床への傷対策は万全ですか?
床をキレイな状態で保つ方法をご紹介。
こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。
先週の店舗マガジンに引き続き、
新生活前のお話を書きたいと思います。
色々とお部屋に入れる家具などが決まり、
いざ搬入!という時に気になるのは、
床などへの傷問題です。
そこで今回は、補助アイテムを使った
床を傷つけない方法をご紹介していきます。
傷ってどんな所につくかな?
さて、店頭でもよくあるご質問の中に
「床って傷つかないですかね?」という
お声をいただくことがあります。
確かに、新築やリフォーム後での家具設置や
家具を使っていくという中で、キレイな床に擦り傷や
凹みなんかがついてしまうとショックですよね。。
賃貸なんかの場合は、退去時に修理金額を請求される
場合もあり、極力賃貸でもキレイな状態で退去
したいものですよね。
そして、家具を使う中で傷がついてしまう場所は、
おおよそ"床"か、なにかが当たってできてしまう"壁"
だと思います。
壁に関しては、ぶつけないように気をつけたり、
普段からこまめな拭き掃除を行っていると、
割とキレイになります。
クロスなんかも、目に見えてないだけで、
意外と汚れがついていたりするので、拭いてビックリ!
なんて事もあるので、拭き掃除は定期的にしましょう。
そこで、どちらかというと色んな状況で
傷がつきやすい"床への傷"について、
少し掘り下げていきたいと思います。
床の種類について
ではまず先に、床材でよく使われる種類を
幾つか見ていきましょう。
フローリング
今ではオーソドックスな床材なのが、
木材を用いたフローリングです。
フローリングの中でも、木材を加工した物から、
無垢材、木目調のシートを張り合わせたものまで
幅広い種類のものがあります。
無垢材は、文字通り木をそのまま使った物で、
使われる木材によって硬さが違ったり、
経年変化や木の温もりが感じられるのが特徴です。
お手入れ方法もケースバイケースで、
基本の乾拭きから、無垢材の場合は状態によって、
オイルなどの再塗装も必要です。
クッションフロア
そして、賃貸などの場合に多いのが、
塩化ビニール素材を使ったクッションフロアです。
塩化ビニール素材は、爪で押すと少し凹むような
硬さで、お手入れがしやすかったり、張り替えたりが
容易いので一般的によく使われる素材です。
表面は木目やタイル調などのプリントが施されており、
パッと見では、本当の木なのか分からないぐらいの
見た目が特徴です。
しかし、少しクッション性があり柔らかい為、
比較的家具の跡や傷が目立ちやすいです。
ロール状になっている物もあり、
お部屋の床サイズに合わせてカットし、
床の模様替えの時などにも使える床材です。
畳
ディス イズ ジャパニーズな畳も床材の代表格です。
もはや説明不要ではありますが、
主に和室などで使われ、洋風なお部屋が増える中、
リフォーム時などに和室を作る方も増えています。
畳は、い草を加工して作られ、日本人には馴染み深い
独特な匂いや、部屋の湿度を適正に保ってくれたりと、
他の素材では味わえないメリットがあります。
しかし、メンテナンスが定期的に必要であったり、
きれいな状態を維持するにはそれなりの費用も
かかってしまうのが玉にキズです。
その他の床材
上記以外にも、カーペットやモルタル、コルクなど、
床材には色々な種類があります。
また、床材の上からそれらを張り合わせて変えたり、
施工レベルですが張り替えたりというパターンも
あります。
床への傷対策とは?
では、よくある床材の紹介を終えた所で、
傷対策についてご紹介していきます。
「なんだか面倒くさそう、、」
となりそうですが、意外と誰でも簡単で、
手軽にできる事ばかりです!
脚などにクッションフェルトを張り合わせる
まず一番最初にできるのが、家具の脚や底面に
クッションフェルトを張り合わせる事です。
これを張るだけで、例えば椅子の出し入れ時の
擦り傷を予防出来たり、床と家具がすれて発生する
音なども防ぐことが可能です。
クッションフェルトは、市販されている物でも
柔らかめと硬めのタイプがあり、柔らかい物は床に
優しい分少し剥がれやすく、硬めの物は剥がれにくい
ですが、硬すぎる物は逆に擦り傷などが付く場合も。
ホームセンターや、最近では100円ショップなどでも
売られているので、まだ付けられていない方や、
取れてしまってそのままという方は、ぜひ一度
お試しください。
また、ちょうどのサイズが無かった、、
という方へ、好きなサイズにハサミ等でカットする
フリーカットの物も売られているので、家具の脚等
サイズ丁度に切って使ってみてくださいね。
ちなみにリセノで販売されている家具のほとんどには、
クッションフェルトが同梱されていますよ。
脚キャップを取り付ける
続いては、こちらも市販でよく見かける
テーブルや椅子の脚に取り付けるキャップ型の
予防アイテムです。
名前そのままですが、脚にキャップを取り付ける事で、
床へのダメージを軽減させることが可能です。
しかし、見た目的な部分で、少しかっこ悪くも
見えてしまうので、個人的にはあまりオススメ
できません。
見た目よりも機能重視な方へオススメの方法で、
色々なタイプがネットなどでも販売されています。
ラグやカーペットなど敷く
最後は、家具の下にラグなどを敷く事です。
ラグマット HELSINKI
すべての場所に敷く事は難しいですが、
よく使う場所や、出し入れが多い場所に敷く事で、
敷物の範囲上は大方傷を予防する事が可能です。
例えば、椅子の出し入れが多いダイニングや、
ワークスペースのデスク前など、利用頻度が高い場所
などです。
ラグは、傷予防から寒さ対策、
マンションなどの場合は騒音対策など、
様々な効果もあわせて期待できるのでオススメです。
比較的汚れやすいダイニング下などに敷く場合は、
ウォッシャブルで洗えるタイプや、
毛足が椅子の脚に引っかからない短毛タイプが
好ましいです。
KeLT(ケルト) カフェチェアー
また、ラグを敷く事でインテリア性も
グッと上がりますので、敷いてみたいという方は、
ラグマットを取り入れる事もご検討下さいね!
キレイな状態で、気持ち良く快適に♪
床への傷対策、いかがでしたでしょうか。
物の用意は必要ですが、どれも簡単ですよね♪
ラグマットまでは、、
という方でも、クッションフェルトぐらいは、
どこでもすぐに手に入りますので、
ぜひお試しくださいね。
ではここで、簡単にまとめておきましょう。
- クッションフェルト材を脚や底面につける(フェルトの硬さ違いで特徴があります)
- 脚キャップを取り付ける(見た目を損なう可能性があるので、デザイン性に注意が必要)
- 椅子の出し入れが多い場所などにはラグマットなどの敷物を使う。
こちらを行う事で、
床へのダメージはおおよそ減らす事ができます。
しかし、必ずしもすべての傷を防げる訳ではないので、
家具の使い方や、硬い物や角々しい物の落下には
普段から注意するようにしましょう!
店頭には、実際に使用しているフェルトや、
ラグマットなどの展示もございますので、
傷などがご不安な方は、お気軽にスタッフまで
ご相談くださいね^^
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。