BRUTUS (ブルータス) 2014年 11/1号
こんにちは。ヤマモトです。
さて、今日のマガジンは、
スタッフのおすすめ本 第1回です。
この連載では、リセノスタッフが普段からよく
手にする本を、ご紹介していきます。
この連載をしようと思ったきっかけは、
僕のふとした友人の言葉から。
「インテリア関係の本って、いっぱいあるけど、
どれを読めばいいのか分からない。」
たしかに、僕たちスタッフはインテリア好きが多い
ので、見つけた面白い本をスタッフ同士で
紹介し合ったりしています。
その際には、自分が知らなかった本を教えて
もらって、「この本、面白いやん!」ってことが
結構あります。
でも、普通に生活していたら、インテリア好きな
友達がいない限り、本を教えてもらうってこと、
なかなかないですよね。
だから、僕らインテリア業界で働く人たちが、
普段手に取る本を、ご紹介していけば、結構喜ばれ
るかも? って思ったのがきっかけです。
それほど肩肘はるような内容にはならない様に、
ゆるーくご紹介していきますので、今後お楽しみに
してもらえれば嬉しいです。
第1回は、「BRUTUS(ブルータス)」
さて、第1回目に紹介する本は、
雑誌「BRUTUS」です。
BRUTUSは、1980年5月創刊の歴史ある雑誌です。
創刊当初から、都市で生活し、時にはアウトドア・
ライフをも楽しむ、大人の男の雑誌を志向しています。
インテリア専門誌ではなく、カルチャーを紹介している雑誌です。
男性寄りではありますが、女性でも楽しめる内容も
とても多いと思います。
ちなみにインテリア専門誌としては、
「Casa BRUTUS」があり、こちらも
リセノスタッフは毎号購入し、シェアしています。
BRUTUS 2014年 11/1号から、おすすめ記事をご紹介します。
今回のご紹介は、BRUTUSの中でも、家具について
の特集が組まれた「2014年 11/1号」です。
その中から気になった記事を、いくつかご紹介
していきます。
木の椅子と木工
表紙にも出ている特集で、「木の椅子と木工」
木の椅子といえば、北欧家具のメインアイテムで、
artekのstool60が代表アイテムです。
日本でも北欧ブームで、とても人気のあるstool60。
何気ないシンプルなデザインのstool60ですが、
この製品のデザイナーの紹介から、生産風景、思い
などがレポートされています。
その中でも、僕が特に興味をもったのが、
下の画像の「L-Leg(エルレッグ)」の仕組み。
stool60の脚は、なめらかなカーブを描いています
が、今から80年以上前にデザインされたこの脚が、
どのような技術で造られていたのかが、写真と文章
で、分かりやすく紹介されています。
現在のstool60にも、この技術はそのまま使われて
いるので、実物を本と見比べると、「なるほど!」
と、技術を感じ、もっと好きになれます。
旧フィンランド領にあったヴィープリ図書館の
講堂に並べられた、stool60の写真も、とっても
美しいです。
将来は、うちの会社も、こんなセミナールームが
出来たらなーと妄想したりできました(笑)
WOODEN CHAIRS
続いてのおすすめは、
WOODEN CHAIRS という記事。
"木のカタログ"というサブタイトルが
ついています。
この記事では、18ページにわたって、100脚弱の
1950~60年代:名作チェアが紹介されています。
よく目にする北欧チェアの他にも、なかなか
見ることのないチェアも紹介されていて、
面白いです。
すごく欲しいのもありますが、ちょい、、、いや、
結構高いです。
でも、いつか1脚は手に入れたい!
ここでも妄想が膨らみます(笑)
木について学ぶ。
家具に使われる、樹種の解説の記事です。
これを知っていると、家具屋さんで家具を見た時に
さらに木の良さを、感じられるようになります。
Ash、Oak、Wallnutなどは、よく家具屋さんで
目にするので、勉強、勉強。
木の鳥
個人的に、とても欲しくなった記事が、これ。
木で作られた鳥たちが、たくさん紹介されています。
北欧アイテムでの鳥モチーフのオブジェといえば、
オイバ・トイッカのiittalaのbirdが有名ですね。
今回の木製の鳥たちは、ちゃんと「目」もはいった
色鮮やかな鳥たち。
個人的には、目の可愛らしさがオブジェに欲しい
ところなので、この木の鳥たちが、ツボです。
木で作られているからこそ、時間とともに経年変化
で、色が変わっていくであろうことを考えても、
絶対、何年後、何十年後には、さらに、すごく
かっこよくなっているはず!
購入できるものもあるようなので、
記事に書いてある問い合わせ先に、早速問い合わせ
てみようーっと。
まとめ
さて、おすすめ本:第1回いかがでした
でしょうか?
今回は、発売からちょっと時間が経った本の
ご紹介をしてしまったので、街の本屋さんには、
なかなか並んでないかも・・・で、すみません。
次回からは、できるだけ最新の本をご紹介して
いくつもりです。
でも、BRUTUSなんかは、時間が経っても、
読み返して面白いものが多いので、興味のある方は
ぜひ、amazonのリンクを貼っておくので、購入
してみてくださいね。
では、また次回。