テレビとソファーの最適な距離は?
畳数別に快適なリビングを作るコツ
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの近藤です。
2月に入り、新生活に向けて、
新しいお部屋、家具のレイアウトについて、
お考えの方も多いのではないでしょうか。
店頭では、
リビングのレイアウトについて、
ご質問をよくいただきます。
その中で多いのが、
「ソファー」と「テレビ」の距離について。
テレビとの距離が近すぎると、
目が疲れてしまったり、
逆に、遠すぎると、
見えづらいですよね。
そこで今回は、
テレビの最適な視聴距離をもとに、
お部屋のレイアウトをご紹介していきます。
1.テレビとソファーの最適な視聴距離とは?
まずはじめに、
ソファーとテレビには、
最適視聴距離があることをご存知でしょうか。
それは、
最適視聴距離=「テレビ画面の高さ×3」です。
例えば、55インチのテレビですと、
画面高は、約68.5cmです。
つまり、68.5cm×3=「205.5cm」
が最適視聴距離になります。
また、ソファーとテレビの距離が、
いまいちピンと来ないという方は、
ラグマットのサイズから考えてみましょう。
ラグマットのサイズは、
- 幅100cm×奥行140cm
- 幅190cm×奥行135cm
- 幅250cm×奥行200cm
という風に、
サイズがある程度、規格化されています。
そのため、
お使いのラグマットの奥行きを目安に
考えていただくと、
距離感をイメージしやすいと思います。
因みに、最近トレンドの4Kテレビの場合、
最適視聴距離は、「テレビ画面の高さ×1.5」と、
言われています。
その理由は、画像解像度が高いため。
近くで見ても、
美しい映像を楽しめるからこそですが、
お部屋に対しては、
テレビが近すぎると、圧迫感を感じるため、
4Kテレビでも「テレビ画面の高さ×3」の
視聴距離がおすすめです。
2.テレビボードの選び方をご紹介します。
最適な視聴距離がわかったところで、
続いては、テレビボードの選び方について。
サイズ選びのコツをお伝えします。
ポイントは、2つ。
- テレビを置いた時に、三角形に見えるサイズを選ぶ。
- テレビを見る目線が、少し低くなるサイズを選ぶ。
例えば、55インチのテレビを、
ソファーに座って見る方の場合は、
幅180cm以上、
高さ40~60cm
のテレビボードがおすすめです。
こちらに関しましては、過去のマガジンや動画で、
内容を詳しくお伝えしています。
是非ご参考ください。
サイズ選びで失敗しない!TVボードを買う前に知っておきたい2つのポイント
3.お部屋の畳数別に、「ソファー」と「テレビ」を配置してみましょう。
最後に、
32/43/55インチのテレビを置いた場合の、
お部屋のレイアウトを比較してみましょう。
①8畳ワンルームに、「32インチ」を置いた場合
32インチのテレビの場合は、
画面高が約40cmのため、
最適視聴距離は、約120cmが基本です。
画面幅は、約70cmのため、
テレビボードは、テレビの横幅にプラスして、
片側約25㎝空く、幅120cmがおすすめです。
テレビボードは、
テレビを置いた時に、三角形の構図になるよう、
一回り大きいサイズを選びましょう。
しかし、視聴距離については、
32インチ前後の小さいテレビの場合は例外です。
最適視聴距離の120cm通りに配置すると、
狭く感じるケースもございます。
この場合は、最低でも、
よくある規格のラグマットの奥行き140cm以上
を確保いただくと良いかと思います。
②12畳リビングルームに、「43インチ」を置いた場合
43インチのテレビの場合は
画面高は、約53.5cmのため、
最適視聴距離は、約160.5cm。
画面幅は、約95cmのため、
テレビボードは、幅150cmをお選びいただくと、
テレビの横幅にプラスして、片側約28cm空きます。
こちらも、三角形になるバランスのいい、
おすすめサイズです。
③18畳リビングルームに、「55インチ」を置いた場合
55インチのテレビの場合は、
画面高は、約68.5cmのため、
最適視聴距離は、約205.5cm。
テレビボードは、幅180cmがおすすめです。
画面幅は、約122cmのため、
テレビの横幅にプラスして、片側約30cm空きます。
この余白でディスプレイも、お楽しみいただけます。
テレビボードの余白を使ったディスプレイは、
こちらのマガジンで、
内容を詳しくお伝えしています。
是非ご参考ください。
テレビボードに乗せるのはテレビだけ?テレビボードの余白を使い、素敵なゾーンに仕上げよう。
お客様のお部屋に合わせて、ご提案いたします。
今回は、テレビの視聴距離をもとに、
お部屋のレイアウトをご提案しました。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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