
お部屋の雰囲気がぐっと良くなる「ブラケットライト」。取り付け方法やメリットを詳しくご紹介します!
https://www.receno.com/pen/lightings/u19/2019-06-11.php公開日 2025年09月18日(木)
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
皆さまはブラケットライトと聞くと、
どのようなイメージがありますでしょうか?
このように、他の照明に比べてちょっと特別で、
「いつか取り入れてみたい憧れの照明」
というイメージではないでしょうか。
ですが、ペンダントライトやフロアライトに比べると
なじみが薄く、「よくわからないから...」と
選択肢から外している方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ブラケットライトを
取り入れるメリット・デメリットや、
取り入れ方のコツを詳しくご紹介。
今回のマガジンをお読みいただければ、
今よりもっとブラケットライトについて詳しくなり、
おしゃれなお部屋作りの幅がグッと広がります。
ぜひ最後までお楽しみください。
ブラケットライトとは、
壁に取り付けて使う照明のこと。
世の中には天井や床に設置する照明が多い中、
その中間の「壁面」を使える点が大きな特徴です。
ブラケットライトは、数ある照明の中でも、
空間を彩る装飾性にすぐれています。
壁に取り付けるので視界に入りやすく、
美しいデザインのものが多いです。
実用的な面ももちろんありますが、
アートのような「見せる照明」として、
空間にリズムや奥行きを演出します。
また、壁に光が当たって生まれる
陰影やグラデーションも、魅力のひとつです。
天井照明には出せない、
空間をやさしく包み込むような雰囲気をつくれます。
お部屋の中で目に入りやすい壁に設置すれば、
それだけで、ホテルライクな雰囲気になるのです。
お部屋の雰囲気がぐっと良くなる「ブラケットライト」。取り付け方法やメリットを詳しくご紹介します!
https://www.receno.com/pen/lightings/u19/2019-06-11.phpそれではここから、インテリアのプロの目線で、
ブラケットライトのメリットを解説します。
ブラケットライトは、お部屋の
「上空間」の彩りにぴったりなアイテムです。
リセノでは、美しいお部屋づくりのために、
お部屋を「上・中・下」の3つの空間に
分けて考えることをおすすめしています。
空間を3つの高さに分割し、
それぞれの高さにしっかり見どころをつくることで、
全体として美しいお部屋になります。
家具は、床に置くタイプがほとんど。
何も意識していないと、「中・下空間」ばかりに
アイテムが集まってしまいます。
そんなときブラケットライトは、
「壁に取り付ける」という特性により、
「上空間」に見どころをつくってくれるのです。
ぽっかりと空いていた「上空間」に、
ブラケットライトが加わることで、
お部屋全体のバランスが整います。
さらにブラケットライトは、
「光る」ことによって美しさが増し、
より注目を集めるというメリットも。
同じように「上空間」を彩る
アートポスターや時計などにはない、
照明ならではの特徴だと思います。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.phpブラケットライトは、やわらかなあかりで
空間をおしゃれに演出することができます。
もちろん実用の面もありますが、
どちらかというと装飾性にすぐれるブラケットライト。
1灯でお部屋を照らすシーリングライトなどに比べると
光量は控えめで、やさしい光を放ちます。
ブラケットライトのやわらかい光は、
空間をおしゃれに演出することに向いています。
お部屋全体ではなく、
一部のみを効果的に照らすことで、
メリハリのある美しい空間になります。
また、ふんわり光を透過する
「間接照明」タイプであれば、
くつろぎやリラックスを演出できます。
ブラケットライトは、
取り付けの省スペース性も魅力です。
壁に浮かせて設置するため、
下にモノがあっても大丈夫。
フロアライトなどの床置き照明に比べて場所を取らず、
空いている壁に取り付けることができます。
コンパクトなお部屋や一人暮らしのワンルームでも、
デッドスペースを有効活用しつつ、
あかりを確保することができます。
また、お子さまやペットが
スタンドにぶつかって倒したり、
ケガをしたりする心配もありません。
モノが多いお部屋や小さなお部屋、
お子さまと一緒に暮らすご家庭に、
ブラケットライトはぴったりなんです。
続いて、ブラケットライトをお部屋に取り入れる際に
意識いただきたいポイントをご紹介します。
ブラケットライトを取り付ける高さは、
取り付け位置が「よく人が通る場所」か
「通らない場所」かで変わります。
下に家具などが置いてあって人が通らない場所なら、
立った時の目線の高さに近い
「床から145cm」がおすすめ。
目線の先に設置することで、
自然とあかりが目に入りやすくなり、
装飾の効果が大きくなります。
一方、廊下や階段など
よく人が通る場所に取り付ける場合は、
頭をぶつけないようにもう少し高い位置に設置します。
住まい手の身長によって異なりますが、
「床から160cm~170cm」くらいだと安心。
「視界に入りやすいかどうか」を考慮いただくことで、
お部屋を効果的に彩ることができます。
ブラケットライトを設置する際は、
ぜひ「多灯照明」を取り入れてみてください。
「多灯照明」とは、
ペンダントライトやフロアライトなど、
複数の照明と組み合わせてあかりを確保する
テクニックです。
一方向ではなくいろんな方向からあかりが届くので、
自然なコントラストが生まれ、
お部屋に奥行きを生み出せます。
複数の間接照明を組み合わせてあかりを得ることは、
北欧の人々も実践している方法。
お部屋に適度な暗がりがあることで、
光の美しさがより際立ち、心を静めてくれるのです。
リビングやダイニング、寝室などで
ブラケットライトを使う際は、
ぜひ別の照明との組み合わせも計画してみてください。
お金だけでは作れない、居心地いいの作り方。一番の近道は、「照明」を知ること?
https://www.receno.com/pen/lightings/u18/2021-05-21.phpこのように魅力たっぷりのブラケットライトですが、
取り入れる際のデメリットも理解しておきましょう。
ブラケットライトの多くは、
取り付けのために工事が必要です。
あらかじめ設置位置をすり合わせて
専門の業者を呼んで取り付けてもらうのは、
時間もお金もかかります。
得られるメリットは大きいですが、
取り付けのハードルの高さはデメリットのひとつです。
取り付けが難しいために、
一度設置したら簡単には位置を変えられない
というデメリットもあります。
「ここだ!」と決めた場所に設置しても、
時間の経過とともにインテリアが変わり、
「やっぱり別の場所にしたい...」というケースも。
気分次第で模様替えをしたくても、
なかなかできない...という可能性があります。
ブラケットライトの中には、工事を必要とせず、
コンセントにケーブルを挿して使うタイプもあります。
こちらは比較的設置や移動が簡単ですが、
コードが壁に垂れ下がってしまう
デメリットがあります。
家具などを前に置いて隠せばマシになりますが、
ちょっとだらしない印象になってしまいます。
さて、ここまでブラケットライトのメリットや
取り入れ方についてご説明してきましたが、
日本ではまだそれほど広まっていないのが現状です。
その一番の理由が、デメリットのところでご説明した
設置のハードルの高さでしょう。
特に壁に穴を空けられない賃貸では、
ブラケットライトを諦めざるを得ないことも。
「せっかくおしゃれなブラケットライト、
もっと日本のお家に広まってほしい...!」
そんな想いのもと、このたびリセノでは、
オリジナルのブラケットライト
「Lumoa(ルモア)」を開発しました。
賃貸でも使えるポータブルブラケットライト「Lumoa(ルモア)」。やさしいあかりで、空間に上質な安らぎをもたらしてくれる照明です。
https://www.receno.com/brlight/lumoa-sh.php「Lumoa」は、「設置工事が必要」「移動が大変」
「コードがだらしない」といったデメリットを解消し、
どなたでも取り入れやすくしたブラケットライトです。
そんな魅力たっぷりのブラケットライトですので、
気になった方はぜひこちらのマガジンを
お読みいただければと思います。
賃貸でも簡単に設置できる「ポータブルブラケットライト」を開発しました。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u27/2025-09-11.phpいかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼ブラケットライトとは?
▼ブラケットライトのメリット
▼ブラケットライトのデメリット
▼ブラケットライトを取り入れるコツ
今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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