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【わたしの愛用品】AGRAソファーのクッションの変化は？
愛用歴2年の使用感をレポートします。

こんにちは。編集部の岩部です。

ふと自分で書いた記事を遡っていると、
AGRAソファーを買って使い始めた時の記事を発見。

【わたしの愛用品】念願のAGRAソファーをお迎え。リアルな使い心地をご紹介します！

2021年に書いた記事なので、約2年前。
時の流れは速いものですね...！

AGRAソファー（ナチュラルフレーム×リネン）を
購入し、今はコーデユロイ生地に変えて使っています。

ソファーは、テーブルやチェアなどに比べて
使うほどに味が出るとは言いにくいアイテム。
（ヴィンテージ品も、ソファーは少ないですよね。）

ソファーのクッションのウレタンは、
どうしても劣化してしまうものなので、
長く使った先の姿、というのは気になりますよね。

そこで、実際に2年間使っている私がリアルな
使用感をレビューしていきたいと思います。

ソファーの使用感の変化は。
クッションはヘタる？ヘタらない？

AGRAソファーは、リセノの中でも
ダントツに人気なソファーなので、
よくクッションがヘタらないか心配...という
お声をいただきます。

わが家の使用頻度について。

わが家は妹と2人暮らしで、
ソファーに座るのは、帰宅後とお休みの日が中心。

基本的に、座ってスマホやPCを見たり
本を読んだりするので、飛んだり跳ねたりなど
ソファーへ衝撃がとてもかかる、ということは
少ないかもしれません。

ですが、私の妹はソファーが心地良すぎて、
一度座ると、寝落ちすることがほとんど。

おそらく、週に3、4度は7時間以上
座っている（寝ている）ことになります...。

寝てしまうほどリラックスできて心地いいので、
座り心地はお墨付きです（笑）

2人分の時間に換算すると、
1日約4時間～9時間でしょうか。

そんな感じで2年間ほど使い続けています。

使用感とクッションのへたりについて。

▲　約1か月、空気を入れずに使用した状態

結論からお伝えすると、座り心地については、
使い始めとほとんど変わらないと
個人的には感じています。

初めよりも少しだけ張りが減り
柔らかくなってきたので、
逆に最初よりも馴染みの良い感触です。

AGRAソファーの最大の魅力である
もっちりとした座り心地を実現する「弾力」に
関しても、しっかりと感じられています。

この、変わらない使い心地を維持するために
ひとつだけ重要なのが
空気を定期的にいれることです。

ちなみにこれらの写真は、我が家で1か月ほど
空気を入れていないままの状態です。

AGRAソファーは、体をしっかりと受け止めてくれる
心地にするために、柔らかめになっています。

その分、中材が動きやすく、体重の重みにより
ウレタンが凹み、フェザーが偏りやすいんです。

▲　約1か月、空気を入れずに使用した状態

写真のように、じわじわとクッションが
縦と横に伸びてきます。

ちなみに、よく座る右側のクッションが
左のクッションに比べてより凹んでいます。

みなさんも、自分の定位置や
お気に入りの位置ってありませんか？

ついつい、同じ方ばかりに座ってしまうんですよね。

そうすると、よく座る位置だけ
ウレタンの劣化が早まってしまいます。

そうならないためにも、
空気を定期的にいれること
で、ウレタンへの負荷を分散させ
より長く愛用できるようになります。

方法はとっても簡単です。

定期的に背面と座面のクッションの
四方をバフバフと叩いて空気をいれるだけ。

空気が入ることで、クッション中の
フェザーの羽根が復元し厚みが戻ります。

わが家では、背面クッションは2～3週間に1、2回。
座面クッションは3～4週間に1回程度です。

詳しい方法は、以下の動画でもご紹介していますので
ぜひご参考ください。

【動画】フェザークッションのお手入れ方法をご紹介します。

AGRAソファーは、もっちりとした座り心地を
実現する分、へこみやすいのが課題でした。

なので「復元性」には特に拘って作っています。

その中の工夫の一つとして、
座面のクッションは裏表どちらでも
使っていただけるようになっています。

座面クッションに空気を入れた後
最後に使っていた面を表面にすることで、
フェザーのずれや偏りがなくなり
まっさらとした状態に。

驚くほど綺麗になり、購入したてのふっくら、
ぴっちり感に元通りです。

▲（上）空気を入れる前（下）空気を入れた後

ほんのちょっと手間はかかりますが、
ゆっくり行っても10分もかからないくらい。

元通りになった時には達成感があり
「わ〜ふかふかだ！」と毎度嬉しくなってしまいます。

ちなみに余談ですが、この10分ほどの手間も省き、
型崩れを減らす方法ってないものかと、
社内の品質管理チームが色々と模索したんです。

AGRAソファーの座面は、
もっちりとした座り心地を実現するために
比重の異なる2種類のウレタンを贅沢に使用し、
さらに上下からフェザーで挟み込んでいます。

フェザーによって、包み込まれるような
柔らかさを実現してくれている反面、
型崩れしてしまう要因でもあるんですよね。

型崩れを無くす一番の方法は固めウレタンを
使う事ですが、そうするとAGRAソファーならではの
包み込まれるような座り心地が実現できず、
へたってしまうと二度と戻りません。

そこで、フェザーの代わりに「シリコンフィル」という
弾力性のある化学繊維を使って検証してみましたが、
結果はぺったりとしてしまい、
復元性が無くなってしまいました。

色々と検証をした結果、
フェザーの復元率はやはり優秀。

ちょっと手間はかかりますが、
フェザーの羽根に空気をれることで復元ができ、
買い替えるコストを抑えながら
長くご愛用いただけます。

それでも、使用頻度や年数を重ねて
クッションがへたってきてしまった場合は、
クッション単体で1つずつご購入いただけるので、
ソファーをまるっと買い替える必要がないのも
AGRAソファーの嬉しいポイントです。