コツはこれだけ。棚上を上手にディスプレイする「 5つのルール 」
こんにちは。
Re:CENO TOKYOのエガミです。
今回のマガジンは、
店頭で、お客さまからよくご質問をいただく、
棚上の飾り方について、
「 5つのルール 」をご紹介します。
今からお話させていただくのは、
インテリアの勉強・お仕事をはじめて、
お店のディスプレイ担当になるまでの4年間で
培った、飾るときのコツ。
とっても簡単で、誰でもすぐに、
お家で実践できるものばかりです。
もし、今お悩みの方がいらっしゃったら、
参考にご覧くださいませ。
まず、棚上に一番飾りたいアイテムを決める。
玄関先やリビング、寝室など、
場所によって、生活に必要なアイテムはそれぞれ。
飾るとき、まず最初に選ぶのは、
おしゃれに飾るためのアイテムよりも、
その場所に必要な、生活にかかせないもの。
例えば、私の場合、
よく細かなモノをなくしてしまうため、
定位置に、鍵やアクセサリーの置き場所が
欲しいタイプです。
今回は、棚上をアクセサリー置き場として、
5つのルールにならって、飾ってみたいと思います。
①基本!三角構図を作る。
棚上をバランスよく飾るために、
大切な秘訣は、「 三角形 」を作ること。
まず、高い位置に、1つアイテムを持ってきます。
この時、高さを出すために
おすすめのアイテムのひとつが、
デスクライト(照明)。
理由は、高さを確保できるのはもちろん、
ライトが、見せ場を照らすことで、
立体的で、より雰囲気のあるディスプレイに
仕上がります。
その他、高さを出しやすいアイテムは、
アートポスター・写真たて・カレンダー・お花など。
ちなみに、三角形の頭は、重心を左右どちらかに
少し寄せると、バランスよくなります。
②色は、3色までに絞る。
続いて、グッと統一感を出せる方法が、
使う色は、なるべく3色までに絞ること。
色が空間に与える印象は大きいので、
とても大切なポイントです。
アクセントとして、
今回ゴールドを取り入れていますが、
アクセント部分は、全体の5%の比率が◎
アクセントには、ハッキリとした
ポイントになる色味がおすすめです。
今、お家の中を見渡して、
ごちゃごちゃしているように感じる場合は、
このポイントを抑えるだけで、
ガラッと変わります。
③収納棚と、質感を合わせたアイテムを混ぜる。
ワンランク上の、
まとまり感を演出するためには、
棚の「 質感 」と同じ、または、
似ている小物アイテムを合わせること。
今回使用している棚の素材は、
ナチュラルカラーの天然木。
そこに、FRAME(額縁)や照明、
アクセサリープレートなどの
同じ質感である木のアイテムを合わせました。
④レピテーションで、調和感UP
レピテーションとは、繰り返すこと。
2色以上の色を一定のリズムで
繰り返すことで、調和感を与える技です。
例えば、「天然木で同じ質感どうしだけど、
色が違うから、合わないかもしれない...!」
といったお悩みを解決できます。
レピテーションについて、
詳しくまとめた記事がありますので、
もしよろしければ、こちらもご覧ください。
《レピテーション》を意識するだけで、グッとお部屋がまとまる!素敵になる!
⑤季節感のあるアイテムを混ぜてみる。
最後は、変化する楽しさを
感じていただくためのルール。
ディスプレイの中に、ひとつ
季節を感じるアイテムを取り入れます。
例えば、FRAMEの中の葉っぱや、
フラワーベースのお花を
季節のものに変えてみるだけでも、
雰囲気はガラッと変わります。
夏は、元気な向日葵だったけど、
秋冬は、ドライフラワーに変えてみたり。
近所のお花屋さんで、500円くらいあれば、
手軽にゲットできるため、おすすめです。
5つのルール、ご紹介しました。
飾ることって、正解や不正解はなくて、
自由なものだと思います。
「何だかこの感じ、好きだな~。」と思う
アイテムを持ち合わせてみて、
その上で、ご紹介した5つのルールを
ヒントに飾ってみていただけたら、嬉しいです。
ご不明点やご質問などがあれば、
ぜひ、お店までお越しください。
その際は、お客さまの生活に寄り添った、
アイテム選びや飾り方のコツについて、
スタッフがお答えいたします。
それでは、また次回お会いしましょう。