ワンポットパスタで、タコのプッタネスカ
今日のRe:CENOランチは、
ワンポットパスタでタコのプッタネスカです。
ワンポットパスタとは、
パスタを別で茹でこぼさずに、ひとつの鍋に
必要な材料、調味料をに入れて火にかけるだけで
というなかなかズボラな(?)調理方法です。
なかなかランチ部に向いてるかも!と
すぐに思ったのですが、なんだか不安も...。
アメリカの友人とフェイスブックで話していると、
割と向こうでは一般的にやるよー、とのことだった
ので「そっかー。大丈夫なのかー」と一瞬思った
もののいやいや、まって、アメリカのパスタは
みんなマズイって言うし...(偏見)。
早速、「One pot pasta」で検索してみると、
なかなかにインパクトのある画像が。
出典:http://www.marinmamacooks.com/
絵はかっこいいけど、このやり方だと
パスタがクニャクニャで、美味しくなくなるん
じゃないの...?
ということで、この作り方は流石にダメだと
思いました(笑)
そういうわけで、今日のお昼は、
「美味しいワンポットパスタ」を目指して、
ランチ部オリジナルレシピで作ってみることに
しました。
考えたポイントは3つ。
1. 煮込むと美味しい具材を使う。
2. 水気の多い野菜を使って、煮こみやすいようにする。
3. 煮込むので、味が染み込みやすいパスタを使用する。
1.にピッタリだなと思った食材は、タコ。
煮込むと柔らかくなるし、味も染み込みやすいのでピッタリ。
足をぶつ切りにしたら、格子状に切れ目を入れて
より深く味が通るように下ごしらえしました。
次に、ホールトマトや玉ねぎなどを使って、
水分をしっかりだすことにしました。
海の幸と相性のいいセロリも一緒に加えています。
3.に選んだのは、ブカティーニというパスタ。
パスタの真ん中に穴が開いていて、
茹で時間もちょっと短い目で、トマトソースの
旨味がぎゅーーと中まで届くように。
そうしてできたのは、
ピリッと辛くて刺激的なパスタ・プッタネスカを
ベースにしたワンポットパスタ。
プッタネスカは、「娼婦風」という意味。
娼婦は昼食時にも忙しく、ちゃちゃと急いで作った
という由来もあるので正に、美味しさにスピードを
求めるランチ部向きなパスタです。
(娼婦のように情熱的な辛さが由来などなど、
諸説ありですが...。)
普段のパスタの作り方と違って、
少しねっとりした食感、面白い感じにできあがり。
「鍋のままだして、食べるのにピッタリかも...」
「短いパスタで、チーズをかけるのもいいねー」
「ていうか、あんまり普段と手間が変わんないんだけどなー...」
なんて、新しい作り方に、やいやい言いながら
楽しく、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
[材料] 3人前
- たこ 150g
- セロリ 1/2本
- たまねぎ 1/2個
- パスタ(プカティーニ) 300g
- 黒オリーブ 15粒
- アンチョビ 45g
- カットトマト缶 1缶(500g)
- ケイパー 適量
- バジル 適量
- 胡椒 適量
- にんにく 3片
- オリーブオイル 大さじ1
- 鷹の爪 5g
- 白ワイン 適量
- 水 400ml
調理手順
- つぶしたにんにくと鷹の爪、刻んだ玉ねぎを、オリーブオイルで温める。
軽く色づき始めたら、叩いたアンチョビを加える - 油がぱちぱちとしてきたぐらいのタイミングで、ドライトマト、ケイパー・カットした黒オリーブ、たこ、カットトマト缶を加える。
タコは、足に切れ込みを入れておき、味が染み込み柔らかくなりやすいようにしておく。 - パスタを半分に折って、トマトソースに沈み込むように加える。
そのまま、12分程度蓋をして煮込む。
※なるべく下にパスタを沈めて、たまにかき混ぜてください。 - 蓋を開けたら、火を強めて水分を飛ばす。
- 水気が飛んで全体に、まとまり感がついてきたら塩コショウを加え、オリーブオイルを少しかけたら、できあがり。