
デザインだけではない、円形ラグの魅力を詳しく紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/rags/u82/2024-09-20.php【お知らせ】 ゴールデンウィークの営業と配送について
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
先日、自宅のリビングにラグを敷いたのですが、
サイズ選びに苦労しました。
「200cm×200cm」という数字だけを見ても、
サイズを具体的にイメージするのは難しいですよね。
床にメジャーを当ててみたり、物を置いたりして
なんとか感覚を掴もうとしましたが、
なかなかイメージがつきませんでした。
リビングやダイニングなどのお部屋ごとに、
「このサイズのラグなら、こんな見た目になります」
というイメージがあれば、わかりやすいですよね...。
そこで今回は、一番わかりやすい「6畳」のお部屋に
様々なサイズのラグを敷いてみて、
どんなイメージになるかを検証していきます。
ラグを敷いた時の「見た目」や「バランス」を、
お部屋別にチェックしていきます。
各部屋のサイズ選びのポイントもあわせて解説します。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
まずは、ラグを選ぶ前に確認したい
3つのポイントをご説明します。
最も大切なのは、
ラグを敷く場所の寸法を把握することです。
一口に「6畳」と言っても、間取りによって、
実際にラグを敷ける場所は異なると思います。
正方形に近い間取りならわかりやすいですが、
細長い長方形や、L字型などの間取りの場合、
ラグを敷けるスペースが限られることもあります。
ラグやカーペットなどの敷物を選ぶ時は、
必ず敷きたい場所の採寸をして、
正確な寸法を把握しておくことが大切です。
丁寧に採寸を行うことで、
買った後に「イメージと違った...」という
失敗を防ぐことができます。
また、畳数には「京間」「江戸間」などの種類があり、
地域や建物によって間取りのサイズが
若干異なることも押さえておきましょう。
畳サイズの違いを以下の表にまとめていますので、
ご参照ください。
名称 | 1畳のサイズ | 6畳のサイズ | 主な地域・建物 |
京間 | 1.82平方メートル | 10.94平方メートル | 西日本 |
中京間 | 1.65平方メートル | 9.93平方メートル | 愛知・岐阜・三重 |
江戸間 | 1.54平方メートル | 9.27平方メートル | 東日本 |
団地間 | 1.44平方メートル | 8.67平方メートル | マンション・アパートなど共同住宅 |
同じ「6畳」でもお部屋のサイズが
異なる場合がありますので、
しっかり寸法を測っておきましょう。
次に、ラグの用途や過ごし方を
明確にイメージしておくことも大切です。
同じ6畳のお部屋であっても、
用途や過ごし方によって必要サイズが異なるためです。
たとえばリビングの場合、
「ソファに座って過ごす」か「床に座って過ごす」か
によって、適正サイズが変わります。
ソファに座ることが多い方は
それほど大きなラグでなくても大丈夫ですが、
床に座ることが多い方なら、床に腰を下ろす分だけ
ゆとりあるサイズの方が過ごしやすいです。
また「LDKのリビングとダイニングを区切る用途」で
ラグを取り入れたい場合は、より大きいサイズの方が
目で見てわかりやすく効果的です。
このように、ライフスタイルや目的によっても
最適なラグのサイズは異なります。
詳しくは、次の章で解説していきます。
ラグの形状が四角形か円形かによって、
お部屋に与える印象が大きく変わります。
円形は角がなくやわらかい印象で、
心理的に安心感をもたらす効果があります。
ラグは大きな面積を占めるアイテムですので、
円形を選ぶと部屋全体のリラックス感が高まります。
また円形は角の部分がないため、同じサイズの
四角形に比べるとややコンパクトな印象になります。
四角形と同じイメージでサイズを選ぶと、
床がスカスカな印象になってしまう可能性も。
円形のラグを選ぶ場合は、
「四角形とサイズ感が違う」ことを
意識いただくと良いと思います。
デザインだけではない、円形ラグの魅力を詳しく紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/rags/u82/2024-09-20.phpそれでは、6畳のラグのサイズの選び方を
お部屋別に解説していきます。
今回は、以下の3パターンのお部屋を検証します。
まずは、6畳のリビングのパターンです。
検証用にシンプルな12畳の長方形LDKを用意し、
その半分の6畳を「リビングエリア」として
ラグを敷いてみることにします。
今回は、「90cm×140cm」「140cm×200cm」
「200cm×200cm」「200cm×250cm」の
よくある4種類のサイズで検証します。
90cm×140cm
「90cm×140cm」のラグですと、
やや小さすぎる印象ですね。
140cm×200cm
「140cm×200cm」は、ソファーとテレビボードの
間をちょうど埋めてくれるサイズ感。
「ソファーに座って過ごす」スタイルの方なら、
こちらのサイズがおすすめです。
200cm×200cm
「200cm×200cm」は、「140cm×200cm」よりも
奥行きが加わり、ソファーとテレビボードの間を
しっかりと埋めてくれるサイズ感です。
「床に座って過ごす」スタイルの方には、
硬い床にお尻がつくことがなくおすすめです。
200cm×250cm
「200cm×250cm」は、「200cm×200cm」より
さらにリビングに占める割合が増えて、贅沢な印象に。
リビングとダイニングを視覚的に区切る
「ゾーニング効果」を求める方は、
こちらのサイズが最もおすすめです。
続いて円形ラグも、「直径130cm」、
「直径190cm」の2パターンで検証します。
直径130cm
「直径130cm」ですと、小さくて寂しい印象。
直径190cm
「直径190cm」なら、ソファーとテレビボードの間を
ちょうど埋めてくれます。
リビングに円形ラグを敷く場合は、
こちらのサイズの方がおすすめです。
レイアウトから圧迫感を軽減させるコツまで、6畳のお部屋にソファーを取り入れるポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/sofas/u12/2024-03-26.php
続いて、6畳のダイニングのパターンです。
さきほどの12畳のLDKのうち、
残り半分の6畳を「ダイニングエリア」として
ラグを敷いていきます。
先ほどと同じく、ラグのサイズは
「90cm×140cm」「140cm×200cm」
「200cm×200cm」「200cm×250cm」で検証します。
90cm×140cm
「90cm×140cm」ですと、小さすぎて
ダイニングテーブルの下に隠れてしまいます。
チェアの下までカバーできておらず、
もっと大きなサイズが必要です。
140cm×200cm
「140cm×200cm」は、「90cm×140cm」よりも
見た目が整い、テーブルの下を広くカバーできます。
ただ、チェアを引くと後ろの脚がラグからはみ出て
ガタついてしまうので、注意が必要です。
200cm×200cm
「200cm×200cm」なら、
チェアを引いてもラグからはみ出ることなく、
ダイニング全体をしっかりカバーすることができます。
ダイニングにラグを敷く場合は、
「200cm×200cm」以上のサイズがおすすめです。
200cm×250cm
「200cm×250cm」もダイニング全体をカバーでき、
「ゾーニング効果」を求める方におすすめです。
ダイニングにラグを敷く際は、
チェアを引いたときもラグに収まるように、
テーブルの端から「+20~30cm」ほど
余裕のあるサイズをお選びください。
円形ラグも、「直径130cm」、
「直径190cm」の2パターンで検証します。
直径130cm
「直径130cm」ですと、
ダイニングテーブルに隠れてしまい、小さすぎます。
直径190cm
「直径190cm」なら、テーブルとチェア下を
広くカバーすることができます。
チェアを引くとガタつきが出る場合もありますが、
円形なら「直径190cm」以上がおすすめです。
ラグマットをダイニングに敷くことを検討中の方は必読
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続いて、コンパクトな6畳のワンルームに
ラグを敷いていきます。
一人暮らしのお部屋や、
シングルベッドを置いた寝室のイメージとして
ご確認いただければと思います。
検証するラグのサイズは、これまで同様に
「90cm×140cm」「140cm×200cm」
「200cm×200cm」「200cm×250cm」です。
90cm×140cm
「90cm×140cm」は、コンパクトなので
ベッドサイドのエリアラグにちょうど良いサイズ感。
ただし、こちらのようにローテーブルを置く場合は
やや小さく、アンバランスな印象になってしまいます。
140cm×200cm
「140cm×200cm」は、ベッドの横を広く
カバーできるようなサイズ感です。
ローテーブルの下に敷くとバランスよく収まり、
2人以上が対面で快適に座れます。
200cm×200cm
「200cm×200cm」は、ベッドの横の床に
カーペットを敷き詰めるようなサイズ感になります。
ベッドやローテーブル周辺の「くつろぎエリア」を
満遍なくカバーできますので、
床に座って過ごす方にはこちらがおすすめです。
ラグの上に家具の脚が乗る可能性が高いので、
気になる方は注意が必要です。
200cm×250cm
「200cm×250cm」は、ワンルーム全体に
ラグを敷くようなイメージに近くなります。
「200cm×200cm」までと異なり、
ラグを敷いていないフローリング部分が
かえって目立つような感じになります。
6畳のワンルームに「200cm×250cm」のラグを
敷くなら、床全体に敷き詰める「カーペット」を
選んでいただく方がおすすめです。
円形ラグも、これまでと同じく
「直径130cm」「直径190cm」の2つを検証します。
直径130cm
「直径130cm」は、コンパクトなので
ワンルームのベッド横にちょうど良いサイズ感です。
ただし、やはりローテーブルを置くと
バランスを取りづらく、もう少し大きなサイズが
欲しくなります。
直径190cm
「直径190cm」なら、お部屋にローテーブルを置いて
床で過ごすスタイルの方におすすめです。
一人暮らしのお部屋には、ぜひラグマットを取り入れましょう。
https://www.receno.com/pen/rags/u61/2024-10-30.php快適な6畳の寝室をつくるために重要な、ベッド配置のポイントをご紹介します。
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おすすめのラグ4選をご紹介します。
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ミックスカラーの「ネップ」が入った
遊び心のあるデザインと、毛足が長く
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カビやダニなどの害虫にも強く、
お子さまがいらっしゃるご家庭でも安心です。
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https://www.receno.com/rag/luce.php「LUCE」は円形タイプもご用意しております。
角がないため四角形よりもやさしい雰囲気で、
お部屋にリラックス感をプラスします。
カラフルな糸を散りばめた、表情豊かなラグマット「LUCE(ルーチェ)」の円形タイプ。 空気を含んだような、ふわっとした柔らかさが魅力です。
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四角形よりもやわらかな印象を
お求めの方にはこちらがおすすめです。
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それでは、今回のおさらいです。
▼ラグを選ぶ前に確認したい3つのポイント
▼インテリアのプロが選ぶおすすめのラグ4選
ラグ・マットを選ぶ際のポイントを使い心地、見心地の観点から紐解きます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-28.php最後までお読みいただきありがとうございました。
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