【お家で使ってみた。】スタッフ3名が、
復刻家具「ウォールシェルフ H/A」をレビュー
こんにちは。編集部の江上です。
この度、オリジナルシリーズ「Re:CENO product」
から、壁掛けのシェルフが発売されました。
このシェルフは、アノニマス(作者不詳)な意匠
をもつフランスのアンティーク品を復刻したもの。
古き良きものを掘り起こし、現代の暮らしに
フィットさせることで、よりたくさんの方と
インテリアを楽しみたい。
そんな想いで、「H/Aシリーズ」をスタート
しました。
税込み価格 ¥23,800-
そこで今回は、「ウォールシェルフH/A」を
実際のお家に取り入れたらどうなるのか?
以下の3点について、お届けします。
- スタッフ宅でのコーディネート実例(5シーン)
- アイテム選びのポイント
- ディスプレイのコツ
「ウォールシェルフH/A」って、どんな家具?
カメラマン岡宅
はじめに、
「ウォールシェルフH/A」を取り入れると、
お部屋のインテリアがどう変わるのか?
お話したいと思います。
少し歴史を遡ってみると...
フランスで長く愛され続けている壁掛け家具に、
「ナポレオンシェルフ」というものがあります。
19世紀ナポレオン三世時代に多く作られたことから、
そのように呼ばれているのだとか。
そんなアンティークの家具を、
今回リセノ独自に復刻しました。
「ウォールシェルフH/A」の大きな特徴は、
特徴的な支柱のデザイン。
シンプルな壁に掛けるだけで、
お部屋に複雑性と趣きを与えてくれます。
お部屋の中の「ぽっかりと寂しい壁」が、
「見せ場(フォーカルポイント)」に変身...!
お部屋のインテリアに味気なさを感じている方
には、ぜひ取り入れていただきたい家具です。
詳細は、以下マガジンにてご紹介していますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧くださいませ。
ナポレオンシェルフ「H/A WALL SHELF」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
それでは、実例を自宅写真たっぷりでお届けします!
今回は、リセノスタッフ3名の自宅に
取り入れてみた様子をお届けします。
シーンは、この5つ。
- シェルフの上
- ダイニングの横
- ソファーの上
- 玄関
- 階段・廊下の壁
ぽっかりと空いた寂しい余白を埋めるように
ディスプレイしてみました。
ウォールシェルフを取り入れたことで、
どんな変化があったのでしょうか。
② シェルフ上の壁面・before/after
カメラマン岡宅:before
カメラマン岡宅:after
ウォールシェルフを取り入れたことで、
キャビネット上の一帯が、フォーカルポイントに。
カラーは、siltaサイドボードと同じブラウンを
選んだため、色味やトーンもバッチリ馴染んでいます。
② ダイニング横の壁面・before/after
カメラマン岡宅:before
カメラマン岡宅:after
ダイニング上は、生花を飾ることで、
いっきに華やかに印象にすることができます。
ただ、いつも生花を飾っていられる
わけでもないのが現実。
ウォールシェルフは、生花のように寿命がないため、
どんなときもダイニングシーンが華やぎ、
寂しい印象を埋めてくれます。
③ ソファー上の壁面・before/after
筆者の自宅でも、ソファー上に
ヴィンテージレッドカラーを飾ってみました。
わが家のリビングは、シンプル寄り。
ソファー上が寂しいな...と思いつつも、
ヴィンテージ色が強いウォールシェルフって
馴染むのかな?と、ちょっと心配でした。
ですが、照明やテーブルとシェルフの色味が
似ているため、レピテーション効果が発揮されて、
ばっちりと馴染んでくれました。
ヴィンテージレッドは、
シェーカーボックスのチェリー材とも相性◎です。
④ 玄関入口
続いては、ヴィンテージ好きで蒐集家の
スタッフ宅です。
「ウォールシェルフH/A」は、新品でありながら、
届いた瞬間からヴィンテージ品のような趣を
感じていただける点もこだわりポイント。
そのため、こってりしたヴィンテージ品とも
はじめから違和感なく馴染みます。
アンティーク・ヴィンテージ好きの方は、
飾る場所がなくて、泣く泣くクローゼットに
しまっているアイテムも多々あるかと思います。
そんな方には、ぜひこのウォールシェルフを使って
大好きなアンティーク品たちをいつも見える場所に
飾っていただけたらうれしいなと思います。
⑤ 階段(廊下)の壁面
壁面に、複数のアイテムを飾るときのポイントは、
アイテムどうしの色味・トーンを合わせること。
そうすることで、細々としたものが混在していても、
まとまった印象にみせることができます。
「アイテム選び」5つのポイントとは?
どんなアイテムを飾ったらいいのか悩んだとき、
この5つの特徴をもったアイテムを選ぶことで、
素敵なディスプレイに仕上げることができます。
① 手仕事が感じられるもの(素材)
- 例:ラタンの編み物、木製のオブジェ etc...
手仕事で作られたものは、機械では決して出せない
味わい深さをもたらします。
② 丸いもの(形)
- 例:ラタンのボール、花瓶、動物のオブジェ etc...
空間の中に、丸いものが加わることで、
心理的な安心感・和らぎを感じることができ、
心地いい空間に仕上がります。
③ 四角いもの、面になっているもの(形)
- 例:フレームや本、シェーカーボックス、カトラリー入れ etc...
細々としたアイテムのみで構成するディスプレイは、
まとまりにくく、難易度が高いですよね。
そこで、四角い面積が広いアイテムをひとつ混ぜる
ことで、重心が定まりバランスが整います。
④ 複雑性のあるもの(形)
- 例:ドライフラワー、植物、お花 etc...
小物同士がバラついて見えて、まとまらないな...!
と思ったら、この方法で解決することが多いです。
形に規則性のない植物を加えることで、
空間に動きが生まれ、まわりのアイテムとの
繋がり・全体的な調和をもたらします。
⑤ 空間を引き締めるアクセントもの(色)
- 例:真鍮のゴールドやアイアンの黒 etc...
同じ素材・色味を繰り返して配置することは、
ディスプレイの重要ポイントですが、
外し・アクセントになる存在がなければ、
ぼんやりしてしまい、物足りない印象です。
アクセントアイテムとして、リセノが
おすすめしているもの・素材のひとつが「真鍮」。
真鍮がもつゴールドの輝きは、
メリハリを作りながらも、マットな質感であるため、
主張しすぎず、馴染ませやすいのが魅力です。
「ディスプレイ」のコツ
今回ご紹介したスタッフ宅のディスプレイで、
共通して実践されていたポイントを抜粋してみます。
基本編
- 丸いものと四角いもの、どちらも取り入れる
- 高さを出すため、「面」のアイテムを入れる
- 似た素材、サイズのものを2つ均等配置する
- 高さ違いの三角形を作る
応用編
- 棚に置くだけではなく、壁も利用する
- シェルフ周りにも複雑性のあるものを飾ると、なお良し
ウォールシェルフを飾るときの「王道ルール」に
ついては、以下のマガジンにてご紹介しています。
ナポレオンシェルフ「H/A WALL SHELF」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
売り切れにつき、予約受付を開始しました。
アンティーク復刻品「ウォールシェルフH/A」。
手に取りやすい価格であり、小さい範囲から
作り上げることができる手軽さもひとつの魅力です。
ヴィンテージが大好きという方はもちろん、
ナチュラルヴィンテージなお部屋にしたいけれど、
どうしたらいいか分からない...!という方にも、
自信をもってお届けしたい家具です。
「ウォールシェルフH/A」が、皆さまの暮らしの
ちょっとした癒しやインテリアを楽しむきっかけに
なったら、とても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ウォールシェルフ H/A
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大変ありがたいことに、発売当日に売り切れ
となり、ただいま追加在庫を製作中です。
現在は、予約注文の受付を開始いたしました。
(2023.12/27時点の情報です。)