良い状態で長く使いたい!
家具を長持ちさせる簡単なポイントをご紹介します。
こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。
今回は、お客様からよくいただくお声にお応えして、
家具のメンテナンス関連でのお話です。
「家具って、どれぐらいの期間もちますかねぇ?」
と、かなりの頻度でこのご質問をいただきます。
そこで、今回は状態の変化があるメイン家具で、
ソファ・ベッドマットレスに注力して、気を付ける点と
簡単な長持ちテクニックをご紹介していきます。
そもそも、家具ってどれぐらいもつ物なのか?
まず、そもそも家具ってどれぐらいもつ物なのか。
この部分に関しては、素材や仕上げ方法、
使用者の体格や使用状況にもよる所が大きいので、
一概に「○○年!」とは中々申し上げられないのが
正直な所です。
しかし、世間的には、おおよそ
ソファは5年前後
マットレスは10年前後
と、言われたりします。
もちろん、キレイにお使いされて、
その年月以上使われている方もいらっしゃるかと
思いますし、それより早い段階でダメになって
しまった経験がある方もいらっしゃるかと思います。
「使えるのは使えるけど、当時の座り心地は無い、、」
と、まだ使えるからという理由で、しぶしぶ現状の
ままご使用されている方も意外といらっしゃるのでは?
でも、せっかくお使いいただくのなら、
やっぱりキレイで状態も良いものがいいですよね。
では、ここからソファとマットレスの
長持ちさせる為に気を付ける点と、
簡単なテクニックを順番に見ていきましょう。
① ソファでのポイント
まずは、ソファについて見ていきましょう。
ソファで一番重要で気になる所は、座面クッションの
ヘタリ等ですよね。
下記の画像は、意図的に真ん中に腰かけ、
少しヘタったような状態にしたソファです。
買った当初は張り感があった座面も、
何年か使用している間に、少し凹んだりしてくる
場合があります。
この部分に関しては、長い目で見て、残念ながら
あまり避けることができない事象となります。
ヘタリの一番多い原因は、
座面内のクッション部分(ウレタン)が体重圧により
ペッタンコになってしまい起きてしまう事です。
ウレタンは、たくさん空気を含んでおり、
その中の気泡が長年の使用で潰れていくと、
クッションのヘタリとして出てきます。
また、現状ヘタらないウレタンというのは無く、
あくまでもウレタンは消耗品として捉えた方が
いいでしょう。
そんなソファのヘタリ問題、
ウレタンのみのソファでこの問題をクリアする術は
正直ありません。。
しかし、ヘタらないように長持ちさせる方法はあり、
すごくシンプルな方法ですが、
《 同じ場所に座り続けない 》という事です。
「それだけ?」と思われる方も多いかと思いますが、
正直、それぐらいしか術はありません。
パーソナルスペースって、無意識に決まってくるので
気が付いた時ぐらいは、あまり座っていない所に
座るようにすれば、いつも座る場所のヘタリは、
軽減させる事ができます。
いつもは、ゆったり真ん中に座って、
時々は、サイドに移動してクッションへの負担を
抑えてやることを意識してみましょう。
また、中材にフェザーが入っていると、
長持ち具合もだいぶ変わってきます。
ふかふかフェザー
先程の画像で使用したブルーカバーのRe:CENO
オリジナルシリーズ【 NOANA 】のソファには、
ウレタンとフェザーがたっぷり入っているので、
バフバフと空気を入れていただければ厚みも復活し、
長い間厚みをもった座面をキープする事ができます。
また、こちらもオリジナルシリーズのfolk シリーズ
には、新開発のヘタりにくいウレタンを採用している
ので、フェザーとも相まって、長く状態を保ったまま
ご使用いただけますよ。
座面のヘタりだけでは無く、
カバーのお手入れなんかも、長持ちの要因の一つ
なので、座面のお手入れなんかも、継続的には
行うようにしましょう。
② マットレスでのポイント
続いては、マットレスです。
販売中のマットレスはこちらから
マットレスは毎日使うものですし、
睡眠も気持ちよくできないと逆に疲れてしまうので、
良い状態を保ったまま使いたいところですよね。
冒頭でも少し触れましたが、おおよその使用目安は
約10年程とされており、リセノで販売している
マットレスも、おおよそ7-8年程度の耐久試験を
クリアした物となっています。
また、先ほどのソファと同じで、毎日使っている部分
などは少しヘタリが出てきてしまいます。
その見分け方として、マットレスに横になった際、
腰回りが浮いた様に感じられるようであれば、
少しヘタってきているという事になります。
さて、そんなマットレスですが、
ソファとは違い、大きくはなりますがマットレスだけ
で移動ができるので、3か月を目安に体に触れる面を
クルっと変えてやるという事です。
大きいので、少し大変ですが、意外と簡単にできます!
表裏を入れ替えて2面、
そこから頭と足の向きを変えて2面、
合計4パターン設置面を変更することができます。
そうすると、3ヵ月に1面で計4面、
年間を通して使えることになります。
3ヵ月頻度なのと、マットレス自体が大きかったり
重かったりするので、少し面倒ではありますが、
これをするだけで1面のヘタリの速度はだいぶ
軽減されます。
そんな頻繁にはできないという方は、
せめて半年に一回は、表裏だけでも変えてみましょう。
マットレスの上にベッドパットを敷いて、
マットレスへの負担を下げてやるというのも、
手軽な方法としてはオススメです。
また、人は睡眠時に1ℓ程汗をかくとも言われ、
すのこベッドなどではないフレームの場合だと、
定期的に換気などを施さないと、湿気などでカビが
発生したり、ウレタンやスプリング等の中材の劣化の
原因にも繋がります。
この部分も、マットレスを清潔で長くお使いいただく
為に、陰干しや天日干しなどを定期的に行う方が
いいでしょう。
ちょっとした意識と、愛着を持って長い目で見よう
ソファとマットレスの状態キープテクニック、
いかがでしたでしょうか。
一度、ここでおさらいしておきましょう。
ソファは、
- 気が付いた時ぐらいは、座る場所を変える
- ヘタリでの買い替えが面倒な場合、長く使えるフェザータイプにする
- 座面のお手入れも、定期的に行う
マットレスは、
- 3ヵ月に1回、体に触れる面を変えていく(せめて半年に1回)
- 定期的にベッド下の換気や、マットレスを干すようにする
- ベッドパッドを使い、マットレスへの負担を軽減させる
テクニックというテクニックではないかも
しれませんが、上記の事柄を実施するだけで、
確実に劣化を軽減させる事は可能です。
状態劣化が早まり、買い替えなどになると、当然
費用的な部分も出てくるので、気に入って買った家具
であれば、長く使っていきたいですもんね。
ぜひ、今回のポイントも頭のどこかに置いていただき、
普段家具と付き合っていっていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^