オットマンとは?
スツールとの違いや便利な使い方をご紹介
こんにちは、インテリアカメラマンの辻口です。
みなさんは「オットマン」をご存知でしょうか?
オットマンとは、ソファーやチェアとセットで使う
足置きのことで、「フットスツール」とも呼ばれます。
使ったことのある方はご存知だと思うのですが、
足を伸ばしておけるだけで、くつろぎ時の
リラックス感が格段にアップするんです。
オットマンとは? スツールと何が違う?
ちなみにオットマンは「オスマン風の椅子」という
意味で、18世紀頃のオスマン帝国で使われていた
「背もたれのないソファー」に由来するんだとか。
また、よく「スツール」との違いを尋ねられますが
両者に明確な定義はありません。
ただ、スツールは「椅子」に近いものが多く、
座ることがメインの用途であることが多いです。
- オットマンは、「主に脚をのせるための背もたれがないソファー」
- スツールは、「主に座るための背もたれがない椅子」
という表現がしっくり来そうです。
今回は、そんなオットマンのもつ魅力や使い方、
ソファーやチェアと一緒に使いたい
おすすめアイテムについてご紹介したいと思います。
オットマンの魅力は、使い方の幅広さ
足を伸ばしてくつろぐには、2人掛けソファーを
一人で使ったり、縦に長いカウチソファーが
必要になってきますよね。
ただ、一人暮らしをされている方や、コンパクトな
お部屋にお住まいの場合は、大きなソファーを
置くことがなかなか難しいかもしれません。
コンパクトでレイアウトが幅広いオットマンなら、
広いリビングはもちろん、スペースの限られた
ワンルームまで、取り入れるハードルが
ぐっと下がります。
足を伸ばせるだけでなく、ゴロンと横になれる
のも嬉しいところ。くつろぎの方の幅が
大きく広がります。
また、オットマンは足置き以外にも
マルチに使える家具。役割を「兼用」することで、
家具を減らし、かえってお部屋を広く
使えるかもしれません。
活用方法① 来客時のスツールとして
独立して単体で動かせるオットマンなら、
友人やご家族が遊びにきたときに、
スツールの代用としても活躍します。
座面が広く、座り心地の良いオットマンなら
おもてなしとしても喜ばれそうです。
活用方法② センターテーブルやサイドテーブルとして
また、座面の広いものはセンターテーブルの
ようにもお使いいただけます。
センターテーブルはリビングの面積を多く
とるものですから、人が集まるときだけ
使いたいというときにもうってつけです。
ひとり暮らしの方でも、ときには足置き、
ときにはサイドテーブルというように、
1つの家具で色んな使い方ができるので
お得感がありますね。
【動画】オットマンの3つの魅力
ソファーと合わせる、おすすめのオットマン4選
オットマンを選ぶ際はソファーやチェアの
「シリーズで揃える」ことをおすすめしています。
その1つ目の理由は、座り心地が
最適になることです。
同じシリーズのものなら座面が低すぎたり、
逆に足の位置が高すぎるという
ミスマッチを避けることができます。
もう1つの理由は、シリーズで揃えたほうが
見た目にも美しいということです。
オットマンの意匠がソファーやチェアが
揃っていることで、お部屋に統一感が出て
コーディネートとしての完成度も高くなります。
リセノでは、ソファーとシリーズになった
オットマンを展開していますので、おすすめの
アイテムについて特徴を交えてご紹介したいと思います。
柔らかい座面が特徴の「folkシリーズ」
バフっと柔らかい座面と、重心が低くリラックス感の
高い座り心地が特徴の「folk(フォーク)」。
味わいのある「コーデュロイ生地」や
さらっとした肌触りの「リネン生地」など、
お好みに合わせて選べるバリエーション豊かな
ソファーシリーズです。
詳細は、こちらのページからご覧いただけます。
北欧デザインが美しい「NOANAシリーズ」
柔らかさの中に芯のあるような座り心地と、
北欧家具のようにシンプルながら美しいデザインに
仕上げられた「NOANA(ノアナ)」。
こちらもコーデュロイ生地やリネン生地、
クリンプ生地など豊富なバリエーションから
お選びいただけるソファーシリーズです。
詳細はこちらのページからご覧いただけます。
組み合わせ自由なユニットソファー「rectシリーズ」
硬めのクッションがしっかりと体を受け止めてくれる
座り心地の「rect(レクト)」。
一人掛け、二人掛け、カウチ、オットマンと豊富な
種類を自由に組み合わせて、自分の暮らしに合わせて
レイアウトできるユニットソファーシリーズです。
詳細はこちらのページからご覧いただけます。
「rectオットマン」のレイアウト例をご紹介します。
ふっくらとハリ感のある「bulgeシリーズ」
ハリ感のあるふっくらとした座り心地の
「bulge(バージュ)」。
シワになりにくく、丈夫なポリエステル生地が
使われているので、お手入れしやすくいつでも
パリッとした質感が綺麗なソファーシリーズです。
詳細はこちらのページからご覧いただけます。
省スペースでも置ける、オットマンとチェアの組み合わせ。
オットマンを取り入れたいけれど、
ソファーを置くスペースがないという方も
おられるかもしれません。
そうした方におすすめしたいのは、
「チェアとオットマン」の組み合わせです。
書斎や寝室などの省スペースにも取り入れ
やすいので、気軽に足を伸ばせるリラックス感を
暮らしの中で味わえます。
畳一畳分のくつろぎ「Nychair X (ニーチェアエックス)」
Nychair X shikiri ソープフィニッシュフレーム×ライトグレー
チェアとオットマンの組み合わせで
おすすめしたいのが「Nychair X」です。
Nychairはよく「畳一畳分のくつろぎ」と
表現されるコンパクトさや、折り畳めて持ち運びが
しやすい構造が特徴的なラウンジチェア。
Nychairは広げれば、おうちの色んな場所が
くつろぎ空間に早変わりします。
詳細はこちらのページでご覧いただけます。
Nychair X shikiri ナチュラルフレーム×キャメル
「スツール」をオットマン代わりに。
ちなみに「スツール」をオットマンの
代わりに使う方法もあります。
ダイニングでくつろいだり、デスクワークを
することが多い方は、スツールを1つダイニングに
置いておくと休憩時間が充実するかもしれません。
オットマン代わりのスツールを選ぶ際は、
「クッション」や「ペーパーコード」など
座面が柔らかいものにすると、
踵が痛くなりにくいです。
オットマンのおすすめの使い方と
アイテムについてお届けしました。
オットマンの使い方や魅力、
いかがでしたでしょうか。
ソファーやチェアのご購入を考えておられる方は、
オットマンもあわせて取り入れていただくと、
より自分の暮らしにフィットするくつろぎ空間
をお作りいただけるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。