テーブルのないリビングのメリットと、
快適に過ごすためのコツを知ろう!
こんにちは、やまさきです。
今回のマガジンは
「テーブルを置かない、リビングのレイアウト」
についてのお話です。
リビングにテーブルを置いたら狭くなって、
「なんだかスッキリしないなぁ・・」と
感じたことは、ありませんか?
ソファーとセットで、当然のように
置かれがちな「リビングテーブル」ですが、
必ずしも、テーブルを置くほうが良いとは限りません。
もちろん、あると便利なアイテムですが
こんな場合は、思い切ってテーブルを無くすと
快適になる可能性があります。
- コンパクトなリビングにソファーを置きたい
- ソファーだけでなく、床にも座りたい
- 小さなお子様と暮らしている
- お掃除を簡単に済ませたい
今回は、テーブルの無いリビングのメリットと
快適に過ごすためのコツを、詳しくご紹介いたします^^
テーブル無しのリビングの、メリットって?
私が思う、テーブル無しで暮らすメリットは
次の3つです。
- リビングがスッキリ広くなる
- 床座りのスペースが広がる
- お掃除が楽になる
1.リビングがスッキリ広くなる
リビングテーブルは、幅70~120cm、
奥行き50~80cmぐらいのサイズが一般的です。
テーブルまわりの動線を確保しようとすると、
テーブルの幅と奥行きに、「+120cm」以上
足したスペースが必要となります。
▲ TVボード前にかがんで、扉を開けるためのスペースは90cm以上・ソファー前には35cm以上・通路には60cm以上 が必要な導線の目安です。
お部屋にゆとりがあれば、問題ないのですが
リビングがコンパクトな間取りの場合、
結構なスペースを占領してしまいます。。
テーブルを置かない場合、ラグの上のスペースが
まるごと空いて、スッキリと広くなります。
この状態なら、動線に関する心配がなく
TVボードの扉も、開閉しやすいですね^^
2.床座りのスペースが広がる
テーブルを無くすと、床座りできるスペースを
広くとれるようになります。
例えば、小さなお子様がいらっしゃる場合
ラグの上で、おもちゃを広げて遊んだり
広々と、寝転ぶことも可能です。
もちろん大人の方も、お昼寝をしたり
TVをみながら、ヨガやストレッチをしたりと
ゆったり、体を動かせます。
床暖房やホットカーペットの場合は
広々と寝転ぶことができ、ぽかぽかと
全身を温められるのも最高です^^
3.お掃除が楽になる
テーブルを置く場合、掃除機が掛けにくかったり
場合によっては、テーブルを動かして、
掃除をする必要がありますよね。
テーブルを無くすと、そんなひと手間から
開放されるのも、嬉しいポイントです。
ついでに、テーブルにいらない物を置きっぱなし・・
なんてことも無くなるので、そういった意味でも
お部屋がスッキリし、お掃除が楽になります。
リビングにテーブルが無くても、快適に過ごす方法って?
とはいえ、リビングテーブルは
当たり前のように設置されることが多いので、
「無くしてしまって、不便にならないかな?」と
不安な気持ちもありますよね。。
実際に、リビングでテーブルが活躍するのは、
こんなタイミングです。
- 食べ物・飲み物を置く
- 書き物をする・PCを使う
- 小物をしまう
- 来客をおもてなしする
ここからは、この4つを上手くカバーする方法を、
詳しく見ていきましょう。
1.食べ物・飲み物を置けるスペースを作る
リビングテーブルが無い場合、不便になるのは
食べ物・飲み物を置くスペースが
無くなってしまうことです。
食事はダイニングのテーブルで!
と、切り分けることもできますが
せっかくソファーを置くなら、
コーヒーやお菓子と一緒に映画を楽しんだり
晩酌しながら、TVを観たりしたいですよね。
そんなときは、サイドテーブルやスツールが
あると、食べ物・飲み物のスペースを確保できます。
リビングテーブルほど場所を取らず
テーブルの機能を使えるのが、ありがたいですね。
ひとり暮らしの方は、簡単な食事であれば
サイドテーブルでも十分に活躍してくれますよ^^
深く沈み込むソファーの場合、リビングテーブルよりもサイドテーブルの方が、欲しい物に手が届きやすいメリットもございます。
サイドテーブルやスツールについては、こちらのマガジンでも詳細をご紹介しております。
ぜひ、ご参考くださいませ。▼ あると便利な"スツール"の使い方をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/school/u30/2019-11-29.php#▼ インテリアの名脇役!サイドテーブルの利便性をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/school/u12/2017-04-07.php
2.書き物ができる・PCを使えるスペースを作る
書き物や、PC作業が必要な場面においても
サイドテーブルが活躍してくれます。
ノートPCについては、安定感のある
大きめのクッションを使うと、
くつろぎながら、作業をすることもできます。
お好みや作業内容に応じて、ご検討くださいませ。
3.小物の収納場所を作る
リビングテーブルの中には、天板下に棚があり
収納を兼ねているものがあります。
テーブルを無くす場合、リモコンやティッシュ、
読みかけの雑誌など・・頻繁に使う小物類は
収納の工夫が必要です。
こちらについては、2つ方法があります。
1つめは、収納が多いTVボードを選ぶ方法です。
テーブルが無い場合、TVボードの前がスッキリし
扉に、手が届きやすい状態です。
引き出し付きで、収納が多いTVボードを
お選びいただくと、テーブル下に入れていた小物類を
スッキリと収納することができます。
もう1つは、マガジンラックやバスケットを
取り入れる方法です。
「ソファーに座ったまま、手に取れる方がいいな」
という方は、ラックやバスケットがあると
気軽に手が届き、非常に便利ですよ^^
4.来客時の準備をしておく
ご親族やご友人のご来客がある場合には、
テーブルが無いと、おもてなしが難しい
ケースもありますよね。
人数が1~2人だったり、頻度が少なければ
サイドテーブルで対応できる場合もありますが、
人数が多く、年に数回は来客がある、という場合は
折りたたみテーブルを持っておくと安心です。
折りたたみ式であれば、使用しないときは
ソファーの下やクローゼットの中に、収納しておけます。
ご来客が多い方以外でも、
「やっぱり、完全にテーブル無しは不安だな・・」
という場合には、準備しておいて損はないアイテムです!
テーブル無しのメリットと、快適に過ごす工夫を知って、
自分にぴったりのリビングを作りましょう!
テーブルの無いリビングの、メリットと工夫について
いかがでしたか?
最後に、内容をおさらいです。
・テーブル無しのメリットは
- リビングがスッキリ広くなる
- 床座りのスペースが広がる
- お掃除が楽になる
・テーブル無しでも、快適に過ごすには
- 食べ物・飲み物を置けるスペースを作る
- 書き物ができる・PCを使えるスペースを作る
- 小物の収納場所を作る
- 来客の準備をしておく
でした。
リビングでの過ごし方や、家具の優先順位は
ご家庭や、お一人暮らしをされている方によって
千差万別です。
記事を読んで「テーブル無しでも大丈夫そう!」と
思われた方がいらっしゃれば、
「リビングでもしっかりと食事をとりたいから、
やっぱりテーブルは必要だなぁ」と思われた方も
いらっしゃると思います。
【 リビングでどう過ごしたいか? 】を
できる限り具体的にすることが、必要な家具を選び
快適な空間をつくる第一歩です!
ぜひ一度、立ち止まって
ご検討いただければ嬉しいです^^
また、YouTubeチャンネルでも
コーディネートテクニックをご紹介しています。
こちらも、ぜひご覧ください。
【出張インテリアコーディネート】居心地のいいお部屋作りのコツ!ここだけは押さえたい、たった1つのポイントとは?