自分の暮らしにフィットする?
「硬いソファー」のメリットと、注意点をご紹介します。
こんにちは、山崎です。
先日、Re:CENO product から
初となる「硬い座り心地のソファー」
culum unit sofa がリリースされました。
私たちカスタマーサポートにも、
さっそくご注文・お問い合わせをいただき
嬉しく思いながら、ご対応しています。
ソファーセット Aタイプ culum unit sofa/NA
そんな中で、お客様より
「硬いソファーの使い心地って、実際どうですか?」
と、ご質問いただくことがあります。
確かに、はじめて硬いソファーを購入される方、
また、柔らかいソファーから買い替えをご検討の方は
ライフスタイルに合うかな~?と
ご心配もありますよね。
今回は、そんな皆様のお力になれるよう
culum をはじめとする「硬いソファー」の
基本的なメリット・注意点をご紹介します。
culum の企画経緯を詳しくお話した
こちらの記事と合わせて、ぜひご参考ください。
「culum unit sofa」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
「硬いソファー」のメリットって?
ソファーの座面が「硬い」メリットは、
主に3つだと思います。
- 長時間くつろいでも、体に負担がかかりにくい
- 立ち座りがしやすい
- 整頓性を保ちやすい
今回は、硬さが正反対の
オリジナルソファー2つを例に、
比較してお話します。
柔らかいソファー代表は、
背もたれ・座面にたっぷりフェザーを使用し
包まれるような座り心地の「folk」。
硬いソファー代表は、
先にご紹介した「culum unit sofa」で
こちらは、モールドウレタンと呼ばれる
特殊な中材を使用した、しっかり硬いソファーです。
さっそく見ていきましょう!
1.長時間くつろいでも、体に負担がかかりにくい
硬いソファー1つ目のメリットは、
なんといっても、体への負担が少ないことです。
culum で言うと、高密度なウレタンの支えにより
座っても、寝転んでも、体があまり沈みません。
マットレスや、畳に寝転ぶようなイメージで
長時間過ごしても、体が疲れにくいです。
folk のように、フェザータイプの
柔らかいソファーの場合、
ふんわりと包まれる感覚が最高で
お客様にも「気持ちいい~」と人気なのですが...!
腰など、体の重い部分が沈むため
長時間過ごす中で「負荷がかかるかも」と
感じる方もいらっしゃいます。
腰痛へのご不安がある場合、長く座っても
負担が少ない、硬いソファーがお勧めです。
余談ですが、硬いソファーは「寝落ち族」の方にも
なかなか寛大だと思います。
私自身、睡魔にとても弱く、なかなかの高確率で
ソファーで朝を迎えるのですが...
(お恥ずかしい限りです...)
手持ちのソファーが硬いおかげか?
寝落ち常習犯のわりには、腰や肩を痛めず
今のところ、元気に過ごせています。
体のことを思うと、決して
大きな声でお勧めはできませんが...!
一意見として、コソッとお伝えさせていただきます。
2.立ち座りがしやすい
2つ目のメリットは、ソファーが硬いと
立ったり、座ったりの動作がしやすいことです。
先にご紹介の通り、腰が沈まず
ある程度は姿勢が立った状態のため
立つときも、座るときも、必要な力は最小限です。
少し極端に言えば、
柔らかいソファー:三角座りから立ち上がる
硬いソファー:しゃがんだ状態から立ち上がる
ぐらいの違いでしょうか。
柔らかい場合は「よいしょ」と
足・腰・膝に力を入れる必要があります。
▲ 座面が柔らかい場合、体がソファーに沈みます / 3人掛けソファー folk
▲ 座面が硬い場合、体が沈まず立ち上がりやすいです / culum unit sofa
1と同様、足腰への負担が気になる方や
ソファーは一時的な休憩場所で
頻繁に立ち座りしたい!という方には、
硬いソファーがフィットすると思います。
3.整頓性を保ちやすい
ソファーセット Cタイプ culum unit sofa/NA
最後のメリットは、見た目の観点から
「整頓性」を保ちやすいことです。
硬いソファーの場合、カバーを取り外せる
「カバーリング」タイプでも
取り外せない「張り込み」タイプでも
表面のカバーはジャストサイズで、
基本的に、遊び(ゆとり)が少ない作りです。
そのため、自ずと「ピシッ」と
整頓された印象になります。
フェザーが入った、柔らかいソファーの場合
クッションに空気を含ませることで
ふんわり膨らむ都合上、カバーが少し大きく
ゆとりのある作りになっています。
そのため、カバーに自然なシワができ
クタッとした、こなれた感じの
雰囲気を楽しめます。
この、ラフで気取らない雰囲気が
魅力でもあるのですが、ピシッと派の方には
「ヨレ感や、座った時の跡が気になるかも」
と、お声をいただくことがあります。
お好みによりますが、
「クタッ」とした味わい深さよりも
「カッチリ」整然とした雰囲気がお好きな方。
また、定期的に空気を入れ替える
フェザークッションのお手入れが面倒だったり、
ヨレを都度直さないと気になる...という方。
そんなお心当たりがあれば、
いつも整った印象で使える硬いソファーが
見た目として、少ストレスかと思います。
硬いソファーの注意点は?
メリットの一方で、硬いソファーの注意点は
柔らかいソファーのように
「ふんわり包み込まれる気持ちよさ」は、
どうしても少ないです。
座ってすぐに「わ~!」と感動するような
ソファーの座り心地としての
華やかさは、控えめかもしれません。
ただ、その分、長く過ごしても疲れにくく
安定感のある、堅実な座り心地です。
もう少し柔らかさが欲しいかも、という時は
シープスキンや、フェザータイプのクッションを
プラスすると、ある程度肌当たりを調整できます。
もう1点、硬いソファーで注意したいのが
「中材」であるウレタンの素材です。
ウレタンのヘタリがあまりにも早いと
せっかくの硬さがキープされず、
残念な思いをすることがあります。
culum の「モールドウレタン」のように、
高密度なウレタンを使用しているソファーは
耐久性が高く、長持ちします。
ウレタンは荷重により
消耗する素材ではありますが、
硬いソファーのメリットが長く続くよう
耐久性は、気をつけて選びたいところです。
メリット・注意点を理解して、
ライフスタイルに合ったソファー選びを。
ソファーセット Cタイプ culum unit sofa/BR
それでは、最後に内容をおさらいです。
硬いソファーのメリットは、
- 長時間くつろいでも、体に負担がかかりにくい
- 立ち座りがしやすい
- 見た目の整頓性
注意点は、
- ふんわり包まれる気持ちよさは少ない → シンプル・堅実な座り心地
- ウレタンの素材により、耐久性が異なる →「モールドウレタン」など耐久性が高いものを選ぶと安心
でした。
個人的には、ソファーは硬い方が好きで
自分でも、うんうん、と頷きながら
今回の記事を書きました。
硬いソファーのご新調・お買い替えを
ご検討の際は、購入前のチェックとして
お役立ていただけると嬉しいです。