので、
インタビューもついつい長くなってしまいました。
改めて、9年は凄いです。
中島:
ありがとうございます笑
私は今まで転職が多かったのですが、
こんなに長く一つの会社にいたのは、
リセノが初めてなんです。
辻口:
それまでお仕事をされていた会社とは、
どんなところが違ったんでしょうか?
中島:
今日のお話でお分かりいただけたと思うんですが、
リセノって、本当にいろんなことにチャレンジする
機会を作ってくださるんです。
そこに挑戦し続けていたら、いつのまにか
9年経っていたという感じで笑
もう一つは、本当にインテリアが好きな人たちが
集まっている会社なので、どんな部署にいても、
常にインテリアに触れていられるんです。
そこが、一番大きなモチベーションかもしれません。
辻口:
素敵なお話です。
中島さんは今後、リセノでどのように
活躍されたいでしょうか?
中島
インテリアは難しい、と感じている
お客さまはやっぱりまだまだいらっしゃって。
これが、例えばファッションだったら、
これほどまでに悩まないんじゃないかなって
思うんです。
だから、インテリアをファッションみたいに
気軽に楽しんでいただけるようなお手伝いを
していけたらな、というふうに思っています。
辻口:
ありがとうございます。
好きを原動力にして、インテリアの魅力を
広めていく中島さんの活躍をこれからも
楽しみにしています。
今日は、長々とお付き合いいただきまして、
ありがとうございました!
中島:
こちらこそ、ありがとうございました!