すだちそば
木曜日のランチ部、今日のメニューは、
すだちそばです。
夏から秋にかけて出荷される、徳島のすだち。
爽やかな香りと、すっぱさが魅力です。
焼いたサンマや、土瓶蒸しなど
絞れば頭に浮かぶのは、秋の景色。
清々しい香りが特徴的な
すだちには、レモンやみかんよりも
さらにクエン酸がたっぷり。
クエン酸
柑橘類に含まれる酸味のもととなる成分。
代謝の乱れの原因となる乳酸の生成を抑える働きがあり、
疲労回復だけでなく、痛風にも効果的だと
言われています。
さっぱりとした爽やかさを
際立たせたいので、
豚肉は、お出汁の中で火を通すのではなく
別で炒めて、油を出して、
しつこさは抑えめに。
水菜も、歯応えのある
食感を大事にしたいので、
蕎麦を湯がく前のお湯で
さっと晒すだけにしました。
湯がく蕎麦を、
器に盛りつけたら、
すだち→お出汁の順番に
盛りつけるようにします。
ちょっとのことですが、
その方が、ぐっとすだちの香りが立ちますよ。
「酸味がしっかり効いてるけれど、とっても優しい味ですね」
「豚肉も、一度焼いて大正解!油っぽくないから、スープも濁らないし...♪」
あまりにも、食べやすくって、しかもほっとする味。
思わず、全員「おかわり!!」。
今回は、そばで作りましたが、
もちろん、にゅうめんやうどんでも、おいしくできそう。
暖かいものが、更に美味しく感じる秋、
穏やかな木曜日のお昼ごはんでした。
材料(3人前)
- 白だし 120ml
- 水 840ml
- 酒 大さじ1
- そば(乾麺) 4束
- すだち 5個
- 水菜 お好みで
- 豚ロース 150g
- 白だし、水、酒、合わせ温かいだし汁を作っておく。
- 細切れにした豚肉をフライパンで軽く炒めておく。水菜は歯ごたえが残るように、さっとお湯にくぐらせる。
- 器に、茹で上がったそばを入れ、水菜を盛り付ける。水菜の上に豚肉をのせて、輪切りにしたすだちを並べる。
最後に、上から出し汁をかければ、できあがり。