長年愛用しているフロアライト。ヴィンテージ好きにぴったりです。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u27/2024-12-26.php公開日 2025年04月08日(火)
更新日 2025年06月08日(日)
【わたしの愛用品】「フロアライト」が劇的にお部屋を変える3つの理由。消灯時も美しい「Oak&LinenMix」の魅力
こんにちは、カメラマンの辻口です。
インテリアの仕事をしていると
「お部屋のどこから変えるのがおすすめ?」
という質問をよくいただきます。
僕がいつもおすすめしているのは
「まず照明を変える」こと。
そして、その中でも「フロアライト」を
最初に取り入れると、お部屋がガラリと
変わって満足度が高いです。
正直、最初は「フロアライトって必要...?」と
疑問を抱いていた僕が「一番最初に取り入れるべき!」
と思えた「3つの理由」を今回はお届けしたいと思います。
「フロアライト」が劇的にお部屋を変える3つの理由
一見、実用性があまりないように
感じるフロアライトですが、
- 「単一照明」から「多灯照明」 へ
- 「お部屋の角」を照らす
- 「上空間」を彩る
という3つのテクニックをフロアライトで
叶えることで、お部屋の印象が大きく変わり、
空間の雰囲気が良くなった実感がありました。
1つずつお話ししていきます。
① 「単一照明」から「多灯照明」へ
1つ目は「多灯照明」について。
「まず照明から変えるのがおすすめ」と最初に
お話したのは、お部屋に「照明が1つだけ」の方が
とても多く、そして「照明を増やすだけ」で
お部屋が劇的に変わるからです。
試しに、我が家で天井についている
照明だけをONにしてみました。
天井から1灯だけで照らすと、お部屋は満遍なく
明るくなるんですが、逆にいうと、なんだか
フラットで、ちょっとお淡白な印象に感じます。
照明を増やすと、陰影が生まれていい感じに...
フロアライトやペンダントライト、テーブル
ライトを加えて多灯化すると、お部屋の中に
明るい場所と暗い場所が生まれました。
その結果、お部屋に陰影の立体感と奥行きが
出て、雰囲気が劇的に変わったと思いませんか?
インテリアの本場である北欧では、こうした
「必要な場所に、必要な明かりを置く」ということが
基本になっていて、暮らしに感度の高い人々が
取り入れている手法でもあります。
② 「お部屋の角」を照らす
多灯化することでお部屋の雰囲気を
ガラッと変えられることはお見せできたかと
思うのですが、フロアライトの良いところは
「場所を選ばずに置きやすいところ」でしょうか。
天井から吊るす「ペンダントライト」は
ソケットの位置が決まっていることが多いですし
「テーブルライト」についても、机や
キャビネットなど置くための土台が必要になります。
その点、コンセントのコードさえ届けば、自立して
どこにでもおけるフロアライトは「多灯照明化」の
第一歩にぴったりなわけです。
そして、効果の高い照明テクニックがもう1つあり、
それは「お部屋の角を照らす」というものです。
お部屋の角というのは、おうちの入口から見て
「一番遠い場所」です。
そこが暗く落ちていると、目線が手前で
止まってしまうので、実際のお部屋よりも
狭さや閉塞感を感じます。
角が照らされていると、そこまで目線が抜けて、
お部屋が広く見えませんか?
そして、場所を選ばずに置きやすいフロアライトは、
「角を照らす」のにぴったりな照明です。
③ 「上空間」を彩る

フロアライトの特徴は他にもあって、それは
「目線の高さにくる」ということです。
お部屋づくりは、空間を「上・中・下」に分けて
高いところから低いところまでバランスよく
彩ると、素敵に仕上がります。
「目線の高さ」は空きやすい...
ただ「中〜下」の空間を彩るアイテムに比べて、
目線の高さにくるような「上」のアイテムは
実は少ないんですよね。
自立して、目線の高さがある。
フロアライトは、そんな数少ない「上の空間」を
彩ってくれる貴重なアイテムなので、フロアライトを
1つ取り入れてから、コーディネートの
バリエーションがとても広がったんですよね。
「本物の素材」で消灯時も美しい。
Oak&LinenMixの魅力
さて、ここまで「フロアライト」の魅力をたくさん
お伝えしてきたんですが、次に気になるのが
どんなフロアライトを選ぶか、ということですよね。
僕は「Oak&LinenMix」というフロアライトを
取り入れたのですが、選んだポイントは
「消灯時も美しいかどうか」です。
「Oak&LinenMix」は、
- 「オーク材」を贅沢に。
- 「リネン×コットン」の美しいシェード
- 装飾を削ぎ落としたシンプルなデザイン
というふうに、本物の素材で作られた
シンプルなフロアライトで、昼も夜も
美しいところがとても気に入っています。
① オーク材を贅沢に。
「Oak&LinenMix」は、その名の通り
オーク材が使われています。
オーク材は木目が繊細で綺麗なことと、
丈夫で耐久性があるので、家具にもよく使われる
木材の一種。
Oak&LinenMixは、そんなオーク材が土台から
プルスイッチに至るまで贅沢に使われています。
そうした素材選びへのこだわりもあって、照明器具で
ありながら、電気をつけていないときの佇まいも
美しく感じられます。
② 「リネン×コットン」のラフな質感
シェード部分にも素材選びのこだわりがあり、
「リネン」と「コットン」がミックスされた
ファブリックが使われています。
これは「リネンの風合い」と「コットンの
光の透過率」をかけ合わせた結果なのですが、
光によって見え方が変わるラフな質感に
仕上がっていて、表情の変化を
楽しめるところが気に入っています。
③ 装飾を削ぎ落としたシンプルなデザイン
そして、Oak&LinenMixはデザインが
かなりシンプルに作られています。
ただ、シンプルなデザインだからこそ、
使われている本物の自然素材が際立っている、
と改めて見て感じました。
余計な装飾がないので、これから住むお部屋が
変わっても、きっと馴染みが良いだろうと
期待しているフロアライトです。
「フロアライト」でお部屋を変えよう。
今回は「フロアライト」と「Oak&LinenMix」の
魅力についてお届けしました。
お話をまとめますと、
- 照明を変えると、お部屋が大きく変わる。
- フロアライトは、取り入れやすく効果の大きい照明アイテム
- 消灯時も美しいものを選ぶと、満足度が高い。
といったところでしょうか。
「お部屋を変えたいけど、
何から変えればいいんだろう」
とお悩みの方は、ぜひフロアライトについても
ご検討ください。
フロアライトについては、他のスタッフも
実際に愛用しているアイテムの感想を紹介
しているので、よければご覧くださいね。
北欧のヴィンテージ家具に、憧れを持つ私が選んだ照明をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u57/2024-07-22.php最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


























制作部 木下
編集部 江本
編集部 碇
製品企画 中原
元編集部 岩部
制作部 清水