
公開日 2017年10月15日(日)
更新日 2021年08月24日(火)
すだちそば
木曜日のランチ部、今日のメニューは、
すだちそばです。
夏から秋にかけて出荷される、徳島のすだち。
爽やかな香りと、すっぱさが魅力です。
焼いたサンマや、土瓶蒸しなど
絞れば頭に浮かぶのは、秋の景色。
清々しい香りが特徴的な
すだちには、レモンやみかんよりも
さらにクエン酸がたっぷり。
クエン酸
柑橘類に含まれる酸味のもととなる成分。
代謝の乱れの原因となる乳酸の生成を抑える働きがあり、
疲労回復だけでなく、痛風にも効果的だと
言われています。
さっぱりとした爽やかさを
際立たせたいので、
豚肉は、お出汁の中で火を通すのではなく
別で炒めて、油を出して、
しつこさは抑えめに。
水菜も、歯応えのある
食感を大事にしたいので、
蕎麦を湯がく前のお湯で
さっと晒すだけにしました。
湯がく蕎麦を、
器に盛りつけたら、
すだち→お出汁の順番に
盛りつけるようにします。
ちょっとのことですが、
その方が、ぐっとすだちの香りが立ちますよ。
「酸味がしっかり効いてるけれど、とっても優しい味ですね」
「豚肉も、一度焼いて大正解!油っぽくないから、スープも濁らないし...♪」
あまりにも、食べやすくって、しかもほっとする味。
思わず、全員「おかわり!!」。
今回は、そばで作りましたが、
もちろん、にゅうめんやうどんでも、おいしくできそう。
暖かいものが、更に美味しく感じる秋、
穏やかな木曜日のお昼ごはんでした。
材料(3人前)
- 白だし 120ml
- 水 840ml
- 酒 大さじ1
- そば(乾麺) 4束
- すだち 5個
- 水菜 お好みで
- 豚ロース 150g
- 白だし、水、酒、合わせ温かいだし汁を作っておく。
- 細切れにした豚肉をフライパンで軽く炒めておく。水菜は歯ごたえが残るように、さっとお湯にくぐらせる。
- 器に、茹で上がったそばを入れ、水菜を盛り付ける。水菜の上に豚肉をのせて、輪切りにしたすだちを並べる。
最後に、上から出し汁をかければ、できあがり。