「カバンの置き場」にお悩みの方へ。5つの収納アイデアをご紹介します。
こんにちは。編集部の武尾です。
疲れて家に帰ってくると、
ついつい置きっぱなしになりがちなカバン。
きちんと片付けた方がいいとは分かっていても、
床やソファー、イスの上などにポーンと置いて、
そのままになってしまう...
という方も、多いのではないでしょうか。
カバンの「置きっぱなし」を防止するために
大切なのは、置き場を作ること。
定位置を決めておくことで、
自然とその場所に戻せるようになり
お部屋を美しく保つことができます。
今回は、カバンの置き場を作るときのポイントと、
おすすめのアイデア5つをご紹介します。
カバンの置き場を作るときのポイント
カバンの置き場を作る上で
押さえておきたいポイントは2つ。
- 帰宅後に必ず通る場所に置き場を作る
- 簡単に収納できる工夫を取り入れる
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
① 帰宅後に必ず通る場所に作る
そもそも、カバンの置き場は
家のどこに作るのが便利なのでしょうか。
おすすめは
「家に帰ったら必ず通る動線上」に作ることです。
例えば、玄関や、リビングの入り口付近など。
お出かけ前後の動作がスムーズになり、
片付けが習慣化しやすくなります。
Re:CENO product|R.U.S おすすめセット #44
「家に帰ったら必ず一度デスクの前に座る」
という方は、デスクの側などもいいでしょう。
お出かけ前や帰宅後にどのように過ごしているか
思い返しながら、生活スタイルに合わせて
置き場を設置することが大切です。
② 簡単に収納できる工夫を取り入れる
毎日使うカバンは、お出かけ前に
さっと手に取れる場所に置いておきたいもの。
出し入れに手間がかかる場所を選んでしまうと
「どうせまたすぐ使うんだから出しておこう」
「戻すのが面倒で、結局出しっぱなしに...」
なんてことになりかねません。
通勤バッグなど、普段使いのカバンには
オープンな状態の「見せる収納」や、
かごを使った「死角収納」がおすすめです。
「見せる収納」と「隠す収納」の基本と、部屋別の選び方を解説します。
【動画】センスのいらないインテリア|「死角収納」で日々の片付けストレスを減らしましょう。
オープンタイプの収納では
「置く」「入れる」「引っ掛ける」など
1つのアクションで片付けが完了するので
出し入れがとてもスムーズ。
日常の片付けストレスを低減し、
置き場所として定着しやすくなります。
カバンの置き場のおすすめアイデア5選
ここからは、カバンの置き場アイデア5つを、
便利な収納アイテムとともにご紹介していきます。
- かごの中に入れる
- ウォールハンガーにかける
- ハンガーラックにかける
- 「S字フック」で吊り下げる
- スツールの上に置く
① かごの中に入れる
まずは「お部屋をすっきりと整った印象に見せたい」
という方におすすめの「かご」を使ったアイデア。
お持ちのカバンが入るサイズのかごを用意して、
中にポンっと入れるだけ。
無造作に置いておくだけでも
まとまった印象に仕上げることができ、
見た目も美しく感じられます。
外で汚れたカバンの底が床につくことがないので、
衛生面でも安心です。
カバンがすっぽり収まるサイズの
蓋つきタイプを選ぶと、ノイズダウン。
蓋がなくても、布を被せておけば
すっきりと見えるのでおすすめです。
自然素材でできたものや、手作業で作られたものなど
表情のあるかごは、アクセントアイテムとして
お部屋を美しく見せてくれる効果もあります。
【わたしの愛用品】カバン置き場として、「丸バスケット AROROG」がおすすめな理由
② ウォールハンガーにかける
さまざまなアイテムを
壁に掛けておくことができるウォールハンガー。
お気に入りのバッグを、他のアイテムと一緒に
壁に飾るような感覚で片付けられます。
ヴィンテージ風のものや、
可愛らしいデザインのものも多いので
お部屋をおしゃれに演出できるのも魅力。
また、ネジの通せる壁面さえあれば利用できるので、
収納スペースが少ないワンルームや玄関など
幅広い場所で取り入れられます。
③ ハンガーラックにかける
収納力をもとめる方には、ハンガーラックがおすすめ。
このように、S字フックを使って
ハンガーバーにカバンを引っ掛けておけば、
すっきりと収納することができます。
上着やスカーフなど、毎日身につけるものと
一緒に収納しておくことができるので、
お出かけ前の準備もスムーズです。
一方で、収納力の高いハンガーラックは
どうしてもスペースが必要になるのが懸念点。
壁に立てかけるタイプのラダーハンガーであれば、
コンパクトなスペースにも使えます。
玄関にハンガーを立て掛けて、
ついつい忘れがちなハンカチや折りたたみ傘など、
外出時に必要な物を置いておきます。
掛かっている物はすべて持って行くという
ルーティンを作っておけば、
忘れ物もなくなるでしょう。
④ 「S字フック」で吊り下げる
ラダーハンガーを設置するスペースも
確保することが難しい場合には、
既にお持ちの家具や、お部屋の引っ掛けられる場所に
S字フックで吊るしてしまうという方法もあります。
引っ掛けられる場所さえあれば、
S字フックを用意するだけでいいので
気軽に取り入れられるのもうれしいポイントです。
Re:CENO product |R.U.S おすすめセット #44
デッドスペースを有効活用できるので、
コンパクトなお部屋やワンルームにもおすすめ。
デスク横などに引っ掛けておくと、
さっと手に取りやすく、使いやすいのも魅力です。
Re:CENO product|R.U.S おすすめセット #9
家具と家具の間や、壁との隙間など
死角になるような場所に吊り下げれば、
視界に入りづらくなるので
お部屋をすっきりと見せることができます。
⑤ スツールの上に置く
「お気に入りのカバンは
常に目に見える場所に置いておきたい!」
という方は、ディスプレイ的に見せる意識で
スツールの上に置いてみましょう。
「上に置くだけ?」と思われるかもしれませんが
定位置が決まるだけで、
床に直置きするよりも随分とすっきり整います。
ポンっと置くだけなので、
面倒くさがり屋の方でも安心です。
Re:CENO product ダイニングスツール folk
また、スツールはカバンの置き場以外にも
来客用の椅子になったり、脚立になったり
いろいろと活用することができるのが魅力。
玄関に置いておけば、カバン置き場としてはもちろん
お出かけ前に靴を履く時用の簡易な椅子としても
使うことができます。
【番外編】使う頻度が低いカバンの収納は?
ここまで、普段使いのカバンにおすすめの
オープンな収納方法をご紹介してきました。
一方で、たくさんのカバンを
目に見える場所に置いておくと
お部屋が雑多な印象になってしまうことも。
インテリアを美しく保つために、
収納は「見せる2:隠す8」の
バランスがいいと言われています。
つまり、目に見える場所に収納するモノは
全体の2割のみで、残りは隠す必要があります。
そこで、使う頻度が月に2〜3回以下のカバンは
クローゼットや押し入れなど、
目に見えない場所に収納しましょう。
Re:CENO product|R.U.S 大容量収納/3段ドロワー
ですが、備え付け収納が小さい場合や
そもそも物が多い場合には
入り切らずに溢れてしまう場合もあるかと思います。
そういった場合は、ドロワーやキャビネットなど
収納力の高い扉付き収納をお部屋に取り入れることが
おすすめです。
使う頻度が少ないものや、
雑多な印象を与えるものを中に入れるだけで
インテリアが美しくまとまります。
カバンの置き場を作って、部屋を整えましょう。
今回は、カバンの置き場を作るときのポイントと
おすすめのアイデアをご紹介しました。
カバンの置き場を作ると、お部屋が美しく整って、
気持ちもすっきり整います。
「出しっぱなし」によるノイズがなくなることで、
インテリアももっと素敵に見えるはず。
普段の生活や、行動を思い返しながら
ぜひぴったりの置き場を見つけてみてください。