読書をより楽しむために。
快適な環境づくりの2つのポイント
こんにちは。商品部の大原です。
突然ですが、みなさんは読書の際
「せっかく気になっていた本を購入したのに
いまいち内容に集中できない...」
という経験は、ありませんか?
私自身、活字に触れること自体は好きなのですが、
恥ずかしながら、いつの間にか
別の作業に切り替わっていることもしばしば...。
せっかく選んだ本ですから、
「積読本」にすることは極力避けたいですよね。
今回は、快適に読書を楽しむためのポイントと
おすすめのアイテム3つをご紹介します。
読書に最適な環境は? 集中するための2つのポイント
集中力の維持や向上の可否は、
身体で受ける負荷や情報により
大きく左右されます。
※身体...体やこころ、精神
例えば、勉強机に向かっていても
動画を流しながら勉強をはじめると
いつの間にか鑑賞がメインになっていたり。
なかなか本の内容に集中できない方は、
「姿勢」と「環境」どちらかの要素は
遂行できていても、もう一方の要素に
見直せるポイントがあるかもしれません。
読書に集中するために「姿勢」を整える方法
① チェアには、深く腰掛ける。
面接やレストランでの食事の際など、
美しい所作のひとつに
「浅めに腰掛ける(もたれかからない)」があります。
確かに、倣って座ってみると
背筋も気持ちもなんだかピンっと
伸びる感覚になりますよね。
ただ、読書は比較的長時間に及ぶ行為であるため、
姿勢を正す意識がだんだんと薄れ、
いつの間にか首や肩が内側に入ってしまい
猫背やストレートネックの原因となりえます。
そのため、チェアやソファーには深く腰掛け
背もたれや肘掛けでしっかりと
体を固定させましょう。
② 座面が硬めのチェアを選ぶ
ふかふか、ばふっと沈むソファーは、
リラックスに欠かせないアイテムです。
ただ、「読書」をするとなると
体を預ける部分や支える部分が柔らかく、
腰や骨盤の位置が不安定になりやすいことから
体を痛める可能性も。
そのため、座面が硬めで
安定感やホールド感のある
チェアを選ぶのがおすすめです。
より詳しい「チェア」の選び方は、
下記のマガジンでご紹介しています。
本を読むときに疲れにくい「読書向け」の椅子5選をご紹介
読書に集中するために「環境」を整える方法
① 最適な明るさに調整する。
読書に最適な明るさは、
ずばり300〜600ルーメン(lm)です。
ルーメンとは、LED電球における明るさのことで
数値が高いほど、放出される光の量が
大きく(=明るく)なります。
※白熱電球では、W(ワット)で明るさを表します
受ける印象には個人差がありますが、
少し暗いかな?と感じる程度の数値です。
暗いと聞くと「目が悪くなりそう...」と
ご不安に思われるかもしれませんが、
例えば「STARBUCKS」の店内などの
落ち着いた印象のカフェを
思い出してみるとどうでしょうか。
決して明るいわけではないけれど、
文字や文章などを問題なく
読み書きできる程度の光量(明るさ)と、
眩しさや目の疲れを感じにくい
温かみのある色(電球)に設定されています。
左から昼光色、白昼色、電球色
照明の色については、
- ビジネス書やしっかりと内容を紐解きたいものなど、
学習に近い集中をしたいときは、
文字がくっきりと見える昼光色。 - 一方で、小説や雑誌などの
比較的リラックスした状態で読めるものは
光の柔らかい電球色。
と、本の内容などに合わせて
明るさと色味を調整することで
シーンにメリハリをつけることができます。
また、目にかかる負荷も軽減されるため
結果として、集中力の維持や向上に繋がります。
② 情報量(ノイズ)を最小限に留める
人間が外部から受け取る情報の
8割は視覚からと言われています。
目の前の本に集中したくても、
ついつい身の回りのものに意識が向いてしまい
気がつくと掃除の時間になっていた、
なんてことも、あるあるではないでしょうか。
日常生活のなかで「情報」を
取り除くことは難しいですが、
収納家具や道具を取り入れることで、
ノイズとなるものをある程度、
遮断することはできます。
収納アイテムを使い、さっと片付け
目に入る情報を少しでも制限することで、
ぐっと本の世界に集中できるようになるはずです。
グルーピングや死角収納などの
インテリアテクニックも活用しながら、
身の回りの情報量を調整してみましょう。
読書を豊かにするおすすめのアイテム4選
Re:CENO product|テーブルライト SIENI
持ち運びが可能な照明は、
お好きな場所で手元の光量を
気軽に確保することができます。
「SIENI」は、コードレスのため持ち運びがしやすく、
「小説はソファーで、雑誌はベッドで。」と
気分によって場所を変えられる方におすすめです。
夜風にあたりながらベランダでまったり、な
少し憧れるシーンだって叶えてくれます。
コードレスや木の意匠が美しい照明は
世の中にたくさんありますが、
両方を備えているのは珍しいようです。
また、機械っぽさを感じない
温かみのあるデザインであるため、
お部屋で浮かないところも嬉しいポイント。
ぽわんと柔らかく発光するので、
お部屋の他の照明のプラスαの
アイテムとして活躍します。
クッション アイテム
座面の奥行きが広めのゆったりとした
チェアやソファーをご愛用の方も多いと思います。
そのようなときは、背中と背もたれまでの空間を
クッションで埋めるのをおすすめします。
大きいタイプであれば、
背中全体をしっかりとホールドしてくれますし、
小さいタイプは、腰回りを重点的に支えてくれます。
また、背中とは別に手元にもクッションがあると
本を持つ腕を固定させることもできます。
ぜひ、自分の体や
お部屋にフィットするものを
見つけていただければ嬉しいです。
シェーカーボックス
「シェーカーボックス」は、
19世紀を中心にアメリカで栄えたシェーカー教団が
「美は有用性に宿る」という信仰に基づき
生み出した道具のひとつです。
実用性と機能性を追及された意匠は、
どれも潔い美しさがあり、トレンドに流されず、
現代の住まいにもフィットします。
リセノスタッフにも愛用者が多く、
かくいう私も、そのひとりです。
卓上でごちゃつきがちな小物などを
さっと片付けることができる
どこに置いても様になる収納道具です。
姿勢や空間を見直し、理想の読書環境を整えましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼読書に集中するために「姿勢」を整える方法
① チェアには、深く腰掛ける。
② 座面がやや硬めのチェアを選ぶ。
▼読書に集中するために「環境」を整える方法
① 最適な明るさに調整する。
② 情報量(ノイズ)を最小限に留める。
どんなに「姿勢」と「環境」の
どちらか一方が整っていても
両方の要素のバランスが悪いと
集中力の維持は一気に難しくなります。
今回ご紹介した内容は、
どれも見直しやすいものばかりです。
ぜひ、理想の読書環境を整えるための、
ヒントにしていただけますと嬉しいです◎
本の収納におすすめの収納棚も、
下記のマガジンで詳しくご紹介しています。
ブックシェルフを購入する前に。 本の「収納量」を判断する2つのヒント
ごちゃついた本棚の生活感を隠す! 収納アイデア術
ユニットシェルフR.U.Sは、通常 or 薄型 どっちがいい?奥行きを選ぶ方法をご紹介します。
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。