【リセノのあの人】撮影チームの岡さんへ
インタビューしました。
こんにちは。
撮影チームの辻口です。
リセノでは、インテリアの魅力を
リアルな暮らしの中でお客様に
感じてもらえるよう、写真の中にモデルとして、
スタッフたち自らが登場しています。
インテリアが好きで、暮らしを楽しんでいる
リセノスタッフなら、誰もが素敵でおしゃれな
暮らしのヒントを持っているはず。
そんな、ちょっと気になる「リセノのあの人」たちに
インテリアのカメラマン暦4年、リセノ暦1年の
僕からインタビュー。リセノの裏側や暮らしに
まつわるお話を伺っていきたいと思います。
「好き」をいかして活躍する、
制作チーム・岡さん
第7回目の今回は、2020年に
EC制作チームへ入社された岡さんです。
リセノのサイトを見てくださっている方なら、
岡さんに見覚えのある方も多いと思います。
現在は撮影チームに所属し、カメラマンとして
だけでなく、エッセイやマガジンのライターも
務めるなど、幅広く活躍されています。
リセノは「好き」がいきる場所だと語る岡さん。
入社されたきっかけや、素敵なお部屋作りのポイント、
エッセイやVlogの裏側についてなど、たくさんお話を
伺うことができました。
もっとインテリアの楽しさを伝えたい。
同じ思いを感じた「リセノ」へ。
辻口:
満を持してと言いますか、リセノのサイトで、
岡さんほど登場頻度の高い人はいないんじゃない
かと思います。
岡:
撮影チームに所属しているので、モデルを務める
回数はどうしても多くなってしまうのですが、
正直恥ずかしいです笑
辻口:
いつもありがとうございます笑
そんな、リセノの顔としても活躍されている
岡さんが、どんな人なのか気になっている方も
おられると思います。
いつも撮影チームとして一緒に
お仕事している間柄ですが、改めて
いろいろお話を聞かせてもらえればと思います!
岡:
はい!
よろしくお願いします〜!
辻口:
よろしくお願いします!
早速ですが、岡さんは
2020年の3月に入社されています。
リセノへは、どんな経緯で来られたのでしょうか?
岡:
前職では、大手のインテリアショップで
販売スタッフを勤めていました。
元々、インテリアショップや雑貨屋さんに
行くことがとても好きで...。
仕事をする中で、一番楽しさを感じる
瞬間があって、それは3Dコーディネートの
ご提案をしているときでした。
リセノでもご案内している、3Dコーディネート
辻口:
3Dコーディネートというのは、お客さまが
実際に住まわれているおうちを、PC上で
再現しながらご案内するサービスですね。
岡:
そうです。
お客さまと、一番密にお話できる時間が、
3Dコーディネートの時でした。
家具を提案するときは、動線の確保や、色のバランスと
いうふうに、お客さまの実際の暮らしにフィットする
かどうかを、プロの目線で考えることがとても大事で。
そうやって、知識をふまえながらお話していると、
「インテリアって、楽しいんですね!」と言って
もらえることがよくありました。
辻口:
インテリアに馴染みの少ない方は、
「楽しい」より「難しい」というイメージを
持っている方が多いかもしれません。
岡:
そうなんです。
なので、インテリアって実は楽しいものなんだって、
お客さまと通じ会える瞬間が、何よりも嬉しくて。
販売スタッフからもう少し視野を広げて、
「インテリアの楽しさを伝える仕事がしたい」
と思ったのが、リセノへ来るきっかけになりました。
辻口:
なるほど。
インテリアを取り扱うお店はいっぱいあると
思うのですが、リセノを選んだポイントは
何かあるのでしょうか?
岡:
実は、リセノの「folkソファー」に一目惚れして、
京都の店舗へ相談しにきたことがあったんです。
その時に対応してくださったスタッフさんが、
すごく真摯に考えてくださって...。
「置くことは可能なのですが、今のお部屋だと
少し窮屈になってしまうので、あまりおすすめは
できません」という回答でした。
「欲しい」と思っている人に「売る」のは簡単ですが、
その誠実な対応が、私の接客していた時に
大切にしていた気持ちとすごく似ているなと思って。
それが、リセノで働いてみたいと思った理由です。
「ネットで買って失敗した」を、
1人でも多く減らしたい。
辻口:
ありがとうございます。
リセノに共感する部分があったと...。
そうして、岡さんは主に商品ページを
制作する部署へと入社されています。
店舗スタッフという選択肢もあったと
思うのですが、制作チームを希望したのには
何か理由があるんでしょうか?
岡:
「インテリアの楽しさを伝えたい」と考えた時に、
やっぱり「発信」にまつわるお仕事がしたいなと。
なので、自ずと制作チームを選ぶ形になりました。
辻口:
ちなみに、クリエイティブに関わるお仕事は
何か経験があったのでしょうか?
岡:
いえ、まったくありませんでした笑
辻口:
商品ページを制作するチームは、Webの知識を
始めとして、写真の補正や文章のライティングなど、
覚えることがたくさんあります。
けっこう大変だったのではないでしょうか?
岡:
確かに、覚えることは多かったのですが、
大変だと思ったことはなかったです。
色んなことを学べるのが嬉しいというか、
出社するたびにできることが増えていくのが、
すごく楽しくて。
こう言うと、すごくお気楽な人みたいですけど笑
辻口:
いえいえ笑
でも、とても前向きな姿勢だと思います。
岡:
若いうちに色んな経験をしたいと思っていたので、
そこがフィットしている部分もあったと思います。
後は、店舗時代に仲のよかったお客さまとお話
したことがずっと頭の中に残っていて...。
「ECサイトで家具を買ったんだけど、思っていたのと
違っていて、やっぱり岡さんに相談すればとよかった」
と言っていただいたことがあるんです。
辻口:
実物の家具のイメージと、PCやスマホ上で
見る家具のイメージを合わせるというのは、
実はとても大変な作業です。
岡:
そうなんです。
でも、現実にはECサイトでインテリアを買う方は
増えているし、どこにいても好きな家具を
選べるというのは、すごくいいことだと思います。
なので、大げさに聞こえるかもしれませんが、
「ネットで買って失敗した」というお客さまを、
1人でも減らしたいなというモチベーションで、
ページ制作のお仕事に取り組んでいました。
すべての「経験」がいきる
撮影チームへ。
辻口:
ありがとうございます。
ページが分かりやすい!という
お声をいただくと、すごく嬉しいですよね。
さて、岡さんは商品ページの制作チームを
経験された後、撮影チームへと異動されています。
これは、どういった経緯だったのでしょうか?
岡:
実は、面接の時に代表の山本さんから
「ゆくゆくは撮影チームにも挑戦してみない?」
とお声がけをいただいていました。
インテリアショップで働く前は、写真と子供が
好きという理由で、キッズ撮影がメインの
フォトスタジオで仕事をしていたことがありました。
そこも考慮してくださったんだと思います。
辻口:
なるほど。
撮影チームに移られてからは、
どんなお仕事をされているのでしょうか?
岡:
最初は、コーディネートやモデル、
撮影のアシスタントが主な仕事でした。
撮影チームのミーティング風景
辻口:
僕が撮影チームに入社したとき、岡さんの
コーディネートやディスプレイの速さに
驚いたのを覚えています。
岡:
ありがとうございます笑
店舗のお仕事をしていたとき、自分が
担当しているコーナーをコーディネートする
ことも、役割の一つでした。
使えるアイテムの数が限られていて、
うかうかしていると、自分が使うアイテムが
どんどん無くなっていってしまうんです笑
なので、その経験がすごくいきていると思います。
辻口:
すごく鍛えられそうです笑
モデルも多く務める岡さんですが、
写真の中にスタッフが多く登場するのは、
リセノの特徴の一つですよね。
岡:
先ほどのお話にも繋がるのですが、
インテリアのリアルなイメージを、画面上で
表現するのはすごく難しくて。
でも、モデルが入って、誰かがそこで
暮らしている場面を再現することで、
リアルなイメージに近づけられると思っています。
コーヒーウェアの撮影のときも、
はまさんが入ると、ぜんぜん画力が
変わると思います笑
辻口:
確かに!笑
モデルが入ることで、インテリアの
魅力がより伝わるということですね。
岡:
はい!
あくまでも主役は家具や雑貨なので、
インテリアを邪魔しない服装や身なりを
心がけるようにしています。
「できません」より「やってみます」。
成長するための心構え
辻口:
知られざる努力です。
最初はコーディネートやアシストを主として
スタートされた撮影チームですが、現在では写真から
動画まで、幅広くカメラマンとして活躍されています。
大変なことはなかったでしょうか?
岡:
インテリアの撮影は、一室のコーディネートを
何度も組み替えるので、家具を動かしたり運んだりと、
体力勝負な一面はあると思います。
でも、そこはチームで協力しながら取り組めるので
あまり苦に感じたことはないかもしれません。
ただ、制作部のカメラマンとして
「良い写真を撮らなければ何も始まらない」
という責任感の大きさは常に感じています。
辻口:
写真は、ECの制作には欠かせないものですし、
確かに責任は大きいかもしれませんね。
岡:
そうですね。
なので、チームを離れて自分ひとりで撮影する
機会があると、最初の方はけっこう不安でした笑
でも、その分いい写真が撮れたときは
すごく充実感があります。
撮影チームにいるときは、常に自分だったらどう
撮影するかを考えたり、気になる撮影のポイントが
あればすぐに聞いたり...。
そうやって、今も学んでいる最中です。
辻口:
写真に正解はないですし、なかなか難しいですよね。
岡:
難しいです!
でも、写真もインテリアも好きで始めたことで、
そこにチャレンジさせてもらえたり、学べる環境が
あるのは、本当にありがたいことだと思います。
「できません」と言うのは簡単ですが、
チャンスをもらえたら、とにかく1回やってみる、
という精神をずっと大事にしています。
「好き」をいかしてくれたリセノ
辻口:
よく「好きなことを仕事にするべきか否か」
という話が聞かれますが、岡さんは
全力で好きなことを仕事にされています。
岡:
そうしたいと思っているところもあったり、
リセノが好きをいかしてくれる会社だという
ところもあります。
写真やインテリア以外にも、趣味で
やっていたことが役に立つ場面があったりして...。
お弁当 岡さん作
辻口:
器の撮影をするときの料理の盛り付けは、
岡さんも多く担当されていますよね。
岡:
大学生のとき、他学部の
「フードコーディネート論」という授業に、
単位はもらえないけど出席していた事もありました笑
料理は「得意」というより「好き」という感じですが、
初めて撮影で料理を盛り付けたとき、「すごいね!」
ってみなさん褒めてくださって。
すごく嬉しかったのを覚えています。
辻口:
素敵に、かつスピーディーに仕上げてくださるので、
いつも助かっています。
岡さんの暮らしを切り取ったVlog、
「晴れのち、キッチン」では、
岡さんのハンドレタリングも披露されています。
岡:
これも趣味で練習してたことなんですが、
「ときどき、古いもの」のロゴを書いた時に、
「すごい、なんで隠してたの!」って言ってもらえて笑
わたしは、なにかひとつずば抜けたことがないのが
悩みだったんですが、色んな「好き」が強みになる
ということを、リセノで教えてもらえた気がします。
ミッドブラウンだけど、女性らしく。
お部屋づくりのポイント
辻口:
素敵なお話です。
さて、非常に多才な岡さんですが、
実際にどんなお部屋に住まわれているのか
気になっている方も多いと思います。
今回は、岡さんのご自宅を切り取った
「春めく部屋の手づくりレシピ」の写真をもとに、
岡さんのお部屋づくりのポイントを
解説していただければと思います!
岡:
承知しました!
もともと、ナチュラルカラーのお部屋が
好みだったのですが、引っ越しに伴って、
ミッドブラウンを基調としたお部屋にも
挑戦してみようと思いました。
辻口:
さわやかな印象の、素敵なワンルームですね。
確かに、ブラウンカラーの木製家具が多く
取り入れられていますが、重たくならず、
すごく軽やかなイメージです。
岡:
ミッドブラウンは、メンズライクなイメージに
なりがちだと思うんですが、しっかり女性らしさを
表現できるように意識しています。
辻口:
どんなところを工夫されているのでしょうか?
岡:
例えば、ソファーのカバーリングやクッション、
寝具やラグなどのファブリックには、
ホワイトやベージュのカラーを多く使っています。
辻口:
なるほど。
面積の多い箇所に明るい色を取り入れることで、
軽やかな印象になっているわけですね。
岡:
そうですね。
小物や雑貨類にも、白いものや
ガラスといった女性らしいものを、
多く取り入れるように工夫しています。
辻口:
小物も、蚤の市で買われたものや、
かわいらしいものが多くて、岡さんらしさを
感じるセレクトです。
岡:
ありがとうございます!
古いものって、ついつい集めたくなりますよね。
後は、生花や枝ものをたくさん取り入れるのも
ポイントの一つかなと思います。
辻口:
要素で紐解いていくと、
お部屋づくりのコツがよく分かります。
岡さんのご自宅には、
リセノプロダクトの家具が多く
使われていますね。
岡:
撮影チームは、リセノで扱う家具に
触れる機会が一番多い部署だと思います。
自分達の家具ではありますが、長く見ていて、
素直に「良い家具だな」と思えるので、
自然と多くなりました。
一番身近で使いながら、リアルな声を
届けていければなと思っています。
プロとして、一個人として。
暮らしを楽しむ小さなヒント
辻口:
ありがとうございます。
僕がインタビューするといつも長くなって
しまうんですが、あと少しだけお付き合いください。
岡さんはカメラマンだけでなく、商品ページの
文章や、マガジン・エッセイの執筆など
ライターとしても活躍されています。
岡さんは、親しみのある素敵な文章が印象的ですが、
どんなことを意識されているのでしょうか?
岡:
ありがとうございます...!
インテリアの楽しさを伝えるというテーマは、
どのジャンルにも共通している思いです。
商品を紹介するブログでは、アイテムをただ
紹介するのではなく、それがあることで
暮らしがどう素敵になるか、ということを
意識して書いています。
辻口:
接客の経験がいきているところも
あるのでしょうか?
岡:
ありますね!
ずっとリアルなお客さまと接していたので、
「ここ気になるだろうなぁ」というポイントも
なんとなく分かるというか。
インテリアのプロに囲まれていると、
客観的な感覚が麻痺してくることも
あるので、お客さまとお話していたことを
よく思い出すようにしています。
辻口:
なるほど。
エッセイを書くときは、また違った
気持ちで書かれているのでしょうか?
岡:
そうですね。
商品ブログはプロとしての立場から提案しますが、
エッセイは、ありのままの自分というか、
暮らしを楽しむ一個人として書いています。
辻口:
ブログはプロとして、エッセイは一個人として、
でも根底には「インテリアの楽しさを伝える」
ということが共通しているわけですね。
【 晴れのち、キッチン 】 おばあちゃんのギザギザ卵と、ハンバーグ
岡:
そのとおりです!
好きな器にお菓子を移してみたり、
フラワーベースの水を替えてお花を飾ったり、
そんな些細なことで、暮らしは楽しくなるというか。
良い家具に囲まれるということだけが
「豊かな暮らし」ではないと思いますし、
暮らしを楽しむ小さなヒントを
伝えていけたらなと思っています。
「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」
辻口:
さて、岡さんが幅広く活躍されている分、
インタビューもついつい長くなってしまいました。
岡さんは今後、リセノでどのように
活躍されたいですか?
岡:
そうですねぇ。
まだまだ学びの途中なので、今頑張っていることに
全力で取り組んでいきたいです。
エッセイやVlog、マガジンと色んなことに
関わらせていただいているので、そのすべての中で
「インテリアの楽しさ」を表現していけたら
良いなと思います!
辻口:
ありがとうございます!
好きをいかして活躍する岡さんの
今後が楽しみです。
今日はいろいろなお話をありがとうございました!
岡:
こちらこそ!
ありがとうございました〜!