失敗しないブラインドの選び方は?
種類や素材の違いを解説
こんにちは。
Re:CENO FUKUOKAの立脇です。
みなさんは、ブラインドを選ぶとき
どのような基準で選んでいますか?
店頭では、
「今までカーテンを使っていたので、
いまいちブラインドの選び方がわからない。」
「スタイリッシュなデザインに憧れているが、
なんだか選び方が難しそう。」
といったお声をよくお聞きします。
ブラインドは、一見カーテンよりも
ハードルが高いように思われがちですが、
選び方のポイントを抑えていれば大丈夫です。
今回は、失敗しないブラインドの選び方を
詳しく解説していきます。
ブラインドを取り入れるメリットとデメリット
ブラインドを選ぶ前に、
特徴について簡単に理解しておきましょう。
ブラインドのメリットは、
- 窓周りがすっきり見える。
- 光や風の入り具合を調整できる。
- 水回りにも使いやすい。
です。
ブラインドのデメリットは、
- 光や音が漏れやすい。
- 開け閉めに手間がかかる。
- ホコリが溜まりやすい。
- 風にあおられると音がする。
です。
デメリットに関しては、ブラインドを選ぶときに
解決できるものもあります。
カーテンと悩んでいる方は、
下記記事にて詳しく紹介しているので、
ぜひご参考ください。
カーテンとブラインドを徹底比較!迷ったらどっちがおすすめ?
失敗しないブラインドの選び方
ブラインドを選ぶときには、
下記5点を抑えておきましょう。
- 取付方法
- 操作方法
- スラット幅
- 機能性
- 素材
順に解説していきます。
① 取付方法
ブラインドの取付方法は、
大きく分けると3種類。
- 窓枠や壁に施工
- カーテンレール付け
- つっぱり式
それぞれの特徴は、
- 窓枠や壁に施工
原状回復が難しいため、持ち家の方におすすめ
ウッドブラインド取付可 - カーテンレール付け
賃貸OK
カーテンレールの形状によっては、取付できないことがある - つっぱり式
賃貸OK
取付工程が簡単だが、取付可能サイズに限りがある
カーテンレール付け、つっぱり式は
ビスなしで取り付けられるだけの
軽さが必要となります。
そのため製作サイズに限りがあったり、
重量のあるウッドブラインドは
取付不可であることがほとんどです。
つっぱり式のブラインドとは? メリットや取り付けに適した窓をご紹介
② 操作方法
ブラインドの手動操作方法は、
下記3種類。
- ワンポール式(ポールのみ)
- ポール式(コード+ポール)
- ループコード式(コードのみ)
ワンポール式(ポールのみ)は、
ブラインドの昇降とスラットの角度調節を
1本のポールで行う方法。
無駄なものがなく、シンプルですっきりとした印象に。
伸びたコードをポールに引っ掛けられるタイプもあり、
お子様やペットのいるご家庭でも
安心してご使用いただけます。
ポール式(コード+ポール)は、
ブラインドの昇降をコード、スラットの角度調整を
ポールで行う方法。
操作方法が直感的にわかりやすく、
誰でも簡単に操作ができます。
ループコード式(コードのみ)は、
ブラインドの昇降とスラットの角度調節を
1本のコードで行う方法。
コードを引く力が少なく、女性やお年寄りも
軽々操作できます。
重みのある大型ブラインドを設置予定の方にも
おすすめです。
③ スラット幅
「スラット(羽根)」は、
ブラインドを構成する薄い板のこと。
スラットが水平に組み合わさることで、
ブラインドが構成されています。
アルミブラインドの一般的なスラット幅は、
15mm、25mm。
ウッドブラインドの一般的なスラット幅は、
25mm、35mm、50mmです。
たった1、2cmの違いですが
見た目や特徴は大きく異なります。
大きなスラット幅の特徴は、
- 掃除が簡単で折れにくい
- 畳んだときの厚さが小さくなる
- 重厚感や高級感を与えてくれる
小さなスラット幅の特徴は、
- 目隠し効果が高い
- 奥行きが小さいのでよりすっきりして見える
です。
その他にも、小窓にはスラット幅小さめのものにする
など、自宅の窓サイズも考慮しながら決めるのが
おすすめです。
④ 機能性
ブラインドは、デザイン性や光の調節以外にも
色々な機能付のものがあります。
商品によって機能はさまざまですが、
抑えておきたい機能性は大きく3つ。
耐水性・遮熱性・遮蔽性です。
水回りの使用であれば、
耐水性のあるものを選びましょう。
耐水性のないものを水回りで使用すると、
錆やカビの原因となるので、注意が必要です。
中にはウォッシャブルで丸洗いができる
タイプもあります。
冷房効果をアップするには、
遮熱性がポイント。
スラットに特殊な遮熱塗料を塗布しているものは、
夏の強い日差しを反射してくれます。
そうすることで、
室内気温の上昇をぐっと抑えてくれるため
暑い夏でも快適に過ごせます。
左:昇降コード穴なし 右:昇降コード穴あり
光漏れが心配な方は、
高遮蔽なものを選びましょう。
昇降コード穴のないタイプを選べば、
隙間から漏れる光をしっかり防いでくれます。
他にも、スラット上部からの光漏れを防ぐために、
ヘッドボックスにツバが付いているものがあったりと、
色々な工夫がされているものもありますので、
ぜひチェックしてみてください。
⑤ 素材
ブラインドの素材は、
アルミ、ウッド、樹脂などがありますが、
主流なものはアルミとウッドです。
アルミブラインドの特徴は、
- 水や汚れに強く、キッチンなどの水回りにも使える
- 遮熱性などの機能性も優れている
- デメリットは、強い風が吹くとブラインドが揺れる
ウッドブラインドの特徴は、
- 耐久性が高い
- 静電気が起きにくいため、ホコリがつきにくい
- デメリットは、遮光性と断熱性などの機能性は、やや劣る
です。
機能面を優先する方は、アルミブラインド。
デザイン性を優先する方は、
ウッドブラインドがおすめです。
デザイン性も機能性、どちらも妥協できない!
という方は、アルミとウッドのいいとこどりの
木目調アルミブラインドも
ぜひチェックしてみてください。
ブラインドを選ぶなら? アルミとウッドの利点を備えたおすすめをご紹介
与える印象で考える、ブラインドの色選び
インテリアにおいて、カラー選びは
重要なポイントの1つ。
ブラインドやカーテンは、
お部屋の中でも大きな面積を占めるアイテムなので、
カラー次第でガラッと雰囲気が変わります。
今回はホワイト、ベーシュ、グレー、ブラウン
とベーシックな4つのカラーを中心にご紹介します。
ぜひ、理想のお部屋の雰囲気をイメージしながら、
読み進めていただけると嬉しいです。
ホワイト
1番ベーシックなカラーのホワイト。
シンプルでスタイリッシュな印象に
仕上げてくれます。
お部屋を広く明るく見せてくれたり、
ホコリが目立ちにくいというメリットも。
お部屋の圧迫感を抑えたい方や、
掃除が億劫に感じている方にもおすすめです。
ベージュ
続いては、ベージュ。
ナチュラルで柔らかな印象に
仕上げてくれます。
ホワイトのスタイリッシュさに対し、
ベージュはカジュアルな要素がプラス。
ほどよいあたたかみで、優しい雰囲気にしたい方に
おすすめです。
グレー
続いては、グレー。
上品で落ち着いた印象に
仕上げてくれます。
グレーはお部屋全体をほどよく
引き締めてくれる効果も。
お部屋全体がなんだかぼやっとしていると
お悩みの方は、グレーがおすすめです。
ブラウン
最後は、ブラウン。
あたたかみのある印象
に仕上げてくれます。
ブラインドはカーテンに比べて、
冷たい雰囲気になりがちですが、
ブラウン系のウッドカラーにすることで解決。
ブラウンと一概に言っても、
ナチュラル、ダークなどいくつか種類があります。
まとまり感を出すには、
床色や大型家具の色味と合わせるのがおすすめです。
リセノで取り扱っているブラインドのサンプル請求フォームはこちらから
自宅に合ったブラインドを選んで、素敵な窓周りにしましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼ブラインドを選ぶときの確認項目
- 取付方法
- 操作方法
- スラット幅
- 機能性
- 素材
▼ブラインドカラー別の特徴
- ホワイト:
シンプルでスタイリッシュ
お部屋が広く見える
ホコリが目立ちにくい - ベージュ:
カジュアルで柔らかな印象
お部屋にほどよくあたたかみを与える - グレー:
上品で落ち着いた印象
お部屋を引き締めてくれる - ブラウン:
あたたかみのある印象
床色や建具に近いカラーを選ぶと失敗しにくい
です。
選び方のポイントを抑えて、
失敗のないブラインド選びをしましょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
それではまた、次回。