いつ眺めても美しい
フロアライトおすすめ4選と選び方のコツ
こんにちは。お客様係の田上です。
突然ですが、みなさんは普段お部屋で過ごす時、
「照明」を気にされたことはありますか?
リセノでは、心地よいお部屋づくりとして、
照明の大切さを提唱しています。
照明の取り入れ方を工夫するだけで、
お部屋での過ごし方が、
より豊かなものに変わるからです。
その第一歩として、みなさんに
フロアライトをおすすめします。
今回は、フロアライトを取り入れることで、
居心地の良さがアップする理由、
選び方のコツや、おすすめ商品をご紹介していきます。
フロアライトを取り入れるメリットは?
前述のとおり、
リセノでは、照明の大切さを都度提唱しています。
当店のサイトをよくご覧いただくと、
フロアライトが、多くのページで
コーディネートされていること、
お気付きいただけると思います。
フロアライトを取りいれると、
どんなメリットがあるのか?
まずは、
機能性とインテリア性に
分けて解説します。
① 機能性
フロアライトを取り入れると、
必然的にお部屋は多灯照明になります。
多灯照明とは、複数の照明でお部屋全体を照らす方法のこと。
例えば、シーリングライト、フロアライト、テーブルライトやスポットライトと、複数の照明を使用してお部屋を照らす手法です。
多灯照明のメリットは、
「必要な明るさを、必要なところだけ」
増やしたり、減らしたり調整ができるところです。
また、多灯照明を取り入れると、
お部屋の中で明るいところ、暗いところができ、
光の陰影が生まれ、お部屋の美しさが増します。
ただ、いろんな場所の照明をON/OFFすることが
「手間だな...」と思う方は、
電球をスマートLEDにすると便利です。
設定さえすれば、スマートフォンひとつで、
ON/OFF、光量、色味まで簡単に調整可能なため、
ぜひ取り入れてみてください。
多灯照明の良さと、スマートLEDについては、
下記にて詳しく解説しています。
【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。
普通のLEDとどう違う?スマート電球への疑問を解消します。
② インテリア性
次に、インテリア性についてです。
コーディネートテクニックである、
「フォーカルポイント」と「レピテーション」に
分けてご紹介します。
フォーカルポイント
フロアライトは、コーディネートテクニックである、
フォーカルポイント
を簡単に作ることができます。
フォーカルポイントとは、お部屋のなかで自然と目が行く場所のこと。
家具の横やお部屋の角のような空いた空間に、
フロアライトを置くことで
目線の高さが埋まり、お部屋が整った印象に。
照明なので、つい夜だけに意識が向きがちですが、
美しい佇まいのフロアライトを置くことで、
昼夜問わず楽しむことができるのです。
フォーカルポイントの基本と、テクニックについては、
下記にて紹介しています。
【動画】センスのいらないインテリア|「フォーカルポイント」を学びましょう。
「フォーカルポイント」とは?インテリアを美しくするテクニック
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|空間を「上・中・下」に分けて、スタイリングする。
レピテーション
加えて、レピテーションです。
こちらもリセノではおなじみのワード。
レピテーションとは、「繰り返し」を意味します。
素材・形・色などを繰り返し
コーディネートすることで、
それぞれの要素が中和して馴染み、
お部屋に統一感が生まれます。
フロアライトでいうと、シェードや支柱を、
どこかお手持ちのインテリアと揃えると良いでしょう。
この「レピテーション」、
次にご紹介する選び方のコツで
重要なポイントになります。
他のインテリアを選ぶ際にも使えるテクニックのため、
ぜひ覚えていただけると幸いです。
【動画】センスのいらないインテリア|「レピテーション(繰り返し)」を学びましょう。
フロアライトの選び方
先ほど、フロアライトを取り入れるメリットを
ご紹介しましたが、「どう選べばよいのだろう」と
悩まれる方も多いと思います。
そこで、ご自身にぴったりの
フロアライトの選び方のコツを
「シェード」と「支柱」に分けて解説します。
使用用途、設置する場所、
そして「レピテーション」を踏まえて、
ご自身に合うお好みのフロアライトを
見つけてみてください。
① シェードについて
まずはシェードを、「素材」と「デザイン」に
さらに細分化してお伝えします。
素材
はじめに、みなさんは「光の広がり方」を
気にしたことはありますか?
シェードの素材とデザインにより、
光の広がり方は複数のパターンに分けられます。
この「光の広がり方」=配光ですが、
フロアライトに多いのは、
全般拡散配光と直接配光
かと思います。
お部屋全体に、
柔らかい光が広がるものを「全般拡散配光」、
一部分をスポット的に直接照らすものを「直接配光」、
と呼びます。
この全般拡散配光と直接配光は、
シェードの素材が「透過」「不透過」
によって変わります。
「全般拡散配光」=「透過」
「直接配光」=「不透過」
のイメージです。
透過性のあるシェードは、
ファブリックやガラス、アクリル素材などがあり、
乳白色のものでしたら、
柔らかい光がお部屋全体に広がります。
そのため、透過性シェードは、
- シーリングライトに次ぐ補助照明として使用したい。
- 引っ越しや模様替えにて違うお部屋での使用可能性もある。
という方におすすめです。
一方、不透過のシェードは、
スチールやアルミ、ほうろうなどがあり、
スポット的に一箇所を強く照らすことができます。
そのため、不透過性シェードは、
- お食事のテーブルや、読書の時など、部分的に強く光を当てて使用したい。
- くっきりした光の陰影を楽しみたい。
という方におすすめです。
デザイン
次にシェードのデザインです。
シンプルなものは、
- 他の家具と馴染ませたい方。
- 将来的に模様替など、複数のお部屋での使用を想定されている。
意匠性のあるものは、
- お部屋の中でアクセントが欲しい方。
- デザインや光の陰影をより楽しみたい。
を基準に、お好みのものを選んでみてください。
② 支柱について
続いて、支柱について。
支柱の素材とデザインも、
選ぶポイントとして、押さえてみてください。
素材
支柱の素材は、
「金属」と「木製」のものが中心です。
金属は、主にアイアンやスチール、真鍮を
使用しています。
無機質であるため、
- スタイリッシュですっきりした印象を求めている。
- モダンな雰囲気がお好きな方。
にピッタリです。
また、木製でしたら、
- 温もりを感じ、優しい雰囲気にしたい。
- ナチュラルや、北欧、ヴィンテージな雰囲気がお好きな方。
と相性が良いでしょう。
デザイン
最後にデザインです。
直線でシンプルな支柱がほとんどですが、
なかには曲線、意匠性のあるデザインもあります。
シェードと同じく、「お部屋へ馴染ませたいのか」、
「アクセントが欲しいのか」、を踏まえながら
検討してみてください。
以上、「シェード」と「支柱」に分けて、
選び方をご紹介しましたが、
はじめてお迎えする方は、
- 全般拡散配光になる透過性のあるシェード。
- シェードまたは支柱が、シンプルなデザインのもの。
- 素材やデザインが、他のインテリアとレピテーションになるか。
を選ぶポイントにすると良いでしょう。
透過性のあるシェードは、光量を調整すれば、
お部屋全体を照らすことも可能で、
フレキシブルな使い方ができます。
加えて、シンプルなデザインであれば
設置するお部屋を選ばないので
他のインテリアとも調和しやすいです。
さらに、周辺の家具やインテリアとの
レピテーションを意識してみましょう。
コーディネートに統一感が生まれるので、
「思っていた雰囲気と違う...」といった
購入後の失敗も防いでくれます。
迷った方は、上記3点を基準に、
ぜひ選んでみてください。
おすすめフロアライト4選
それでは、
はじめての方にもおすすめなフロアライト4灯を、
シェードのデザインごとに分けてご紹介します。
シンプル① Oak&LinenMIX
オーク無垢材の支柱と、
コットンリネンのやわらかな風合いのシェードが魅力の
「Oak&LinenMIX」
新しく、ヴィンテージレッドの支柱が
仲間に加わりました。
はじめてフロアライトをお選びの方、
シンプルがお好きな方、
いろんなお部屋での使用を
検討されている方におすすめです。
実際にお迎えした所感は、
こちらでご紹介しています。
【わたしの愛用品】たった1つで、リビングの雰囲気を変えてくれた「フロアライト Oak&LinenMix」
シンプル② Brass&LinenMIX
先ほどご紹介した、Oak&LinenMIXの支柱が、
「真鍮=Brass」タイプもあります。
Brass&LinenMIXは、
シンプルながらアクセントが欲しい方、
スタイリッシュさや、
上質な空間がお好きな方におすすめです。
実は、個人的にずっとお迎えしたいなと、
ひそかに狙っていて...。
わが家は、木製家具が多く単調に見えること、
そして、照明に真鍮の金具を使っていることから
アクセントやレピテーションにもなるので、
いつかお迎えしようと思っています。
他のリセノスタッフの愛用紹介は、こちらからどうぞ。
【わたしの愛用品】ほっと落ち着ける空間を目指して。新たにフロアライトを取り入れました。
意匠性① Oak&Oilparch
次に意匠性のあるシェードのフロアライトです。
5月に新発売しました、
カーフレザーを思わせる、独特の風合いが特徴の
Oak&Oilparch
海外の田舎や、古びた格好良さがお好みの方に
マッチすると思います。
先に発売をし、ご好評いただいている
ペンダントライトとレピテーションし、
揃えてコーディネートするのも素敵です。
フロアライト「Oak&Oilparch」の企画経緯とコンセプト設計についてお話しします。
意匠性② Oak&Pleats
こちらも、5月に発売したばかりの
Oak&Pleats
くっきりとプリーツが入った
シェードが美しいフロアライトです。
北欧ヴィンテージの意匠がお好きな方、
これから少しずつヴィンテージ家具を揃えていきたい方、
お部屋にアクセントを付けたい方にもぴったりです。
フロアライト「Oak&Pleats」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
フロアライトを取り入れて、お部屋で豊かな時間を
それでは、今回のおさらいです。
▼フロアライトを選ぶポイント
- 多灯照明でお部屋を心地よい空間へ。
- 全般拡散配光になる透過性のあるシェードを選ぶ。
- レピテーションを踏まえて選ぶ。
昼夜問わず、いつでも美しさを楽しめる
フロアライトをご紹介しました。
選び方のコツを抑えて、
お好みのフロアライトをぜひ探してみてくださいね。