【わたしの愛用品】5畳の空間に、オーダーテーブルがしっくりとハマった3つの理由
こんにちは、カメラマンの辻口です。
我が家は、ちょっと変わった間取りの
リノベーション賃貸で、普通のお部屋とは
少し違う造りです。
例えば、ダイニングスペースには造作の
カウンターが備えられていて、その横には
ポッカリと空いた5畳ほどスペースが。
入居前は、この空間をカフェのようなスペースに
したいと妄想を膨らませていたわけですが、
長らくお古のデスクを置いて、
ワークスペースとして使っていました。
その理由は、この空間に「ぴったり」の
テーブルを見つけられなかったこと。
「ぴったり」というのは、ただサイズが合えば
良いということだけなく、デザインや素材、
使い勝手が自分の暮らしにしっくりくること、
だと思うわけです。
そんな「暮らしの隙間」を埋めてくれたのは
「オーダーメイド」という選択肢でした。
リセノからリリースされた、カスタムオーダーが
できる「OAK」を迎え入れたことで、5畳の空間が
一気に理想的なカフェスペースに。
今回は、OAKを選んだ、
- 暮らしの要望に応えるサイズオーダー
- 本物の風合いが嬉しいオーク無垢材
- こだわりを追求できる細かなカスタムポイント
3つの理由についてお話したいと思います。
「使い勝手」「模様替え」「できれば小さめで」
ワガママを叶えるサイズオーダー
ワークスペースとして、すっかり
定着した我が家の5畳空間。
テーブルを入れ替えるなら、デスクワークなどの
作業がしやすい天板の広さであることが
条件の1つでした。
以前のデスクは、「135cm×80cm」とかなり
大きめで、広々と作業できるところが
お気に入りだったポイント。
ただ、しばらく使っていると「使い勝手は大きく
変えず、微妙にサイズダウンできたら」という、
ちょっとしたマイナーチェンジ欲が徐々に...。
そうした微妙なこだわりで、長らくしっくりくる
テーブルを見つけられずにいました。
今回オーダーしたのは、元々の「135cm×80cm」
から、5cm刻みでサイズダウンした「120cm×60cm」。
まさにかゆいところに手の届いたサイズ感です。
実際に使ってみても、違和感なく
入れ替えることができました。
もう1つのワガママは「模様替え」
微妙なサイズダウンには、もう1つ理由が。
それは、テーブルの短辺を壁につける
レイアウトを試してみたかったこと。
これは、以前のデスクの大きさでは叶えることが
できない配置でした。
このレイアウトを試したかった理由は、テーブルを
壁付けにすることで、机上にディプレイスペースを
作ることができる、という点です。
オーディオや、育てている植物を置いたりと、
飾りを楽しめる場所が1つ増えますし、好きなものを
眺めながら作業をする、というのはなかなか乙です。
そんな体験がまさに「カフェ的」で、模様替えから
叶った理想の1つに、とても満足しています。
本物の無垢材は「手触り」が違いました。
OAKを選んだ2つ目の理由は、
オークの無垢材が贅沢に使われていること。
以前使用していたデスクは「木目を模したプリント」
の天板で、本物の木材ではありませんでした。
最近のプリント天板はとてもリアルで、そこまで
悪いものではないのですが、インテリア好きとしては
「無垢材」という本物の響きに惹かれてしまいます。
実際にOAKを使ってみてまず感じたことは、
「手触りが違う」ということでしょうか。
触れてみると、すべすべとしたなめらかなところ、
木の荒々しさを感じるざらりとしたところ、
場所によって肌触りが違うことがわかります。
プリント天板の均一さに比べて、見た目だけでなく、
直感的に「木が生きている」ということが
感じられる質感。
ちょっと大げさかもしれませんが
「やっぱり、本物はいいな」としっかり
自分の好みにハマりました。
これって自分だけ? な「好み」の隙間。
暮らしの個性にハマるカスタム仕様
OAKを選んだ最後の理由は、
個人や暮らしの好みに合わせて、
細かいところまでカスタムできる点です。
我が家の場合は、主に「高さ」と「塗装仕上げ」が
「最後の隙間」を埋めるポイントになりました。
デスクワークに嬉しい「天板高72cm」
OAKは、天板の高さをカスタムすることが可能で、
今回は「天板高72cm」にてオーダーしました。
カメラマンという仕事は、意外とデスクワークも多く、
書き物を担当していることもあり、姿勢が悪く
なりがちなので、最近は整体に通っています。
整体の先生にいわれるのは「PCで作業をするときは、
画面の高さを上げて、首が下に向かないように
してくださいね」ということです。
テーブル高は、リラックスして食事をするために
「68cm」に設定されているものが多く、
我が家の造作カウンターもそれくらいの高さです。
なので、そうしたテーブルで作業をしなければ
いけない時は、わざわざ本や雑誌を重ねて
その上にPCを置く、という少し
煩わしいことをしていました。
そんな理由で、ずっともっていた
テーブルの高さへのこだわり。
「天板高72cm」は、PC作業でも目線が下がりにくく、
食事も無理なく取れる、とバランスのよい高さで
地味な不満を解消することができました。
ちなみに、OAKは普通のテーブルに
ついている「幕板」をなくしたことで、
足元が広く使える設計になっています。
天板の高さも相まって、足を組んだり、胡座を
かくときは、天板に足がぶつかったりせず、
ストレスフリーなのも嬉しいポイントです。
経年変化で自分だけのテーブルに育つ「オイル塗装」
木製テーブルの天板表面には、基本的に「塗装」が
施されていて、OAKは「ウレタン」と
「オイル」の2種類から選ぶことができます。
「ウレタン塗装」は天板表面を「塗膜」で
覆うことで、水分や汚れが木に染み込まないようにし、
メンテナンスフリーで使うことができる
塗装仕上げです。
一方「オイル塗装」は、オイルを木に染み込ませる
ことで、無塗装よりも汚れに強くなる、というもの。
ただ、塗膜が作られるわけではないので、
ウレタン塗装のように水分や汚れに強くなく、
冷たいグラスを置く時などは、コースターが必須に。
一見扱いが難しそうなオイル塗装を選んだのは、
塗膜を作らず、木の呼吸を妨げないことで、
テーブルの風合いが時間と共に変化していくからです。
植物の日々の成長が嬉しいように、時間によって
積もる変化は、そこに暮らしている人だけが
感じることのできる価値の1つ。
そうして、自分だけのヴィンテージへ変わっていく
楽しみが、OAKを選んだ最後の理由です。
暮らしにぴったりフィットする
オーダーメイドのテーブル
オーダーメイドのテーブルが、我が家の暮らしに
ぴったりとハマった理由をお話ししてきました。
満足してないわけではないけれど、小骨のように
感じる、お部屋の小さな違和感。
そんな「暮らしの隙間」に、カスタムメイドの
テーブルが、ぴったりフィット
してくれるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。