公開日 2022年05月20日(金)
更新日 2025年08月30日(土)
レコーダーやゲーム機など、機器にあわせてテレビボードを選ぼう。
こんにちは。
品質管理チームのわたなべです。
今回は、テレビに接続する機器にあわせた
テレビボードの選び方について、お話していきます。
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Re:CENO product|TVボード WIRY/NA 幅150cmタイプ
テレビボードでのお困りごととして、
- 箱の中に納まると思っていたプレイヤーが入らない。
- レコーダーが扉の中で熱くなり止まってしまった。
- リモコン操作が効かなくて使いにくい。
と、いったことを耳にすることがあります。
こういったことが起こらないように、
どういう機器をテレビと一緒に使うかに着目して、
使用環境に合ったテレビボードの選び方を、お伝えします。
テレビとつなぐ機器をあげてみましょう。
みなさまはご家庭で、どのようにテレビを利用されてますか。
テレビ番組を観る以外に、ゲームをしたり、
Blue-rayプレイヤーで映画を観たり、
ネットに接続して配信動画を観たり、
いろいろな使い方が考えられますね。
ネットにつなぐ場合、数年前のテレビには、
小型のストリーミングデバイスなどを差してました。
小型のストリーミングデバイス
最近のテレビだと、本体だけでネット動画を
楽しめるようになってきており、
何も接続しない、という方もおられるかと思います。
テレビボード内に置くほどでない小さなデバイスは、
テレビボード選びに影響が少ないかと、思われます。
テレビボードの中に設置される代表的な機器を、
あげてみましょう。
- ゲーム機(PS、Switchなど)
- Blue-rayまたはDVDプレイヤー
- BD、HDDレコーダー
- 録画用ハードディスク
- AVアンプ
これらの機器を設置する場合、どのようなことを
考慮して、テレビボードを選べばよいかを、
これからお伝えしていきます。
機器の奥行きをチェックしましょう。
扉の中に設置された機器
まずは機器を、テレビボードに設置できるかを確認しましょう。
機器をすでにお持ちでしたら、そのものを測っておく。
これから購入される場合は、メーカーのサイトなどで、
サイズを確認しましょう。
このとき、失敗しがちなのが奥行きのチェックです。
多くの機器は、コードを後ろに差し込んで使用します。
プラグを差して、コードを曲げるのに本体+5cmは必要です。
機器がギリギリ入る奥行きのテレビボードを
選んでしまうと、コードをつないだときに、
テレビボードの中に入りきらない、ということが起きてしまいます。
機器本体の奥行きに+5cm程度足したサイズが
設置するときには必要になる、と覚えておきましょう。
WIRY テレビボードの仕様図。中の奥行きは最大30cm
逆にテレビボードの中の奥行きが30cmの場合は、
そこから5cm引いた、奥行き25cm以下の機器で
なければ設置できません。
置きたい機器のサイズにあわせて、
適正なサイズのテレビボードを選びましょう。
熱くなる機器にはオープンタイプを選びましょう。
熱くなる機器はオープンタイプに設置しましょう。
テレビボードには、引き戸や扉が付いたタイプと、
扉のないオープンタイプのものがございます。
扉がついていると、ほこりが入りにくい。
機器やコードのごちゃごちゃを隠して、スッキリ
見せられる、といったメリットがあります。
ただし、扉があると機器の設置場所としては、
デメリットになることがあります。扉を閉めていると、
空気が流れなくなるので、熱が逃げなくなります。
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機器は使用していると、かなりの熱を発します。
ゲーム機など、熱を大量に発するものを使うときは、
テレビボードの扉を閉めずに、開きっぱなしで使いましょう。
注意したいのは「全録」とよばれる、テレビ番組を
ずっと録画しつづける、機能のついたレコーダーです。
ずっと稼働しているので、ずっと熱が発生し続けます。
こちらのタイプの機器を、扉を閉めて使っていると、
熱が逃げきらず、機器本体もテレビボード自体も
たいへん熱くなってしまいます。
熱くなりすぎることは、機器にも良くないですし、
テレビボードにも、悪い影響が出てきてしまいます。
ずっと動きつづける機器を置く場合は、
扉のないオープンタイプのテレビボードを選びましょう。
扉を閉じていても、機器の操作はできるかも。
ガラス引き戸の中に設置された機器
レコーダーやAVアンプといった機器は、
付属のリモコンで操作するために、
扉のない場所に設置するか、赤外線が通るガラスの
扉の中に置いている方が、多いかと思われます。
しかしながら、最近のレコーダーやAVアンプなどは
HDMIケーブルで、テレビとつなげば、
テレビのリモコンで、基本的な操作ができるものが、
ほとんどです。
というのも、HDMIを通じて、リモコン操作の指令が
送られるようにする「HDMI-CEC」という統一規格が
あり、多くのメーカーはそれに準じて製品を作っています。
なので、こういった機器は、テレビのリモコンだけで
簡単な操作はできるようになっているのです。
機器の簡単な操作なら、扉を閉じたままでもできそうです。
その機器特有の操作ができなかったり、
まれに対応していないものがあるので、
事前に機能するか確認しておく必要はあります。
テレビと、レコーダーなどの機器を、同じメーカーに統一すると、
どちらかのリモコンが不要なぐらい、互換性があるものもあります。
中に隠した機器を、機器専用のリモコンで
どうしても動かす必要がある場合は、
「赤外線リモコンリピーター」という製品を、
使う方法もあります。
扉で隠したままでも、機器の操作ができる可能性が
高いことを知っておけば、もっと自由にテレビボードを
選ぶことができるかと思います。
設置する機器から、テレビボードを選びましょう。
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テレビにつなぐ機器から考える、テレビボードの選び方はいかがだったでしょうか。
最後におさらいします。
- 設置場所には、機器の奥行き+5cmは必要
- 熱くなる機器は、扉のない環境で使うこと
- テレビと機器に互換性があれば、隠して設置可能
これらのことを知ったうえで、
TVボードを選んでいただければ、
後悔なく、自分にあったTVボードを
選んでいただけるか思います。
過去にも違った視点から、
テレビボードの選び方を紹介しているマガジンが
ございますので、そちらもご参照ください。
テレビボードは、意外と「扉 」が重要!?
自分にあったテレビボードの見つけ方をご紹介します!
【動画】サイズ選びで失敗しない!TVボードを買う前に知っておきたい、2つのポイント














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