
しずく型のシェードから、ふんわりあたたかな光を放つ「ペンダントライト futo(フト)」。 マットな質感の乳白ガラスがダイニングにしっとり溶け込み、静かな存在感を放ちます。
https://www.receno.com/lighting2/futo-pdt.php公開日 2025年12月26日(金)
更新日 2025年12月28日(日)
こんにちは、なかはらです。
今回のマガジンでは「Re:CENO product」より
新たに販売が決定した、
「ペンダントライト futo(ふと)」について
ご紹介させていただきます。
毎日の暮らしの中で、ダイニングは
家族が自然と集まる場所です。
食事をするだけでなく、会話を楽しんだり、
読書や趣味の時間を過ごすこともあるでしょう。
一日はダイニングから始まり、
昼も夜も過ごす場所。
そこは、感情が一番行き交う場所かもしれません。
ダイニングの上には、
必ず照明があります。
「いつも誰かが過ごす場所」を見守る照明。
だからこそ、そこには照らすだけではない、
「感情」に寄り添う照明があればと思うのです。
そうして辿り着いた答えが、
ペンダントライト「futo」。
その想いをどのように形にしていったのか、
ここからご紹介していきます。

しずく型のシェードから、ふんわりあたたかな光を放つ「ペンダントライト futo(フト)」。 マットな質感の乳白ガラスがダイニングにしっとり溶け込み、静かな存在感を放ちます。
https://www.receno.com/lighting2/futo-pdt.php
世の中には、星の数ほどの
ペンダントライトが存在します。
これらを満たすために、メーカーやデザイナーは
無数の素材・形・光り方を追求してきました。
暮らしの中で求められる照明は、
ただ美しいだけでは足りなくなっています。
見た目以上に、その灯りがどんな
暮らしをつくってくれるのか。
そこに価値を感じる人が
増えているように思います。
futo は「見た目に強い個性を出す」ことではなく、
「暮らしの中で、ふと気持ちがほどける灯り」を
目指して開発したペンダントライトです。
忙しさの隙間にある、静かで穏やかな感情。
この照明が、その「ふと」の瞬間を
つくれたら...という願いを込めました。
futoの造形は、限りなくシンプルな
「しずく型」に仕上げました。
こうした 「無形の感情」 を
涙・汗・水などに置き換え、
さりげなく象徴できる形として、
この「しずく型」を選びました。
抽象的な感情をそっと宿らせ、
「感情のしずく」として表現しています。
ファーストサンプル
これらの感情をfutoに宿すために、
「しずく型」のフォルムには
細部までこだわりました。
こちらは、最初に仕上がってきた
サンプルの写真ですが、やや四角い形状で、
柔らかな感情を載せるには、
少しイメージと違う形でした。
ひとつひとつ、職人さんの手作業
シンプルがゆえに、微妙なラインが
全体のバランスを崩してしまいます。
ひとつひとつ吹きガラスで作っていますので、
職人さんの協力あっての作業が続きます。
様々なパターンを検討
ウッドの装飾を取り付けたり、
光沢のパターンを作ったりと、
再度デザインの調整を行いました。
ウッドがあるのも素敵なのですが、
より「しずく型」を強調するために、
ウッドはなしに決定。
どんな空間にも馴染みやすく、
静かに佇む上質な空気感を出すために、
マットの仕様を採用しました。
× 上部に影があり、光のムラもある
また、全体が美しく光を放って、
しっかりと「しずく」が浮かび上がるように、
様々な検証を行いました。
上部の影や光のムラを解消するため、
電球の明るさを100Wにしてみたり、
ボール球や白熱球に変えてみたりと、
光の広がりを何度も調整。
しかし、あまり効果が得られず...。
◯ 全体が光って、美しいしずく型になっている
様々な視点から検証した結果、光量ではなく、
電球やソケットの位置に問題があることが判明。
電球を上下左右に動かしながら、
最適な位置を探し出し、
しずく全体を光らせることができました。
機械生産だと出てきてしまう
ガラスの「継ぎ目」がないのも、
こだわりポイントのひとつです。
吹きガラスの手作業で作ることで
継ぎ目が発生せず、
どの角度から見ても同じ美しさを実現。
点灯時も継ぎ目のラインが出ず、
きれいなしずく型のフォルムが
浮かび上がります。
このように、あらゆる検証を重ねて、
ようやく理想の形に辿り着きました。
こうして暮らしの中に迎えたfuto。
強い主張はしないのに、
目に入るとすこし温度が上がる、
そんな存在です。
見る時間、気分によっても、
色んな表情を見せてくれます。
朝のしずく。
澄んだ空気の中、朝の優しい光に包まれ、
ほのかに輪郭が浮かび上がります。
一日の始まりの穏やかな緊張感、
慌ただしい朝を静かに見守ります。
昼のしずく。
たくさんの光を浴びて、
白く柔らかなフォルムが
はっきりと現れます。
動きの多い昼の空気に寄り添いながら、
軽やかで心地のよい存在感です。
夜のしずく。
全身を使って光を放ち、
お部屋をふんわりと包み込みます。
そばにあるだけで安心できる
静けさがあります。
日々の「気持ち」に寄り添うことを考えた futoですが、
もちろん、機能面も考慮して設計しました。
スポットタイプ
futoは全体が発光することによって、
より明るさを確保できる仕様になっています。
写真は、スポット的に照らすタイプの
ペンダントライト。
下に向けては強い光が得られますが、
上部へは光が回りませんので、
お部屋全体は暗めな印象です。
また、見上げたときに直接光源が
目に入りますので、座る位置や見方によって
眩しく感じることがあります。
ファブリックタイプ
こちらは、ファブリック仕様の
ペンダントライトです。
ほのかな光で、ほどよくお部屋が
明るくなっています。
ファブリックで光を抑えることで、
眩しさは少ないですが、
やや暗く感じるかもしれません。
最後に、futoの写真。
電球は他のものと同じ60Wですが、
全方向に光が向かっていますので、
お部屋の広い範囲まで光が届いています。
ガラス素材のマットな質感によって、
強い光ではないにもかかわらず、
しっかりと光量が確保できる仕様です。
ダイニング用のペンダントライトで多いお悩みが、
「座ったときに光源が目に入って眩しい」
という点です。
実際に使ってみないと分からず、
見落としがちな問題ですが、
地味に日々のストレスになってしまいます。
futoは、真下への光はしっかりとありながら、
電球の位置は上部に設定していますので、
見上げても眩しさがなく、快適に過ごせます。
1灯でもダイニングを素敵に彩るfutoですが、
「多灯照明」のテクニックを使うことで
お部屋に陰影ができ、
より落ち着きのある空間になります。
おすすめの組み合わせは、
futo + フロアライト + テーブルライト。
写真のように、照明に高低差をつけることで
奥行きが生まれ、さらに素敵な雰囲気に。
簡単でとても効果的なテクニックですので、
ぜひ取り入れていただければと思います。
多灯照明、必要な明るさなど照明選びに必要なポイントを解説します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-03-07.php多灯照明を取り入れてお部屋を居心地良い空間に作り上げましょう。
https://www.receno.com/pen/lightings/u83/2025-09-18.phpダイニングテーブルやお部屋の広さに
合わせてお選びいただけるよう、
直径35cmタイプと直径28cmタイプの
2サイズをご用意しました。
写真は直径35cmタイプの使用例。
100cm〜180cmくらいの
ダイニングテーブルには、
直径35cmタイプがおすすめです。
一人暮らしや、コンパクトなダイニングの方には、
直径28cmタイプがぴったり。
シンプルなデザインですので、
圧迫感もなく、すっきりと収まります。
お部屋のサイズや使用場所に合わせて、
お選びいただければと思います。
futoはとてもシンプルなデザインですので、
幅広いテイストのコーディネートに、
自然と溶け込みます。
例えばこちらは、「白」を基調とした
モダンテイストのコーディネート。
同じ色味を繰り返すことで統一感を出す
「レピテーション」というテクニックで、
白の中にfutoがさりげなく馴染んでいます。
ここでは、futo、ダイニングの天板、
キッチンキャビネットの白を使って
色の繋がりを持たせ、
全体での統一感を出しています。
取り入れやすいセオリーですので、
ぜひお試しください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レピテーション」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-07-19.phpリセノでも人気の高い「ナチュラル」を
メインとしたコーディネートにも。
ほっこりとした木のやさしさと、
futoの柔らかなフォルムで、
温かみのある空間に。
こちらは「ヴィンテージレッド」の
家具を使った北欧テイストのコーディネート。
名作系のアイテムとも、
さりげなく調和します。
こっくりとした「ブラウン」の
味わいある世界観にも。
濃い色味の中で、futoの白が際立ち、
空間の「抜け感」を作ってくれます。
ペンダントライト futo について、
企画の経緯とコンセプト設計を紐解きました。
ただ美しいだけの照明や、
お部屋を明るくする道具としてではなく、
暮らしや気持ちにそっと寄り添う
存在になれたのではないかと思います。
少し疲れたときや、一息つきたいとき、
ふと見上げてみてください。
心がほぐれるような時間が、
そっと流れていくはずです。
青山店・吉祥寺店・二子玉川店・
京都店・福岡店でも展示していますので、
ぜひ店舗にてご覧いただければと思います。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
それでは、また。
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