海南鶏飯(シンガポールチキンライス)
木曜日のランチ部、今日のメニューは、
海南鶏飯(シンガポールチキンライス)です。
シンガポールやタイで一般的な
海南鶏飯(シンガポールチキンライス)。
本来は、茹で鶏の茹で汁を使って、
ご飯を炊き上げるアジアの定番レシピです。
今日は、ランチ部らしく
さらにお手軽な時短レシピで。
鶏むね肉の、細い筋を切ったら、
少量の薄口しょうゆ、酒と、
生姜とともにはじめから
一緒に炊きあげていきます。
茹でるのと、結局理屈は同じ。
むしろ、鶏肉はこのやり方のほうが
ふっくらと仕上がりますよ。
ほら!
炊きあがったご飯から、
一度、鶏肉を取り出して
綺麗に切りそろえます。
ご飯はご飯でしっかりかき混ぜて、
鶏肉の美味しい脂を絡めておきましょう。
これだけで、OK。とっても簡単。
さらに、今日は、大葉をたっぷり使った
野菜炒めを付け合わせに。
大葉やバジル、ミントなど香りの強い
ハーブをたっぷりいれて炒めると、
ナンプラーと相まってとっても
オリエンタルな味に。
鶏にかけるタレは、
定番のナンプラーとしょうがベースに加えて、
スパイスが効いたレモンソースを用意。
レモンソースには、たっぷりのレモン果汁に加えて
カルダモンをすりつぶして加えました。
スッキリ爽やかな香りが、ひろがります。
カルダモン
スパイスの女王とまで呼ばれる、
ショウガ科のスパイス。
インド料理はもちろん、北欧などでも
幅広く使われる。
「ナンプラーソース、あたしはこっちの方好き。大好きなエスニック料理のイメージ通り」
「私は、レモンソースのほうがいいなーー。スッキリ爽やかで、食が進む感じがする!」
スパイスが強い料理は、はじめはそれ自体を楽しんで
だんだん混ぜあわせて食べると、味が複雑になって
より美味しさがふくらみますよ。
鶏肉の旨みが染みたご飯と、
スパイス&ハーブの個性。
エスニックな味わいの
今日も、楽しいランチタイムでした。
材料(3人前)
- 鶏むね肉 2枚
- 米 2カップ
- 水 2カップ弱
- しょうが(うすぎり) 1/4個分
- 酒 小さじ1
- 薄口しょうゆ 小さじ1
- ナンプラー 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- 生姜(みじんぎり) 適量
- 塩 適量
- ナンプラー 大さじ1
- レモン 1個
- サラダオイル 小さじ1
- カルダモン(ホール) 3粒
- 砂糖 小さじ1
- 鶏むね肉に軽く切れ目を入れて、お酒・少量の薄口しょうゆ・しょうがを加えて洗った米に、
米と同量より僅かに少ない水を加えて沸騰させる。沸騰したら、蓋をして弱火で12分炊き上げる。 - さらに12分蒸らしたら、鍋の中から鶏肉を取り出して、切り分ける。ご飯を混ぜ、器に盛りつけ、パクチーを添えれば出来上がり。
- ベーシックソースは、ナンプラー、生姜、ごま油、塩を混ぜあわせて作る。
- レモンソースは、レモン果汁、ホール上のカルダモンから中身を取り出してすりつぶしたもの、生姜、ナンプラー、砂糖、塩、サラダオイルを混ぜあわせて作る。
- 付け合わせの大葉のナンプラー炒めの作り方。ごま油に、みじん切りの生姜、鷹の爪、にんにくを加えて、ゴーヤ・プチトマト・ズッキーニの順に炒めてゆく。
最後に、たっぷり大葉とナンプラーを加えて、混ぜあわせれば出来上がり。