
円錐型のすっきりとしたシルエットが特徴的な、ペンダントライト「B-TOM(ビートム)」。マットな質感のアルミと、ウォールナットの組み合わせが上品な印象です。
https://www.receno.com/lighting/b-tom.php公開日 2025年06月23日(月)
更新日 2025年06月23日(月)
こんにちは。ヤマモトです。
オリジナル家具ブランド「Re:CENO product」から、
生活の「不」を解消するアイテムを、またひとつ新た
にリリースします。
その名は「bulb shade(バルブシェード)」。
名前のとおり「電球のシェード」で、どんなタイプの
照明であっても、電球のまぶしさをカットしてくれます。
本日のマガジンでは、この新作アイテムの企画経緯と
コンセプト設計について、丁寧に紐解いていきます。
光を直接見ると、まぶしくて目が痛いだけではなく、
視力の悪化につながるというのは、誰もが知っている
ことですね。
もちろん光を直視し続ける人はいないと思いますが、
それでも、たまに目に入ってしまうだけでも、知らず
知らずのうちにストレスになってしまうものです。
日々、まぶしさが気になっている様なら良い方で、人
は知らず知らずのうちに「慣れる」ものですから、
「原因は分からないけど、食事が落ち着かない。」
ということも。
ダイニングには、ペンダントライトと呼ばれる吊り下
げ式の照明を付けることが一般的で、リビングと比べ
て、顔に近い場所に「光源」の光があります。
この「顔に近いところにある電球」から、強い光が
放たれていることにより、ダイニングの明るさを得ら
れるものの
「ふと、目線を上げると、電球の強い光が目に入る。」
というご家庭も多いのではないでしょうか。
ふだんの暮らしの中では、ついつい「慣れて」しまっ
ていることも多く、電球の強い光を「我慢する」こと
に慣れている場合が多いようです。
ただ、家族の「おだやかな食事」や「目の健康」を考
えると、毎日のことですから、できるだけストレスや
目の健康に配慮しておきたいものです。
そこで登場するのが、今回の「bulb shade」です。
このアイテムはどんな照明であっても「電球に後から
直接付けることができる」ので、照明器具の買い替え
は不要。
ワンタッチで付けるだけで、電球の光が直接見えなく
なり、目に優しい仕様にできるのです。
「ストレスと言えばストレスだけれど、
照明器具を買い替えるほどじゃない。」
こんな方にも、今のペンダントライトに気軽にプラス
することで、日々のストレスを軽減してくれる便利な
アイテムです。
「bulb shade」は、いたってシンプルな作りで、フレ
ームとなる金属部分に、白いファブリックと樹脂シー
トを巻き付けています。
色味のない「白い素材」であり、光をよく通す素材を
採用していますので、電球からの強い光が直接見えな
い効果がありながらも、明るさはしっかりと維持して
くれます。
ビフォーアフターをご覧いただいてお分かりのとおり、
明るさはしっかりと残しています。
電球色のオレンジ色の光も、色味を変えることなく
維持できます。
また「bulb shade」は、リセノのペンダントライト
専用の仕様ではなく、市販のどんな照明にも後から
付けることができます。
市販のペンダントライトには、電球がそのまま見えて
しまう仕様の製品も多くありますので、それらの照明
にも。ぜひお付けいただくことをおすすめします。
この「bulb shade」は「クリップ式」で、E26サイズ
と呼ばれるもっとも多く利用されている電球に、ワン
タッチで取り付けることが可能です。
付け方は、とても簡単。クリップ式になっているので、
電球にはめこむだけです。
通常の丸い形の電球は、白熱球・LEDでも形状は同じ
ですので、するりと入ります。
最近では「Philips Hue」のような独特な形の電球もあ
りますが、バネクリップ式なので、問題なく装着する
ことができます。
逆に装着することができないのは「E17」とよばれる
小サイズの電球には、サイズが合わないため装着する
ことはできません。
また、E26サイズの電球であっても「ボール球」と呼
ばれるような大きいサイズの電球にも装着できません。
それ以外には多少の電球の形状の違いは問題ありません。
多くの電球にフィットします。
実際に、リセノが販売している照明や、市販の照明に
試しに付けてみましたので、ご紹介しましょう。
こちらは、リセノで長年取り扱っている人気のペンダ
ント照明「BTOM」に付けてみた例です。
この照明も、見上げると電球が見えてしまって、まぶ
しいという弱点がありました。
この照明につけると「bulb shade」は、まるっと隠れて
しまうので、意匠性の変化はまったくありません。
見た目の美しさを損なうことなく、まぶしさだけを軽
減できるというわけです。
円錐型のすっきりとしたシルエットが特徴的な、ペンダントライト「B-TOM(ビートム)」。マットな質感のアルミと、ウォールナットの組み合わせが上品な印象です。
https://www.receno.com/lighting/b-tom.php
こちらもリセノで長く販売している「waft」という
こぶりのペンダント照明です。
独特の「へら絞り」と呼ばれる技法で作られている
照明で、シェードのふち部分が波打つのようなデザ
インになっているのが特徴です。
こちらの照明は、小ぶりなこともあって「bulb shade」
を付けると、シェード部分からはすこしはみ出して見
えてきます。
シェードのサイズによっては、このような見え方にな
る場合もあって、気になる方もいらっしゃるかもしれ
ません。
そのあたりはご理解いただき、お持ちの照明のデザイ
ンとのフィット感を確かめていただければと思います。
個人的には、これはこれでかわいいなと思ったりします。
大阪を拠点に活動する「graf(グラフ)」が提案する、ペンダントライト「waft(ワフト)」
https://www.receno.com/lighting/waft.php
こちらはもともと個人的に所有していた「無印良品」
のペンダント照明にも合わせてみました。
この形状のペンダント照明は、市販のものでもよくあ
るカタチですので、参考になると思います。
ご覧のとおり、こちらもシェードにある程度の深さが
あるので「bulb shade」はまったく見えませんでした。
まったく違和感なく、電球が見えるストレスだけを
無くしてくれそうです。
というわけで、新作の「bulb shade」について、企画
経緯とコンセプト設計を書いてきました。
シンプルデザインのなんてことのないプロダクトでは
ありますが、これがあることで、目の健康にも良く、
日々のストレスもやわらげることができます。
市販のアイテムにも気軽に取り入れることができます
ので、ご興味のある方はぜひ手に取っていただければ
と思います。
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