AGRAソファーを2階リビングへ。階段を通らない場合の搬入方法をご紹介します。

みなさん、こんにちは。
Re:CENO TOKYOの大森です。

私事ですが、昨年、
2階リビングの新居にお引越しをしました。

そして、念願だったAGRAソファーを
迎えることになり、ワクワクした気持ちでいたところ
とても残念なことが発覚します。

なんと、階段からソファーが搬入できないのです。

AGRA3人掛けソファーは、座面フレームだけで、
幅約 180cm、奥行き約 100cmの
とても大きなパーツになります。

実際に計測してみると、高さと奥行きが足りず、
座面フレームが階段を通過できないのです。

この時は、残念な気持ちになりましたが、
気持ちを切り替えて、後日「吊り上げ搬入」
という方法でソファーを搬入し、
今では家族3人で、快適に使用しています。

実は、お客様から
「うちは2階リビングで、大きいソファーは入らない」
「冷蔵庫が入らなかったから、ソファーも無理だね」
などと、気に入ったソファーを諦めてしまうお声を
よく耳にします。

この記事では、AGRAソファーの搬入が心配な方へ、
下記の内容を前編・後編に分けてご紹介いたします。

前編
・搬入前のチェックポイント
・階段搬入できるか不安な方へ
・階段搬入ができない場合の搬入方法

後編
・AGRAソファーの搬入レポート

AGRAソファーをお考えの方で、
階段搬入に不安がある方や、
吊り上げ搬入ってどんな作業なの？と
気になっている方は、ぜひ最後まで
ご覧いただけますと幸いです。

搬入前のチェックポイント

大型家具を搬入する前に「必ず確認しておくべき」
チェックポイントが２つあります。

• 梱包サイズをチェックする
• 玄関からお部屋までの搬入経路を計測する

下記の記事で詳しく解説しておりますので、
合わせてご参照ください。

搬入可否を確認するための2つのポイントをご紹介します

今回は、こちらのチェック項目を元に、
「AGRAソファーが我が家の階段を通るのか」を
検証してみたいと思います。

こちらがAGRA3人掛けソファーのサイズです。

記事掲載時点でのAGRA3人掛けソファーは、
1つの梱包で配送され、その梱包サイズは、
幅約 185cm × 奥行き約 105cm × 高さ約 48cmと
かなり大きめです。

このままでは、明らかに階段を通せないため、
フレームパーツに分けて考えてみます。

AGRAソファーは、フレームが組み立て式で、
背面、座面、脚の３種類のパーツで構成されています。

その中でも一番大きなパーツが座面フレームで、
幅約 180cm × 奥行き約 100cm × 高さ約 6cmです。

座面フレームが通れば、他のパーツも通りそうなので、
こちらのサイズを元に検証します。

まずは、座面フレームの一番短い辺ですが、
高さ約 6cmです。

これは、上の画像の通路幅 70cmよりも短いので、
クリアとなります。

次に一番長い辺である幅約 180cmですが、
我が家の階段途中には、構造上の梁があるため、
高さがマックスでも約 170cmまでとなります。

曲がり角で、奥行きが十分に確保できる場合は、
斜めに入れて通過できることもあり、
必ずしも「一番長い辺＜高さ」ではありませんが、
残念ながら奥行きが確保できず。

ここで「階段搬入ができない」ということが
セルフチェックで判明しました。

冷蔵庫が入らなかった方は要注意

新居にお引越しの場合、新居に合わせて
冷蔵庫の買い替えをする方は多いと思います。

その際に「階段の搬入ができなかった」という方は、
家具の搬入も不可の場合がございます。

例えば、リセノのfolkソファーは、
脚部のみ組立のソファーのため、
梱包サイズが、このように大きくなります。

400~450リットルの冷蔵庫が、高さ約 180cm、
幅と奥行きがそれぞれ約60~70cm程度になります。

ソファーの方が、冷蔵庫より大きくなるケースも
十分ありますので、冷蔵庫の搬入ができなかった方は、
注意が必要です。

万が一、階段搬入が出来なくても、
この後でご紹介する「吊り上げ搬入」「クレーン搬入」
という手段がありますので、まだ諦めてはいけません。

手すりのつけ外しは、専門業者に依頼しましょう。

実際に我が家の手すり幅を測って見ると、約7cm程。

「あと数センチで搬入できそう」という場面で、
手すりの付け外しは、有効かと思います。

しかしながら、手すりは、階段の上り下りをする際に、
体重を預ける重要な設備ですので、万が一緩んだり、
外れてしまえば、重大な事故に繋がることも。

一見、ドライバーがあればご自身で付け外しが
できそうなものですが、安全性を維持するためにも、
専門業者にお願いすることをオススメします。

階段搬入が不安な方は、「搬入下見」

搬入セルフチェックをしたものの、
実際に搬入できなかったらどうしよう、と
ご不安な方は「搬入下見」がオススメです。

搬入下見とは？

• 専門業者が現地で搬入のシミュレーションをする
• 自己チェックよりも正確に搬入可否が分かる
• 所要時間は、約30分~

専門業者が自宅まで訪問・計測し、
階段搬入の可否を診断してくれるため、安心です。

また、料金も数千円で済む場合がほとんどのため、
ご自身のチェックに自身が無い方は、お試し下さい。

リセノの大型家具を運んでいただいている
「ヤマトホームコンビニエンス」さんでも、
搬入下見をお申し込みいただけます。

吊り上げ搬入とクレーン搬入

階段搬入が出来ない場合でも、
「吊り上げ搬入」と「クレーン搬入」という方法で
お部屋に設置できる可能性もございます。

吊り上げ搬入（手吊り上げ）

吊り上げ搬入とは、人力で家具を吊り上げて、
ベランダなどからお部屋に搬入する方法です。

• 料金相場が約1万円~と比較的安価
• 特殊な機械等が不要なため日程が組みやすい
• 立会い時間が短い

こちらの吊り上げ搬入については、実際に
我が家で行った様子を次回の~後編~にて
レポートいたします。

クレーン搬入

画像はイメージです。

クレーン搬入とは、小型のクレーン車を使用して、
家具を吊り上げたままお部屋に搬入する方法です。

• 料金相場が約3万円~と高額になることも
• 小型クレーン車を敷地内に入れ、ベランダや窓から搬入する
• 隣家の敷地にクレーン車を停める場合もある

一般的には、人力の吊り上げが難しい場合に、
クレーン搬入が検討されます。

旗竿地、狭小地により、敷地内にクレーン車が
入れない場合は、隣家の敷地内を借りて、
ベランダや窓から搬入するケースもあり、
事前にお隣さんの許可が必要なことも。

また、クレーン吊りは、揺れや進入角度が影響し、
搬入する窓よりもひと回り小さいサイズに限定される
など、制約がでることもあります。

クレーン搬入は、手順が多く大変ですが、
諦めず慎重に進めていけば、ご自宅でゆったりと
ソファーが楽しめます。

2階以上の場合は、搬入下見がオススメです。

搬入のセルフチェックで、「確実に通る」場合を除き、
2階以上に搬入をする際は、搬入下見をすることを
オススメいたします。

下見結果があれば、お求めの家具の
搬入可否が分かるのはもちろん、今後の大型商品の
お買い物をする際にも、とても役立ちます。

せっかく楽しみにしていたソファーが、
届いた当日から使えないと分かれば、
楽しみな気持ちが半減してしまいます。

そうならないためにも、搬入がご不安な方は、
一度、「搬入下見」をご検討してみてください。

今回の内容は、以上でございます。

次回の後編では、
AGRAソファー吊り上げ搬入の様子
をお伝えいたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。