サンマの中華香味ソース丼
木曜日のランチ部、今日のメニューは、
サンマの中華香味ソース丼です。
秋も深まり、段々とサンマも安くなってきました。
先週くらいまで、
1尾で150円くらいだったのが1匹100円に。
お野菜も高い今年の秋には
嬉しい庶民の味方です。
お手頃な値段で財布に優しいサンマ。
問題は、ちょっと捌くのが
むつかしいこと。
今日は、魚を捌くのが得意な
ヨネモトが特別参加。
いつも持ってるカメラを包丁に持ち替えます。
「実家が、銚子の方で魚をさばく機会が多かったから、これぐらい楽勝ですよ」
「まずは、腹を尾の方から頭の方へ切り、内臓を取り出して綺麗に洗います」
「次に、頭に切れ込みを。骨に当たるところまでしっかり、押します」
「骨にそって、背中と腹に身を外すガイドになる切れ込みを入れます」
「後は、骨に沿わせて包丁の腹をすっと引いていけばオッケーです。ゴリゴリと音がするでしょ?身がしっかり外れていることです!」
さすが!流れるような動作で、
するする三枚おろしに。
「やってみる?教えてあげるよ」と
ヨネモトがいうので、
アボカド大好きなみかちゃんも
チャレンジしてみることに。
「わ、見ているのと違って、難しいですね。こんがらがる」
「綺麗に捌く包丁の動かし方や持ち方があるんだよ。そこは、先の方をぐっと刺す...とか」
難しい、難しいといいつつも
みかちゃんも、上手です。
うまく三枚におろせたら、3cm位に切り分けて、
片栗粉をまぶしておきます。
生姜、にんにく、ねぎ、花椒を
油に加えて香りが立つまで
あたためたら、サンマを揚げ焼きに。
豆板醤、オイスターソースや酒、中華スープの素などで、
ピリッと辛い香味ソースを作れば、
火を止めて後はサンマと和えるだけ。
熱々ご飯に、ねぎと温泉卵と
一緒にのせればできあがりです。
食べる時は、卵を潰して
ぐちゃぐちゃにかき混ぜます。
「サンマに脂がのってて、ご飯に合いますね」
「そのまま焼くことが多かったけれども、うまく捌けると色々できて楽しいなー」
自分でうまく三枚におろせると、料理の幅もぐっと広がります。
最初は、ちょっと難しいかもしれないけれど、
ぜひぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
「やっぱり、自分でさばいた魚は、格別だなー。笑」
材料(3人前)
- さんま 3尾
- 米 2カップ
- ねぎ 適量
- 温泉卵 3
- 片栗粉 適量
- 酒 大さじ1半
- 甜麺醤 小さじ1
- 豆板醤 小さじ1
- 薄口しょうゆ 小さじ1
- 中華スープの素 小さじ1/2
- オイスターソース 大さじ1
- ごま 適量
- しょうが みじん切り少量
- にんにく みじん切り少量
- ねぎ みじん切り少量
- (あれば)花椒 5粒程度
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- サンマを、三枚におろし、キッチンペーパー等で水気をきる。3cm程度に切ったら、片栗粉をまぶしておく。
- 香味ソースを作る。酒、甜麺醤、豆板醤、薄口しょうゆ、中華スープの素、オイスターソース、胡麻を混ぜあわせる。
- フライパンに、油を引き、しょうが、にんにく、ねぎ、それぞれのみじん切りと花椒を香りが立つまで熱する。サンマを乗せて揚げ焼きに。
身が崩れるのであまりゆすらない。 - 器にご飯を盛って、ねぎ、さんま、温泉卵をのせれば完成。まぜて、食べるのがオススメ。