捨てるのちょっと待った!
挽いたコーヒー豆のエコな有効活用法をご紹介します。
こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。
唐突ですが、みなさまはコーヒー、お好きでしょうか?
僕はほぼ毎日のように飲み、これはドリップで
淹れる方には分かっていただけると嬉しいのですが、
淹れた後の粉、何だか勿体なくないでしょうか。
この捨てるだけになってしまったコーヒー粉、
何かに再利用できないだろうか。
そこで今回は、生活の中で役立つ、
コーヒーに関する情報をお届けいたします。
使い終わったコーヒー粉、すぐに捨てるのちょっと待った!
リセノのマガジンを読んでくださっている方々は、
コーヒーを愛飲されている方も多いかと思います。
リセノでは、コーヒーアイテムも販売しており、
スタッフにコーヒーマイスターがいるぐらいで、
みんなでおすすめを紹介しあうほどです。
マイスター濱田による、
コーヒーに関する記事もぜひご覧ください。
コーヒーマイスターがおいしいコーヒーの淹れ方をご紹介します。
コーヒーマイスターが正しいコーヒーの保存方法をご紹介します。
暑い季節に飲みたい「急冷式アイスコーヒー」の淹れ方をお教えします。
おいしい淹れ方や、器具の使い方など、淹れてから
飲むまでの記事がメインでしたので、今回は、
「 使い終わった後 」にフォーカスします。
早速、タイトルの通り、使い終わったコーヒー粉の
有効な再利用方法を、いくつかご紹介していきます。
そんな効果も? 使用済み粉の有効的な再利用方法
まず、コーヒーを豆から挽いて飲まれている方、
粉の状態で買われて飲まれている方、どちらも
いらっしゃるかと思います。
ペーパードリップで淹れたり、プレスで淹れたり、
はたまたサイフォンで淹れたりと、抽出方法は様々
ですが、淹れ終わった粉カスは絶対に出ますよね。
基本的には捨てられる事がほとんどだと思います。
でも、挽いた後のコーヒー豆、実は色んな事に
有効的に使える事をご存知でしょうか?
今回は、捨てちゃう前に一度は試して欲しい
活用術を幾つかご紹介していきます。
あんな所やこんな所に?
色んな場所で期待できる消臭効果
この部分は、ご存知の方も多いかと思いますが、
コーヒーの粉には消臭効果があり、炭同様、いや
それ以上の効果も期待できるんです。
お家の中の少し匂いが気になる所に、置いておくだけで
気になる臭いの脱臭効果が期待できます。
粉のまま置いておくのも何なので、小さな袋などに
詰め替えれば、どこにでも置いたり吊ったりできるので、
便利で見た目的にも可愛くなりますよ。
その、粉袋の作り方もホントに簡単。
乾燥させた粉カスを、袋に茶こしやガーゼっぽい小袋に
詰めるだけです。
使用済みで乾かした粉を、
袋に詰め替えるだけで完成です!
すごく簡単ですよね。笑
置き場所としては、例えば、玄関先の下駄箱周りや
冷蔵庫、洗っても中々匂いが落ちないタッパーや
ケース等にも使えます。
極論、靴の中に忍ばせておけば、靴の臭いだって
取れちゃいます。
ちょっとガーゼっぽい小袋に入れて、吊るしておくだけ
で、ポプリの匂い玉的な見た目にもいい感じです。
ここで、ワンポイント!
コーヒーの粉カスの乾かし方ですが、もちろん、
自然乾燥で乾かす事ができるので、タッパーか何かに
広げ、天日干しをすれば比較的すぐに乾きます。
なのですが、ここでオススメの方法は、電子レンジで
チンして水分を飛ばしてやる方法です。
何故かというと、すぐに水分も飛ばせれるのと、
電子レンジの中まで、一緒に脱臭できるという事です。
数分チンして、乾いた粉カスを茶こし等に適当量
詰めるだけで、手軽に"匂い消し"が作れるんです。
簡単に作れるので、ぜひ一度お試し頂きたい方法です。
あ、あと、タバコをお吸いの方には、湿ったままの
粉カスを灰皿に入れるだけで、火も消しやすく、
臭いまで抑えてくれるので、一石二鳥ですよ。
庭先でのガーデニング用にも。
害虫よけや、雑草防止としての活用方法
続いては、植物周りへの活用方法です。
粉カスは、蟻やナメクジ、カタツムリなどの害虫予防
に大きな効果を発揮します。
害虫たちからすると、嫌いな臭いみたいで、
庭先での害虫が発生するポイントに、サラッと
一撒きするだけで効果が見込めます。
例えば、虫などが出てくるポイントに、
サラサラ~っと撒いてやり、
そして最後に土壌の土と混ぜてやります。
ここで注意点が1つ。
育てている植物などが近くにある場所に撒く際には、
根元付近にあまり撒きすぎないようにしましょう!
粉カス中に含まれるカフェインやポリフェノールには、
発芽抑止の効果があるので、撒きすぎると成長の妨げ
になってしまう恐れがあるので注意が必要です。
ポイントとしては、使用する前に極力コーヒーを
出し切ってから使用することをオススメします。
また、諸説はありますが、猫よけにもなるそうです。
野良猫に困られている方は、一度試してみるのも
いいかもしれませんね。
そして、害虫の次は雑草です。
先程の通り、カフェインやポリフェノールには
発芽抑止効果があり、雑草防止としても使えるんです。
某有名コーヒーメーカーと、某有名大学での共同実験
により、効果は実証済みとの事ですが、
撒いてすぐに効果が見込める訳では無いので、
ある程度継続して散布する必要があります。
例えば、雑草が生えている所の草をまず抜き、
草を抜いた所に、覆うようにまぶしていきます。
また、効果をよりよく発揮させるためには、乾燥して
発酵する前(湿った状態)に撒いた方が、成分がまだ
生きているので効果を期待できます。
また、コーヒーの粉カスばかりが溜まると、
カビが生えたりする事もあるので、理想は、
土と混ぜるように散布する事をオススメします。
庭先や駐車スペースでの雑草でお困りの方は、
一度試してみてはいかがでしょうか。
捨てる前に有効的に使う。
小さな所から、エコを意識してみよう。
コーヒー粉の再利用、いかがでしたでしょうか。
出る人は毎日の様に出るコーヒーの粉カス。
おいしく飲んで、すぐにそのまま捨てるより、
使える事があれば、できれば使ってゴミも少なく
していきたいですよね。
ここで、簡単に再利用方法をまとめておくと、
- 粉カスには、炭と同じような消臭効果があるので、臭い消しとして使える。
- 発酵させ、乾燥した粉カスは、害虫よけなどに使える。
- 湿気ったままの粉カスは、雑草防止として使える。
こんな小さな所からでも、エコを意識できれば
とっても素敵ですよね。
消臭部分では、気になる臭いも取れて、
ほのかにコーヒーの香りも漂い、本当にオススメです。
ぜひ一度、捨てる前に一度試してみて下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。