
公開日 2024年07月10日(水)
更新日 2025年03月12日(水)
いつ眺めても美しい
フロアライトおすすめ4選と選び方のコツ
こんにちは。お客様係の田上です。
突然ですが、みなさんは普段お部屋で過ごす時、
「照明」を気にされたことはありますか?
リセノでは、心地よいお部屋づくりとして、
照明の大切さを提唱しています。
照明の取り入れ方を工夫するだけで、
お部屋での過ごし方が、
より豊かなものに変わるからです。
その第一歩として、みなさんに
フロアライトをおすすめします。
今回は、フロアライトを取り入れることで、
居心地の良さがアップする理由、
選び方のコツや、おすすめ商品をご紹介していきます。
フロアライトを取り入れるメリットは?
前述のとおり、
リセノでは、照明の大切さを都度提唱しています。
当店のサイトをよくご覧いただくと、
フロアライトが、多くのページで
コーディネートされていること、
お気付きいただけると思います。
フロアライトを取りいれると、
どんなメリットがあるのか?
まずは、
機能性とインテリア性に
分けて解説します。
① 機能性
フロアライトを取り入れると、
必然的にお部屋は多灯照明になります。
多灯照明とは、複数の照明でお部屋全体を照らす方法のこと。
例えば、シーリングライト、フロアライト、テーブルライトやスポットライトと、複数の照明を使用してお部屋を照らす手法です。
多灯照明のメリットは、
「必要な明るさを、必要なところだけ」
増やしたり、減らしたり調整ができるところです。
また、多灯照明を取り入れると、
お部屋の中で明るいところ、暗いところができ、
光の陰影が生まれ、お部屋の美しさが増します。
ただ、いろんな場所の照明をON/OFFすることが
「手間だな...」と思う方は、
電球をスマートLEDにすると便利です。
設定さえすれば、スマートフォンひとつで、
ON/OFF、光量、色味まで簡単に調整可能なため、
ぜひ取り入れてみてください。
多灯照明の良さと、スマートLEDについては、
下記にて詳しく解説しています。
【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。
普通のLEDとどう違う?スマート電球への疑問を解消します。
② インテリア性
次に、インテリア性についてです。
コーディネートテクニックである、
「フォーカルポイント」と「レピテーション」に
分けてご紹介します。
フォーカルポイント
フロアライトは、コーディネートテクニックである、
フォーカルポイント
を簡単に作ることができます。
フォーカルポイントとは、お部屋のなかで自然と目が行く場所のこと。
家具の横やお部屋の角のような空いた空間に、
フロアライトを置くことで
目線の高さが埋まり、お部屋が整った印象に。
照明なので、つい夜だけに意識が向きがちですが、
美しい佇まいのフロアライトを置くことで、
昼夜問わず楽しむことができるのです。
フォーカルポイントの基本と、テクニックについては、
下記にて紹介しています。
【動画】センスのいらないインテリア|「フォーカルポイント」を学びましょう。
「フォーカルポイント」とは?インテリアを美しくするテクニック
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|空間を「上・中・下」に分けて、スタイリングする。
レピテーション
加えて、レピテーションです。
こちらもリセノではおなじみのワード。
レピテーションとは、「繰り返し」を意味します。
素材・形・色などを繰り返し
コーディネートすることで、
それぞれの要素が中和して馴染み、
お部屋に統一感が生まれます。
フロアライトでいうと、シェードや支柱を、
どこかお手持ちのインテリアと揃えると良いでしょう。
この「レピテーション」、
次にご紹介する選び方のコツで
重要なポイントになります。
他のインテリアを選ぶ際にも使えるテクニックのため、
ぜひ覚えていただけると幸いです。
【動画】センスのいらないインテリア|「レピテーション(繰り返し)」を学びましょう。
フロアライトの選び方
先ほど、フロアライトを取り入れるメリットを
ご紹介しましたが、「どう選べばよいのだろう」と
悩まれる方も多いと思います。
そこで、ご自身にぴったりの
フロアライトの選び方のコツを
「シェード」と「支柱」に分けて解説します。
使用用途、設置する場所、
そして「レピテーション」を踏まえて、
ご自身に合うお好みのフロアライトを
見つけてみてください。
① シェードについて
まずはシェードを、「素材」と「デザイン」に
さらに細分化してお伝えします。
素材
はじめに、みなさんは「光の広がり方」を
気にしたことはありますか?
シェードの素材とデザインにより、
光の広がり方は複数のパターンに分けられます。
この「光の広がり方」=配光ですが、
フロアライトに多いのは、
全般拡散配光と直接配光
かと思います。
お部屋全体に、
柔らかい光が広がるものを「全般拡散配光」、
一部分をスポット的に直接照らすものを「直接配光」、
と呼びます。
この全般拡散配光と直接配光は、
シェードの素材が「透過」「不透過」
によって変わります。
「全般拡散配光」=「透過」
「直接配光」=「不透過」
のイメージです。
透過性のあるシェードは、
ファブリックやガラス、アクリル素材などがあり、
乳白色のものでしたら、
柔らかい光がお部屋全体に広がります。
そのため、透過性シェードは、
- シーリングライトに次ぐ補助照明として使用したい。
- 引っ越しや模様替えにて違うお部屋での使用可能性もある。
という方におすすめです。
一方、不透過のシェードは、
スチールやアルミ、ほうろうなどがあり、
スポット的に一箇所を強く照らすことができます。
そのため、不透過性シェードは、
- お食事のテーブルや、読書の時など、部分的に強く光を当てて使用したい。
- くっきりした光の陰影を楽しみたい。
という方におすすめです。
デザイン
次にシェードのデザインです。
シンプルなものは、
- 他の家具と馴染ませたい方。
- 将来的に模様替など、複数のお部屋での使用を想定されている。
意匠性のあるものは、
- お部屋の中でアクセントが欲しい方。
- デザインや光の陰影をより楽しみたい。
を基準に、お好みのものを選んでみてください。
② 支柱について
続いて、支柱について。
支柱の素材とデザインも、
選ぶポイントとして、押さえてみてください。
素材
支柱の素材は、
「金属」と「木製」のものが中心です。
金属は、主にアイアンやスチール、真鍮を
使用しています。
無機質であるため、
- スタイリッシュですっきりした印象を求めている。
- モダンな雰囲気がお好きな方。
にピッタリです。
また、木製でしたら、
- 温もりを感じ、優しい雰囲気にしたい。
- ナチュラルや、北欧、ヴィンテージな雰囲気がお好きな方。
と相性が良いでしょう。
デザイン
最後にデザインです。
直線でシンプルな支柱がほとんどですが、
なかには曲線、意匠性のあるデザインもあります。
シェードと同じく、「お部屋へ馴染ませたいのか」、
「アクセントが欲しいのか」、を踏まえながら
検討してみてください。
以上、「シェード」と「支柱」に分けて、
選び方をご紹介しましたが、
はじめてお迎えする方は、
- 全般拡散配光になる透過性のあるシェード。
- シェードまたは支柱が、シンプルなデザインのもの。
- 素材やデザインが、他のインテリアとレピテーションになるか。
を選ぶポイントにすると良いでしょう。
透過性のあるシェードは、光量を調整すれば、
お部屋全体を照らすことも可能で、
フレキシブルな使い方ができます。
加えて、シンプルなデザインであれば
設置するお部屋を選ばないので
他のインテリアとも調和しやすいです。
さらに、周辺の家具やインテリアとの
レピテーションを意識してみましょう。
コーディネートに統一感が生まれるので、
「思っていた雰囲気と違う...」といった
購入後の失敗も防いでくれます。
迷った方は、上記3点を基準に、
ぜひ選んでみてください。
おすすめフロアライト4選
それでは、
はじめての方にもおすすめなフロアライト4灯を、
シェードのデザインごとに分けてご紹介します。
シンプル① Oak&LinenMIX
オーク無垢材の支柱と、
コットンリネンのやわらかな風合いのシェードが魅力の
「Oak&LinenMIX」
新しく、ヴィンテージレッドの支柱が
仲間に加わりました。
はじめてフロアライトをお選びの方、
シンプルがお好きな方、
いろんなお部屋での使用を
検討されている方におすすめです。
実際にお迎えした所感は、
こちらでご紹介しています。
【わたしの愛用品】たった1つで、リビングの雰囲気を変えてくれた「フロアライト Oak&LinenMix」
シンプル② Brass&LinenMIX
先ほどご紹介した、Oak&LinenMIXの支柱が、
「真鍮=Brass」タイプもあります。
Brass&LinenMIXは、
シンプルながらアクセントが欲しい方、
スタイリッシュさや、
上質な空間がお好きな方におすすめです。
実は、個人的にずっとお迎えしたいなと、
ひそかに狙っていて...。
わが家は、木製家具が多く単調に見えること、
そして、照明に真鍮の金具を使っていることから
アクセントやレピテーションにもなるので、
いつかお迎えしようと思っています。
他のリセノスタッフの愛用紹介は、こちらからどうぞ。
【わたしの愛用品】ほっと落ち着ける空間を目指して。新たにフロアライトを取り入れました。
意匠性① Oak&Oilparch
次に意匠性のあるシェードのフロアライトです。
5月に新発売しました、
カーフレザーを思わせる、独特の風合いが特徴の
Oak&Oilparch
海外の田舎や、古びた格好良さがお好みの方に
マッチすると思います。
先に発売をし、ご好評いただいている
ペンダントライトとレピテーションし、
揃えてコーディネートするのも素敵です。
フロアライト「Oak&Oilparch」の企画経緯とコンセプト設計についてお話しします。
意匠性② Oak&Pleats
こちらも、5月に発売したばかりの
Oak&Pleats
くっきりとプリーツが入った
シェードが美しいフロアライトです。
北欧ヴィンテージの意匠がお好きな方、
これから少しずつヴィンテージ家具を揃えていきたい方、
お部屋にアクセントを付けたい方にもぴったりです。
フロアライト「Oak&Pleats」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
フロアライトを取り入れて、お部屋で豊かな時間を
それでは、今回のおさらいです。
▼フロアライトを選ぶポイント
- 多灯照明でお部屋を心地よい空間へ。
- 全般拡散配光になる透過性のあるシェードを選ぶ。
- レピテーションを踏まえて選ぶ。
昼夜問わず、いつでも美しさを楽しめる
フロアライトをご紹介しました。
選び方のコツを抑えて、
お好みのフロアライトをぜひ探してみてくださいね。