狭いリビングダイニングを快適に。
レイアウトで変わる3つの工夫
こんにちは。
Re:CENO TOKYO の近藤です。
お部屋を広く見せたい方へ。
本日は、
「狭いLDKでも快適に過ごすための、3つのポイント」
について、お話したいと思います。
東京店では、土地柄、
狭いLDKに対するお悩みを多くいただきます。
「狭いLDKだけど、快適に過ごしたい。」
「ソファーもダイニングも置きたいけど...」
わたしも、引っ越しの度に、
頭を悩ませてきた問題です。
たしかに一般的には、
リビングスペースには、ソファー。
ダイニングスペースには、ダイニングセット
を配置します。
しかしながら、
都心エリアの狭小住宅や、賃貸物件によくあるのは、
10畳程度のLDK。
生活動線を考慮すると、実際の家具を置くスペースは、
さらに限られるのが現実です。
そこに、ソファーやダイニングセットを配置すると、
アイテム数が多く、狭くて、
使い勝手の悪いLDKになってしまいがち。
それでは、狭いLDKの場合、
「どのような家具を選び、
どんな工夫をすれば快適になるか。」
3つのポイントをご紹介したいと思います。
狭いリビングダイニングの工夫①:「ソファーダイニング」を選ぶ
Re:CENO product|リビングダイニング3点セット WIRY
メインとなる家具は、ソファーとダイニングセットを
それぞれ置くのではなく、1台2役の
「ソファーダイニング」が、おすすめです。
必要最小限の家具にすることで、
狭いLDKを広く、動きやすくすることができます。
例えば、都心マンションの10畳LDKの場合。
生活動線を除くと、家具を置くスペースは、
黄色の枠内まで。
リビング(3畳)、ダイニング(1.5畳)の、
わずか4.5畳となります。
幅150cmの2人掛けソファーと、
幅・奥行き70cmのカフェテーブルセットを置くと、
家具が多く、狭く動きづらいことがわかります。
わたしは、以前に住んでいた間取りが、
9.5畳と6畳の1LDKでした。
そこに実際に住んでみて感じたことは、
LDKに、ソファーとカフェテーブルセットを置くと、
家具が多いため、圧迫感が強く、
生活動線も2人がすれ違うには厳しいという現実。
また、ソファーとテーブルの距離が近いため、
結局、食事もソファーでとってしまったり。
せっかく購入したカフェテーブルを使わないシーンも
しばしば。
そこで、「ソファーダイニング」に変更してみます。
リビング、ダイニングと無理に分けずに、
家具を減らしたことで、4.5畳がすっきりしました。
また、TVの前にも動線が生まれ、
回遊性が上がったことで、
広く動きやすい空間になりました。
ダイニングソファーは、
幅130cmの2人掛けソファーと、
幅140cmのカウチソファーのL字セット。
ダイニングテーブルは、
幅115cm・奥行き80cmのテーブル。
先程より、家具のアイテム数は減ったものの、
サイズアップしています。
お2人でも、過ごすことができる
ゆとりあるスペースが生まれたことで、
食事も食後も、リラックスしてお過ごしいただけます。
Re:CENO product|160ダイニング4点セット WIRY
また「リビングダイニングセットWIRY」は、
組み合わせ豊富な点も魅力。
他にも、幅160cmのダイニングテーブル、
1人掛けソファー、ダイニングベンチを
ご用意しております。
ご家族の人数や、お住まいの間取り、
ライフスタイルの変化に合わせて、
永くご愛用いただけます。
狭いリビングダイニングの工夫②:高さと奥行きを抑えた家具選びを。
収納家具や、TVボードなどは、
高さが低くて、奥行きの浅い家具を選ぶと、
LDKを広く見せてくれます。
上:別注プロダクト|TVボード LINE 下:Re:CENO product|TVボード WIRY
たかが、奥行き数センチの違いでも、
狭いお部屋では、印象に大きな差があります。
左:Re:CENO product|TVボード WIRY 右:別注プロダクト|TVボード LINE
高さも同じです。
圧迫感が緩和され、視界に入りづらくなったことから、
心理的にも広く感じさせる効果があります。
わたしも引越しを機に、
「低い・浅い」収納家具とTVボードに変更した際は、
その数cmの違いに驚いた経験があります。
とくに箱物家具と言われる
箱状の据え置き型家具は、四角い形とサイズから、
圧迫感を感じやすいもの。
手狭なLDKにお悩みの方、
これからお引越し、お買い替えをご検討中の方は、
「高さ・奥行き」に注目してみてください。
しかしながら、
賃貸物件の場合、備え付けの収納が少なく、
背と奥行きのある収納家具を諦めたくないことも
あると思います。
Re:CENO product|R.U.S おすすめセット #13
そんなときは、脚付きの収納家具を選びましょう。
その理由は、床面を見せることで、
空間を広く見せる効果があるからです。
収納が少ない場合は、狭いからと言って、
無理に、「低い・浅い」家具を選ぶ必要はありません。
結局、しまう場所がないために、
お部屋を散らかす原因になってしまいます。
収納は、担保しつつ、すっきり見える
脚付きの収納家具が、おすすめです。
脚付き収納家具の中でも、
私のおすすめは、「ユニットシェルフR.U.S」。
フレームに「アイアン素材」を使用することで、
しっかり強度を保ちながら、
脚部が極限まで細くデザインされています。
これにより、高さと幅から生まれる圧迫感を抑え、
すっきり見せてくれます。
「収納力」と「すっきり感」を併せ持つことから、
愛用スタッフが多いのも特徴です。
「ユニットシェルフR.U.S」は、
パーツごとに買い足し、買い替えもできるため、
先程の「ダイニングセットWIRY」同様、
生活に合わせて、永くご愛用いただけます。
【 ナチュラルヴィンテージ研究会 】vol.1 リセノスタッフ4人のお部屋を公開します。
狭いリビングダイニングの工夫③:視線を遠くへ誘導する
最後は、「フォーカルポイント」を使った
お部屋を広く見せるテクニックです。
「フォーカルポイント」とは、
お部屋でよく目に入る場所のことを指します。
空間を豊かに仕上げるヒント。リビングに「フォーカルポイント」をつくりましょう。
人は、ある空間に入ったとき、
無意識に一番遠い場所に目を向ける
と言われています。
お部屋に入ったときや、ソファーに座ったとき、
手前にあるものに目がいくと、狭く感じやすいもの。
部屋の奥に、視線を集めるものを配置して、
空間に奥行きを与えることで、広く感じます。
配置するものは、
観葉植物や、フロアライト、壁掛けアートなどが、
簡単に取り入れられて、おすすめです。
中でも、150cm以上の大きめの観葉植物なら、
アイテムを減らして、寂しくなった空間に、
自然な彩りと、癒やしを与えてくれます。
わたしも自宅に160cm 程の観葉植物を迎えてからは、
部屋の印象がグッと良くなりました。
毎朝、水をあげてお世話をすることで、
愛着も湧き、成長する姿に嬉しくもなります。
また、Re:CENOが提唱する
「ナチュラルヴィンテージ」においても、
アクセントアイテムの役割を担っています。
実店舗の店内ディスプレイや、
webページの写真の中でも、
必ずと言っていいほど、取り入れられていますので、
是非チェックしてみてください。
【動画】センスのいらないインテリア お部屋に大きな植物を取り入れましょう。
狭いリビングダイニングでは、レイアウトと家具選びを工夫しましょう。
今回は、
「狭いLDKでも、快適に過ごすための3つのポイント」
をご紹介しました。
リアルショップでは、
家具のサイズ感を細かくご確認いただけます。
狭いお部屋については、東京店スタッフにも、
同じ悩みを抱えていたものが多く、
みんな思い思いの方法で、工夫を凝らしています。
ご来店の際は、
お気軽にお声掛けいただければ幸いです。
また、間取りをもとに、ご相談をご希望の方は、
今回使用した3Dコーディネートサービスを
無料でご利用いただけます。
お近くの店舗スタッフや、
オンラインのプロサポートまで、
お気軽にご相談くださいませ。
「狭いリビングダイニング」のレイアウトについては
以下のマガジンでも詳しく解説していますので
ぜひ参考にしてみてください。
10畳以下の狭いリビングダイニングのレイアウト実例と配置のコツ
6畳以下の狭いダイニングキッチンのレイアウトのコツとは?
狭いリビングの悩みを解決! レイアウト実例をご紹介します。