書籍第二弾「センスのいらないインテリア」好評発売中

Re:CENO mag

Re:CENO mag

オンラインストア 実店舗
Web Magazine

リノベーションはやめたほうがいい?
後悔する前に知りたい「もう一つの選択肢」

こんにちは。編集部の辻口です。

renovation-planning-couple-flat-illustration.jpg

新しいお住まいを検討されるときや、
いまの住まいをより良くしたいと考えるとき、
リノベーションという選択肢を検討される方も
多いですよね。

ただ、リノベーションは高額ですし、
一度施工したらやり直しが効きません。

ですので、

  • リノベーションって結局いくらくらいかかるの?
  • リノベーションがうまくいくかどうか不安...
  • リノベーション以外に住まいを良くする方法ないの?

と「リノベーションって、やめたほうがいいの
かな」と迷う方も多いと思います。

先にお伝えすると、答えは「やる・やめる」の
二択ではありません。リノベーションは
「何のためにやるか」「どれくらいの予算を
想定しているか」によって、任せる範囲が変わります。

sense-floor3.jpg

そこをクリアにすると、工事に任せること、
別の方法で叶えることを分けて、予算の中で
理想の住まいを組み立てられるようになります。

floor-plan-furniture-catalog-fabric.jpg

いま、リセノではお住まいの問題解決に
あらゆるアプローチを検討する中で、
信頼できるリノベーション会社さまからも
色んなお話を伺っています。

その中で、リノベーションだけでは手が届かない
部分を叶える「もう一つの選択肢」があることに
気が付きました。

ですので、今回はリノベーションに迷っている方、
リノベーションを一度あきらめた方のお役に
立てるようなお話をお届けしていきます。

「やめたほうがいい」理由と、
よくある失敗って?

IMG_01_見積もりと間取り図.jpg

「リノベーションはやめたほうがいい」という声は、
よく聞かれるイメージがあります。

実際に、SNSなどでも後悔した方の
お声や投稿を見ることがありますよね。

たとえば、よくあるのが費用の話です。

築30年のマンションで、当初400万円の
見積もりだったものが、解体してみると
給排水管の劣化が見つかり、最終的に
100万円ほど上振れした。
そんなケースです。

renovation-demolition-wall-pipes.jpg

壁や床の内側は、開けてみるまで
誰にも分かりません。

どこかに落ち度があったわけでもないのに、
予算だけが動いてしまう。
ここが、リノベーションのいちばん
不安なところだと思います。

まず、よくある失敗談と、そうした失敗を
防ぐ方法を先に整理してみました。

よくある失敗避け方
費用が見積もりを大きく超えた解体後に配管や下地の傷みが見つかり、追加工事になるケースです。予備費を1〜2割確保し、築年数の古い物件は事前調査(インスペクション)を行いましょう。
完成が「思っていたのと違う」図面とサンプルだけで決めると起きやすい失敗です。実例の見学や、パースでの事前確認がおすすめです。
工期が延びて、仮住まい費がかさんだ追加工事や資材の遅れが主な原因です。工程に余裕を持ち、仮住まい費も予算に入れておきましょう。
ローンの返済が想定より重い工事費だけで総予算を組むと起きがちです。総予算を「工事費・家具費・予備費」に分けて考えましょう。
綺麗になったのに、素敵になった感じがしない工事はお部屋を「新しく」しますが、「素敵に」するのは別の技術です。この記事の後半でくわしくお伝えします。

ほとんどの失敗は、準備と会社選びで
避けられるものです。

ただ、

  • 思ってた仕上がりと違った
  • 素敵になった感じがしない

といったお悩みについては、リノベーションの
領域だけでは解決できなかったり、リノベーション以外の
選択も検討しておく必要があります。

詳しくは、記事の後半の方で見ていきます。

リノベーション費用の相場早見表

renovation-interior-construction.jpg

さて、失敗を避ける基本は、費用の相場を先に
知っておくことが大切です。工事の内容ごとに、
おおよその目安をまとめてみました。

▼お部屋を「新しく」する工事(設備)

工事の内容費用の目安
内窓を足す(1窓)5〜15万円
窓をまるごと交換する(カバー工法・1窓)17〜40万円
トイレ・洗面台の交換30〜50万円
和室を洋室にする(6畳)40〜100万円
ユニットバスの交換60〜120万円
キッチンの交換80〜150万円
フルリノベーション1㎡あたり15〜25万円(50㎡で750〜1,250万円)

たとえば、水回りをまとめて新しくすると、
どうなるでしょうか。

キッチンで120万円、ユニットバスで
90万円、トイレと洗面台で40万円。
合わせると、250万円ほどになります。

renovation-new-kitchen-bathroom.jpg

1つずつ見ていると手が届きそうなのに、
合わせると思っていたより大きな金額に
なりますよね。

リノベーションの予算が膨らみやすいのは、
こうした積み上がり方をするからです。

もう一つ、見落としやすいのが
お部屋を「素敵に見せる」ための工事です。

▼お部屋を「素敵に」する工事(見た目・雰囲気)

工事の内容費用の目安
壁紙を全面張り替えて印象を変える(60㎡)約50万円
アクセントウォール(壁1面の塗装)5〜10万円
塗り壁(珪藻土・漆喰、壁1面)10〜15万円
床を張り替えて雰囲気を変える(重ね貼り・60㎡)80〜160万円
無垢材の床にする(6畳あたり)12〜20万円
壁を1枚足して、空間を仕切る15万円前後〜
造作テレビボード15〜50万円
間接照明の造作(1箇所)5〜20万円

壁紙や床を替える、造作の棚をつくる、
照明を足す。設備とは別に、
こうしたお金もかかってきます。

そしてこの領域は、あとでご紹介する
インテリアスタイリングと重なります。

accent-wall-built-in-shelf-living.jpg

こうした工事を家全体で行う
フルリノベーションになると、
50㎡で750〜1,250万円が目安です。

ただ、実際にここまで予算をかける方は
多くありません。市場調査を見てみると、
中古住宅を買った方が工事にかけた費用は
平均でおよそ「300万円」。

半数以上の方は、それより少ない金額で
収めています。

used-apartment-building-exterior.jpg

つまり、リノベーション予算の
平均は「約300万円くらい」
ということになります。

この記事の後半では、この300万円を
どう使うのがいちばん満足につながるのか、
という視点で考えていきます。

まず、「工事でしか解決できない悩み」を
見きわめます

old-apartment-kitchen-before-renovation.jpg

さて、仮に300万円の予算があった場合、
この予算で理想の住まいにどこまで
近づけるかを考えてみたいと思います。

順番として、まず決めたいのが
「リノベーションに任せること」です。

窓の結露やカビ。古くなった配管や
水回り。家族構成に合わない間取り。
こうした悩みは、家具や模様替えでは
解決できません。

window-condensation-old-apartment.jpg

たとえば、冬の窓の結露です。

毎朝タオルで拭いても、窓枠にカビが
出てくる。厚手のカーテンに替えると、
かえって結露がひどくなる。
こうなると、インテリアの工夫では
どうにもなりません。

原因は、窓の断熱性能にあります。
内窓をひとつ足すだけで、
結露は驚くほど減ります。

inner-window-insulation-bright.jpg

断熱・配管・間取りの改築・耐震は、
リノベーションにしかできないことです。

中古物件でも、住まいの性能を根本から
良くできる。これが、リノベーションで
もっとも重視される目的だと思います。

この「マストの工事にいくらかかるか」
によって、お住まいのプランニングは
変わってきます。

▼お部屋を「新しく」する工事(設備)の目安

工事の内容費用の目安
内窓を足す(1窓)5〜15万円
窓をまるごと交換する(カバー工法・1窓)17〜40万円
トイレ・洗面台の交換30〜50万円
和室を洋室にする(6畳)40〜100万円
ユニットバスの交換60〜120万円
キッチンの交換80〜150万円

相場早見表でいうと、内窓や水回りの
交換がこれにあたります。この金額しだいで、
選べる道が変わってきます。

必須の工事だけで予算を超えてしまうなら、
「そもそもリノベーションはやめたほうがいい」
という判断になるでしょう。

その場合は、物件や予算から
見直すことになります。

renovation-estimate-budget-couple-illustration.jpg

もったいないのは、リノベーションでなくても
解決できる問題まで見積もりに入れて、
「予算オーバーだ」と諦めてしまうケースです。

壁紙や床の張り替え、造作の棚。
こうした「素敵にする」ための工事の目的は、
見た目や雰囲気を良くすることです。

ただ、このあたり「インテリアスタイリング」
によってカバーすれば、予算を抑えながら、
理想の住まいに近づけられる可能性があります。

工事なしでもお部屋が変わる
「インテリアスタイリング」って?

split_image_001.jpg
インテリアスタイリング事例

「インテリアスタイリング」というのは、
ひとことでいうと、家具・照明・カーテン・
ラグ・飾りといった「あとから入れるもの」で、
お部屋を整える技術のことです。

内装には手を入れないので、そのぶん、
工事より小さな予算で、お部屋の印象を
大きく変えられます。

お悩み向いている方法
寒い・暑い・水回りが古い・間取りが合わないリノベーションが向いています
雰囲気を変えたい・センスアップしたいインテリアスタイリングが向いています

市場調査を見てみると、中古住宅を買った方の
約3人に1人は、リフォームやリノベーションを
せず、そのまま住んでいます。

used-apartment-viewing-couple-illustration.jpg

物件をそのまま活かすという選択は、
決して珍しいものではないんです。

リノベーションを「老朽化した部分の改修」
だけに絞れば、手元に予算が残る
可能性は高くなります。

そして、この予算を「インテリアスタイリング」に回す。

これが、この記事でお伝えしたい
「もう一つの選択肢」です。

「予算300万円」でプランニングするなら?

split_image_003.jpg
インテリアスタイリング事例

たとえば「予算を300万円」としたときに、
インテリアスタイリングを選択肢に加えながら
プランを検討するとどうなるかを見ていきます。

まず、工事の見積もりから見ていきます。
先ほどの早見表で「素敵にする」工事に
あたる壁紙と床の張り替えは、それだけで
130〜210万円。造作の棚や間接照明を足せば、
300万円はほぼ埋まります。

split_image_002.jpg
インテリアスタイリング事例

床や壁の印象はインテリアスタイリングで
変えられることも多く、棚や照明は造作でなくても、
適切な家具の選び方でお部屋に
フィットさせることも可能です。

この部分をリノベーションから外すとインテリア
スタイリングに「130〜210万円」ほどの予算を
掛けることができます。

この予算をインテリアスタイリングに当てた場合、
どういった家具や雑貨を迎えられるか、
一般的な家具の価格でまとめました。

▼家具をフルで揃えた場合の目安

間取り・家族構成家具をフルで揃えた場合の目安
子育て家族(2LDK〜3LDK・約70㎡)60〜210万円(長く使えるもの中心で揃えて170万円前後)
ふたり暮らし(1LDK〜2LDK・約60㎡)40〜140万円(同 110万円前後)
LDKだけ整える場合子育て家族 40〜150万円/ふたり暮らし 30〜120万円
含まれるものソファー・ダイニングセット・ベッドフレーム・テレビボード・収納・照明3〜5灯・カーテン・ラグ・アートや小物まで
含まれないものマットレス・寝具・家電・子ども用の学習机など

130〜210万円の予算があれば、LDKはもちろん、
家中の家具・照明・カーテンまで
揃えられる計算です。

split_image_004.jpg

そして、スタイリングに予算をかける良さは、
見た目が素敵になることだけではありません。

座り心地、収納の使い勝手、明かりの落ち方。
暮らしに合った家具を選べば、リノベーション
では手が届かない、生活の細かい部分まで
整えられます。

ただ、そのためには「自分の暮らしに合う家具」
を見極める必要があります。ここは、
インテリアスタイリストに相談するのが
近道です。

店舗での3Dスタイリング相談の様子
店舗では、3Dを使ってお部屋全体のご提案をしています。

なぜ「工事のあとの部屋づくり」は、
誰にも頼めなかったのか

renovation-floor-plan-material-samples.jpg

では、そのインテリアスタイリストには、
どこで相談できるのでしょうか。

実は、リノベーションの打ち合わせの場には、
必ずしも「インテリアスタイリングのプロ」が
いるとは限りません。

リノベーション会社には
「インテリアコーディネーター」の資格を持った方も
多く、この職種の方がいれば安心と思われがちです。

しかし、インテリアコーディネーターというのは、
壁紙や床材、住宅設備などを決めて「家を完成させる」
のが主なお仕事。

壁紙や床材のサンプルを選ぶインテリアコーディネーターのイメージ
壁紙や床材、設備を選んで「家を完成させる」のが、インテリアコーディネーターのお仕事です。

家具や雑貨を選んで、暮らしを素敵に整える
「インテリアスタイリング」にはあまり詳しくない、
というケースも珍しくありません。

職種主な役割
インテリアコーディネーター壁紙・床材・住宅設備を決めて「家を完成させる」。工事と一緒に進める仕事です
インテリアスタイリスト家具・照明・カーテン・飾りで「暮らしを完成させる」。工事のあとにお部屋を整える仕事です

つまり、住まいの改善をリノベーション会社
だけにお願いすると、このインテリアスタイリング
という選択肢が十分に検討されない、ということも
起こり得ます。

実際、中古マンションを買った方が
家具や家電に使った金額は、平均で
79万円ほど。

もう少し予算の配分を変えていたら、もっと
理想のお部屋に近づいていた、と後から
後悔する方もいらっしゃいます。

receno_2_1788756282680.jpg

だからこそ、インテリアスタイリングという
選択肢を知り、相談先を把握しておくことが
大切なんです。

インテリアスタイリングで、
お部屋はここまで変わります

split_image_001 3.jpg

リセノは、家具や雑貨の販売だけでなく、
お客さまの暮らしや要望にあわせて、
インテリアスタイリングによってお部屋を
変える提案も同時に行っています。

YouTubeでもインテリアスタイリングによって
住まいを変える様子をお届けしていますが、
それはリセノの活動のほんの一部。

こうした、お客さまの住まいを
インテリアスタイルによって改善するご相談を
日常的に行っています。

日本ではまだ、インテリアスタイリングという
選択肢も、その良さも、ほとんど知られて
いません。まずは多くの方に知っていただき、
体験していただきたいと思っています。

ご相談は、店舗(東京・京都・福岡)と
LINEで受け付けています。間取りとご希望の
テイストに合わせて、3Dでお部屋全体を
ご提案するほか、AIでお部屋との相性を
確かめられるシミュレーターもご用意
しています。

リノベーションの見積もりと並べて、
もう一つの選択肢として検討してみて
ください。

LINEでお部屋の写真を送って相談している様子
LINEで、お部屋の写真を送ってご相談いただけます。

自分でできるようになる、という道もあります

スタイリングのセオリーで整えた寝室の実例
講座では、レイアウト・配色・ディスプレイのセオリーを体系的に学べます。

ちなみに、インテリアスタイリングは、
センスではなく技術。ルールを学べば、
誰でもできるようになります。

リセノでは、インテリアスタイリングのご相談を
承るだけでなく「知識そのもの」も、書籍やアプリ、
動画といった形で配信しています。

インテリアスタイリングの基礎を知っておけば、
リノベーションを含めてお住まいを新しく
検討する際に役立ちますので、ご興味があれば
ぜひ覗いてみてくださいね。

予算の中で、
理想の住まいを組み立てていきましょう。

receno_50_1788756675022.jpg

それでは、今回のおさらいです。

▼リノベーションに任せること

  • 断熱・配管・水回り・間取りなど、工事でしか解決できない悩み
  • よくある失敗は、予備費・事前調査・実例見学で避けられます

▼インテリアスタイリングで叶えること

  • 「雰囲気を変えたい」「センスアップしたい」という願い
  • 座り心地や収納、明かりといった、暮らしの細かい部分
  • 家中をまるごと整えても60〜210万円。長く使えるもの中心でも170万円前後です

▼予算の組み立て方

  • まず「必須の工事にいくらかかるか」を確認する
  • リノベーションでなくても解決できることまで見積もりに入れて、「予算オーバー」と諦めない
  • 必須の工事を除いた予算を、インテリアスタイリングに回す

工事の予算は、構造や性能に。
雰囲気は、家具と照明に。
役割を分けて組み立てると、同じ予算でも
理想の住まいにぐっと近づけます。

receno_58_1788756675022.jpg

今回の記事が、皆さまのお部屋づくりの
お役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼ こちらのマガジンもおすすめです◎

「Re:CENO Mag」では、
「インテリアを楽しく学べる記事」を発信中です!

recenomag.jpg

リセノのWEBメディア「Re:CENO Mag」では、
家具の選び方や美しいスタイリングのコツなど、
インテリアを楽しく学べる記事
お届けしています。

仕事でもプライベートでも日々インテリアに熱中する
リセノスタッフが、自分の言葉で、インテリアの
楽しみ方をわかりやすくお伝えします。

「最近、インテリアにちょっと興味が出てきた。」
「引っ越したばかりのお部屋を素敵に整えたい。」
「念願の家を建てたから、次はインテリアかな。」

そんな方に、Re:CENO Magはどこよりも
ぴったりな情報をお届けします。

もっと詳しく知りたい方はこちら↓
About Re:CENO Mag

平日の午前10時に、
新しい記事を公開しております。

ぜひこちらのページをブックマークして、
最新情報をチェックしてみてください!

recenomag2.jpg

また、リセノ公式アプリでも、
新着記事の情報をご確認いただけます。

いつでも参照できる「インテリアの教科書」を、
ぜひお手元にダウンロードしてみてください。

【お知らせ】 リセノ公式アプリをリニューアルしました。

リセノ公式アプリ

リセノの公式がアプリが新しくなりました!

新しいアプリでは、

を無料でご利用いただけます。

このアプリで手軽にインテリアを学んだり、
シミュレーターでお部屋イメージを確かめたり
していただけます。

無料アプリのダウンロードは、以下から


新生活キャンペーン

リビング家具特集

ダイニング特集

バイヤーがご案内する収納選び

スマホで無料で学べる|インテリアの学校

店舗のご案内
センスのいらないインテリア
ナチュラルヴィンテージを知る
インテリアを学ぶ
インテリアを楽しむ
リセノのこと
特集
人気の連載

Re:CENO チャットサポート