約5年ぶりとなる新作テレビボードの企画経緯とコンセプト設計を紐解きます。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u7/2024-11-27.php【わたしの愛用品】北欧ヴィンテージのようなテレビボードで、理想のテレビ周りに。
こんにちは。編集部の武尾です。
「リビングの主役」と聞くと、何が浮かびますか?
ソファーやセンターテーブル、もしくは
壁に飾られた大きなアートでしょうか。
実はもうひとつ、見落としがちな存在があります。
それは、リビングの片隅に静かに佇むテレビボード。
私はかつて、他の家具にはこだわるものの、
「テレビボードはとりあえず機能的ならいいか」
と思っていました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
リビングで過ごす時間の中で、私の視線が一番
向かっているのは、実はテレビボードなのでは?と。
そんなとき出会ったのが、
北欧ヴィンテージ家具のような美しい佇まいの
テレビボード siltaでした。
今回は、こちらのテレビボードがわが家の
リビングにもたらした変化について、お話しします。
テレビボード siltaを選んで正解だった3つの理由
テレビボードにはかなり悩みましたが
今では、siltaを選んで間違いなかったと
実感しています。
その理由は、大きく分けて3つあります。
①北欧ヴィンテージのようなデザイン性の高さ
siltaを迎えて、まず驚いたのが
リビングの「見心地」が格段にアップしたこと。
テレビボードって、意識していないつもりでも、
かなりの頻度で目にするものです。
siltaは、オーク材の美しい木目と、上品な真鍮の取手、
なめらかなカーブを描く脚のデザインが本当に美しく、
見るたびに「好きだなぁ」と思えます。
デザインのこだわりについては、以下をご覧ください。
また、ダイニングには同じsiltaシリーズの
サイドボードや、ヴィンテージレッドの
ダイニングテーブルを取り入れているので、
自然と統一感が生まれました。
家具同士の調和が取れ、
リビングダイニングに一体感が生まれたことで
より心地よく過ごせるようになったと実感しています。
② 片付けがしやすい「フルオープン扉」
リビングは、気づけば物が増えて雑然としがち。
特に、リモコンやゲーム機など、頻繁に使うものは
ついつい出しっぱなしになるのが悩みでした。
テレビボードsiltaは、フルオープンタイプの扉で、
収納物をサッと出し入れできるのが魅力。
開閉がスムーズで、片付けのハードルが下がり
すっきりとした状態を保ちやすくなりました。
また、ウッド扉があることで、見せたくないものを
しっかり隠せるのも嬉しいポイント。
わが家の場合、ゲーム機、AV機器、リモコン、
ブルーレイディスク...と、何かと物が多くて、
生活感が出てしまうことに悩んでいました。
オープンタイプのテレビボードだと、
中の収納が見えてしまい、
どうしても雑然とした印象になることも。
ウッド扉付きのテレビボード siltaなら、
見せたくないものを隠してくれるので、
リビングがすっきりと整った印象になります。
ちなみに、テレビボード siltaには
赤外線を通すガラス扉付きのタイプもありますが、
わが家のようにコンパクトなお部屋で、
視覚的ノイズを減らしたいなら、
しっかり隠せるウッド扉タイプがおすすめです◎
③狭いリビングでも、圧迫感がないサイズ設計
わが家のリビングは「4.5畳」とかなりコンパクト。
正直、家具のサイズ選びにはいつも悩むのですが、
テレビボード siltaは奥行き 38cmと
スリムな設計なので、圧迫感がありません。
また、奥行きとともに高さも抑えられているので
さらに圧迫感を軽減してくれます。
高さ 36cmは、ソファーに座った際に
視線が緩やかに下がるため、リラックスした姿勢で
テレビの視聴がしやすいのもポイント。
ちなみに、テレビボードとソファーの間の距離は
テレビの高さの3倍がベストと言われています。
レイアウトの参考にしてみてください。
正しい「テレビの視聴距離」を知って、居心地のいいお部屋を作りましょう。
https://www.receno.com/pen/tvs/u51/2022-02-08.phpテレビまわりのインテリアに取り入れた「3つのセオリー」
テレビボードを迎えるにあたって、
より「見心地」のいいテレビ周りにするために、
次の3つのセオリーを意識して模様替えしました。
①「自然素材」で奥行きのある表情をプラス
黒くて大きなテレビは、存在感があって
どうしても無機質な印象になりがちです。
そこで、近くに生花や観葉植物などの
自然素材を取り入れることで
複雑性を加えて、テレビの存在感を和らげました。
収納棚やダイニングテーブル上の空いたスペースへ、植物を飾ることでお部屋のインテリア性が高まります。
https://www.receno.com/pen/coorderule/u4/2022-04-22.php② ぽっかり空いた「上空間」を彩る
上:ビフォー/下:アフター
テレビボードは高さが低いため、
上部のスペースが空いてしまい、
バランスの悪さを感じることがあります。
わが家では、32インチの
小ぶりなテレビを使用しているため、何も飾らないと
上空間がぽっかりと寂しい印象でした。
そこで、新たに取り入れたのが
掛け時計とモビール。
「掛け時計KUMIJI」は、真鍮素材を使用しており、
siltaの真鍮取っ手とリンクしてくれるので相性抜群。
視認性が高く、時間の確認もしやすいのが
うれしいポイントです。
「モビールtempo」は、職人の手仕事による
繊細なバランスで、わずかな空気の流れにも反応し、
優雅に揺れるのが特徴。
ゆったりとした動きが加わることで、
視線が自然と上に向かい、空間全体に
広がりを感じさせる効果もあります。
上空間を彩るポイントについて、詳しい内容は
以下の記事をご覧ください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php③「円形」のアイテムで角の印象を和らげる
最後のポイントは「円形」を取り入れること。
テレビやテレビボードは、四角いデザインのため、
周囲に曲線を意識したアイテムを取り入れることで
空間にやわらかなニュアンスを加えました。
例えば、テレビ横のテーブルライトや
丸みを帯びたフラワースタンドと植物。
これらを配置することで、視覚的な緊張感が和らぎ、
よりリラックスできる雰囲気へと変わりました。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「円形」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2024-06-07.phpリビングの見心地をグッと高めてくれたテレビボードです。
つい後回しにしがちなテレビボードですが
見た目やデザインにこだわることで、
リビングでの過ごし心地が格段に上がります。
テレビボード siltaは、
デザイン性・収納力・サイズ感の
すべてがわが家にぴったりでした◎
「こだわりたいけど、
なかなか理想のものが見つからない...」
という方に、おすすめのテレビボードです。
なお、テレビボード選びにお悩みの方は
以下の記事も参考にしていただければと思います。
テレビボードの最適な大きさを知ることで、インテリアに馴染みにくいテレビを上手に馴染ませることができます。
https://www.receno.com/pen/livingrule/u4/2022-07-06.php