ダイニングテーブルの下にラグマットを敷くメリットと、正しい選び方
こんにちは。品質管理チームのわたなべです。
みなさまのご家庭では、ダイニングテーブルや
チェアの下には、何か敷いていますか?
何も敷いていない方が多いと思われますが、
ダイニングにラグマットを敷くことで、
より快適に過ごすことができるようになります。
今回は、ダイニングにラグマットを敷くメリットと、
素材の選び方、お手入れのコツなどについて、
詳しく解説していきます。
ダイニングにラグマットを敷く4つのメリット
ダイニングルームにラグマットを敷くことは、
主に4つのメリットをもたらします。
- 床と家具を保護してくれる
- 脚元の冷え対策になる
- 防音効果がある
- ほこりの舞い上がりを防いでくれる
これから、ひとつずつ説明していきます。
① 床と家具を保護してくれる
ラグマットを敷くことで、家具の引きずりや、とがっ
たものの落下などにより、床にキズがつくことを防ぐ
ことができます。
ラグマット上に置くテーブルやチェアの脚先の保護に
も効果があります。
床を傷付けずに使いたい方におすすめです。
② 脚元の冷え対策になる
ラグマットがあることで、硬い床に比べて、柔らかい
踏み心地で快適に過ごすことができます。
また、寒い季節や冷房で冷え切ってしまう床に対して、
ラグマットを敷くと、床の冷気から守り、心地よいあ
たたかさをあたえてくれます。
寒さにお困りの方におすすめです。
③ 防音効果がある
ラグマットの柔らかさにより、移動時の振動や、
椅子の引きずりなどで発生する騒音を抑えることが
できます。
周りの部屋の方に、気づかいが大切な集合住宅に、
お住まいの方に、特におすすめです。
④ ほこりの舞い上がりを防いでくれる
ラグマットには、ほこりを吸着する機能があります。
フローリングに比べて、ほこりが発生しやすいイメー
ジはありますが、ラグマットを敷くと部屋中のほこり
を吸着するので、舞い上がりにくくなります。
ハウスダスト(ほこり)にアレルギーをお持ちの方に、
実はおすすめです。
ラグマットを、敷くことは、空間を分けるという効果もあります。詳しくは下記の動画をご参照ください。
【動画】センスのいらないインテリア|ラグマットは、必ず敷きましょう。
ダイニングにおいては、動線と食事スペースを分ける効果があります。
ダイニングに敷くラグマットの選び方
ダイニングテーブルの下に敷くラグマットを選ぶとき
注意しておきたいポイントは主に2つあります。
① 薄手のラグマットを選ぼう
ダイニングで使うラグマットは、チェアやテーブルの
脚で、部分的な重さがかかり続けてしまいます。
集中した重さがかかると、厚みがあり弾力性の高いラ
グマットですと、凹み跡ができやすく、なかなか元に
戻りません。
また厚みがありますと、椅子の前脚はラグマットに
乗っていて、後ろ脚は乗っていない状態になると、
段差ができてしまい、椅子が安定しなくなります。
段差があると、椅子を戻すときにひっかかりやすく、
歩いているときにつまづく恐れもあります。
以上の理由から、厚みのあるものよりも、薄めのもの
の方がダイニングに敷くラグマットとしては適切です。
おすすめのラグマットの厚さは5㎜前後のもの。
リセノで扱っている「FIORA」「ORIENT」は、
ちょうど5㎜の厚みです。
ルンバなどのロボット掃除機は2cmぐらいまでの、
高さは乗り越えられるので、お使いの方も困りません。
② 毛足が短いタイプを選ぼう
ダイニングで使うということは、ラグマットに食事や
飲み物をこぼしてしまう恐れがあります。
毛足の長いラグマットを敷いていると、こぼした食べ
物が、毛の中に入り込んでしまい、掃除機を使っても
ごみを取りきるのにはなかなか苦労します。
また、飲み物をこぼしたときには、すぐにふき取った
り、部分洗いをする必要があります。
ですので、毛足が短くて掃除がしやすく、部分洗い可
能、できれば丸洗いもできることを確認して、ラグ
マットを選ぶとよいでしょう。
ダイニングに敷くラグマットのお手入れ方法3選
リビングで使うものと大きな違いはありませんが、
ダイニングで使うラグマットのお手入れ方法を、
ご紹介します。
① 掃除機をかける
ラグマットのお手入れの基本は掃除機掛けです。
手軽さやラグマットを傷めない点から、掃除機を使う
ことをおすすめします。
注意すべき点は、自走式やパワーブラシと呼ばれる
掃除機のヘッドのモーター付きの回転ブラシを使わな
いこと。
自動で回転するブラシは、パイルが絡んだり、繊維が
擦れたりして、ラグマットを傷めてしまう恐れがある
からです。
ブラシの自動回転をオフにしてから、吸着したほこり
や、食べかすを吸い上げるように、じっくりと掃除機
をかけましょう。
② コロコロでゴミを取り除く
ラグマットのお手入れに、コロコロを使うことも有効
です。
コロコロを使うことで、ほこりや髪の毛などの微細な
ゴミを効果的に取り除くことができます。
注意点として、パイルが引っ張りぬける恐れがあるの
で、粘着力が高すぎるものは、ご使用を控えましょう。
コロコロは素早く手軽に行えるため、日常的にサッと
掃除するのにオススメです。
③ 水や液体は、すぐに拭き取る
飲み物など液体をこぼしてしまったら、布ですぐに
拭きとりましょう。
染みになりそうな場合は、水を含ませた布で、染みが
目立たなくなるまで押さえたり、叩いたりを繰り返し
ましょう。
それでも染みがなかなかとれない場合は、中性洗剤を
使うことも有効です。
汚れが取れたら、乾いた布で、ラグに含んだ水分を
できる限り吸い取ります。
このとき、床まで水分が、染みていないかも確認しま
しょう。
濡れたままにしていると、床がカビたり、変色する恐
れがあるので、気を付けましょう。
注意すべき点として、部分洗い可の表示がないラグ
マットの場合は、水で接着材が溶けてしまう場合が
あるということです。
そういったラグマットでは、そもそも液体を染み込ま
せないために、事前にテキスタイルプロテクターで、
表面を保護しておくことをおすすめします。
洗えるラグでも、シミ汚れを予防することができるの
で、テキスタイルプロテクターをかけておくと、お手
入れが楽になります。
ダイニングにラグマットを敷くときの注意点とは?
ダイニングにラグマットを敷く場合に、注意しておく
べきことをご紹介します。
① 直射日光による日焼け
ダイニングに限った話ではないですが、日当たりが良
い場所に、ラグマットを敷く場合は注意が必要です。
長い年月の間、直射日光を浴び続けると、ラグマット
を敷いている箇所と、敷いていない箇所で、日焼けあ
との色差がくっきりと出てしまいます。
日の光は気持ちがいいですが、直射日光が当たってい
る時間帯はレースカーテンを閉めるなどして、紫外線
の影響を弱めましょう。
② フェルト剥がれ
また、家具にフェルトを貼っていると、ラグマットと
の摩擦の影響で、とても剥がれやすいです。
ラグマットの上では、キズ防止のフェルトを貼る必要
があまりないので、貼らないことをおすすめします。
ただ、チェアの前だけはラグマットに乗っていて、
後ろ脚はフローリングの上といったケースは、注意が
必要です。
フローリングにつく多少のキズは気にしないと割り
切って、フェルトを貼らないというのが一つの手です。
もしくは、ラグマットでフェルトが剥がれても、貼り
直せるようにあらかじめ予備を多めに持っておくとい
うのもよいでしょう。
ダイニングにラグマットを取り入れよう!
ダイニングにラグマットを取り入れることに関して、
詳しくご紹介してきました。
お手入れなどの手間はかかりますが、それを上回る
メリットがありますので、ダイニングにラグマットを
取り入れることはおすすめです。
実際にリセノのスタッフが、ダイニングにラグマット
を取り入れることで、感じたことを紹介したマガジン
がございます。
【わたしの愛用品】
ダイニングラグを取り入れて感じた3つのメリット
【わたしの愛用品】
ダイニングにラグマットは敷かない派の私が、愛用しはじめた「AHAM」
今回のマガジンだけでは伝えきれなかった使ってみた
本人の視点や、コーディネートに関することなども
書いてありますので、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。