【わたしの愛用品】夏用のラグマット5種類を、AGRAソファーに合わせてみました。
こんにちは。編集部の江上です。
ジメジメとする梅雨を越えれば、ジっとしているだけで
汗ばむ夏がやってきます。
そんな季節におすすめしたいのが、夏用のラグマットに
替えること。
とは言え、私自身はじめは、面倒くさいが勝ってしまい
「夏にあえてラグマットを替えなくてもいいよね~」な
んて思いがありました。
ただ、去年はじめて夏用ラグマットを新調してみたら、
思っていた以上に、うれしい実感を得られました。
そこで今回は、わが家を箱にして、こんなレビュー記事
をお届けしたいと思います。
- 夏ラグを取り入れる「3つのメリット」
- 夏ラグ(人気の5シリーズ)を6畳リビングに敷いてみた「コーディネート事例」
ちなみに、わが家では「AGRAソファー」を愛用中。
AGRAソファーをお持ちの方・ご検討中の方にとっては、
インテリアの組み合わせ方について、イメージを膨らま
せる材料になればうれしいなと思います。
夏ラグを取り入れる3つのメリット
- 視覚的に、体感温度がマイナス3度
- 短い毛足で、肌触りがサラッとする
- 冷房による足元の冷え対策もできる
また、夏用のラグマットは薄手のため、コンパクトに畳
むことができます。オフシーズンは、クローゼットにし
まいやすい点もうれしいメリット。
クローゼットに余白がない場合は、ラグを使用しない期
間、丁寧に保管をしてくれるクリーニング屋さんを活用
するのもひとつの手です。
夏ラグを取り入れるメリットの詳細は、こちら。
インテリアの衣替え。夏用ラグおすすめ9選をご紹介します。
「夏ラグ」×「AGRAソファー」のコーディネートを、
5パターン作ってみました。
今回、コーディネートを組むにあたって、5パターンす
べてに共通した「装飾のセオリー」を反映しました。
- 「色」または「素材」をレピテーションする。
リセノマガジンを読んでくださっている方にはお馴染み
の基本のセオリー。
レピテーションとは、共通する要素(色や形、素材等)
を同じお部屋の中に繰り返し配置することで、空間に
調和をもたらすテクニックのことです。
今回意識したことは、たったこれだけでしたが、異なる
特徴をもつ5枚のラグマットを、同じ箱の中にうまく馴
染ませることができました。
【動画】センスのいらないインテリア|「レピテーション(繰り返し)」を学びましょう。
① ラグマット DYLAN(ジュート素材)
DYLANは、様々なカラーが混ざり合ったデザイン。
色数が多いとコーディネートの難易度があがる印象があ
りますが、アースカラーを使用したアイテムは、色物を
取り入れるハードルがグッと下がります。
素材は、ジュートを100%使用しているため、シャリ感
があって、今回ご紹介するラグマットの中で、いちばん
夏らしさを感じました。
レピテーションアイテム
- 色(ベージュ)...アート、かご、ソファーのフレーム
- 色(バーガンディ)...クッション、ブランケット
- 素材(麻)...クッション、ソファーカバー
こんな方におすすめ
とにかくお部屋を夏っぽく、涼やかな印象にしたい方。
そして、自宅がシンプルで味気ない...!なんてお悩みを
お持ちの方には、複数の色が混ざったDYLANがピッタリ。
淡いアースカラーのため、周りの家具とも合わせやすく、
失敗しにくい安心感が魅力です。
② ラグマット AHAM(コットン素材)
先ほどご紹介したジュートラグDYLANと少し似た雰囲気
をもつAHAM。大きな違いは、「素材」と「色の濃度」。
素材は、コットン100%。渋めの染色により見た目は、
シャリ感があって涼し気なデザインです。
ですが、触れ心地はコットンらしくふんわり柔らかで、
夏ラグとして良いとこ取り◎
ちなみにジュートは、シャリ感が強く固めの触り心地。
床では横にならず、基本はソファーで過ごす...!という
方におすすめです。
レピテーションアイテム
- 色(バーガンディ)...クッション、ブランケット
- 素材(コットン)...ブランケット
こんな人におすすめ
AHAMは、DYLANよりも色の濃度が「濃いめ」です。
お部屋にもうひとクセほしい!という方には、AHAMが
ぴったり。今回ご紹介するアイテムの中で、一番お部屋
の雰囲気をガラリと変えてくれるラグマットです。
また、床で横になることが多い方や、敏感肌・小さなお
子様やペットがいらっしゃるご家庭にもおすすめです。
③ ラグマット POP CORN STRIPE(コットン素材)
無彩色のみで構成されたシンプルな配色ながらも、ぽこ
ぽことした質感がお部屋に奥行き・味わいを作ってくれ
るPOP CORN STRIPEのブラックカラー。
素材は、AHAMと同じコットン100%で、肌当たりが柔
らかく低刺激です。
注意点は、薄手で軽いため滑りやすいところ。ラグ下に
滑り止めやサポートラグを敷くと快適にお使いいただけ
ます。
レピテーションアイテム
- 色(ブラック)...クッションカバー、アート
- 素材(コットン)...ブランケット
こんな人におすすめ
お部屋が全体的にのっぺりしていて味気ない...!という
方には、凹凸感のあるPOP CORN STRIPEがおすすめ。
夏ラグは、基本的に薄いためのっぺりとしがちですが、
こちらは、薄手でありながら凹凸感もしっかり感じられ
る優れもの。リセノでは、毎年夏がくると人気の定番ア
イテムです。
もっとシンプルめが好み...!という方には、淡い色味の
ホワイトカラーもご用意しています。
④ ラグマット ORINT(コットン・ポリの混合素材)
ORINTは、新品でありながら、ヴィンテージラグの魅力
を感じられるラグマット。清潔さや手軽さが魅力です。
ヴィンテージテイストと言っても、こってりしておらず、
淡くて柔らかいソフトな印象。お部屋の雰囲気を大きく
変えるデザインではないため、柄物のラグマットを初め
て取り入れる場合でも、安心してお選びいただけるかと
思います。
素材は、化学繊維のポリプロピレンが混ざっているため、
少しのっぺりとした表情ですが、天然素材のみで作られ
たラグと比べて、遊び毛が出にくいメリットがあります。
レピテーションアイテム
- 色(ベージュ)...クッション、ブランケット、ソファーカバー
凹凸がないラグマットのため、クッションは素材感のあるものを足してバランスを調整
こんな人におすすめ
「ヴィンテージラグがほしいが、ハードルが高い...」
「夏ラグは、コスパのいいものを探している」なんて
方にぴったり。
また、今回ご紹介したラグマットの中で一番毛足が短く
お掃除しやすいため、清潔さをキープし続けたい方にも
おすすめです。
⑤ ラグマット TERRE Aタイプ(ウール素材)
最後は、TERREラグマットのAタイプ。サイズは、他の
4アイテムよりも大きい160×230cmにしてみました。
写真だと少し伝わりづらいかもしれませんが、ほんのり
ピンクがかった柔らかいベージュカラーです。
今回ご紹介した5つのラグマットの中では、一番肉厚。
毛足が短いため、夏らしさもありつつ、ずっしりとした
重厚感もあって、通年使いできるアイテムだな~と感じ
ました。
素材は、ウール100%。秋冬のイメージが強いウールで
すが、「天然のエアコン」と呼ばれていて、梅雨や夏の
ジメっとした空気を自然に蒸発させてくれます。
エアコンを使わずに、足元の温度を涼しく保ってくれる
のは、うれしいですよね。
レピテーションアイテム
- 色(バーガンディ)...クッション、ブランケット、お花
こんな人におすすめ
インテリアは、「上質な雰囲気が好み」という方。
「夏でも快適に使える、かつ通年使いのラグ」を探して
いる方にも、TERREのAタイプがぴったりです。
また、重量があってズレにくいため、ラグマットが動く
のが地味にストレス...!なんて方にもおすすめです。
【まとめ】あなたは、どれ派?
生活スタイル別!夏ラグのおすすめ
今回は、5種類の夏ラグを自宅のリビングに置いてみた
レビューマガジンをお届けしました。
それでは最後に、まとめです。
ジュートのラグマット「DYLAN」
- とにかく涼しく、夏っぽいお部屋にしたい方(自然素材の風合いに魅力を感じる)
- シンプル過ぎるお部屋に、ほんの少しスパイスを加えたい方
- 床でゴロゴロすることは少なく、ソファーで過ごすことが多い方
コットンのラグマット「AHAM」
- 夏っぽさと、肌触りの柔らかさ。どっちも欲張りたい方
- 少し挑戦して、色ものを楽しみたい方
- 敏感肌、小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭
コットンのラグマット「POP CORN STRIPE」
- 柔らかい肌触りが必須の方
- のっぺりとしていて味気ない自宅の雰囲気を解決したい方
- 敏感肌、小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭
コットン・ポリのラグマット「ORINT」
- リーズナブルな価格帯で、夏ラグを探している方
- ヴィンテージラグに挑戦してみたい方
- お掃除の楽さが、何よりも重要な方
ウールのラグマット「TERRE Aタイプ」
- 上質で落ち着いた雰囲気が好きな方
- 夏でも快適なオールシーズン向きのラグを探している方
- ラグマットのズレを極力感じずに暮らしたい方
今回ご紹介したラグマットの中に、お気に入りは、
ありましたか?^^
私は、今年の夏ラグに「TERRE」をお迎えしました。
上質さの中に、民族チックなプリミティブ要素も感じら
れるバランス感がお気に入りの理由です。
今年の夏は、お部屋に夏ラグを取り入れて、蒸し暑い
ジメジメとした季節も、涼やかに過ごしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
夏のラグ特集