リセノが提案する「ナチュラルヴィンテージテイスト」を解説。第5回目は、照明の「選び方」と「配置のポイント」を紐解きます。
https://www.receno.com/pen/howtonv/u4/2022-03-07.php【わたしの愛用品】まるでオブジェのような
「フロアライト GRASP」
こんにちは、なかはらです。
約5年ほど愛用している
「フロアライト GRASP」。
以前住んでいた家のときに購入し、
引っ越した今でも
リビングで活躍しています。
写真は、数年前のマンション時代のものです。
今とテイストは違えど、
当時から好きだった
ヴィンテージアイテム。
GRASPは、ちょっとクセのある
ものたちともすっかり溶け込んで、
馴染んでくれていました。
今回は、僕が長らくともに過ごしてきた
GRASPの魅力をお話します。
フロアライト GRASPを
取り入れた理由
フロアライト GRASPを選んだ理由は、
大きく3つあります。
① 彫刻のようなデザイン
ウォールナットを使用した、
ウッドスタンド。
1点ずつ掘り出された幾何学的なデザインは、
手作りならではの温かさがあります。
電気がついていない時も、
まるでオブジェのような佇まいが
お気に入りポイントです。
② ヴィンテージとの相性が良い
我が家の至るところに置いてある
ヴィンテージアイテムと非常に相性が良く、
まるでGRASPも古い昔から
そこにあったかのよう。
お互いが引き立て合って、
より深みが増しているように思います。
スタンドの足元部分には、
真鍮があしらわれています。
ヴィンテージアイテムの中には
真鍮を使われているものが多く、
こういった細かな部分でも
古いものとの相性の良さが伺えます。
③ 夜を素敵に演出してくれる
昔はスポットライトのような、
一方向に強く光る照明を使っていました。
それはそれでお気に入りでしたが、
眩しかったり、光の当たらない所は暗く、
生活するには不向きだったように思います。
そこで、お部屋が柔らな明かりに包まれる、
布製のシェードを探していた時に、
GRASPに出会いました。
少しざっくりとした風合いは、
綿と麻を織り交ぜた天然素材によるもの。
照明の光によって浮かび上がる生地の模様が、
より一層趣きを深めてくれます。
実際に使っていて、
導入して良かったと思う点
ここからは、実際に導入して
良かったと思う点をご紹介します。
① 空間が華やぐ
before
吹き抜けの大きな白い壁は、
余白があって素敵ではありますが、
抜け感がありすぎて寂しさも...。
でもそこはGRASPのお陰で、
素敵に華やいでいます。
写真は、照明を外してみた時の様子。
このように、何もないと
壁が間延びしてしまいます。
普段はGRASPが上の空間を
埋めてくれており、
寂しさは感じません。
目線の高さが華やぐ事によって、
お部屋全体の印象は大きく変わりますので、
フロアライトがあると
コーディネートがうまくまとまります。
② 「カチッ」と感覚が心地よいスイッチ
そんなに目立たない部分ですが、
こちらのチェーンのデザインも
結構お気に入りです。
こちらのチェーンは、使っていくうちに
経年変化していく真鍮製なので、
育てていく感覚がたまりません。
長年一緒に暮らしてきた証が、
色の変化として刻まれています。
そして、下に引っ張ると「カチッ」と
なんともレトロな音と感触が。
この感覚がクセになって、
点けたり消したりの瞬間が、
未だに少し楽しみです。
③ 他の照明と合わせて、奥行きのある空間に
GRASP一灯でも素敵なのですが、
他の照明と合わせると、
より空間に奥行きが生まれます。
このテクニックを「多灯照明」と言います。
いくつかの照明を組み合わせることで
光が重なり合い、「陰影」と「リズム」が生まれ、
ドラマチックな空間を作ることができます。
GRASPのウッドスタンドの装飾は、
光が当たると陰影がはっきりと出るので、
より奥行きを感じることができます。
多灯照明については、こちらの動画でも
詳しく説明しておりますので、
ぜひご参考にしていただければと思います。
ホコリが気になったら、
ホコリ取りでサッとキレイに。
長年愛用している
「フロアライト GRASP」ですが、
使っている中で気になった点を
お話しさせていただきます。
台座部分のホコリが目立つ
台座部分が黒いアイアン素材のため、
使っているとホコリが溜まり、
徐々に目立ってきます。
特にメンテナンスは不要ですが、
他の場所の掃除ついでに、
市販のホコリ取りでササッと
取ってあげてください。
掃除機だとスタンドの根元付近が
吸いきれないかと思いますので、
ホコリ取りがおすすめです。
また、複雑な彫りが施されている
スタンド部分にも、よく見るとホコリが...。
細かい作りがゆえに、
どうしても溜まりやすくなっています。
あまり目立たないので、
気にするほどではないかと思いますが、
台座の掃除の流れで取っておくと、
清潔に保つことができます。
空間の主役になるフロアライトです。
いかがでしたでしょうか。
長年、我が家の主役的存在である
「フロアライト GRASP」は、
こんな方におすすめです。
- 空間に物足りなさを感じている方
- クラシカルなテイストが好きな方
- お部屋に奥行きを出したい方
ヴィンテージテイストはもちろん、
落ち着いたキレイめな
スタイルにもおすすめです。
デザイン性が高いので、
どんなテイストにも
ほどよいアクセントになってくれます。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
それでは、また。