インテリアのファブリックについた汚れを落とす方法
こんにちは。
品質管理チームのわたなべです。
ラグやソファー、カーテンなど、さまざまな
インテリアアイテムでファブリックが使われています。
今回は、そんなファブリックについてしまった汚れの
落とし方をご紹介します。
汚れの種類別に、内容をまとめてありますので、
それぞれの汚れに最適な落とし方を、
実践いただければと思います。
ファブリックの汚れ落とし① 突発的な汚れは「部分洗い」
ふとしたとき、ソファーやラグに、飲み物や食べ物を
こぼしてしまうことがありますよね。
そんな突発的な汚れを放置してしまうと、生地に染み
込んで、なかなか落とせなくなってしまうので、
すぐに対処することが大事です。
小さめのラグや、カバーを外せるソファーであれば、
水や洗剤で、部分洗いをするといいでしょう。
部分洗いの難しいラグや、ソファーについた汚れは、
重曹や中性洗剤でしみ抜き洗剤を作って、拭き取ると
きれいに落とすことができます。
下記のリンク先に、詳しい方法を紹介して
おりますので、ご参照ください。
ソファーの汚れはどう落とす?誰でもできる簡単な方法をご紹介!
ファブリックの汚れ落とし② 汗やニオイ汚れは「洗濯」か「重曹」
ソファーやラグの上で過ごしていると、汗などが
染み込んでいくことは避けられません。
またカーテンのようなファブリック製品は、日に日に
お部屋で発生したニオイを吸い込んで蓄積して
しまいます。
汗やニオイ汚れを落とすには、洗濯するのが一番です。
ファブリック製品についている洗濯表示のタグを確認
して、指定の方法で定期的に洗濯をしましょう。
リセノで扱っているソファーカバーの洗濯方法を、
まとめたマガジンがございますので、こちらも
ご参照ください。
Re:CENO productのカバーは洗える?生地に合ったお手入れ方法をご紹介します。
中には洗濯不可のファブリック製品もありますが、
汚れを落とす方法があるので、そちらもご紹介します。
汗や皮脂汚れは、固くしぼった布巾で水拭きし、
お部屋の風通しをよくして、乾かすことで、きれいに
なります。
洗濯に比べると、汚れの落ち具合は低いので、
染み込まないように定期的に、月に1度程度、
水拭きをすることをおすすめします。
ニオイに関しては、重曹と掃除機を使って、除去する
ことができます。
重曹の粉を、ファブリック全体にまんべんなく撒き、
2~3時間ほど放置します。
その後、ニオイを吸着した重曹を残さないよう、
掃除機で吸い取ってしまいます。
下記のリンク先に、重曹を使ったお掃除方法も
紹介されているので、ご参照ください。
ラグの正しいお掃除方法とは? 自宅で簡単にできるお手入れ術をご紹介
ファブリックの汚れ落とし③ ほこり汚れは「掃除機」や「コロコロ」
ほこりや小さな食べかす、ラグや洋服など遊び毛
などの繊維は、日常的に発生し、ラグやソファーに
付着しています。
そういったほこり汚れは、掃除機を使って、吸い取り
ましょう。
掃除機の使用不可、という生地はインテリア製品では
ほとんどありませんが、掃除機の自動回転ブラシ機能
がついている場合はご注意ください。
ファブリック製品に、自動回転ブラシを当てると、
ほこりだけでなく、大事な生地を傷めてしまう恐れが
あるので、機能をOFFにして使いましょう。
こちらの正式名称は、粘着クリーナーやカーペット
クリーナーですが、一般的には「コロコロ」と
呼ばれています。
掃除機を出すほどではないちょっとしたほこりや、
掃除機では取りきれないラグのパイルに絡まった
髪の毛やホコリを除去するのに、効果的です。
粘着力の強すぎるコロコロは、掃除機の自動回転
ブラシと同じように、必要以上に繊維を取ってしまう
ので、その点を注意の上、ご使用ください。
ファブリックの汚れ対策は「プロテクター」で予防
どれだけ大切に使っていても、飲み物をこぼして
しまったり、知らないうちに付いた汚れが染みに
なってしまったりすることが、あるかと思います。
これまで紹介した内容を知っていれば、いざ汚れが
ついても安心ですが、そもそも汚れが染み込まなけ
れば、それに越したことはありません。
「テキスタイルプロテクター」という商品を
ファブリックに吹きかけておけば、汚れが生地に
染み込むことを防ぐことができます。
新しいファブリック商品が家に届いたら、スプレーを
吹きかけてから、使い始めるようにすると、汚れの
心配が減るので、おすすめです。
ファブリックの汚れを落として快適に過ごしましょう。
インテリアのファブリックについた汚れの落とし方は、
いかがでしたでしょうか。
最後に、今回のマガジンの内容を振り返りましょう。
- 突発的な汚れは、すかさず「部分洗い」
- 汗やニオイ汚れは「洗濯」か「重曹」
- ほこり汚れは「掃除機」や「コロコロ」
これだけおさえておけば、ファブリックのお手入れは、
十分です。
汚れに応じた清掃で、清潔に保って、安心して快適に、
インテリアを楽しんでいただければ幸いです。
今回、ご紹介の少なかったカーテンのお手入れに
関して、詳しく説明した動画がございますので、
こちらもご参照くださいませ。
【動画】素敵な風合いを、永く清潔に。自然素材カーテンのお手入れ方法をお教えします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。