お家を建てる際に気をつけたい3つのポイントをご紹介
みなさん、こんにちは。
Re:CENO KYOTOのはおりです。
最近、店頭ではお客様から
年末辺りに向けて、新築を建てている、
というお声をよく耳にします。
そのため、新しいご自宅に入れる
家具を探しに来られる方も多いようで、中には、
「ようやく家具が決まった!大きな一歩だ!」
と喜ばれる方もいらっしゃり、
家を建てるのは、やはり根気がいるものなんだなと、
感じるときがございます。
お家を建てると言えば、
外構から、間取り、お部屋のクロス、
建具、建具の蝶板まで...
決めなくてはいけないことが多くて、
途中でしんどくなり、投げやりになってしまうことも
ときにはあるかもしれません。
そんな、お家づくりに奮闘中の方へ。
今回は、実際にお家を建てた私の友人の体験談や、
ハウスメーカーさんから聞いた、
お家を建てる際に気をつけたい、
3つのポイントをご紹介いたします。
ぜひ、お家づくりの参考に
していただけますと嬉しいです。
1.実生活を見据えた間取りづくり
まずは、大きな部分からいうと、
間取りの取り方です。
間取りを凝るのは当たり前!
と思われるかもしれませんが、
意外と動線確保の考えが甘かったり、
将来のリフォームの可能性を考えていなかったりなど、
生活を始めてから不便と感じることがございます。
そうなる前に、自分たちの生活の動線や、
必要なスペース、将来を見据えた間取りを
事前に考えておきましょう。
将来のリフォームも視野に入れて考えよう。
▲間仕切り引き戸を中央上1か所に集結し納めておくことで、広い1部屋に
20年、30年と生活を重ねていくと、
ライフスタイルは変わっていきます。
その度に間取りでつまづくのは
避けたいですよね。
そのためには、
間取りには融通の利くよう、
可変性を持たせておくよいでしょう。
たとえば、今、
小さなお子さんが1人いらっしゃる場合、
将来2人目が生まれたとします。
ゆくゆくは、それぞれのお部屋を作ると考え、
子ども部屋のスペースに、
間仕切り壁をつくりやすい設計にしておくと、
お部屋を分けやすくなります。
※このとき、
エアコン配線・コンセント・ドア・収納などは
部屋を分けても問題ないように
配置するよう、お気をつけください。
▲中央上に集結していた間仕切り引き戸を閉め切り、2部屋に分けた状態
▲間仕切り引き戸のイメージ(参照:EIDAI 可動間仕切り引き戸カタログより)
最近では、可動式の間仕切りクローゼットもあり、
場所を選ばず、間仕切り兼、収納としても使える
便利なものもございますので、取り入れてみるのも◎
また、老後は上り下りなどの負担が少ないよう、
1階だけで生活ができるような間取りにしたりなど。
間取りに関しては、
業者さんも過ごしやすいように考慮してくれますが、
お客さまの今後のライフ設計までは
くみ取ることが難しい場合もあります。
しっかりと、今後の将来を見据えて、
間取りの相談を進めていくことをおすすめします。
家具を含めた動線を確保しよう。
店頭では、よくお客様に、
人が通るのに必要な通路幅は60cm、
とお伝えすることがございます。
ですが、そこに収納家具を置くとなると、
収納棚を開ける際に必要な幅だったり、
ダイニングテーブルを置くとなると、
チェアーを引いた際、
後ろに人が通ると想定したときに
必要になってくる通路幅はまた異なってきます。
実際に家具を置いたとき、
どういう動きをするかまで
しっかりとイメージをして間取りを決めなければ、
生活しづらいお部屋になってしまいます。
そうならないために、
打ち合わせ前にはしっかりと、
持ち込む家具、新調する家具の寸法は
明確にして、担当者さんに伝えておきましょう。
その中で、間取りをいじることが難しく、
どうしてもサイズ感が厳しいなどがあれば、
家具のサイズダウンも視野に入れる必要がでてきます。
特に、狭いわりに
収納物がたくさんある場所、キッチン。
収納家具の寸法+扉の開閉を含んだ動線
をしっかりと確保しておくと、
家事動線のストレスも解消されます◎
必要な動線は、下記サイトの各カテゴリーの中から
「サイズ」を選んでいただくと、ご覧いただけます。
ぜひ、ご参考にしてくださいませ。
暮らしにあったインテリアの選び方
2.スイッチ・コンセントの配置場所
次に気を付けていただきたいポイントは、
スイッチ・コンセントの配置場所です。
新しく家を建てる際に、
どうしてもクロスやフロア、建具など、
面積が広いものに注力してしまいがちですが、
実際に生活をするとなると、
便利性を問われるのが、この部分になってきます。
せっかく、理想通りのデザインのお部屋になっても、
使いにくかったら残念ですよね。
そうならないために、
確認しておきたい部分を抑えておきましょう。
1日の家族の行動を洞察してみよう。
朝起きてから外出までの動きや、
家に帰ってきてから寝るまでの生活の流れ。
どこで何の際に、
コンセントや電気スイッチを触るかを
確かめておくことが必要です。
特にキッチン周りでは、家電製品が多く、
コンセントが少ないことがあるので、
必ずシミュレーションをしておくとよいです。
また、新築に入れる大体の家具の配置も
あわせて考えておきましょう。
ここに収納棚を置きたいけど、
せっかくのコンセント穴が隠れちゃう...
ということが起こらないように、
コンセントの高さや数を今一度考えてみましょう。
ちなみに、コンセントを配置する際の個数の目安は
2畳につき1個が必要最低限の数になってきます。
注意していただきたいのは、コンセントの設置箇所数と
コンセントの口数はイコールではありません。
必要に応じて、2口、3口と数を決めておきましょう。
また、クローゼットの中にも1か所あると、
掃除機など、表に出したくないものを隠しながら
充電できるので、とても便利です◎
スイッチの位置は、まとめて操作できるように。
また、スイッチの位置も同様、
しっかりと決めておくことが重要です。
ケースバイケースですが、
ハウスメーカーさんによると、
LDKなど広めの空間には、
スイッチを点在させるのもいいですが、
操作が1か所でまとめてできると便利とのこと。
そうすることで、
見た目もスッキリしますし、
各所に消点灯しに行くなどの
無駄な動きが省けるからです◎
特に、リビングの入り口付近にあると、
家を出入りする際に、
部屋全体の照明を操作できるので
動作がスムーズになります。
スイッチ・コンセントの配線の工程は、
序盤の方におこなわれますので、
早めにご家族様で相談しておきましょう。
3.サンプルなどの確認は画像だけではなく、
できるだけモノを見て判断すること。
注文住宅となると、
打ち合わせが数か月にも渡り、
途中で投げやりになってしまうこともあります。
細かいところまで気が回らず、
サンプルも実物を見ずに、
写真だけで判断してしまうことも。
そして、引き渡し後、
「思っていたのと違う!」
「しっかりとサンプルを見ておくべきだった...」
と後悔しても、時すでに遅し。
せっかくここまで頑張ってきたのに
非常に残念なことです...。
実際に、注文住宅を建てた、
私の友人の失敗談として、
色のイメージ違いの問題がありました。
写真で色味の確認をしたが、
サンプル請求までしなかったことと
担当者との意見のすれ違いも重なり、
外構フェンスと玄関入り口ドアの色味が
かなり異なる結果となってしまったそう...。
その後、フェンスの色の塗り直しを希望したが、
予算がかなり上がってしまうため、
長い期間悩んだ末、そのままを受け入れることに。
今思えば、クロスなど張替えが効く部分よりも、
後から自分で変えられない部分に力を注ぎ、
しっかりと確認しておくべきだった、
と後悔したそうです。
そうなってしまう前にも、
最後までしっかりと業者さんとは
向き合うことが大切ですね。
夢のマイホームを手にするために。
こちらのマガジンを読んでいる方の中には、
新築を検討中の方や、今まさに施工中の方も
いらっしゃるかと思われます。
「家を建てる」ことは費用も時間も体力も
消費されてしまい、気が滅入ってしまいますが、
今が踏ん張り時です。
あと数か月後には、
自身の夢見た理想のご自宅が完成し、
新しい家具に囲まれ、豊かなニューライフが待っています。
諦めずに、最後まで頑張りましょう。
その際に、
新築に入れる家具や配置の方法に関して、
少しでもみなさまの手助けになれましたら嬉しいです。
店頭では、商品のご案内だけではなく、
3Dシミュレーターを使って、
お部屋の間取りに、家具を配置することもできますので、
図面を持ってお気軽にご来店くださいませ。
3Dインテリアコーディネート
あなたの新しい生活が、
良いスタートをきれますように。
いつでも店舗でお待ちしております。
最後までご一読、ありがとうございました。