葉月:箕面ビール ペールエール と ボデガ
こんにちは、おおさわです。
「おすすめのお酒と素敵な器をご紹介」する
このコーナーも3回目を迎えました。
今回は、夏の終わりにビールで
ワイワイ乾杯!な回になっております。
開店前
夏も、もう終わりですねぇ。
夏にみんなで楽しく飲むビールは格別ですよね。
あの喉越しが名残惜しい...。
そんなわけで、今宵は夏のビール飲み納め。
ビールって言うても、
世の中にはいろんな種類がございますが、
今回は普段飲むんとは一味違うもんを
ご用意いたしました。
また、ビールを注ぐ器も
普段のジョッキと違うグラスをご用意。
おつまみは大皿に盛って、
みんながシェアしあえるように
ちょっと豪快に仕上げました。
お酒:箕面ビール ペールエール
今宵のお酒はこちら、
「箕面ビールのペールエール」。
最近、話題の"クラフトビール"。
大手のメーカーが作らはるのではなく
小さな醸造所で作られた個性的なビールで、
このビールもその一つ。
緑豊かな大阪府北部の箕面市にある"箕面ビール"。
箕面ビールのHPはこちら。
吹田市のごく普通のお酒屋さんが
「ビールを作るぞ!」と
15年以上前に醸造所を作らはりました。
箕面ビールのコンセプトは
「毎日楽しんでもらえるデイリービール」。
そのスタイルの提供に奮闘してはるのは
なんと38歳の若き女性社長さん。
しかも、自ら製造工程の仕込みもしはるんですよ。
女性の醸造家さんはとっても珍しいんです。
そんな、小さなお酒屋さんが
今では、アメリカで開かれる世界最大規模の
ビールコンペティション「WBA」をはじめ
海外のビールコンテストで、
なんと6年連続"金賞"を受賞(!)してはる
日本が世界に誇るビール会社さんにならはりました。
すごいですねぇ。
そんな箕面ビールが作ってはる
数ある素晴らしいビールの中で
今回は、キリッ!っとキレのある
"ペールエール"をご指名させて頂きました。
「かんぱーい!」
「柑橘系の爽やかな香りがする!飲みやすいですね」
柑橘っぽく感じるんはホップの香りですね。
「苦味もいつも飲んでるビールより少ないですね。
コクがある。」
でも、スッキリしてて、飲みやすいでしょう?
昔ながらのスタイルで、
特にアメリカで人気があるらしいです。
「何杯でも飲めるなぁ、
いつものビールから乗り換えちゃうかも。」
器:ボデガ
こちら、「ボデガ」のグラス。
スペインとフランスの国境にまたがるバスク。
独特の文化が育まれたバスクが
このボデガの故郷。
そこでよう飲まれてるんが、
チャコリ言う微発泡の白ワイン。
ボデガはこのワインを飲むために
よく使われているのです。
ボデガって、スペイン語で
"酒造所"言う意味なんです。
ご存知でしたか?
スペインではワインに使ってはりますけど
元々はお酒屋さんで、世界に通用する
ビールを作る醸造所を作らはった
"箕面ビール"にもぴったり!と思って、ご指名。
しかも、今回使うサイズは背丈も低く
器としても活躍してくれて、重宝します。
例えば、こんな感じ...。
このシンプルさが、私的には
なんにでも合ってお洒落やなぁと思います。
「お店行ったらジョッキで飲むけど、家呑みの時は、
気分でグラスを変えてもいいですね。」
雰囲気が変わりますよね。
強化ガラスでできてるから、直接、熱湯注いだり、
ボデガに食べもんいれたまま凍らせて、
チンしても大丈夫なんですよ。
めっちゃ、便利でしょう。
「へー、万能!」
実は、お値段もとってもリーズナブルで
お安いところやったら300円~で買えちゃいます。
「安い!それなら何個も買って、
いろんな使い方ができますね。」
閉店後のつぶやき
今回のお酒と器にはそれぞれ故郷がありましたね。
大阪の緑あふれる小さな醸造所が
手塩にかけて、大切に丁寧に、
作ってはる「箕面ビール」。
そんな箕面ビールを注ぐ「ボデガ」は
"醸造所"という意味の名前で
情熱の国スペインでは、お酒を注いで使われてる。
私達の手元に届くまでの道のりを
考えながら飲んでいると会話も弾んだなぁ。
葉月のコンセプトでもあった
"みんなでワイワイ飲むビールの席"に
ぴったりでしたね。
来月の今頃は涼しなって、秋めいてるかな?
それではまた、長月にお目にかかりましょう。
【今宵のおつまみ】