【わたしの愛用品】23歳のときの私が、背伸びをして
名作の「Yチェア」を買った理由
こんにちは、商品部の清水です。
世界で最も売れたといわれる
ダイニングチェア「CH24」。
日本では「Yチェア」の名称で
広く親しまれていますよね。
「Yチェアってどんな椅子?」と
気になる方は、下記マガジンをご覧ください。
Yチェアって、どんな椅子?後悔しないためのチェックポイントをご紹介します。
歴史から人気の理由、買う前のチェックポイントまで
余すことなく、ご紹介しています^^
私も一人暮らしの自宅に
1脚のYチェアを持っています。
「Yチェアを手に入れたい」と思った理由と、
4年愛用して「これだからYチェアは最高」という
好きなところを、お話ししていきます。
Yチェアとの出会い
私は23歳の時から、Yチェアを使っていて
今で4年目になります。
大学卒業後すぐに、買うことに決めた理由は
3つあります。
韓国のカフェで名作家具が並んでいて、心惹かれました。
ソウルにあるカフェ「BRAUNHAUS」
出会いは、韓国の名作家具が並ぶカフェ。
大学生の頃は、韓国の新しいことを
いち早く取り入れる文化が好きで
新しいカフェが出来てはすぐに、
カフェ巡りに行くことが趣味でした。
そこでよく目にするものが、新しいけれど趣きがある
「名作家具」といわれるチェア。
とても美しくて、心惹かれました。
デザイナーの名前も作られた背景も
何も知らないけれど、ただただ
「名作家具って美しい、素敵。」と思ったんです。
未来に価値や楽しみがある名作家具は、プライスレス
「私も同じものが欲しい。」
そう思い、名作のチェアを調べる中で、
どれも価格がとても高いことに、驚きました。
安くて10万円〜です。
ただ、名作と言われるものは
長きに渡って、世界中で愛されてきたものです。
ヴィンテージの多い物というのは
それが長く使える一つの証。
似ていても安いものは、安さに理由はあり
早くに壊れて使い続けられなかったり、
使い続けても、いい味は出ずに終わってしまいます。
何より長年使う気になれなかったりするものです。
そう思うと、現在より未来に価値や楽しみがある
名作家具は、少し値が張るぐらいが
妥当な価格だと思います。
「ハンス・J・ウェグナー」のつくる椅子が好きです。
名作のチェアといっても、たくさんあります。
アイアンの華奢な脚部が特徴の
「セブンチェア」だったり、
座面がラタンのかごめ編みの
「トーネットチェア」。
どれも素材感が活きる美しいデザインですが、
私が、最も惹かれるのは
「ハンス・J・ウェグナー」がつくる椅子。
リセノでも取り扱いのある「PP68」
ウッドからなる椅子は、木の温かみがいいのと
「木のしなり」が何より好きなポイントです。
「Yチェア」は、背とアーム部分が
見事な美しいRを描いており、
繊細な丸さが好きです。
脚部は、しなやかにアームと繋がっていて
木のしなやかさが、美しいです。
それに、座面のペーパーコードの封筒編みが
彼がつくる椅子ならではの魅力的なところです。
見た目に繊細さがあり、
座り心地は、おしりに合わせて沈み込むような素材。
見た目の「木のしなり」と、
座り心地の「ペーパーコードの封筒編み」が
私が「Yチェア」を選んだ理由です。
Yチェアを使ってよかったこと
私が、Yチェアを4年間愛用する中で
「Yチェアのここが魅力」と思うポイントを
3つご紹介していきます。
①「美しいフォルム」のおかげで、お部屋に動きが出ます。
「木のしなやかさ」が
空間に動きを出してくれます。
Yチェアをひとつ置いているだけで、
お部屋が単調になりません。
前から見た時には、
アーム部分のしなりと、背の「Y」が
余白に絵を描いてるかのようです。
真横から見た時には、
うしろ脚部のゆるっと曲がったところが
陰影をも美しくしていて、
見ていて癒されます。
お部屋に動きが欲しいときは、
「Yチェア」を1脚置くだけで、印象が変わります。
②しっかり作業もできて、くつろぐことができる「柔軟な座り心地」
「ペーパーコードの封筒編み」と「広い座面」が
2通りの座り心地を叶えてくれています。
しっかりPC作業をしたい時は、
前の方に座ります。
多くの椅子は、前の方に座ると
太ももの後ろに座面が当たって
痛くなったりします。
Yチェアは「ペーパーコードの封筒編み」なので
太もものうしろに当たる部分が、
ペーパーコードで優しく包まれていて
まったく痛くないんです。
私は、スマホよりPCで、調べ物や
ネットショッピングをすることが好きなので、
集中モードのときは、
Yチェアに前のめりに座ることが多いです。
反対に、読書や晩酌のときなど
しっかり座ってくつろぎたい時にも
Yチェアは大活躍。
深く腰掛けると、
ちょうどいい高さにアームがくるので
お行儀はよくないですが
肘をのせて過ごすことが多いです。
長時間座っても、肩が凝らないので
とても嬉しいポイントです。
③「美しい経年変化」のおかげで、いつまで経ってもお気に入り
23歳の時から使っているので、
今で愛用4年目になります。
オーク材のソープフィニッシュを選んだので
「経年変化」がじわじわと進んでいます。
木の色味は、オークのこっくりとした
表情が出てきました。
迎えた1年目は「白っぽさ」を感じていましたが、
いま見ると、濃いブラウンに成長していて
この育つ感じが、なんとも嬉しいです。
4年の間で、見るたび触るたびに
「少し前より濃くなってきた!」
「今日のYチェア、なんだか趣きがある。」
と、発見続きで見た目に飽きません。
Yチェアは、いつまで経ってもお気に入りの椅子です。
この先ずっと長く楽しめる家具が欲しい方に、おすすめです。
私が「Yチェア」を好きな理由を話してきました。
ウェグナーのつくったYチェアは、
「木のしなり」が上品で美しいこと。
それは、お部屋に1脚置くだけで
空間を楽しくしてくれて、
暮らしにも上手くフィットしてくれること。
今だけでなく、未来にも価値や楽しみがある椅子です。
人生に1脚、お部屋を楽しくしてくれる椅子を
ぜひ、みなさまもお迎えしてみてください^^