生活感を減らし、お部屋をいい感じに見せる「かご収納」。キッチン、洗面所、リビングに分けて使い方をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/storages/u37/2022-09-07.php公開日 2025年07月23日(水)
更新日 2025年08月18日(月)
キッチンを「見せる収納」でおしゃれに。
かごを使ったアイデア5選をご紹介。
こんにちは、デザイナーの木下です。
忙しい週は、キッチンの片づけをつい後回しにして
気づけばごちゃっと散らかっている、
なんてことは、ありませんか?
私は、しょっちゅうあります...。
でも、よく使う場所だからこそ、
すっきり整っていると、
気分も少し上向きになりますよね。
そこで今回は、かごを使った「見せる収納」の
アイデアをご紹介していきます。
キッチンの「見せる収納」にはかごがおすすめ
かごの収納を活用すると、
4つのメリットがあります。
- 「死角収納」で、見た目が整う。
- 「収納性」も「インテリア性」もアップする。
- 軽くて物が取り出しやすい「利便性」がある。
- 「通気性」が良く、カビが生えにくい。
ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
① 「死角収納」で、見た目が整う。
かごを使うと、「死角収納」という
テクニックが使えます。
死角収納とは、
中に入っているものを見えづらくし、
すっきりと見た目も整えてくれるというもの。
さらに、扉の開け閉めがない分、
モノへのアクセスが良いというメリットもあり、
片づけと取り出しの負担を軽減してくれます。
② 「収納性」も「インテリア性」もアップする。
キッチンにぴったりのかごを選べば、
収納力が高まるのはもちろん、
空間の雰囲気までぐっと素敵になります。
たとえば、木やラタンなど天然素材のものを選べば、
ナチュラルであたたかみのある印象に。
インテリアとして美しいデザインのかごを置くことで、
「見せる収納」としてアクセントの一部になります。
キッチンが整うと、なんだか片付けまで
楽しくなってくるから不思議です。
③ 軽くて物が取り出しやすい「利便性」がある。
かごはプラスチックや金属製のボックスに比べて、
軽いものがほとんど。
キッチンの棚や引き出しに入れても、
すっと引き出せて使いやすいのが嬉しいポイントです。
忙しい朝や、帰宅後すぐの調理中でも、
出し入れがラクだとストレスがありません。
見た目だけでなく、
日々の小さな手間を減らしてくれるところも、
かご収納がおすすめな理由のひとつです。
④ 「通気性」が良く、カビが生えにくい。
キッチンは湿気がこもりがちな場所。
そんな空間では、
通気性のよいかごが頼りになります。
ラタンやワイヤーのかごなら風通しがよく、
野菜やキッチンクロスなどの一時置きにもぴったり。
湿気がこもらず、カビやニオイの心配が少ないため、
清潔に使えるのもかごならではのメリットです。
キッチンをかごで「見せる収納」できるアイデア5選
かごの「見せる収納」で
美しく整えるコツをご紹介していきます。
① 「同じトーン」のかごで統一感を出す。
素材や色味のトーンを揃えるだけで、
キッチン全体がぐっと整って見えます。
ポイントは、
かごの「形」や「大きさ」に少し変化をつけること。
簡単なのは、横幅を少しずつ変えることです。
リズムが生まれ、程よい抜け感に。
「揃える」と「外す」のバランスが、
センス良く見せるコツです。
② 細かなものは「ふた付き」かごにまとめる。
個包装のお菓子や調味料など、
細かなものは「ふた付き」のかごにおまかせ。
中身が隠れるので、生活感が出にくく、
見た目もすっきりと整います。
ごちゃつきを感じさせない収納テクニックとして
活躍してくれます。
③「スタッキング」できるかごでデッドスペースをなくす。
棚の高さやシンク下など、
意外とムダになりがちな「縦の空間」。
スタッキングできるかごを使えば、
その隙間もしっかり活かせます。
ジャンルごとに分けておけば、
重ねても出し入れしやすく、使い勝手も◎。
安定感のある形を選ぶのが、
重ねる収納をストレスなく続けるポイントです。
④ 「細長のかご」に、ラップをまとめる。
派手なパッケージが多く、
置き場に迷いがちなラップ類。
細長いかごに収納すれば、
お部屋の散らかりがちな印象が整います。
目安としては、かごの内寸が
「奥行き約14cm以上」あると、
ラップ類がぴったり収まります。
⑤ 「布」をかごに被せて、やさしい印象に。
中身を目隠しできるだけでなく、
柔らかな雰囲気を演出できるのが「布」を被せること。
ただし、布が多すぎると雑多な印象になることも。
布は一部にとどめて、
他のかごはそのまま見せるなど、
バランスをとるのがおすすめ。
淡いトーンや自然素材の布を選ぶと、
空間に優しいまとまりが生まれます。
キッチンに合うかごの選び方とは?
かごを取り入れる際は、サイズやデザインを
前もって検討しておくと、買う失敗を防げます。
選ぶポイントを、確認していきましょう。
① 置く場所に合わせて「サイズ」を選ぶ。
使いやすさは、置く場所に合う「サイズ選び」がカギ。
棚の奥行きや高さ、引き出しの内寸などを
事前に測っておくと、
ぴったり収まって気持ちのいい収納に。
余白ができると不安定になったり、
逆にキツすぎても出し入れしにくくなるため、
数cmの違いも意外と大事です。
② 通気性や耐水性など、「機能」をチェックする。
キッチンで使うなら、かごの素材にも注目を。
濡れた手で触れることが多い場所では、
樹脂製を使った耐水性のあるものがおすすめです。
野菜や根菜など、湿気が気になるものには、
ラタンやワイヤーなど通気性の
良いタイプが向いています。
用途や置き場所に合わせて、
素材の特徴をチェックしましょう。
③ 中身を「見せる」か「隠す」か決めておく。
オープン棚に置くなら、
「見せる収納」か「隠す収納」か
あらかじめ決めておくのがポイント。
「見せる収納」におすすめなのは、よく使う道具。
「隠す収納」におすすめなのは、生活感のあるもの。
かごを使うことで、「隠す収納」を叶えつつ、
見た目のインテリア性から「見せる収納」も叶います。
見せる・隠すをうまく組み合わせて、
見た目と実用性のバランスを整えましょう。
④ 取り出しやすい「デザイン」を選ぶ。
収納のストレスは、「出しにくさ」が原因になりがち。
頻繁に使うものを入れるなら、
持ち手付きや浅型のかごなど、
ワンアクションで取れるデザインがおすすめです。
取り出しやすいデザインのものを選ぶと、
使う時も、片付ける時も、快適に。
毎日のことだからこそ、
「取りやすいデザイン」は大事な選び方のポイントです。
おすすめのかご4選
ここからは、リセノでおすすめの
かご4選をご紹介していきます。
① Weaves
見せたくない日用品を、美しく隠す。
見心地に妥協しない収納かご「Weaves」。
Weavesは、リセノスタッフが日々の暮らしで
感じていた小さな不に向き合って作ったものです。
暮らしに欠かせない最適な
収納かごの条件を突き詰めました。
- 中身がわかる「利便性」
- 隠したいものはしっかり隠せる「収納力」
- 見た目としての「美しさ」
特にこだわったのが、ラタンの抜け感。
その見た目は、単なる収納アイテムとは
一線を画す仕上がり。
このラタンで編まれた「かごめ編み」は、
外からノイズにならない程度に、
ほどよく空洞になっています。
だからこそ、何を入れている収納かごなのか
分かりやすくなるのです。
② Timb.
白樺のような上質な素材感。
普段使いに最適な洗えるバスケット「Timb.」。
Timbは、
天然木の白樺をイメージした美しいデザイン。
ご自宅でも簡単に洗えるので、
使用頻度の高い場所で使用していても安心。
水や湿気にも強い樹脂素材「ポリプロピレン」を
使用しているので、キッチンやランドリースペースでも
清潔にながくお使いいただけます。
樹脂素材を使用しているメリットには、安全性も。
天然素材のバスケットは、
自然本来の素材感を感じられる一方で、
ささくれなど安全面では少々気になる点もあります。
その分Timb.は、ささくれが出る心配がなく
しなやかな手触りなので、小さなお子様のいる
スペースでも安心してご使用いただけます。
③ Towc
暮らしが整うフェイクラタンバスケット「Towc」。
大・小、丸・四角と色んな形のTowcが、
お悩み原因の小物にフィット。
その美しい見た目、実は、フェイクラタン素材。
フェイクときくと、粗い見た目を
想像されるかもしれません。
ですが、Towcの魅力は、
本物のラタンで編み込まれたような風合い。
自然素材ならではの色の濃淡や微妙な凹凸を
つけることで、本物感が演出されています。
さらに水で洗えるから、すぐにきれいに。
汚れたらまるっと洗えるので、
洗剤でベトベトになった場合でも、
ティッシュやタオルで拭く手間がいりません。
④ THE AROROG
スリムで置き場所に困らない、
ふた付きバスケット「THE AROROG」。
ラタン本来が持つ色味や自然にできたムラが、
ほっこりとした暖かみのある表情を見せています。
Lサイズはキッチンペーパーが
3つぴったり収まるサイズ。
生活感が出て収納場所に困るアイテムを
入れておくことで、綺麗にまとまります。
Sサイズはキッチンのちょっとした隙間にぴったり。
サランラップやアルミホイルなど、
パッケージをあまり見せたくないアイテムを
収納しておくと、キッチンに統一感が生まれ、
インテリアを損ないません。
収納もインテリアも叶うかごで、
キッチンの「見せる収納」を楽しみましょう。
いかがでしたか?
それでは、今回のおさらいです。
▼キッチンの「見せる収納」にはかごがおすすめ
- 「死角収納」で、見た目が整う。
- 「収納性」も「インテリア性」もアップする。
- 軽くて物が取り出しやすい「利便性」がある。
- 「通気性」が良く、カビが生えにくい。
▼キッチンをかごで「見せる収納」できるアイデア
- 「同じトーン」のかごで統一感を出す。
- 細かなものは「ふた付き」かごにまとめる。
- 「スタッキング」できるかごでデッドスペースをなくす。
- 「細長のかご」に、ラップをまとめる
- 「布」をかごに被せてやさしい印象に。
▼キッチンに合うかごの選び方とは?
- 置く場所に合わせて「サイズ」を選ぶ。
- 通気性や耐水性など、「機能」をチェックする。
- 中身を「見せる」か「隠す」か決めておく。
- 取り出しやすい「デザイン」を選ぶ。
▼おすすめのかご4選
また、以下の記事ではキッチン以外の
かご収納についても解説しておりますので、
気になる方はぜひ読んでみてください。
キッチンを整えて、
お部屋も心もすっきりとした毎日を送りましょう。










































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福岡店 林田
お客様係 山崎
編集部 江上